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過去問はいつから?やり方の注意点は?

夏前あたりから、「受験校の過去問題はいつから解き始めたらよいのか?」というご質問が増えてきます。

首都圏や大阪圏のように、私立中学がしのぎを削っているエリアでは、学力の輪切りが進んでいます。

たとえば「偏差値50〜55くらいの子は、第1志望はA中学かB中学、55〜60だとC中学かD中学で…」と、同程度の学力と得点力を持っている子どもたちが受験することになります。

当然、ボーダーライン付近に、一番多くの子どもたちがひしめき合うことになります。

その混戦から一歩抜け出すためには、該当校の傾向対策が大切なポイントになります。

その学習の仕方や、量や時期が大切になります。

ところが、塾によって入試か顧問を解く時期の指示が大きく違います。

サピックス・日能研・四谷大塚・早稲アカという大手塾でも大きく違いますから、親御さんが混乱されるのも当然だと思います。

「『うちの塾の先生は、11月からで充分です。』とおっしゃったのに、仲良しの○○ちゃんの通っている塾では、夏から過去問の勉強が始まるらしい。」

このような相談が増えることになります。

過去問の学習は、「通っていらっしゃる塾の志望校別日曜特訓の有無やカリキュラム」や、「志望校の入試問題傾向」や、お子さんの現状の学力、併願校の入試問題傾向などをすべて考慮して考えていく必要があります。

ですから、ご相談への返答はお一人お一人異なります。

でも、ポイントは次の4点になると考えています。

1. 塾の志望校別日曜特訓と並行し、10月あたりからやっていくとよい。

2. 設問の文章が長かったり、記述の文字数が多かったりなど、特徴がはっきりしている学校への対策は、早めに始める。

※9月あたりからが望ましい。志望校の過去問題だけではなく、類似の問題を出す学校の問題も数多く解くように計画を作る。

3. 基礎学力が、志望校に明らかに届いていない場合は、傾向対策よりも弱点対策を重視する。そして、傾向対策は12月から集中的に行う。

4. 併願校は、入試問題の傾向が似ている学校から探すことが出来れば理想的。そうできない場合でも、あまりに問題傾向のかけ離れた学校を併願するのは危険。

上記のことから考えて、早めの過去問学習が必要になってくるのは、下記の学校になります。

・開成の国語

・麻布の算数・国語・理科・社会

・桜蔭の国語・算数

・栄光学園の算数・理科

・筑駒の算数・国語

・武蔵の国語・理科

・渋幕の算数・理科・社会

・渋渋の理科

・学習院女子の国語・理科

・海城の理科・社会

そして、過去問演習で注意していただきたいこととして、下記に注意していただければと思います。

1. 制限時間を守る

2. 問題文を読み飛ばさないように注意する

3. やりっ放しにならないように、間違った問題の復習をしっかりとする

4. 間違った問題をすべて復習してはいけない

(合格者平均点に届く点数くらいを目処に)

5. 解説が詳しい過去問題集を使う。

6. 解答用紙は、拡大コピーして使う。

過去問の学習は、学力通りの点数を取るために必要なことです。

直前になって慌てることがないように、今から予定を立てておかれることをおすすめします。

中学受験 ~合同説明会イベントに参加しよう~

梅雨入りが近づいてきましたね。
中学受験生の皆さんは、「五月病」に負けず元気に過ごしていますか?

さて、5月15()に、都内私立中学校174校が参加する日本最大規模の中学説明会イベント『Discover私立一貫教育2022東京私立中学合同相談会』が開催されました。

当日の参加校は駒東、慶應中等部、早稲田、桜蔭、女子学院などで、コロナ禍を考慮し人数制限あり・1時間半ごとの完全入れ替え制でしたが、たくさんの受験生や保護者の方々が参加されたようです。

当日参加した生徒さんの中には、まだまだ志望校など考えたこともなかったという人もいたようですが、先生方のお話を聞いたり持ち帰ったパンフを見比べたりする中で、少しずつ中学受験の実感が湧いてきたのではないでしょうか。
親御さんに言われて何も分からず中学受験をすることに決めた、塾通いを始めたという生徒さんは意外と多いものですが、そういう皆さんにとって志望校選びはなかなか現実味を帯びず、難しいものですよね。
そういう場合はぜひ、このような合同説明会イベントに気軽に足を運んでみてください。

はじめは「校舎がきれいなところ」「制服が可愛いところ」「学食があるところ」などでも良いですから、たくさんの学校のブースやパンフレットを覗いて、少しずつ自分が行きたい学校のイメージを掴んでいきましょう。

また、このような合同イベントでは、各学校の個性も垣間見ることができます。
今回のイベントでも、それぞれの学校がブースを設置し、現職の先生による学校説明や資料配布が行われていましたが、その形態は様々でした。

