■5月5日にテレビに出演します。

テレビ神奈川 午前9時からです。


先週にお知らせしておけば良かったのですが、私が取材を受けたテレビ放映が5月5日にあります。

テレビ神奈川で午前9時から9時30分の「キッズナビゲーション」の中のファッショナブルマミーのコーナーです。興味のある方は是非ご覧ください。

 

お子様の春の連休はいかがでしたか。

思いっきり遊んだ?塾の講習で毎日勉強漬け?学年によっても通われている塾によっても過ごし方が違ったと思います。
 ところが、ほとんどの塾ではこの連休後には大きなテストが待ち構えていますね。


今回は、そのテストの対策についてお話しましょう。しかも小5の算数だけについてです。 なぜ、小5の算数だけなのかといいますと、ほとんどの大手塾のカ
リキュラムではここしばらく小数や分数の計算を中心にやってきました。文章題といっても、計算が正確に出来るかどうかの判定にために作られた問題ですから
意外に簡単だったはずなのです。間違っていた場合でも、「しまった、ミスしちゃった」という意識しか生まれませんし、それをチェックされているお母様も同
じ心情でしょう。でも、今回のテストは計算だけではなくて、過去のやった別の単元も数多く出題されるはずです。この計算ばかりをやっている間にいろいろな
ことを忘れているはずなのです。


 「子供は忘れる動物だ。」どこかで見たことがある言葉なのです。子供は、大人から見るとあっという間に覚え、そしてすぐに忘れます。日々吸収していく事柄が多いために、意識にのぼらなくなるというのが正しい表現だと思います。


 図形は忘れていませんか?線分図を忘れていませんか?単位換算は?実はこの3つが今回のテストのポイントになります。このHPをご覧になって、「うちの子大丈夫かしら?」と思われましたら、数問ずつでもやらせてあげてくださいね。

 

 今回の本題は、この事前の対策ではなく、事後の対策です。終わってしまったテストを見たところで点数が上がるわけでもないし、と思われるかもしれません
が、テストに残った計算や式は、お子さんの状態を知るための情報の宝庫です。今回特に注意して欲しいのは、文章題を解く計算に分数の筆算が増えているかど
うかです。
 分数で計算をすれば易しいのに小数で計算している事はないでしょうか。もしそうなら、これまでと同じように、問題用紙に残った計算が、小数のかけ算や割り算だらけになっているはずです。
 分数計算の単元が終わったばかりの日能研生に多いですね。途中で循環小数になって  しまって、そこで止まってしまっている、という問題はありませんか。
そろそろ、小数頭脳から分数頭脳へ切り替えていく時期です。「まず、分数で計算を始めていこうね。」と言って上げてくださいね。