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算数の入試問題に「数学」を使って良いのか?

算数の入試問題に数学を使って良いのか?

 

今回は、実に具体的な教科についての話を書いていきたいと思っています。

というのは、連休後に実施された大手塾の公開テストでの算数の解説に、「んっ!?」と思ったからです。

 

年齢の合計と年齢の差から考えられる和差算ですだったのですが、なんと○□を使った連立方程式(消去算とも言えますが)で解説されていたのです。

問題の小問構成からは、和と差に気づかせようという意図が見て取れましたから、もしかしたら作問者と解説作成者が何らかの都合で変わったのかもしれません。

 

さて、算数に数学の方程式を使って良いのか?です。

私自身は、こう考えています。

「出来る限り、算数で理解し解く方がよい」です。

確かに、「倍数変化算」を速く解く方法として、比例式をつくり、(内項の積)=(外項の積)を使って、左右の式にxが入る等式を解くがあります。「倍数変化算」だけは例外にしても良いかもしれません。

 

算数は、今分かっていることから次に何が分かるかを考えさせる教科です。でも数学の代数(方程式)は、分かっていることを式に代入すると自動的に答えが出
てくるものが多いと思っています。算数の難問に挑戦する必要がある上位校を狙うお子さんの場合は、なおさら「次に何が分かるのか」という一手先を読む力を
鍛え上げていくために、算数を使っていく方がよいと思っています。

テレビ神奈川に出演しました。

5月5日にテレビ神奈川に出演しました。

「キッズナビゲーション」の中のファッショナブルマミーのコーナーでした。
インタビュアーは、ベテランの三輪有子さんでした。

この方も、教育や学習に関わっていらっしゃいます。

国際芸術文化振興会の理事もされています。
収録の前に、近頃の子供たちの学習環境で話が弾みました。

特に、幼少時(小学校3年生まで)の生活体験が、その後の学習能力に大きく関わることについていろいろ
オフレコで話が出来ました。

普段から教育に関わっていらっしゃる方ですから、
同じようなお考えをお持ちだったようです。

話の内容は、「家庭教師や塾や個別指導の先生を、憧れの職業にしたい」ということと「そのためには、学生アルバイトに時期から研鑽を積んで欲しい。研鑽の場として、私たちを利用して欲しい」という2点でした。

あの、短い放映に対して、収録は40分程度かかっています。本当にたくさんのことを話したのですが、さすがに編集のプロの方々ですね、お伝えしたいことが簡潔にまとまっていました。

収録は、取り直しもなく一発で終わったのですが、後で見ると反省点が1つ。

「テレビに出る前に床屋に行っておけば良かった。」と大反省しています。見苦
しい、伸び放題のぼさぼさ頭で申し訳ありませんでした。

ゴールデンウイーク後の小5生テスト

■5月5日にテレビに出演します。

テレビ神奈川 午前9時からです。


先週にお知らせしておけば良かったのですが、私が取材を受けたテレビ放映が5月5日にあります。

テレビ神奈川で午前9時から9時30分の「キッズナビゲーション」の中のファッショナブルマミーのコーナーです。興味のある方は是非ご覧ください。

 

お子様の春の連休はいかがでしたか。

思いっきり遊んだ?塾の講習で毎日勉強漬け?学年によっても通われている塾によっても過ごし方が違ったと思います。
 ところが、ほとんどの塾ではこの連休後には大きなテストが待ち構えていますね。


今回は、そのテストの対策についてお話しましょう。しかも小5の算数だけについてです。 なぜ、小5の算数だけなのかといいますと、ほとんどの大手塾のカ
リキュラムではここしばらく小数や分数の計算を中心にやってきました。文章題といっても、計算が正確に出来るかどうかの判定にために作られた問題ですから
意外に簡単だったはずなのです。間違っていた場合でも、「しまった、ミスしちゃった」という意識しか生まれませんし、それをチェックされているお母様も同
じ心情でしょう。でも、今回のテストは計算だけではなくて、過去のやった別の単元も数多く出題されるはずです。この計算ばかりをやっている間にいろいろな
ことを忘れているはずなのです。


 「子供は忘れる動物だ。」どこかで見たことがある言葉なのです。子供は、大人から見るとあっという間に覚え、そしてすぐに忘れます。日々吸収していく事柄が多いために、意識にのぼらなくなるというのが正しい表現だと思います。


 図形は忘れていませんか?線分図を忘れていませんか?単位換算は?実はこの3つが今回のテストのポイントになります。このHPをご覧になって、「うちの子大丈夫かしら?」と思われましたら、数問ずつでもやらせてあげてくださいね。