資料や過去問をずらりと並べる学校、時間ごとにミニプレゼンを開催する学校、一人ひとりと話す時間を大切にする学校etc…

各学校のアピール方法や雰囲気からも、その学校のカラーが見えますので、ぜひ自分のフィーリングに合う学校、素敵だなと思える学校を探してみてくださいね。

ちなみに来月の合同イベントには以下のようなものがあります。


6月開催予定 中学受験合同説明会イベント
4
() 文京区にゆかりのある私立中学高等学校/進学相談会
7
() 東京・神奈川 私立女子中学に触れる会
12
() 東京私立男子中学校フェスタ
12
() 2022千葉私立中学進学フェア
19
() 神奈川私立男子中学校フェア2022
25
() 受験なんでも相談会
26
() 日能研/私学フェア

開催日は予定です。詳細は各ホームページなどでご確認ください

7
月、8月の夏休み近辺にもたくさんのイベントがありますが、その頃のイベントはどれも大変混み合い参加資格が抽選になるものも多いので、今のうちから足を運んでみるのがおすすめですよ。

中学受験を「自分事」として捉えられるようになることは、時には辛く苦しい中学受験生活を最後まで走り抜ける大きなモチベーションになります。

中学受験生の皆さんが「絶対ここに行きたい!」と思える学校や先生と出逢えること、中学受験が「親に言われたから」ではなく自分にとっての大切なチャレンジに変わり、努力の末に合格を勝ち取れる日が来ることを心から祈っています。

中学受験 ~夏休み前に各科目の総ざらいをしよう~

前回のコラムで、

「夏休みが受験の天王山」と言われるけれど、特に6年生は過度に夏休みに期待しないことが大切だということをお伝えしました。

夏休み中は毎日の夏期講習やそこで出される課題や宿題、模試もたくさんあります。

国語の漢字や語句、理科や社会の知識や算数の基礎など、本来コツコツと身につけなければならないものをその限られた時間だけで何とかしようというのは少々無謀だとは思いませんか?

実際、何でもかんでも「夏休みに頑張るから」と先送りにしていた生徒さんが、夏休み後に「結局終わらなかった……」と青ざめている姿は残念ながら毎年見かけます。

秋からは過去問演習や志望校対策が本格的になり、基礎の総ざらいなどをやっている時間はなくなりますから、そんな自体になってしまうことは避けたいですよね。

ゴールデンウィークを終えたら、夏休みまでに各科目(基礎)の総ざらいを一巡出来るようにスケジュールを練りましょう。

一人では無茶な計画を立ててしまいがちなので、その際は塾や家庭教師の先生にも相談してみることをおすすめします。

特に、国語の漢字や語句に関しては早めに対策しておきましょう。

中学受験に必要な国語の漢字や語句はかなりのボリュームで、分厚い参考書1冊分にもなります。

またこれらを正確に暗記し、自在にアウトプット出来るようになるまでにはある程度の時間や演習回数が欠かせません。

5月中旬~夏休み前までの2ヶ月間を使ってしっかり定着させておきましょう。

ここで、よく寄せられる漢字のお悩みについて少しお話しておきます。

まず、「漢字が覚えられない」というお悩み。

国語が嫌いな生徒さんに多いのですが、この場合以下のような覚え方をしていないか確かめてみましょう。

  • 知らない漢字や熟語の意味を確認せずひたすら書き写す
  • 答えが隠れる赤シートや単語帳を用いた暗記法(自分の手で書かない)
  • 問題集にあれこれ手を出す(同じものは1度解いたら終わり)
  • テスト直前に覚える&間違えてもそのまま

これらはどれもその場しのぎのやり方で漢字を定着させる工程が踏まれていないため、漢字が上手く覚えられず、覚えてもすぐに忘れてしまいます。

漢字を覚える際に有効なのは、意味を理解して覚えること、反復すること、間違えたものは直しを必ずすること、なるべく毎日やること。
意味もわからず書きまくるだけでは記憶に残りません。

英文を覚える時に、単語の意味や文法、和訳を理解している方が覚えやすいのと同じで、漢字・熟語も部首や成り立ち、意味を理解している方が覚えやすいのです。

また、答えが隠れる赤シートや単語帳を用いた「目」だけの学習では、読みの暗記は出来ても、なかなか書けるようにはなりません。

漢字の読み書きをしっかり覚えるためには次々と問題集を変えたり、1度解いただけで終わりにしたりせず、これと決めた1冊にとことん向き合いましょう。

面倒で回り道のようでも、漢字や熟語の意味をきちんと理解し、実際に手を動かす演習を繰り返してみてください。

そして、それでもテストで間違ってしまったときは必ず間違い直しをすること。

きちんとノートに記録し、再度それを間違えた場合には印をつけていくと、自分が間違えやすい漢字が目に見えて判り意識できるようになります。(同音異義語が苦手、などのクセも見えてきますよ)

朝食前の5分間でも良いので、出来るだけ毎日取り組めると良いですね。

6年生で漢字が苦手な場合は『漢字マスター1095題 6年』(日能研)、基礎が身についている場合は『中学入試 でる順過去問 漢字 合格への2606問』(旺文社)などがおすすめです。

