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中学受験 ~低学年・未就学期に大切にしたいこと②~

前回のコラムでは、低学年・未就学期のお子さんへの接し方、「褒める」「認める」「ちょっと我慢させる」、そして「うちの子だから大丈夫」という根拠のない自信を持ってあげることの大切さをお伝えしました。

今回は、そのような接し方によってお子さんの中に育まれる「熱中力」についてお話します。

前回お伝えしたように、「うちの子だから大丈夫」という信頼があれば、親御さんがお子さんを見る目は柔らかくなります。

親御さんがそのような表情であれば、お子さんもリラックスして目の前のことに安心して取り組み、集中していけるようになります。
そしてこれが、受験にも欠かせない「熱中力」につながっていくのです。

例えば、勉強はあまりしないけれど魚の図鑑を眺めるのは大好き、というお子さんがいますね。

そのようなお子さんが図鑑に夢中になっているときには、決して「魚の図鑑ばかり見ていないでもっと本を読んだらどうなの?!」と邪魔をしないであげましょう。

どうせ夢中になるなら……などと色々思うことがあっても、ここはぐっとこらえてください。

穏やかな気持ちでお子さんの様子を見守ってあげることが大切です。

都立中高一貫校に限らず近年の中学入試では思考力を求める問題が急増しています。

知識の丸暗記では太刀打ちできないこれらの問題に対処するには、与えられた資料から自分で課題を見つけ、自分なりに解決方法を見出す力が欠かせません。

そして、そのような思考力を十分発揮するのに必要なのが「熱中力」です。

子どもたちが自分のやりたいことー図鑑や、砂遊びや、パズルなどに熱中している時、親御さんから見れば有意義でない時間に見えるかもしれませんが、お子さんの頭の中では、自然と「思考訓練」が行われています。

自分たちが眺めている光景や音などに脳は反応し、

「このお魚と前に見たあのお魚は形が似ているな」

「でも違う名前だ。どこが違うのかな」

「この砂山はここに穴をほったら崩れてしまうな」

「僕がここから、あの子があそこからほるとトンネルが繋がりそうだな」

「あれ?崩れちゃった。お水が少ないと崩れやすくなるのかな」

というように、物の類似性や相違点を確かめたり、原因を探り因果関係を発見したりと、無意識のうちにフル回転しているのです。

このような体験は、お子さんがねばり強く最後まで考え抜く力や、自分で考え解決策を見つける楽しみを育んでくれるでしょう。

また、プラモデルや砂遊び、野菜を切るお手伝いなどが自然と立体図形の感覚を養ってくれるように、パズル、おつかいなど、子どもが夢中になっている遊びやお手伝いが、受験に必須である様々な感覚を養ってくれる場面も多々あります。

ぜひ低学年・未就学期には、お子さんのやりたいこと、熱中できることを自由にたくさん体験させてあげてくださいね。

中学受験 ~低学年・未就学期に大切にしたいこと~

こんにちは。
高学年の皆さんに向けた記事が続きましたので、今日は久しぶりに低学年・未就学期に関してお話したいと思います。

最近はお子さんの可能性を広げるため、もしくは受験準備のために、小さな頃からたくさんの習い事をさせるご家庭が増えましたね。
もちろん習い事も良いのですが、未就学~低学年の時期に最も大切にしていただきたいと思っているのは、親子の信頼関係、絆を育むことです。

習い事をさせるにしても、陥っていただきたくないのは、結果次第でお子さんを認めたり認めなかったりすることや、結果「だけ」を褒めることです。

どんな結果であれ、お子さんやお子さんのがんばりそのものを認めてあげること。
良い結果が出た場合はその結果だけでなく、ぜひそこに至るプロセスを認め、褒めてあげてください。

結果ももちろん大切ですが、結果しか誉めてもらえないのでは、子どもは結果さえ良ければ良いのだと、そこに至るプロセスを大切にしなくなります。
具体的には、問題集の答えを丸写しして無理やり全問正解の答案を作ったり、答え合わせの際に間違っていても答えを書き直して赤丸をつけてしまうというような無意味な行動を取ってしまったりするようになることもあります。

お子さんがそのようなことをしてしまうと困っていらっしゃるご家庭では、そのような背景が原因となっていることもあるので気をつけたいですね。

答えを導くプロセスを大切にする気持ちを育む声かけを心がけ、その中で経験できる学びの楽しみや驚きをたくさん経験させてあげるよう促すことが大切だと思います。


また、この時期は、「他の子と比べる」ことをしないように気をつけてください。
発育や学力の差が大きく出始める就学前~低学年の時期は、ついつい我が子と周りの子を比較しがちです。