 

 今回の本題は、この事前の対策ではなく、事後の対策です。終わってしまったテストを見たところで点数が上がるわけでもないし、と思われるかもしれません
が、テストに残った計算や式は、お子さんの状態を知るための情報の宝庫です。今回特に注意して欲しいのは、文章題を解く計算に分数の筆算が増えているかど
うかです。
 分数で計算をすれば易しいのに小数で計算している事はないでしょうか。もしそうなら、これまでと同じように、問題用紙に残った計算が、小数のかけ算や割り算だらけになっているはずです。
 分数計算の単元が終わったばかりの日能研生に多いですね。途中で循環小数になって  しまって、そこで止まってしまっている、という問題はありませんか。
そろそろ、小数頭脳から分数頭脳へ切り替えていく時期です。「まず、分数で計算を始めていこうね。」と言って上げてくださいね。

 

ご相談よりpart2 計算間違い(その2)

前回は、計算間違いを少なくする「短期記憶力」を高める練習を書きました。
でも実は、計算間違いの原因は、多くの場合もっともっと単純なことが多いのです。
「字がきたない!」これが大きな原因なのです。

な?んだとおっしゃるかもしれませんが、これでどれほど多くの子供が損をしていることか。

 家庭学習用のノートにはきれいな数字が並んでいるお子さんの中にも、テスト問題に残った計算を見ると、乱雑であることが珍しくありません。

 

「字は人をあらわす」と言いますが、人をあらわすかどうかは別にして、少なくともその瞬間の気分を推し量ることがでします。普段のノートに書かれた数字と、テスト中の数字が異なると言うことは、気分が違ってしまっていることになります。

早く解かなければとか、「これを計算し終わったらすぐにこれをやって…」などとその問題に集中できていない可能性が高いのです。
 
 ■ノートの字もきたない場合■


 第1に 鉛筆の持ち方
 近頃、正しく鉛筆を持っている子供にはあまりお目にかかれません。親指がかぶさっていたり、極端な場合は鉛筆をむんずと握った持ち方で書いていたり。ま
た、鉛筆を持つ手首が内側に折れていたり。練習を積めばそれなりに書く事が出来るのでしょうが、きれいな字を素早く書くにはちょっと無理だと思うのです。
鉛筆を正しく持つ事で生まれるメリットは、これだけではありません。線や図形がフリーハンドできれいに書けるようになります。


 第2に 普段の数字をきれいにする練習。
 はじめは5mm方眼のノートを使いましょう。ここで注意が必要です。一マスに1字を入れていくと、間隔が空きすぎます。

少し小さめの数字を書いていく場合には、1マスに2つの数字を入れるぐらいが適切です。

大きな数字を書くお子さんの場合、下線にそろえて書く事に注意をはらいますが、数字の間隔は方眼にこだわらないようにします。

(計算練習に適したノートってなかなか無いんですよね)縦がきれいにそろうように注意してあげてください。
 方眼のノートにきれいに書けるようになったら、(約半年後)罫線のノートに変えます。
 
 
■ノートの字は良いのにテストに残った数字が乱雑な場合■


 どこに計算をするのかという「スペース取り」の練習をさせてください。この問題には、このぐらいの計算量が必要だから、ここにやろうという予測をさせるわけです。

筆算の割り算をする場合、下の方から始めてしまって、その横に書きつなげているお子さんが多いのですが、これでは小数点の位置がよく分かりません。縦にどのぐらいの空きが必要なのかに注意が向いていないからです。

「計算のスペース取り」にまで注意が向くようになれば、テストの数字はきれいになります。
 
 これ以外にも計算ミスを減らす方法があります。


 ある特定の数字でよく間違えることはありませんか。九九で言うと7の段。引き算でいうと25-18のように1の位が5の場合。…これらは、気がつい
たときにカードに書き出して、何度も練習させるとすぐに間違わなくなります。親御さんの方で、「うちの子はどこでよく間違えるんだろう」と少し見てあげる
事が出来れば、すぐに見つかります。
 
 ミスは、ミスをする習慣を身につけてしまったから、必然的にそうなっているのですから、その習慣をちよっと変えてあげるだけでミスをしなくなる場合が多いのです。

ご相談よりpart2 計算間違い

今回から、実際に寄せられた相談の中で、教科の学習法に関するものを中心に書いていきたいと思います。今回は「計算間違い」です。これだけで数回分になりそうです。

 

相談1位

 算数の計算間違いが多くて困っています。1番の(1)を間違っていたのには開いた口がふさがりませんでした。

 