参考書としては、小学校で習うすべての漢字が学年別に収録されている『SAPIXの漢字学習字典 SAPI漢』(サピックス)も良いと思います。

イラスト付きで、漢字学習が楽しくなる知識も紹介されているので4年生でも使えますし、サピックスの校舎だけでなく書店などでも購入できますよ。

『小学漢字 1006字の正しい書き方』(旺文社)はポケットサイズで持ち歩きやすく、書き順が一画ずつ示されている上、熟語も豊富です。

すべての漢字に成り立ちに関するコラムもあり、こちらも大変重宝すると思います。

漢字学習は読み書きだけでなく、熟語・対義語・類義語などの知識や語彙力のアップ、ひいては国語力そのものの底上げに繋がるので、夏休みまでに特に終えておいてほしい基礎ざらいのひとつです。

受験生の皆さんがここからの2ヶ月を上手に使い、準備万端で夏休みを迎えられること、そして、各科目の総ざらいを通じて、コツコツ取り組んだ暁には大きな結果がついてくることの楽しみ、喜びを体感してくれることを大いに期待しています。

夏休みまでの計画を立てよう

ゴールデンウィークも終盤を迎えています。

 

 お子さん達は、充実した連休を過ごすことができたでしょうか。

ゴールデンウィークが終わると、夏休み前まで祝日のない日々が続きます。

 

大切な夏休みまで、モチベーションを下げることがないよう、工夫をして過ごしたいですね。

 

この5月から6月、7月の夏休み前にかけて、各学年非常に重要な時期になります。

例えばサピックスの5年生の算数では、5月から6月にかけて

 

・立体図形

・点の移動

・規則性、

 

そして算数において最重要単元の一つである「割合」の学習が続いていきます。 

日能研でも5月は集中的に図形を学習し、 6月に入ると夏休み前までにかけて「割合」に関する学習を何週にも渡って続けます。

 

まさに中学受験の勉強において算数の学習の大きな「山場」になる時期と言えるでしょう。

四谷大塚では4年生の時に「割合」の基礎を学習し、5年生でも2月、3月、4月と「割合」の学習を少しずつ進めてきました。

これから夏休み前にかけては「場合の数」などとともに算数の中でも最重要単元の一つである「速さ」に関する学習を進めていきます。

もちろん5年生に限らず、他の学年もそうですが、ここからの2ヶ月間は非常に重要な時期になります。

 

気温が高くなり、 梅雨に向けて湿度も高くなります。

 

そんな中、体調もモチベーションも万全な状態で学習に向かえるよう、日常の習慣としては、 やはり塾の復習をしっかり続けていただきたいと思います。

 

セミナーなど色々な場でお伝えしていることですが、塾から帰ってきたら「今日は塾でどんなことを習った?」と親御さんが声かけをしてあげてください。

 

居残りなどで宿題をできるだけ済ませる、という塾もありますが、宿題に取りかかれなくても授業の内容をざっと思い出して整理しておくだけでも、大変効果的です。

 

整理をしないまま寝てしまうと、次の日には前日に得た知識が随分曖昧になってしまうものですが、授業後に整理しておくだけで、宿題の進み方もかなり違います。

 

また基本的なことですが、朝学習などのルーティンもしっかり続けたいですね。

 

特に6年生は「夏休みが受験の天王山」と言われますが、逆にあまり過度に夏休みに期待しないことが大切です。

 

つまり、理科や社会の暗記、国語の漢字や語句など、コツコツと知識をつけなければならないものを、全て夏休みに回してしまうと大変危険です。

 

6年生は夏休みに夏期講習会で総復習をしながら、早い塾では過去問の演習も始まります( SAPIX では「銀本」と呼ばれる入試過去問集を配布され、そこから宿題が出ます)。

 

もちろん理科や社会、国語の知識など夏休みにも総復習に入りますが、 できれば夏休みまでに一巡しておくことが望ましいでしょう。

 

完璧でなくてもよいので、ある程度の知識を夏休み前に完成させておくことで、夏休みの学習の成果が大きく変わってきます。

 

ここから2か月、今習慣となっていないならすぐにでも、朝学習や就寝前の短時間の学習時間をルーティンとして設け、知識問題や漢字、 計算などに充ててみてください。

ゴールデンウィークの終わり、ぜひここから2ヶ月の過ごし方について改めて計画を立ててみてください。 

4月下旬〜ゴールデンウィークの過ごし方について

 

今回は、4月下旬〜ゴールデンウィークの過ごし方について考えてみたいと思います。

 4年生、 5年生はゴールデンウィークは塾が日付通りお休み、そして宿題が出るというケースが多いと思います。

 

塾がお休みということで、絶好の家庭学習期間になります。

この期間を上手に利用して、春の学習でできなかったことをやりたいですね。

 

その準備として、普段の家庭学習をしっかり見直しておくということをお勧めします。

 

学年が変わって2ヶ月あまり、前の学年よりも塾の勉強の負担が増えた、と感じているお子さん、 ご家庭も多いと思います。

 

そのため家庭学習も、 宿題を「こなすこと」が中心になってしまい、しっかり理解して学習を進めることや、じっくりと問題と向き合う学習がうまくできなくなっているケースもたくさんあります。

 