それ自体はある程度仕方のないことですが、それを利用してお子さんをコントロールしようとしないでほしいのです。
たとえば
「◯◯ちゃんはこんなにがんばってるそうよ」
「◯◯くんはもうこんなこともできるんだって」
「◯◯さんは△△でクラスで一番になったそうね」
といったさりげない声がけは、
お子さんのやる気を引き出したり鼓舞したりするどころか、脅かし、傷つけていることの方が多いものです。

“周りの人ががんばっていることを伝えるという「さりげない」やり方で、実は必死にお子さんのお尻を叩こうとしていることを、お子さんは敏感に感じ取ります。
そして、それがうまく作用することは殆どありません。

むしろそういうやり方はお子さんの過度なストレスやプレッシャーとなり、余計にやる気を削いだり、今の自分ではだめなんだと自尊心を傷つけてしまうことになりかねないのでぜひ気を付けてください。

ありのままのお子さんの存在やがんばりをそのまま認めてあげることで、お子さんは、自分が大好きな親御さんからそのままの自分自身で愛されていると感じられ、すくすく育っていきます。

特別な言葉や内容でなくても、
「今日、保育園でお魚が食べられたんだね。」
「○○ちゃんと手を繋いでお散歩ができたんだね。」
「ごめんなさいがちゃんと言えてすごいね」
といったことでも十分です。
ありのままを認める声がけで、お子さんが「かけがえのない大切な存在」であることを、ぜひ毎日たくさん伝えてあげてくださいね。

また、これは以前からよくお話ししていますが、
「褒める」「認める」「ちょっと我慢させる」
3つはこの時期、特に大切なことで、これらはそれぞれ関係しています。
なにかをお子さんが我慢しようとがんばっていたら、そのことを認め、褒めてあげましょう。
「本当は◯◯したいけれど、我慢しようとしているんだね。その気持ちがお母さんにも伝わっているよ」
そして、お子さんが無事我慢することができたら、結果についてもまた褒めてあげましょう。


こうしたことは、未就学児~低学年の時期以外にも有効で、大切なことです。
たとえば6年生の受験生ががんばっているのになかなか成果を出せないとき、
代わり映えしない結果の部分だけを見て
「残念だったね」
「あと一歩がんばりが足りなかったのかな」
「次はもう少し早い時期から取り組んでみようか!」
などと言うのではなく、ぜひ、努力しようと気持ちの面で頑張っている今のありのままのお子さんをまず認めてあげてほしいのです。


きっと皆さんご自身も、つらいけれど勉強をはじめよう、と思っていたときに「そろそろ勉強したらどうなの?!」などと言われて、やる気をなくした経験をお持ちだと思います。
親としてどういう声がけをするべきか、などとあまり難しく考えることはなく、まず自分が小さい頃に嫌だと感じたことはお子さんにもしない、という気持ちを持って接してあげるだけでも、お子さんへの声がけの仕方が変わってくるかと思います。

お子さんだけでなく、家族全体が成長できる。
お子さんを育てつつ、自分自身も変わり成長していけることも、子育てや受験というイベントの素敵なところであり、楽しみの一つですよね。

そして最後に、これも言い続けていることですが、我が子に対して、「うちの子だから大丈夫」という根拠のない自信を持ってあげること。

根拠はなくていいのです。
子どもには、ちゃんと育つための強固なプログラムが備わっています。
そこを信じることです。

「うちの子だから大丈夫」という信頼があれば、親御さんがお子さんを見る目は穏やかに変わります。
そして、そんな接し方をされているお子さんは、安心して、自分の取り組んでいることにきちんと熱中できるようになります。
この熱中力というのが受験においても非常に重要です。

さて、長くなってきましたので、この「熱中力」についてと、お話の続きは、またの機会にお話ししますね。

それでは、雨続きの滅入りがちな季節ですが、皆さま元気にお過ごしください。

中学受験 ~合同説明会イベントに参加しよう~

梅雨入りが近づいてきましたね。
中学受験生の皆さんは、「五月病」に負けず元気に過ごしていますか?

さて、5月15()に、都内私立中学校174校が参加する日本最大規模の中学説明会イベント『Discover私立一貫教育2022東京私立中学合同相談会』が開催されました。

当日の参加校は駒東、慶應中等部、早稲田、桜蔭、女子学院などで、コロナ禍を考慮し人数制限あり・1時間半ごとの完全入れ替え制でしたが、たくさんの受験生や保護者の方々が参加されたようです。

当日参加した生徒さんの中には、まだまだ志望校など考えたこともなかったという人もいたようですが、先生方のお話を聞いたり持ち帰ったパンフを見比べたりする中で、少しずつ中学受験の実感が湧いてきたのではないでしょうか。
親御さんに言われて何も分からず中学受験をすることに決めた、塾通いを始めたという生徒さんは意外と多いものですが、そういう皆さんにとって志望校選びはなかなか現実味を帯びず、難しいものですよね。
そういう場合はぜひ、このような合同説明会イベントに気軽に足を運んでみてください。