 計算ミスを減らす方法についてのご相談は、本
当に多いのです。実際に家庭教師の現場では、お預かりするお子さんの80%には、計算ミスの対策を講じなければいけない状態です。それは、計算の書き方や
繰り上がり繰り下がりの処理の仕方などの細かい指導がこれまでなされていなかった事が大きな原因です。それ以外にも、指導者に正確な計算に必要なお子さん
の能力を高めるという視点が無いことも原因のような気がします。

 小学校の頃に計算間違いが多かった子供も、中学高校と進むにつれいつの間にか計算間違いが少なくなっていることが多いですね。これは、経験の積み重ねとも言えますが、大人になる課程で自然に身についた能力に負う部分が大きいと考えています。

 ところが、大人になるのを待っていては中学受
験に間に合いません。場合によっては、後3ヶ月以内に何とかしなければいけない事もあります。切羽詰まった家庭教師の現場での試行錯誤の結果、「こうすれ
ばうまくいった」、そしてその理由はこういう事じゃないかなということをお話ししていきたいと思います。脳科学の専門の先生方から見れば自明のことや、そ
んなことはないとおっしゃることがあるかもしれませんが、現場での実感を率直に書いていこうと思っています。

 

車のナンバープレートの数字をすぐに覚えられる子は、計算が得意。

 

 「品川 い 3 21-56」なんて書いてあるナンバープレートです。

 「うちの子、小さい頃から、ナンバープレートの数字をすぐに覚えてしまって、「あの車はちょうど80だね」というように数字をすぐに足していました。大人は、その車が既に遠くに行ってしまった後でそんなことを言われても答えようも無かったのですが。」

 算数が得意で、計算間違いが非常に少なかったお子さんの話です。目の前の車のナンバープレートの数字をその場で足すこともあったし、ぱっと見た数字を覚えていて、見えなくなった数秒後に答えを出すこともあったとうことなのです。

 これは、いわゆる「短期記憶」(メモリー記
憶)の能力だと考えています。明日には、時には数分後には忘れてしまうのだけれど、数秒間から数十秒間ははっきりと覚えておける記憶の能力です。そして短
期記憶には質の問題があると思うのです。目から入ってきた映像の残像から数字を正確に読み取る能力とそれに要する時間の問題です。

 「「69」と出たのに、解答用紙には「96」と書いちゃった」という間違いがよくあります。計算欄で出た数字を回答欄に写すほんの数秒の間に、記憶が替わってしまったのか、それとも数字の映像を数の意味に置き換えるときにエラーが起きたのかのどちらかです。

 計算間違いの多い子が計算をするところを見ていると、共通する事柄があります。数式を写すときに何度も何度も問題を見るのです。

例えば、

25644)÷10?15= という式を写すのに、「(」を見てノートに書き、「256」を見てノートに書き、「+」を見て…というように何度も目線が往復するのです。ところが計算が得意な子は、少なくとも「(25644)」と1回で写すことが多いのです。

 

 これまでに、この「短期記憶」の能力を伸ばして計算の能力向上に効果がが合った方法は、「2桁×1桁」の暗算訓練です。

 お母さんは、思いつきで2桁と1桁を言います。お子さんはそれをかけた数を答えるという練習です。ポイントは紙に書かない事です。試しに、今やってみてください。

56×7」。すぐに、この数字から目をそらせて計算してみてください。6×742だから4を覚えて、十の位は何だったけな。そうだそうだ5だな。5×735
から、繰り上がりの…。アレッ、繰り上がりはいくつだっけ。子供の頭は、かけ算と記憶と思い出し作業をめまぐるしく行っているはずなのです。これを、1日
に5?10問程度遊び感覚でやってみてください。お母さんと一緒に入っているお風呂の中で、3つ出来たら湯船から上がろうか、というようなやり方がお勧め
です。早い子で2週間、遅い子で2ヶ月程度で効果が出ます。

 

 この方法は、耳から入ってくる情報を覚える訓練です。

数字を記憶する場合、音として記憶する場合と、映像として記憶する場合があると思うのです。


自分自身の記憶作業を思い返してみて、電話番号などの
長い数字は、何度か声に出してみて音声として記憶する事が多いように感じますし、短い数字は瞬間的に映像として覚えようとしているように思います。ですか
ら、上記の方法の変形も何度も試してみました。2桁と1桁のカードを用意しておいて、両方を3秒間だけ見せて、それを隠した後で答えを聞く事も大きな効果
がありました。