まずは家庭学習が上記のような状況に陥っていないか、しっかり確認して立て直しをするようにしましょう。

 

特に5年生はこの時期から、受験に直結する非常に大切な単元を扱っていきます。

算数では「比と割合」「速さ」などが中心となりますが、これらの分野は今後、他の単元とも密接に結びついて、応用問題などとしてテストに出題されることも非常に多くなります。 

 

習ったことを「公式」として丸覚えするのではなく「なぜそのような式で求めるのか」理詰めで考えることが大切です。

 

以前からおすすめしていることですが、学習内容をしっかり理解しているか確認し、定着を図る目的で「家庭内ミニ授業」を行うようにしましょう。

 

お父さん、お母さんが生徒になり、お子さんに学習した内容を説明してもらうのです。

「どうしてそうやって解くの?」といった質問をしながら、ここさんに問題を解説してもらいましょう。

 

もちろんこの時、親御さんの態度としては「教えてもらう」であって「詰問」にならないように注意してください。

教えてもらうお父さん、お母さんが納得できるようにお子さんが上手に説明できれば、かなりしっかり理解できていると判断できます。

 

理解が不十分な場合は説明が上手くいかなかったり、聞いていて辻褄が合わないと感じるはずです。

お子さんが自分の理解不足に気づくきっかけにもなります。

 

塾で習ったことを十分に理解できていない、ということに気づけば、塾の授業の聞き方などについて親子で一緒に考えるのも良いでしょう。

 

家庭学習で復習した問題に関しても(すべてでなくてもよいので)上記のような「家庭内ミニ授業」を行うことで、定着の度合いを測ることができます。

6年生はゴールデンウィークの時期に、特訓授業が塾で行われるケースがあります。

代表的なのは サピックスの「GS 特訓」などですね。

 

このような特訓授業は、根本的に普段受けている平常授業とスタイルが違います。

 

普段の授業は「先生から習い、習ったことができるようになったかを確認する」というスタイルですが、特訓授業は6年生後期から始まる「日曜特訓」と同じようなスタイルで「演習授業」と呼ばれるものです。

 

まず問題を解いて、忘れていたことや知識の抜け漏れ、 不足が無いかを確認し、「穴」を埋めていく、そんなスタイルの授業になります。

 

ある程度学習の完成しているお子さんにとっては効率がよい学習になるのですが、まだまだ知識が足りず、教えてもらわなければならないことが多いお子さんにとっては、 実はロスが多い授業スタイルとなります。

 

ゴールデンウィークの特訓を受けるのかどうかは、 もうすでに決定しているご家庭も多いと思います。

申し込んでしまったので参加するしかない、とお考えの親御さんもいらっしゃるでしょう。

 

もちろんこのような特訓授業は「みんなと競うことでモチベーションが上がる」という副次的な効果も期待できる面がありますから、参加することが全て無駄になるというわけではありません。

 

ただお子さんの状況を見て「この状況だと演習授業は受けても得られるものが多くない」 と強く感じられる場合は、申し込んでいても思い切って欠席する、そして家庭学習でこれまでの復習に力を入れる、という対応も考えていいでしょう。

間近に迫るゴールデンウィークですが、是非事前に上記のような準備を整えたうえで迎えるようにしていただきたいと思います。 

中学受験 大量の塾プリントやテキスト、ベストな整理方法は?

大手塾では新年度が始まり早くも2ヶ月が経ちましたね。

中学受験生の皆さんはそろそろ新しいリズムに慣れてきましたか?

中には日々の課題に精一杯で、きちんと整理出来ないまま机の上に積み重なっていく大量の塾のテキストやプリント類に不安を覚え始めている人も多いのではないでしょうか。

そこで今日は、ドンドン増えていく塾テキストやプリント類のおすすめ整理方法をお伝えしようと思います。

まず整理のペースですが、授業があった「その日のうちに」やるのがおすすめです。

忙しい皆さんですから、週に1回整理整頓の時間を取って・・・・・・というわけにはなかなかいきませんよね。

また、高学年は特に配布物が多いので、たとえ1週間でもそれらを溜めてしまうと、どれがいつのものか分からなかったり、答えと問題が揃わなかったりと、整理に余計な手間と時間がかかってしまいます。

ですから、塾でもらってきたテキストやプリント類は、帰宅したらすぐに処理しましょう。

「処理」と言ったのは、それらをファイルなどに仕分けする前にある手順を踏んでほしいからです。

まずテキストですが、サピックスのように授業毎に配布される場合は、その都度プリンターでスキャンします。

3・4年生のうちは保護者の方にお願いしても良いですが、5・6年生になったら一緒、もしくは一人でやれると良いですね。

この作業は慣れるまでちょっと面倒ではありますが、たとえ復習する時間や体力が残っていない日もスキャンだけは欠かさず行う習慣が出来ていれば、少なくとも毎回、その日習ったことにざっと一通り目を通すことになります。