はじめは「校舎がきれいなところ」「制服が可愛いところ」「学食があるところ」などでも良いですから、たくさんの学校のブースやパンフレットを覗いて、少しずつ自分が行きたい学校のイメージを掴んでいきましょう。

また、このような合同イベントでは、各学校の個性も垣間見ることができます。
今回のイベントでも、それぞれの学校がブースを設置し、現職の先生による学校説明や資料配布が行われていましたが、その形態は様々でした。

資料や過去問をずらりと並べる学校、時間ごとにミニプレゼンを開催する学校、一人ひとりと話す時間を大切にする学校etc…

各学校のアピール方法や雰囲気からも、その学校のカラーが見えますので、ぜひ自分のフィーリングに合う学校、素敵だなと思える学校を探してみてくださいね。

ちなみに来月の合同イベントには以下のようなものがあります。


6月開催予定 中学受験合同説明会イベント
4
() 文京区にゆかりのある私立中学高等学校/進学相談会
7
() 東京・神奈川 私立女子中学に触れる会
12
() 東京私立男子中学校フェスタ
12
() 2022千葉私立中学進学フェア
19
() 神奈川私立男子中学校フェア2022
25
() 受験なんでも相談会
26
() 日能研/私学フェア

開催日は予定です。詳細は各ホームページなどでご確認ください

7
月、8月の夏休み近辺にもたくさんのイベントがありますが、その頃のイベントはどれも大変混み合い参加資格が抽選になるものも多いので、今のうちから足を運んでみるのがおすすめですよ。

中学受験を「自分事」として捉えられるようになることは、時には辛く苦しい中学受験生活を最後まで走り抜ける大きなモチベーションになります。

中学受験生の皆さんが「絶対ここに行きたい!」と思える学校や先生と出逢えること、中学受験が「親に言われたから」ではなく自分にとっての大切なチャレンジに変わり、努力の末に合格を勝ち取れる日が来ることを心から祈っています。

中学受験 ~夏休み前に各科目の総ざらいをしよう~

前回のコラムで、

「夏休みが受験の天王山」と言われるけれど、特に6年生は過度に夏休みに期待しないことが大切だということをお伝えしました。

夏休み中は毎日の夏期講習やそこで出される課題や宿題、模試もたくさんあります。

国語の漢字や語句、理科や社会の知識や算数の基礎など、本来コツコツと身につけなければならないものをその限られた時間だけで何とかしようというのは少々無謀だとは思いませんか?

実際、何でもかんでも「夏休みに頑張るから」と先送りにしていた生徒さんが、夏休み後に「結局終わらなかった……」と青ざめている姿は残念ながら毎年見かけます。

秋からは過去問演習や志望校対策が本格的になり、基礎の総ざらいなどをやっている時間はなくなりますから、そんな自体になってしまうことは避けたいですよね。

ゴールデンウィークを終えたら、夏休みまでに各科目(基礎)の総ざらいを一巡出来るようにスケジュールを練りましょう。

一人では無茶な計画を立ててしまいがちなので、その際は塾や家庭教師の先生にも相談してみることをおすすめします。

特に、国語の漢字や語句に関しては早めに対策しておきましょう。

中学受験に必要な国語の漢字や語句はかなりのボリュームで、分厚い参考書1冊分にもなります。

またこれらを正確に暗記し、自在にアウトプット出来るようになるまでにはある程度の時間や演習回数が欠かせません。

5月中旬~夏休み前までの2ヶ月間を使ってしっかり定着させておきましょう。

ここで、よく寄せられる漢字のお悩みについて少しお話しておきます。

まず、「漢字が覚えられない」というお悩み。

国語が嫌いな生徒さんに多いのですが、この場合以下のような覚え方をしていないか確かめてみましょう。

  • 知らない漢字や熟語の意味を確認せずひたすら書き写す
  • 答えが隠れる赤シートや単語帳を用いた暗記法(自分の手で書かない)
  • 問題集にあれこれ手を出す(同じものは1度解いたら終わり)
  • テスト直前に覚える&間違えてもそのまま

これらはどれもその場しのぎのやり方で漢字を定着させる工程が踏まれていないため、漢字が上手く覚えられず、覚えてもすぐに忘れてしまいます。

漢字を覚える際に有効なのは、意味を理解して覚えること、反復すること、間違えたものは直しを必ずすること、なるべく毎日やること。
意味もわからず書きまくるだけでは記憶に残りません。