 そして、計算のスピードアップにもめざましい効果がありましたので、是非お試しください。

大変だ!サピックスが四谷の合不合判定テストに代わるテストを実施。

あるお母さんからの情報が入りました。

なんとサピックスは、今年度四谷大塚の合不合判定テストに代わる自前の合否判定を実施するというのです。

別のお母さんにも確認を取ってみました。どうやら本当のようです。
四谷大塚にとっては、5000人の受験者が減るのですから大問題です。

経営上の影響も大きいと思いますが、それ以上にテスト結果による合否判定の信頼性
が揺らぎかねません。

昨年までは、四谷大塚の合不合判定テストは、合否を占う一大イベントでした。

御三家をはじめとする最上位校から偏差値35までの学校
まで、一部の例外を除いて、信頼できる合否予想が出ていたのです。

ここで、サピックスが自前のテストを実施したらどうなるでしょう。

サピックス側の説明で
は、「午前中にサピックスでテストを受けて、午後に四谷の合不合判定テストを受けることも出来る」ということなのですが、四教科の模擬試験を連続して受け
て、集中力の持続が心配です。
 
 御三家をはじめとする最上位校の合否の判定は、サピックスのことですから初年度から信頼できるデーターが出ると予想できますが、中堅校あたりはちょっと心配されるところです。

志望する学校によって、受ける合否判定を真剣に選択する必要がありそうです。

合否判定の使い方で注意することは、、1回だけで合否の可能性を判断するのではなくて、何回かの成績推移を考慮してその後の学習プランの修正をする事です。

ですから、9月は四谷で、10月はサピックスで、11月は日能研でという受け方はお勧めできません。 

ところが、「どこの合否判定を受けましょう
か?」という相談を塾にするわけにはいきません。

当然その塾で実施しているテストをすすめられるはずですから。

信頼できる第三者にご相談いただくのが良い
でしょう。

私が主催している名門指導会のホームページには、相談フォームがありますから、それをご利用いただいても構いません。

時間の許す限り早急に回答を返信させていただきます。

非言語コミュニケーション(3)

ケーズスタディー(2)

「なぜ勉強机はいらないのか。」のヒント

 

T君のお母さんからのお話です。


「勉強部屋でちゃんと塾の宿題をやっているはずだと思っていたのに、飲み物を持って行った時に何かをバサッと隠す音がしたもので、「何を隠したの」と問い詰めたところ、漫画を読んでいたと白状したのです。

 

道理で長い時間勉強している割には成績が伸びないはずです。先生からうちの子に「ちゃんとやるように」言ってもらえませんか。」

 

よく耳にする話です。

 

成績のよい子、順調に成績を伸ばしている子のほとんどは自分の勉強部屋ではやっていないのです。

 

どこで勉強しているかと言えば、ほとんどダイニングテーブルで勉強をしているのです。


ダイニングテーブルでは、包丁を使う「トントントン」という規則正しいリズムが聞こえます。

 

お鍋のぐつぐつと煮える音も聞こえます。

 

お母さんが台所を歩く音も聞こえてきます。

 

お母さんの動きによって、電灯の影も目の端を横切ります。

 

そして、今日のお母さんは機嫌が良いのかそうでないのかも、音の響きのかすかな違いから感じ取ります。

 

それじゃあ、集中できないじゃないかと思われるかもしれませんが、それが人の脳の不思議さです。

 

心地良い自然の音が耳から入ってくる方が脳の働きは活発になります。


このような時に、お母さんから、
「勉強頑張っているわね。お母さんも頑張っておいしい食事を作るからね。」
と言ってもらった子供の気持ちはどうなるでしょうか。

 

無理なく、それこそ自然に、頑張って目の前の問題に取り組もうと思うものです。


このような、会話の周辺にある種々雑多なものもコミュニケーションの要素になります。

 

大人もそうですが、子供はより感情の生き物だと思います。

 

勉強しなければという義務感だけではなかなか行動できないものです。

 

ちょっと勉強してみようかなとか、勉強したいと感じたときにはすぐに勉強に取りかかります。

 

そしてこのときの勉強は学習効果が高いのです。

 

しかも、やっかいなことに、「ちょっと勉強してみようかな」という気持ちは意識の部分で感じるというよりも無意識の部分で、本人の意識が関わらない部分で、いつの間にか感情が動いています。

 

顕在意識にではなく潜在意識に直接働きかけるものです。

 

学習においては、
  1 環境音
  2 色彩
  3 人の表情
  4 声の大きさや語調
  5 スキンシップ


が影響の強いものといえます。

 

 

子供は、親御さんの言葉を、それを包んでいる語調や表情と共に受け取ります。

 

明るい表情や穏やかな語調に包まれた言葉はお子さんの心に届きやすいのです。

 