その日に習った内容を日々自覚すること、これは小さなことのようで、意外と効果的なことですよ。

また、前年度のテキストは、ある単元において基礎から全く判っていないことが発覚した場合など余程のことが無い限り、見返すことはありません。

けれども「もし捨てたら後悔するかも・・・・・・」と捨てることに抵抗がある人もいるようです。

そんな場合も、こうしてデータで残しておけば次の学年に上がった時に躊躇なく原本をドサッと捨ててしまえますね。

1年分のプリントやテキストがごっそりなくなると、部屋が見違えるほど清々します。

整理整頓された心地よい環境では集中力もアップするのでおすすめですよ。

自宅にあるプリンターにデータ名の記録やファイリング機能も備わっている場合は、ぜひスキャンの際に単元名やテキストナンバーを入力して保存しておきましょう。

出来ればデイリーチェックテストのみ、基礎問題のみなどの分類でも仕分けておくとより便利です。

この一手間で、復習テストの際に必要な教材を簡単に探したり、過去問演習で発覚した苦手なジャンルの類題のみをチョイスして一気にプリントアウト出来たりと、とても重宝しますよ。

日能研のようにテキストが学年や学期の初めに配布される場合は(あまりに分厚いため通称「電話帳」と呼ばれています)科目ごとに分割しておき、講習が終わったらスキャンしておけば良いでしょう。

カラーのデータが乏しいと感じる場合はスキャンの際にネットや参考書からテーマごとに重要な写真やデータを選んで加えておくと、自分だけの充実した復習教材が出来上がりますね。

次にプリント類ですが、これらはテキスト内容と重複していることがほとんどですから、科目・種類ごとにファイルやボックスを作り、授業の度にきちんと仕分け保存しておければOKです。

ボックスの背に科目や種類の名前を書き(もしくはシールなどを貼り)、復習しやすいように、時系列にきちんと並べてしまっておきましょう。

塾で配布されるテキストやプリント類は、各塾の講師陣による長年の過去問研究結果が凝縮された頼もしい受験のパートナー達です。

皆さんがこれらを上手に整理・保存し、志望校合格に向けて存分に活用出来るよう願っています。

「アタフタさん」の勉強になっていませんか?

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私の著書「難関校合格のすごい勉強習慣では、私が平素より様々なところでお話ししている「スピーディーな学習とスローな学習」というテーマを中心に、中学受験に向かってがんばるお子さんと、そのお子さんを支える親御さんの努力をしっかりと結果に結びつけるためにすべきことをまとめています。

書籍の中には「アタフタさん」と「ちゃくちゃくさん」が登場します。

実は前者の「アタフタさん」こそが、進学塾の勉強に忙殺されるあまり、努力が結果に結びつかない(むしろ逆効果になりがちな)勉強法の典型で、すぐにでも結果が出る勉強法に変えてあげたいと私が思うお子さんです。

 

今でも現役の家庭教師としてご家庭に伺っている私ですが、近年この「アタフタさん」が急増しています。塾から子どもたちに課される学習量が増え続けていることが一つの理由だと思います。多くの子ども達は、内容を理解することより、終わらせることを目的とした家庭学習に陥っています。

そのような症状の子ども達を、「アタフタさん」と呼んでいるのです。

その「アタフタさん」のお子さんでも、適切な勉強法に変えていけば、必ず結果が出るようになります。そして、がんばった分だけ結果が出ることモチベーションも上がり、「嫌なもの」だった勉強が面白いものへと変わっていきます。

お子さんの勉強のしかたが

・「やっつけ」になっている

・終わらせることが目的のように・・・

・とにかく急いで解いている

というようになっている感じられたら、「アタフタさん」になっている可能性があります。ぜひ勉強のやり方、家庭学習サイクルを見直してみてください。

もちろん勉強には「テキパキと素早く終わらせる」べきものもあります。日々の計算練習などは、その典型ですね。

では「じっくり取り組む勉強」ができている「ちゃくちゃくさん」とはどのようなものでしょうか。

その1つは「どうしてそのように考えるとよいのか」を常に考えながら勉強しているという状態です。

たとえば年令算は線分図を書いて解くことが多いですが、「ちゃくちゃくさん」は「なぜ線分図を書くと考えやすいのか」を考えながら勉強しています。

常に言葉にして考えているわけではないのですが、問題を解きながら常に頭の中では上記のような「回路」が、様々な形でつながっているとイメージしていただけるといいと思います。

年令算で線分図を書くことが有効なのは「2人の年令の差は何年経っても広がったり、縮まったりせず一定だから」ですね。

ですから、お子さんが「○○算なら〜という解き方」となかば無条件に考えているようなら、ときどき「どうしてそのように考えると解けるのかな?」という質問をしてあげるといいですね。

 

春休み、塾の春期講習会などもありますが、学校が休みということで普段に比べると時間に余裕があると思います(サピックスでさえ講習会は数日間です)。

この期間に「スピーディーにやる勉強」と「じっくり取り組むべき勉強」をあらためて「仕分け」してみてはいかがでしょうか。

中学受験 ~春休みにやっておきたいこと~

開花宣言はまだですが、あちこちで早咲きの桜が美しく咲き乱れていますね。

6年生の皆さんは来たるべき中学校生活の準備を楽しんでいますか?