英文を覚える時に、単語の意味や文法、和訳を理解している方が覚えやすいのと同じで、漢字・熟語も部首や成り立ち、意味を理解している方が覚えやすいのです。

また、答えが隠れる赤シートや単語帳を用いた「目」だけの学習では、読みの暗記は出来ても、なかなか書けるようにはなりません。

漢字の読み書きをしっかり覚えるためには次々と問題集を変えたり、1度解いただけで終わりにしたりせず、これと決めた1冊にとことん向き合いましょう。

面倒で回り道のようでも、漢字や熟語の意味をきちんと理解し、実際に手を動かす演習を繰り返してみてください。

そして、それでもテストで間違ってしまったときは必ず間違い直しをすること。

きちんとノートに記録し、再度それを間違えた場合には印をつけていくと、自分が間違えやすい漢字が目に見えて判り意識できるようになります。(同音異義語が苦手、などのクセも見えてきますよ)

朝食前の5分間でも良いので、出来るだけ毎日取り組めると良いですね。

6年生で漢字が苦手な場合は『漢字マスター1095題 6年』(日能研)、基礎が身についている場合は『中学入試 でる順過去問 漢字 合格への2606問』(旺文社)などがおすすめです。

参考書としては、小学校で習うすべての漢字が学年別に収録されている『SAPIXの漢字学習字典 SAPI漢』(サピックス)も良いと思います。

イラスト付きで、漢字学習が楽しくなる知識も紹介されているので4年生でも使えますし、サピックスの校舎だけでなく書店などでも購入できますよ。

『小学漢字 1006字の正しい書き方』(旺文社)はポケットサイズで持ち歩きやすく、書き順が一画ずつ示されている上、熟語も豊富です。

すべての漢字に成り立ちに関するコラムもあり、こちらも大変重宝すると思います。

漢字学習は読み書きだけでなく、熟語・対義語・類義語などの知識や語彙力のアップ、ひいては国語力そのものの底上げに繋がるので、夏休みまでに特に終えておいてほしい基礎ざらいのひとつです。

受験生の皆さんがここからの2ヶ月を上手に使い、準備万端で夏休みを迎えられること、そして、各科目の総ざらいを通じて、コツコツ取り組んだ暁には大きな結果がついてくることの楽しみ、喜びを体感してくれることを大いに期待しています。

夏休みまでの計画を立てよう

ゴールデンウィークも終盤を迎えています。

 

 お子さん達は、充実した連休を過ごすことができたでしょうか。

ゴールデンウィークが終わると、夏休み前まで祝日のない日々が続きます。

 

大切な夏休みまで、モチベーションを下げることがないよう、工夫をして過ごしたいですね。

 

この5月から6月、7月の夏休み前にかけて、各学年非常に重要な時期になります。

例えばサピックスの5年生の算数では、5月から6月にかけて

 

・立体図形

・点の移動

・規則性、

 

そして算数において最重要単元の一つである「割合」の学習が続いていきます。 

日能研でも5月は集中的に図形を学習し、 6月に入ると夏休み前までにかけて「割合」に関する学習を何週にも渡って続けます。

 

まさに中学受験の勉強において算数の学習の大きな「山場」になる時期と言えるでしょう。

四谷大塚では4年生の時に「割合」の基礎を学習し、5年生でも2月、3月、4月と「割合」の学習を少しずつ進めてきました。

これから夏休み前にかけては「場合の数」などとともに算数の中でも最重要単元の一つである「速さ」に関する学習を進めていきます。

もちろん5年生に限らず、他の学年もそうですが、ここからの2ヶ月間は非常に重要な時期になります。

 

気温が高くなり、 梅雨に向けて湿度も高くなります。

 

そんな中、体調もモチベーションも万全な状態で学習に向かえるよう、日常の習慣としては、 やはり塾の復習をしっかり続けていただきたいと思います。

 

セミナーなど色々な場でお伝えしていることですが、塾から帰ってきたら「今日は塾でどんなことを習った?」と親御さんが声かけをしてあげてください。

 

居残りなどで宿題をできるだけ済ませる、という塾もありますが、宿題に取りかかれなくても授業の内容をざっと思い出して整理しておくだけでも、大変効果的です。

 

整理をしないまま寝てしまうと、次の日には前日に得た知識が随分曖昧になってしまうものですが、授業後に整理しておくだけで、宿題の進み方もかなり違います。

 

また基本的なことですが、朝学習などのルーティンもしっかり続けたいですね。

 

特に6年生は「夏休みが受験の天王山」と言われますが、逆にあまり過度に夏休みに期待しないことが大切です。

 

つまり、理科や社会の暗記、国語の漢字や語句など、コツコツと知識をつけなければならないものを、全て夏休みに回してしまうと大変危険です。

 

6年生は夏休みに夏期講習会で総復習をしながら、早い塾では過去問の演習も始まります( SAPIX では「銀本」と呼ばれる入試過去問集を配布され、そこから宿題が出ます)。

 

もちろん理科や社会、国語の知識など夏休みにも総復習に入りますが、 できれば夏休みまでに一巡しておくことが望ましいでしょう。

 

完璧でなくてもよいので、ある程度の知識を夏休み前に完成させておくことで、夏休みの学習の成果が大きく変わってきます。

 

ここから2か月、今習慣となっていないならすぐにでも、朝学習や就寝前の短時間の学習時間をルーティンとして設け、知識問題や漢字、 計算などに充ててみてください。

ゴールデンウィークの終わり、ぜひここから2ヶ月の過ごし方について改めて計画を立ててみてください。 

中学受験 五月病にならないためには?