お子さんを叱咤激励したり、励ましたりするときには、「もし自分がそのように言われたらちゃんとそうするだろうか。」をほんの一瞬考えてから行動されることをおすすめします。 

入学式真っ盛り

ここしばらく、週1回程度の更新をしてきました。
出来る限り、シリーズもので行きたいと考えています。
でもそうすると、その時期に合わせた内容が書けなくなってしまいます。

時々は、シリーズから離れて気楽な内容も書いていきたいと考えています。

 

 桜が、ほぼ満開ですね。家からそれぞれ20分程度の距離にある井の頭公園も善福寺公園も桜が見事に咲き誇っています。この時期は、なんと言っても入学式ですね。
 
 入学式は、お子さんにとって不安なものだということをご存じですか。

地元の中学校へ進学する子供たちならば、入学式にいつもの顔があちこちにあります。

入学式という厳粛な儀式の場でも、これからの新しい生活への期待感の方がずっと大きくなります。ところが、広い地域から通学者がいる私立中学の入学式では
どうでしょう。

周りは知らない人ばかり。なんだか周りの子供たちが出来る子供たちばかりに見えてしまいます。

そのような状態がその後のオリエンテーション
や授業まで続いてしまうことも多いのです。

教室にいて先生の話を聞いているだけで緊張が続いて疲れてしまうこともあります。

友達と外遊びうする機会が少な
い都会の現代っ子は、新しい友達を作ることがあまり上手ではありません。

繊細で真面目な子供はなおさらそうです。

ここは、人生の先輩として親御さんからアドバイスをしてあげてください。
「あなたから声をかけると友達がすぐ出来るよ。」
「なんて言ったら良いの?」
「何でも良いんだけれど。「僕、○○○○、よろしく。君の名前は?」から始めたら良いかもね。それと、ほとんどのクラスメイトは塾に行っていたはずだから、「どこの塾に行っていたの?」と聞いても良いわね。」
「明日、隣の子に言ってみるね。」

 1人2人の話せる相手が出来たら、学校生活がグッと楽しくなります。勉強の前に友達作りです。

非言語コミュニケーション2

長年中学入試に成功しやすいご雰囲気の御家庭と、そうでない雰囲気のご家庭があるような気がしていました。

それが、近頃確信に変わりつつあります。
集団授業塾や個別指導で、これまでにたぶん1万人を超えるお父様やお母様にお会いしてきました。

そして、近年家庭教師としてご自宅にお伺いし、普段の生活
の場に参加させてもらう事で確信に変わってきたのです。

私の場合は、お子さんと話をし、親御様と話をしながら、その瞬間瞬間のお子さんや親御様の表情の変化を注意を払っています。

お母様がお子さんの話をされ
ているときのお子さんの表情の変化、お子さんが話しているときのお母様の表情の変化がから、普段のご家庭での雰囲気を想像しているわけです。

お母様が話をされているときに、子供がお母様をにらみつけている、また、お子さんが話をしているときに、「そうじゃないでしょ!」と机をたたかんばかりにしかり飛ばす
ような極端な例も見てきました。

また、多くの明るくて前向きなご家庭も見てきました。

論理的な話をされる親御さんもいらっしゃれば、感情をストレートに現
される方もいます。そういう中で感じてきたことなのです。

曖昧な言い方になりますが、「表情が豊かであること」、「明るい会話が多い事」、「家庭内がリラックスした雰囲気で満たされていること」が成功の条件だと思うのです。

もっと簡単に言えば、明るいことです。お子さんや親御様の動きや言葉、そして表情が明るいことなのです。

この明るさは、家族間でのコミュニ
ケーションがうまくいっている証拠です。

この明るいコミュニケーションを醸成するために是非参考にしていただきたいのが、今回の「非言語コミュニケーショ
ン」です。

 

(ケーススタディ1)
 子供が、信じられないほど悪い点を取ってきた。

 今日は、前のテストの結果をもらって帰ってくる日。
「ただいま?」と入ってきた子供の表情がこわばっているようだ。そさくさと勉強部屋に入っていきます。
「今日返してもらったテストはどうだったの?すぐに出しなさい。」
「あまり良くないよ」と言いながら、食卓に出した成績表はこれまでになく悪い点数です。
このテストは、次月からのクラスを決める大切なもの。これでは二クラスぐらい下がることは確実のようです。


 「何なのこの点数は!大切なテストだと言うことはお母さん何度も言っておいたでしょ!あなたもそのことはよく分かっていたはずでしょ。どうするの。」だんだんと言葉がとげとげしく甲高くなっていきます。