5年生の皆さんは、いよいよ本格的な受験勉強に突入ですね。

塾ではすでに2月から「新6年」として新年度がスタートしていることと思いますが、学習の状況はいかがでしょうか?

 

新年度になると、前の学年に比べてグッと学習量・宿題量が増え、家庭学習の負担は約1.5倍になると言われています。

特に新5年生・新6年生はその変化の大きさに戸惑っている人も多いことでしょう。

これから始まる春休みは、一度立ち止まって状況確認ができる貴重な時期ですので、今日は春休みのうちにぜひやっておきたいことについてお話します。

 

具体的な各科目の学習内容はともあれ、まず今のうちにやっておきたいのが学習場所ややり方、スケジュールなど、「学習環境の見直し・改善」です。

学習場所について具体的に言うと、新34年生くらいのお子さんは特にリビングでの学習がおすすめです。

生活音などある程度のノイズがあり、親の目を感じながら行う学習の方が小さいうちは身につきます。

逆に子供部屋に一人でこもっての学習は集中力が持たず、結局半分は何をやっているか分からないような状況に陥っていることがほとんどでしょう。

ただし、リビング学習の際テレビは必ず消しておきましょうね。

 

56年生であれば、自分の部屋が良い場合もあります。

特に6年生の夏頃(実践演習が増え、毎日過去問を解くようになる頃)からは基本的に自分の部屋が良いでしょう。

過去問は正確に時間を測って解かなくてはいけませんし、親子ともどもピリピリする時期ですから、トラブルが起こりやすいリビングは避けておきたいということもあります。

採点や解き直しはリビングで、と使い分けるのも良いですね。

 

また、学習の際の椅子の高さと照明にもぜひ気を使ってみてください。

大人用の椅子は子供の体格には合わずいまいち集中できなかったり、足が床につかないためにブラブラ揺らすくせがついてしまったり、姿勢が悪くなってしまったりすることもあります。

照明は、オレンジの暖色より白色の方が学習に向いています。

自室で一人で学習する場合は特に、照明を白色のものにしておきましょう。

 

環境を整えることも効率的な学習には非常に有効なので、ぜひ余裕のある春休みに見直し・改善してみてくださいね。

 

 

次に、スケジュールについてです。

たとえば大手塾の新4年生ならば、この時期は週に2回程度の通塾が基本です。

塾のある日と無い日の学習リズムを整え、今のうちに毎日の勉強を習慣化しておきましょう。

 

5年生は、学習面でもグッと難度が増し、これまでの基礎を土台に応用問題や難問の割合も増えてくる時期です。

宿題や復習をすべてやるのは不可能に近いことですし、決して有効でもありません。

ここから大切なのは、宿題を終わらせることに追われず、自分に必要な問題を「取捨選択」し、効率的に学習していくことです。

 

色々なところでお話していますが、意識的に「スピーディーな学習」と「スローな学習」の使い分けを行いましょう。

「スピーディーな学習」は、短時間でスピーディーにこなしたい、ドリル的な学習です。具体的には計算や漢字などがそれに当たりますが、これらは時間を測ったり、朝学習に回したりと、集中して短時間で済ませることを意識しましょう。

一方「スローな学習」は、授業内容が「本当に分かっているか」の確認や、内容理解をより深め、定着させるための学習です。

ただ答えを出せれば良いのではなく、「どうしてこの解き方で解けるのか」といったことまで深く理解し、授業で習ってきたことをしっかりアウトプットできる状態にすることが大切です。

 

5年生で「スピーディーな学習」と「「スローな学習」」を上手に使い分けられるようになると、6年生の学習も大変うまく進んでいきます。

 

そして、新6年生は少しずつ具体的な志望校・併願校を検討し、それらの学校の過去問に目を向け始める時期です。

最終的に第一志望校を決めるのは1011月でも構いません。

ぜひ、学校見学や説明会への参加(合同説明会もオンラインでたくさん開催されています。)を積極的に行いましょう。

「気になる学校」が出来るだけでも、学習へのモチベーションが大きく変わりますよ。

新6年生に入ると学習量・宿題量・難度は一気に増しますから、効率良く身になる学習をするために、1日・1週間・1年間の「スケジュール作り」をしっかり行うことが重要です。

スケジュールは計画を立てて終わりではなく、実際の使い勝手に応じてどんどんブラッシュアップしていきましょう。

 

一度で完璧な計画を立てようと思わず、何度も作り直して構わないので、春休み中にトライ&エラーを繰り返し、無理のない自分なりのスケジュールを作り上げてくださいね。

 

中学受験生の皆さんが春休みを大いに有効活用し、4月以降の学習をより充実したものに出来るよう願っています。

入試後半戦、最後まであきらめない!