日に日に木々が芽吹き、緑の美しい季節になってきましたね。

前回4月下旬からゴールデンウィークの過ごし方についてお話しましたが、今日は同じ頃に話題になる五月病についてお伝えしたいと思います。

塾の新年度が始まり3ヶ月、小学校では新学年に上がって1か月が経過し、疲れが出始めるこの時期。

長い連休を挟むことで一気に緊張の糸が切れ、なんだか憂鬱で調子が出ない、体調が優れない、やたら眠ってしまう、イライラする、学校や塾に行きたくなくなる、不安や焦りで落ち着かない等、いわゆる五月病の症状が現れることがあります。

五月病は主に疲労やストレスが原因と言われており、病気ではなく軽い「適応障害」や「起立性調節障害」に近いものですが、ひどくなるとうつ病に移行することもあるので気をつけたいですね。

また、近年ではゴールデンウィーク明けではなく、六月に入ってから調子を崩してしまう新五月病も増えています。

新五月病というのは、連休明けは本人も保護者の方も五月病を意識し、注意深く過ごすことでなんとか不調を避けられたものの、梅雨時の気候が不安定になってきた頃に、同様の症状が現れてしまうことを指します。

特に中学受験生の皆さんは、5月から一気に増える模試の影響で休日が減ってしまい、課題や宿題も増える上に梅雨のジメジメした気候や日照不足も重なって、6月は心と身体のバランスを崩しやすい時期です。

ぜひ注意深く自分の心や身体に耳を傾けてあげるようにしてください。

そして、五月病にならないよう普段からストレスを溜め込まないことも大切です。

たとえば新学期が始まり、大きく生活環境やリズムが変わってうまく課題や宿題をこなせていない人は、具体的にどのようなスケジュールを組めば解決出来そうか、この機会に見直してみましょう。

一人でうまく計画が立てられなければ、塾や家庭教師の先生に相談してみるのもおすすめですよ。

また、この時期に心や身体に不調を感じ始めていたら、ぜひ学習面だけでなく、新年度が始まってから人間関係や生活リズムに支障や課題が生まれていないかどうかも振り返ってみてください。

問題が見つかった場合は具体的に解決策を考え、改善のために行動を起こしてみましょう。

ノートに書き出してみたり、友達や保護者の方に話してみたりするだけで気持ちが楽になる場合もあります。

いずれにせよ、辛いことは一人で心の中に抱え込まないでくださいね。

その他効果的なのは、いわゆる幸せホルモンである「セロトニン」の脳内分泌が活発になるよう散歩をしたり、日光を浴びたり、乳製品・バナナ・白米などを積極的にとることです。

たまには気分転換に好きなことをしたり、体を動かしたりするのも良いですね。

また、連休中に就寝時間が後退することで体内時計が狂い、心身の不調が生じ始めるケースも多いので、連休中も早寝早起きを心がけ、夜更かしの悪習慣を作らないようにしましょう。

前回も書きましたが、皆さんが気負いすぎず、うまくメリハリをつけ、心身共に健康で充実したゴールデンウィークを過ごせることを願っています。

4月下旬〜ゴールデンウィークの過ごし方について

 

今回は、4月下旬〜ゴールデンウィークの過ごし方について考えてみたいと思います。

 4年生、 5年生はゴールデンウィークは塾が日付通りお休み、そして宿題が出るというケースが多いと思います。

 

塾がお休みということで、絶好の家庭学習期間になります。

この期間を上手に利用して、春の学習でできなかったことをやりたいですね。

 

その準備として、普段の家庭学習をしっかり見直しておくということをお勧めします。

 

学年が変わって2ヶ月あまり、前の学年よりも塾の勉強の負担が増えた、と感じているお子さん、 ご家庭も多いと思います。

 

そのため家庭学習も、 宿題を「こなすこと」が中心になってしまい、しっかり理解して学習を進めることや、じっくりと問題と向き合う学習がうまくできなくなっているケースもたくさんあります。

 

まずは家庭学習が上記のような状況に陥っていないか、しっかり確認して立て直しをするようにしましょう。

 

特に5年生はこの時期から、受験に直結する非常に大切な単元を扱っていきます。

算数では「比と割合」「速さ」などが中心となりますが、これらの分野は今後、他の単元とも密接に結びついて、応用問題などとしてテストに出題されることも非常に多くなります。 

 