 実は、「何なのこの点数は!」まではお子さんは聞いています。でもそれ以降は言葉なんて聞いていないのです。お母さんの怒っている表情やだんだんと甲高
くなるトーンを感じているだけになっています。

「やっぱりお母さんは怒っちゃった。」と思いながら、小学校5年生以上の場合は、無意識に「この場をどのよ
うに乗り切ろうか」「お母さんのこの怒りをどのように静めようか」「何をしゃべったらこのいやな雰囲気から逃げ出すことが出来るのかな」と考え始めていま
す。もう少し低学年の場合は、「大変なことをしちゃった。お母さんがこんなに怒るんだから、とんでもなく悪いことをしてしまったんだ」と頭の中はパニック
になっています。

 

 そこで、お母さんの追い打ちです。
「どうするのと聞いてるの!」
これから、どうすれば良いのかを考えられる状態ではありません。
「次は頑張るから!」と言うのが精一杯です。
そして、このような事が繰り返されると、「次は頑張るから」では許されなくなります。そこで、お子さんが見つけた起死回生のセリフが、「うるさい、くそば
ばあ!」です。そう、逆ギレそのものです。点数が悪くてしかられている状況を、ひどい言葉を投げかけることで混乱させ、論点を攪乱する戦術です。でも、こ
んな事を子供が意識的に考えているわけではありません。そう言わざるを得なくなるのです。なんと、この「うるさい、くそばばあ」というセリフは、あちこち
のお母さんから聞いています。

 

この後はどうなるでしょう。
「何!その言い方は!」
「母さんの話がくどいんだよ」
「そんな言い方をするんなら、勝手にしなさい。」
「・・・・・・・・・・」
お子さんの中に、ささくれだった気持ちが残り、お母さんの中には怒りと心配が残りましす。

 

 この場面では、悪い点数を取ってしまった原因を探り、その対策を考えること。そして、あなたのためなら、お母さんは協力を惜しまないから頑張って欲しい
という気持ちを伝えることが目的のはずです。決して、怒りの気持ちをお子さんにぶつけることが目的だったわけではありませんよね。

「うわ?、何この点!悪いかもと言っていたけれどその通りね。」
「うん。」
「答案を見せてご覧。」
「1番の計算から間違って!2番の一行問題も半分間違ったのね。う?ん。(ここで10秒沈黙)」
「どう、悔しい?」(お子さんの目を見る)
「うん、悔しい。」
「お母さんも悔しいし残念だわ。」(お母さんの残念そうな表情)
「この問題、家では解けてたじゃない。」
「テストの時は焦っちゃって。」
「ふ?ん、テストではまだ焦るんだ。」
「だって、時間がたった40分しかないんだよ。」
「だから、前から言っているじゃない。全問解か無くって良いんだって。」
「分かっているんだけど。」
「もっと取れる学力はあるとお母さんは思っているんだけど、違う?」(表情を緩める)
「うん。もっと取れると思う。」
「そうね。お母さんもそう思うわ。でもこうなってしまったのには何か原因があるわよね。」
「・・・」
「次のテストでは、学力通りの点数になるようにがんばれる?お母さんも協力できることがあれば助けるから。」(ぽ?んと肩を軽くたたく)
「うん、がんばる。」
「あなただったら、ちゃんと出来るわよ。」(子供の目をみて、一瞬ニコッ)

このようになれば理想ですね。


1 子供が返答できる質問にする。
2 子供が返答できるように、お母さんは激高し続けない。
3 否定語は出来る限り使わない。(「悪い点を取らないように」ではなく「学力通りの点を取る」と言い換える。)
4 激高しそうになったら、10秒程度沈黙の時間を置く。

この4点共にやろうとすると難しいですね。この何か1つ2つでも実行されることをお勧めします。

 

さて、このようにお子さんの学習へのモチベーションを下げずに(上げて)この場を切り抜けたとしても、次に実際に点数が上がらないと困ったことになりま
す。「下がったら、すぐに戻す」が鉄則です。点数を上げる方法については、塾の先生や家庭教師など信頼できる第3者の力を借りる必要もあります。


 このブログは、お困りになったときに参考にしていただけることを願って書いていますが、全てを網羅できているわけではありません。名門指導会のHPに学習相談のフォームを作ろうと考えていますのでしばらくお待ちください。4月中には作ります。それまでは、「体験授業申し込みフォーム」にご相談をお書きく
ださい。