関西に続き、関東の中学受験もいよいよ後半戦です。
すでに前半の結果が出ている学校もあり、場合によってはご本人も保護者の方も臨機応変な行動が求められますから、なかなか気持ちの休まらない日々ですよね。

すでに第一志望を勝ち取った生徒さんは、おめでとうございます!
厳しい結果を目の当たりにしてしまった生徒さんは、ここから立て直しましょう。

大切なことは、芳しくない結果を翌日以降に引きずらないことです。
これまでの生徒さんの中にも、前半で得られた気づきを活かし、後半で本領発揮、見事合格を勝ち取った生徒さんはたくさんいますから、安心してください。

大きなメンタルの崩れがあった場合は、その原因を振り返りましょう。
試験で緊張するのは皆同じですが、もしも原因に心当たりがあれば、就寝時間や当日の服装なども含めて、いつも通りの実力が発揮できる状態に整え直してきださい。

また、特に志望校に2回目、3回目のチャンスが控えている人は、ミスのあった分野、あと一歩だった分野をよく復習しましょう。
同じ問題が出ることは考え辛いですが、2回目以降も同じ先生が問題を作成していることは大いにあり得ますし、数字を変えただけの問題を敢えて出題し、複数回出願の意欲を買ってくれようという学校もあります。

そして前半に体調を崩してしまった人は、まず焦らず身体を労わりましょう。
新型コロナウイルス感染症の関係で試験を受けられなかった人もいると思いますが、現在はオミクロン株の感染拡大が猛威を奮っているため、各学校でもさまざまな緊急対応を行っています。

急な救済措置が設けられる場合もありますから、志望校・併願校のホームページは必ず毎日チェックしましょう。
また、相談に応じて個別に対応を行っている学校もあります。必要であれば入試相談窓口などに直接確認してみることも視野に入れ、最後まであきらめないでくださいね。

ちなみに、先月の時点で以下の私立中学校は既に追試日程を設置、公表しています。

【日程】
2
10日、16日 和洋九段女子
2
12     芝浦工業大学付属
2
18     光塩女子学院
2
19     栄光学園、頌栄女子学院、東京電機大学、

明治大学付属中野八王子
2
20     世田谷学園、国学院大学久我山
2
23     開成
2
26     東京都市大学付属、淑徳
2
27     城北

また、神奈川県では221日に「共通問題」を使った「共通追試」を実施することが発表されました。(神奈川大学付属、慶応義塾普通部、聖光学院、清泉女学院などが参加予定)

都立中高一貫校においても225日に対応措置が発表されているので、必要のある人はホームページを確認してみましょう。

前半に大きなミスをしてしまった生徒さんも、病気やトラブルに見舞われてしまった生徒さんも、勝負はここからです!
皆さんが最後まで前向きにこの期間を走り抜け、笑顔で受験を締めくくれることを祈っています。

入試本番に向けて~最終模試の活かし方

明けましておめでとうございます。

2022年がスタートしましたね。

関東の主要私立中学校受験本番までは1か月を切り、関西の皆さんは早くも15日に統一入試日を迎えます。

さて、6年生の1年間皆さんが怒涛のように受けてきた「模試」も、年内でほぼすべて終了しました。

今日は目前に迫った本番に向け、皆さんの合不合判定テストや合格力判定テストなど、大手塾による模試の最終結果をどのように活用したら良いかお話しします。

昨年末の大規模な模試は一部で日程が被り(首都模試とサピックス・オープンが同日でした)、1日のうちに4科目の試験を2回受けた人も多かったようです。

「合間に食事をとる暇もなく、午後はスタミナ切れだった」

「実力が発揮できず、これまでで最も悪い偏差値で終わってしまった」という人もいたようですが、皆さんはいかがでしたか?

最終模試の結果で合格可能性が20%・30%などと出ると、生徒さんも保護者の方も大抵ガックリ落ち込み、受験自体に迷いが生じてしまうご家庭もあるのですが、最終模試でそのような結果が出た人たちの中にも、見事第一志望に合格した人たちは実際にたくさんいます。

模試はあくまで模試であり、特に、自分の狙う志望校に特化して問題が練られた模試でない場合はなおさら、その結果を鵜呑みにする必要はありません。

皆さんの最終目標は「志望校合格」であり、「模試で良い結果を残す」ことではありませんから、最後に「志望校の入学試験で合格点を取る」ことさえ出来れば良いのです。

最終模試の結果、特に合格率に踊らされて、この時期に第一志望を再検討する必要はありません。

20%以上の結果が出ているのなら、合格可能性は残っています。

まずは冷静に模試の内容と向き合い、「科目ごとにどの分野で引っかかっていたのか」さらに「そこに志望校の過去問に頻出の分野は無いか」よく分析しましょう。

以前お話ししたように、この時期手つかずのジャンルや苦手なジャンルを深堀りしたり、一からやり直そうとしたりするのは非常に危険です。(そういうものが無ければベストですが)

分析を終えたら、その中でも「理解が今一歩及んでいなかった部分」「もう少しで解けそうだった部分」に重点を置いて復習しましょう。

繰り返しになりますが、必要なのは「志望校の入学試験で合格点を取ること」であり、それに最も近い試験はやはり「過去問」です。

ですから今の皆さんにとって最も効果的な学習は、本番までに過去問で百発百中、合格点に到達できる状態にしておくことなのです。

過去問の結果は表などにまとめていますか?