習ったことを「公式」として丸覚えするのではなく「なぜそのような式で求めるのか」理詰めで考えることが大切です。

 

以前からおすすめしていることですが、学習内容をしっかり理解しているか確認し、定着を図る目的で「家庭内ミニ授業」を行うようにしましょう。

 

お父さん、お母さんが生徒になり、お子さんに学習した内容を説明してもらうのです。

「どうしてそうやって解くの?」といった質問をしながら、ここさんに問題を解説してもらいましょう。

 

もちろんこの時、親御さんの態度としては「教えてもらう」であって「詰問」にならないように注意してください。

教えてもらうお父さん、お母さんが納得できるようにお子さんが上手に説明できれば、かなりしっかり理解できていると判断できます。

 

理解が不十分な場合は説明が上手くいかなかったり、聞いていて辻褄が合わないと感じるはずです。

お子さんが自分の理解不足に気づくきっかけにもなります。

 

塾で習ったことを十分に理解できていない、ということに気づけば、塾の授業の聞き方などについて親子で一緒に考えるのも良いでしょう。

 

家庭学習で復習した問題に関しても(すべてでなくてもよいので)上記のような「家庭内ミニ授業」を行うことで、定着の度合いを測ることができます。

6年生はゴールデンウィークの時期に、特訓授業が塾で行われるケースがあります。

代表的なのは サピックスの「GS 特訓」などですね。

 

このような特訓授業は、根本的に普段受けている平常授業とスタイルが違います。

 

普段の授業は「先生から習い、習ったことができるようになったかを確認する」というスタイルですが、特訓授業は6年生後期から始まる「日曜特訓」と同じようなスタイルで「演習授業」と呼ばれるものです。

 

まず問題を解いて、忘れていたことや知識の抜け漏れ、 不足が無いかを確認し、「穴」を埋めていく、そんなスタイルの授業になります。

 

ある程度学習の完成しているお子さんにとっては効率がよい学習になるのですが、まだまだ知識が足りず、教えてもらわなければならないことが多いお子さんにとっては、 実はロスが多い授業スタイルとなります。

 

ゴールデンウィークの特訓を受けるのかどうかは、 もうすでに決定しているご家庭も多いと思います。

申し込んでしまったので参加するしかない、とお考えの親御さんもいらっしゃるでしょう。

 

もちろんこのような特訓授業は「みんなと競うことでモチベーションが上がる」という副次的な効果も期待できる面がありますから、参加することが全て無駄になるというわけではありません。

 

ただお子さんの状況を見て「この状況だと演習授業は受けても得られるものが多くない」 と強く感じられる場合は、申し込んでいても思い切って欠席する、そして家庭学習でこれまでの復習に力を入れる、という対応も考えていいでしょう。

間近に迫るゴールデンウィークですが、是非事前に上記のような準備を整えたうえで迎えるようにしていただきたいと思います。 

中学受験 大量の塾プリントやテキスト、ベストな整理方法は?

大手塾では新年度が始まり早くも2ヶ月が経ちましたね。

中学受験生の皆さんはそろそろ新しいリズムに慣れてきましたか?

中には日々の課題に精一杯で、きちんと整理出来ないまま机の上に積み重なっていく大量の塾のテキストやプリント類に不安を覚え始めている人も多いのではないでしょうか。

そこで今日は、ドンドン増えていく塾テキストやプリント類のおすすめ整理方法をお伝えしようと思います。

まず整理のペースですが、授業があった「その日のうちに」やるのがおすすめです。

忙しい皆さんですから、週に1回整理整頓の時間を取って・・・・・・というわけにはなかなかいきませんよね。

また、高学年は特に配布物が多いので、たとえ1週間でもそれらを溜めてしまうと、どれがいつのものか分からなかったり、答えと問題が揃わなかったりと、整理に余計な手間と時間がかかってしまいます。

ですから、塾でもらってきたテキストやプリント類は、帰宅したらすぐに処理しましょう。

「処理」と言ったのは、それらをファイルなどに仕分けする前にある手順を踏んでほしいからです。

まずテキストですが、サピックスのように授業毎に配布される場合は、その都度プリンターでスキャンします。

3・4年生のうちは保護者の方にお願いしても良いですが、5・6年生になったら一緒、もしくは一人でやれると良いですね。

この作業は慣れるまでちょっと面倒ではありますが、たとえ復習する時間や体力が残っていない日もスキャンだけは欠かさず行う習慣が出来ていれば、少なくとも毎回、その日習ったことにざっと一通り目を通すことになります。