ご相談シリーズ4 非言語コミュニケーション1

前回は、「社会科脳」について書いてみましたが、読み直してみて、少し舌足らずな部分や、お話ししたいことが書き切れていない部分がありました。

その事を少し書いてみたいと思います。
「考えていることを(感じていることを)言葉にしていく練習が効果的です。」と書きました。

確かにこれは間違いのないことなのですが、これまでの学習方法
からこのじっくりと頭の中で言葉を使っていく学習だけに変えると、一時的に点数が下がります。

これはお子さんの学習モチベーションにとって良いことではあ
りません。

点数を下げずに、順を追って正しい学習方法に移していく方法をお話ししていなかったことをお詫びします。

子供のタイプとして(大人でもそうですが)、暗記が得意な子・考える事が得意な子がいます。

それまでの生活履歴によって(当然DNAも関係します)脳の中のそれぞれの学習を担当する箇所のシナップスの活性度が違ってきているはずなのです。これまで単純暗記に邁進してきた子供は、暗記するためのいろいろな
工夫を重ね、大脳のその部分を鍛えてきているわけです。この鍛えてきた暗記に必要な能力も利用しながら、自分の言葉で考える学習を加えていくことで、一時
的な成績の降下を防ぐことが出来ます。

具体的には、
「この式で何が出たの?」
「その数字の単位は?」
「その問題では、何がわかってるの?」
「何を問われているの?」
「どんな図を書けば解けるように感じる?」
という質問を重ねて解き終わった後に、
「どんな順に解いてきたのか、言葉に出しながら思い出してごらん」
「A君とB君とC君の動きを状況図に書いて…」
「その時に注意することは?」
「同じ時間は同じ印で書く事」
「そうだよね。よく分かったね。次は」
「この○から○までが、A君とB君の□分で出来た距離の差だから、この距離をこの□で割ったら、A君とB君の分速の差が出て、あとAくんとB君の速さの和が分かってるから、後は和差算。」
「すごい、完璧!」
「じゃあ、はじめからもう一度頭の中で繰り返してご覧。」
「…………………、OK」

おわかりになりましたか?

理解し、頭の中の言葉で考える時間と、それを思い出し覚える時間を分けてあげる事で、記憶の定着が良くなります。これまでに鍛え上げてきた暗記力が生きて
きます。しかも、機械的な式の暗記ではなくて、理由や根拠を含んだ暗記になりますから、テストですぐに使える記憶となるのです。

ご利用ください。

ただこれには、1つの欠点があります。
それは、横につかれるお父さんかお母さん自身が、その問題の解き方を知っている必要があることです。まさか、テキスト全問を親御さんが時間をかけて予習す
ることは出来ませんよね。その場合は、4?5問だけで良いですから勉強しておかれることです。予習シリーズならば例題または例題の類題、サピックスならば
デイリーサポートのCD問題、日能研の本科テキストならば例題がお勧めです。

さて、本題の非言語コミュニケーションです。

人が会話の中で受け取る情報の中で、言語の意味情報の占める割合はたった5%ほどしかないと言われていることをご存じの方は多いと思います。その他の
95%は、服装や表情、語調、イントネーション、匂い、動作などです。実はこの言語以外で伝わる情報を利用することなのです。
 ところで、子供が受験勉強を始めてから、または進学塾に通い始めてから親子関係がギクシャクし始めていませんか。親子の会話が塾の成績の事だけになっ
て、「宿題はもう終わったの!」「まだ勉強始めないの!」から始まって、「今週の漢字をまだ覚えていないの!もう時間が無いでしょ!」「また、ミスばかり
して!」「なぜこんなに雑なの!だから間違うのよ!」「なぜ、問題文をちゃんと読まないのよ。こんなミスばかりをして!これじゃあクラスが下がっちゃうの
よ!」というというお母様からの文句に対して、「うるさいな、今やろうと思っていたのに、お母さんがそんなことを言うからやる気がなくなった!」「やりゃ
あいいんだろ!」「ああ、もうやる気無くなった。お母さんのせいよ!」というような子供からの反応が繰り返されてしまうことが多いのです。

 「子供に「クソババー」と言われて、悔しくて悲しくて…」というお母様からの相談は実は多いのです。お母さんと子供の感情のぶつけ合いになってし
まっているんですね。お母様としては、子供のために言いたくもない文句を言ってあげているのにと思い、子供の方は、いらいらしたお母さんの表情や言葉はい
やだなと思っているのです。言葉に付随する語調や表情のみがお子さんに伝わってしまっているからなのです。本当のお母様の伝えたい「早く勉強を始めれば、
もっと余裕を持って毎日が過ごせるのに。」「ミスをせずに良い点数を取ってきたときのあなたの笑顔が見たいのに。」と言う思いが少しも伝わっていないばか
りか、文句ばかりいうお母さんのイメージが子供の中でますます強固になっていってしまっているのです。
 