もしもやっていない人がいたら、今からでも簡単に結果を一覧にしてみましょう。

合格平均点、もしくは合格最低点はどの年度も突破出来ていますか?

そうでなければ、あとどれくらい点数があればクリアできるでしょうか。

そして、そのためにはどの科目で何点ほどアップ出来そう、もしくは、しなくてはならないでしょうか。

このように、志望校の合格基準点に到達するために自分がアップすべき点数、さらに、その内訳(科目ごとにアップ出来そうorすべき点数)を明確にしましょう。

その上で、最終模試を含めた重要な模試のジャンル・問題を取捨選択て復習することが最も効果的な模試の活用法です。

志望校合格に向け、自分の場合は各科目それぞれでどれくらい点数を上げられそうか(上げなくてはならないか)の判断や、自分が重点を置いて復習すべきジャンル・問題の取捨選択については、出来るだけ独断ではなく、塾の先生や家庭教師など中学受験の指導歴が豊富な専門家にも助言を求めましょう。

残り少ない日々、皆さんが志望校合格にしっかり狙いを定め、効率的・計画的に、充実した学習を行えることを心から祈っています。

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▼2022年11月18日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「<志望校・併願校の決め方 校風、偏差値と問題傾向から決める! 合格するための受験校の選び方」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年10月28日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「小学4・5・6年生対象 めざせ合格「過去問」の正しい使い方」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年9月30日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「飛躍的に成績を上げる!苦手克服 勉強法」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年9月10日(木)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するオンラインセミナー「【4・5年生】9月から偏差値10UPを狙うオンラインセミナー  毎年2学期に成績を上げるご家庭がやっている10個のこと」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年8月5日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験の「基本のキ!」令和4年度版 最新の中高一貫校の選び方から受験の傾向まで全部分かる!」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年7月21日(木)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するオンラインセミナー「【2022年夏】確実に成績が上がる夏期講習の受け方 3つのポイント」にて、講師を担当させていただきました。。

▼2022年7月8日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「夏休みの学習計画!うまくいく方法  夏期講習を有効活用して力をつける!学習戦略の立て方」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年6月24日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験を迷っている!?保護者必見セミナー 未就学・小学低学年から、親が知っておきたい「中学受験」の実像」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年5月27日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「自分で学習する子の育て方  中学受験、高校受験でも生きてくる「子が自走する学習法」を伝授します」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年5月26日(木)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するオンラインセミナー「6年夏休みに成績を大きく伸ばす6月・7月の過ごし方」にて、講師を担当させていただきました。。

▼2022年4月22日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「家庭学習のやり方を指南  塾に通っているだけで、安心していませんか?」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年4月14日(木)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するオンラインセミナー「夏休みまでに偏差値5UP 6年生GWで成績を上げる10のポイント」にて、講師を担当させていただきました。。

▼2022年3月18日(金)

「「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「頭のいい子が育つ! 学習環境のつくり方」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年2月25日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験セミナーわが子の合格に必要な学習は?」にて、講師を担当させていただきました。

▼2021年12月17日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験・合格する家庭のつくり方セミナー」にて、講師を担当させていただきました。

▼2021年11月19日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験合格つかむ「過去問」使い方セミナー」にて、講師を担当させていただきました。

▼2021年10月22日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験合格つかむ「過去問」使い方セミナー」にて、講師を担当させていただきました。

▼2021年9月24日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「苦手克服し成績を上げるコツ」にて、講師を担当させていただきました。

▼2021年7月16日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「7/16入試にも役立つ夏休み自由研究対策セミナー」にて、講師を担当させていただきました。

▼2021年6月26日(土)

新渡戸文化学園が主催するオンラインセミナー「中学受験へ向かうみなさまへ 中学受験って何? 大切なことは何?」をにて、講師を担当させていただきました。

▼2021年6月25日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「親が知りたい中学受験のキホン」をにて、講師を担当させていただきました。

▼2020年10月14日(水)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験セミナー第2弾!過去問を活⽤する家庭学習のコツ」をにて、講師を担当させていただきました。にて、講師を担当させていただきました。

▼2020年9月29日(火)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験 コロナで変わる!併願校の選び⽅/合格を導くための模試の問題⽤紙・答案⽤紙活⽤法」にて、講師を担当させていただきました。

▼2020年6月12日(金)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するオンラインセミナー「ウィズコロナ時代の中学受験を成功させる夏の過ごし方」にて、講師を担当させていただきました。

▼2020年6月6日(土)

増進堂 受験研究社が主催するオンラインセミナー「学校再開・塾再開にどう向き合うか」にて、講師を担当させていただきました。

▼2020年2月19日(水)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するセミナー「2020年首都圏中学受験 入試分析セミナー」にて、講師を担当させていただきました。

▼2020年2 月6日(木)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するセミナー「2020年関西中学受験 入試分析セミナー」にて、講師を担当させていただきました。

▼2019年10 月11日(金)

淑徳与野幼稚園が主催する講演会「父母講座 我が子への根拠の無い信頼の大切さ」にて、講師を担当させていただきました。

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