その日に習った内容を日々自覚すること、これは小さなことのようで、意外と効果的なことですよ。

また、前年度のテキストは、ある単元において基礎から全く判っていないことが発覚した場合など余程のことが無い限り、見返すことはありません。

けれども「もし捨てたら後悔するかも・・・・・・」と捨てることに抵抗がある人もいるようです。

そんな場合も、こうしてデータで残しておけば次の学年に上がった時に躊躇なく原本をドサッと捨ててしまえますね。

1年分のプリントやテキストがごっそりなくなると、部屋が見違えるほど清々します。

整理整頓された心地よい環境では集中力もアップするのでおすすめですよ。

自宅にあるプリンターにデータ名の記録やファイリング機能も備わっている場合は、ぜひスキャンの際に単元名やテキストナンバーを入力して保存しておきましょう。

出来ればデイリーチェックテストのみ、基礎問題のみなどの分類でも仕分けておくとより便利です。

この一手間で、復習テストの際に必要な教材を簡単に探したり、過去問演習で発覚した苦手なジャンルの類題のみをチョイスして一気にプリントアウト出来たりと、とても重宝しますよ。

日能研のようにテキストが学年や学期の初めに配布される場合は(あまりに分厚いため通称「電話帳」と呼ばれています)科目ごとに分割しておき、講習が終わったらスキャンしておけば良いでしょう。

カラーのデータが乏しいと感じる場合はスキャンの際にネットや参考書からテーマごとに重要な写真やデータを選んで加えておくと、自分だけの充実した復習教材が出来上がりますね。

次にプリント類ですが、これらはテキスト内容と重複していることがほとんどですから、科目・種類ごとにファイルやボックスを作り、授業の度にきちんと仕分け保存しておければOKです。

ボックスの背に科目や種類の名前を書き(もしくはシールなどを貼り)、復習しやすいように、時系列にきちんと並べてしまっておきましょう。

塾で配布されるテキストやプリント類は、各塾の講師陣による長年の過去問研究結果が凝縮された頼もしい受験のパートナー達です。

皆さんがこれらを上手に整理・保存し、志望校合格に向けて存分に活用出来るよう願っています。

「アタフタさん」の勉強になっていませんか?

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私の著書「難関校合格のすごい勉強習慣では、私が平素より様々なところでお話ししている「スピーディーな学習とスローな学習」というテーマを中心に、中学受験に向かってがんばるお子さんと、そのお子さんを支える親御さんの努力をしっかりと結果に結びつけるためにすべきことをまとめています。

書籍の中には「アタフタさん」と「ちゃくちゃくさん」が登場します。

実は前者の「アタフタさん」こそが、進学塾の勉強に忙殺されるあまり、努力が結果に結びつかない(むしろ逆効果になりがちな)勉強法の典型で、すぐにでも結果が出る勉強法に変えてあげたいと私が思うお子さんです。

 

今でも現役の家庭教師としてご家庭に伺っている私ですが、近年この「アタフタさん」が急増しています。塾から子どもたちに課される学習量が増え続けていることが一つの理由だと思います。多くの子ども達は、内容を理解することより、終わらせることを目的とした家庭学習に陥っています。

そのような症状の子ども達を、「アタフタさん」と呼んでいるのです。

その「アタフタさん」のお子さんでも、適切な勉強法に変えていけば、必ず結果が出るようになります。そして、がんばった分だけ結果が出ることモチベーションも上がり、「嫌なもの」だった勉強が面白いものへと変わっていきます。

お子さんの勉強のしかたが

・「やっつけ」になっている

・終わらせることが目的のように・・・

・とにかく急いで解いている

というようになっている感じられたら、「アタフタさん」になっている可能性があります。ぜひ勉強のやり方、家庭学習サイクルを見直してみてください。

もちろん勉強には「テキパキと素早く終わらせる」べきものもあります。日々の計算練習などは、その典型ですね。

では「じっくり取り組む勉強」ができている「ちゃくちゃくさん」とはどのようなものでしょうか。

その1つは「どうしてそのように考えるとよいのか」を常に考えながら勉強しているという状態です。

たとえば年令算は線分図を書いて解くことが多いですが、「ちゃくちゃくさん」は「なぜ線分図を書くと考えやすいのか」を考えながら勉強しています。

常に言葉にして考えているわけではないのですが、問題を解きながら常に頭の中では上記のような「回路」が、様々な形でつながっているとイメージしていただけるといいと思います。

年令算で線分図を書くことが有効なのは「2人の年令の差は何年経っても広がったり、縮まったりせず一定だから」ですね。

ですから、お子さんが「○○算なら〜という解き方」となかば無条件に考えているようなら、ときどき「どうしてそのように考えると解けるのかな?」という質問をしてあげるといいですね。

 

春休み、塾の春期講習会などもありますが、学校が休みということで普段に比べると時間に余裕があると思います(サピックスでさえ講習会は数日間です)。

この期間に「スピーディーにやる勉強」と「じっくり取り組むべき勉強」をあらためて「仕分け」してみてはいかがでしょうか。

中学受験 ~春休みにやっておきたいこと~

開花宣言はまだですが、あちこちで早咲きの桜が美しく咲き乱れていますね。

6年生の皆さんは来たるべき中学校生活の準備を楽しんでいますか?