では、どうすれば良いのでしょう。
詳しくは、次回に譲るとして、今回は1つだけお話ししましょう。

 「否定語は出来るだけ使わずに、肯定語に言い換える」事です。

「なぜ宿題をすぐにしないの!」を「早く宿題を済ませると、テレビを見れるわよ。」
「毎日漢字練習しないから、国語のテストの1番がいつもわるいでしょ。」を、「毎日少しずつでも漢字練習をすると、国語の1番の点数が上がるわね。」
 このように、「○○すると、□□のような良いことがあるわよ」という話し方に変えてみてください。

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▼2022年11月18日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「<志望校・併願校の決め方 校風、偏差値と問題傾向から決める! 合格するための受験校の選び方」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年10月28日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「小学4・5・6年生対象 めざせ合格「過去問」の正しい使い方」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年9月30日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「飛躍的に成績を上げる!苦手克服 勉強法」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年9月10日(木)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するオンラインセミナー「【4・5年生】9月から偏差値10UPを狙うオンラインセミナー  毎年2学期に成績を上げるご家庭がやっている10個のこと」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年8月5日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験の「基本のキ!」令和4年度版 最新の中高一貫校の選び方から受験の傾向まで全部分かる!」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年7月21日(木)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するオンラインセミナー「【2022年夏】確実に成績が上がる夏期講習の受け方 3つのポイント」にて、講師を担当させていただきました。。

▼2022年7月8日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「夏休みの学習計画!うまくいく方法  夏期講習を有効活用して力をつける!学習戦略の立て方」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年6月24日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験を迷っている!?保護者必見セミナー 未就学・小学低学年から、親が知っておきたい「中学受験」の実像」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年5月27日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「自分で学習する子の育て方  中学受験、高校受験でも生きてくる「子が自走する学習法」を伝授します」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年5月26日(木)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するオンラインセミナー「6年夏休みに成績を大きく伸ばす6月・7月の過ごし方」にて、講師を担当させていただきました。。

▼2022年4月22日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「家庭学習のやり方を指南  塾に通っているだけで、安心していませんか?」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年4月14日(木)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するオンラインセミナー「夏休みまでに偏差値5UP 6年生GWで成績を上げる10のポイント」にて、講師を担当させていただきました。。

▼2022年3月18日(金)

「「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「頭のいい子が育つ! 学習環境のつくり方」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年2月25日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験セミナーわが子の合格に必要な学習は?」にて、講師を担当させていただきました。

▼2021年12月17日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験・合格する家庭のつくり方セミナー」にて、講師を担当させていただきました。

▼2021年11月19日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験合格つかむ「過去問」使い方セミナー」にて、講師を担当させていただきました。

▼2021年10月22日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験合格つかむ「過去問」使い方セミナー」にて、講師を担当させていただきました。

▼2021年9月24日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「苦手克服し成績を上げるコツ」にて、講師を担当させていただきました。

▼2021年7月16日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「7/16入試にも役立つ夏休み自由研究対策セミナー」にて、講師を担当させていただきました。

▼2021年6月26日(土)

新渡戸文化学園が主催するオンラインセミナー「中学受験へ向かうみなさまへ 中学受験って何? 大切なことは何?」をにて、講師を担当させていただきました。

▼2021年6月25日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「親が知りたい中学受験のキホン」をにて、講師を担当させていただきました。

▼2020年10月14日(水)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験セミナー第2弾!過去問を活⽤する家庭学習のコツ」をにて、講師を担当させていただきました。にて、講師を担当させていただきました。

▼2020年9月29日(火)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験 コロナで変わる!併願校の選び⽅/合格を導くための模試の問題⽤紙・答案⽤紙活⽤法」にて、講師を担当させていただきました。

▼2020年6月12日(金)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するオンラインセミナー「ウィズコロナ時代の中学受験を成功させる夏の過ごし方」にて、講師を担当させていただきました。

▼2020年6月6日(土)

増進堂 受験研究社が主催するオンラインセミナー「学校再開・塾再開にどう向き合うか」にて、講師を担当させていただきました。

▼2020年2月19日(水)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するセミナー「2020年首都圏中学受験 入試分析セミナー」にて、講師を担当させていただきました。

▼2020年2 月6日(木)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するセミナー「2020年関西中学受験 入試分析セミナー」にて、講師を担当させていただきました。

▼2019年10 月11日(金)

淑徳与野幼稚園が主催する講演会「父母講座 我が子への根拠の無い信頼の大切さ」にて、講師を担当させていただきました。

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