5年生の皆さんは、いよいよ本格的な受験勉強に突入ですね。

塾ではすでに2月から「新6年」として新年度がスタートしていることと思いますが、学習の状況はいかがでしょうか?

 

新年度になると、前の学年に比べてグッと学習量・宿題量が増え、家庭学習の負担は約1.5倍になると言われています。

特に新5年生・新6年生はその変化の大きさに戸惑っている人も多いことでしょう。

これから始まる春休みは、一度立ち止まって状況確認ができる貴重な時期ですので、今日は春休みのうちにぜひやっておきたいことについてお話します。

 

具体的な各科目の学習内容はともあれ、まず今のうちにやっておきたいのが学習場所ややり方、スケジュールなど、「学習環境の見直し・改善」です。

学習場所について具体的に言うと、新34年生くらいのお子さんは特にリビングでの学習がおすすめです。

生活音などある程度のノイズがあり、親の目を感じながら行う学習の方が小さいうちは身につきます。

逆に子供部屋に一人でこもっての学習は集中力が持たず、結局半分は何をやっているか分からないような状況に陥っていることがほとんどでしょう。

ただし、リビング学習の際テレビは必ず消しておきましょうね。

 

56年生であれば、自分の部屋が良い場合もあります。

特に6年生の夏頃(実践演習が増え、毎日過去問を解くようになる頃)からは基本的に自分の部屋が良いでしょう。

過去問は正確に時間を測って解かなくてはいけませんし、親子ともどもピリピリする時期ですから、トラブルが起こりやすいリビングは避けておきたいということもあります。

採点や解き直しはリビングで、と使い分けるのも良いですね。

 

また、学習の際の椅子の高さと照明にもぜひ気を使ってみてください。

大人用の椅子は子供の体格には合わずいまいち集中できなかったり、足が床につかないためにブラブラ揺らすくせがついてしまったり、姿勢が悪くなってしまったりすることもあります。

照明は、オレンジの暖色より白色の方が学習に向いています。

自室で一人で学習する場合は特に、照明を白色のものにしておきましょう。

 

環境を整えることも効率的な学習には非常に有効なので、ぜひ余裕のある春休みに見直し・改善してみてくださいね。

 

 

次に、スケジュールについてです。

たとえば大手塾の新4年生ならば、この時期は週に2回程度の通塾が基本です。

塾のある日と無い日の学習リズムを整え、今のうちに毎日の勉強を習慣化しておきましょう。

 

5年生は、学習面でもグッと難度が増し、これまでの基礎を土台に応用問題や難問の割合も増えてくる時期です。

宿題や復習をすべてやるのは不可能に近いことですし、決して有効でもありません。

ここから大切なのは、宿題を終わらせることに追われず、自分に必要な問題を「取捨選択」し、効率的に学習していくことです。

 

色々なところでお話していますが、意識的に「スピーディーな学習」と「スローな学習」の使い分けを行いましょう。

「スピーディーな学習」は、短時間でスピーディーにこなしたい、ドリル的な学習です。具体的には計算や漢字などがそれに当たりますが、これらは時間を測ったり、朝学習に回したりと、集中して短時間で済ませることを意識しましょう。

一方「スローな学習」は、授業内容が「本当に分かっているか」の確認や、内容理解をより深め、定着させるための学習です。

ただ答えを出せれば良いのではなく、「どうしてこの解き方で解けるのか」といったことまで深く理解し、授業で習ってきたことをしっかりアウトプットできる状態にすることが大切です。

 

5年生で「スピーディーな学習」と「「スローな学習」」を上手に使い分けられるようになると、6年生の学習も大変うまく進んでいきます。

 

そして、新6年生は少しずつ具体的な志望校・併願校を検討し、それらの学校の過去問に目を向け始める時期です。

最終的に第一志望校を決めるのは1011月でも構いません。

ぜひ、学校見学や説明会への参加(合同説明会もオンラインでたくさん開催されています。)を積極的に行いましょう。

「気になる学校」が出来るだけでも、学習へのモチベーションが大きく変わりますよ。

新6年生に入ると学習量・宿題量・難度は一気に増しますから、効率良く身になる学習をするために、1日・1週間・1年間の「スケジュール作り」をしっかり行うことが重要です。

スケジュールは計画を立てて終わりではなく、実際の使い勝手に応じてどんどんブラッシュアップしていきましょう。

 

一度で完璧な計画を立てようと思わず、何度も作り直して構わないので、春休み中にトライ&エラーを繰り返し、無理のない自分なりのスケジュールを作り上げてくださいね。

 

中学受験生の皆さんが春休みを大いに有効活用し、4月以降の学習をより充実したものに出来るよう願っています。

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