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ご相談シリーズ3 頑張って勉強しているのに成績が上がらない症状とその対策(2)

前々回の内容に
(「とりあえず勉強」に陥った場合の症状)
この症状は、個人差が大きいのですが、その主立ったものをあげてみましょう。



1 「この問題の解き方を説明してごらん」と質問すると、説明出来ない。

  でも、正解はなぜか出せる。
2 他教科は良くないのに、社会だけがほどほどに出来ている。
3 「うちの子、問題文をよく読んでいないんじゃないか」と思うことがよく

  ある。
4 カリテや週例テストやマンスリーはあまり悪くないのに、広い範囲の模擬

  試験になると順位がガクンと下がる。



と言うのを書かせていただきました。

今回は、その2「他教科は良くないのに、社会だけがほどほどに出来ている。」の原因とその対策について思いつくままに書いていこうと思います。

私が主催する名門指導会では、勉強会を恒常的に行っています。

指導している生徒の情報交換であったり、指導法の相談であったり、時には塾スケジュールの確
認とその対策だったりします。

ですから、うちの講師の先生方は、自分の担当していない生徒であっても、名前はもちろんのこと、何講師からどのような指導を
受けているのかがほとんど分かっています。

たぶん、これほど一人一人の生徒の指導法について、いろいろな講師が知恵を絞っているところは無いのではないか
と自負していますがどうでしょうか。

半年ほど前の勉強会で、ある講師がこんな事を話し始めました。

「どうも社会科脳というのがあるように思う。端的に言うと、社会だけは点数が取れるのに他教科が良くないという状態なのだが、」と話し始めました。

その講師は、算数も国語も社会も指導できる(さすがに理科は無理だそうです)珍しい能力の持ち主です。

名門指導会では、教科専任制を取っていますし、中
学受験指導という職人技を要求される部門において、どの教科も指導できますという人に限って、どの教科も指導できるレベルには達していないということを何
度も経験していますから、文系と理系両方を指導できるのは希有なことなのです。

「算数を指導していて、問題の条件の把握と題意の認識が混乱しがちな子がいる。そのような子は例えば、今回の○○塾のマンスリーの国語で、「2人は兄弟の
ように仲が良かった」という文章と、他の場所にある「親友」という表現の重要度の違いを理解できていなかった。「親友という範疇の中の、兄弟のように仲が
良い2人」ということがとらえられずに、「兄弟」であり「親友」というように、2つの事柄が並列に置かれてしまう。これは、文章を読み飛ばしているという
だけの問題では無いように思う。」

「前提条件とその前提条件の中のある事象という積み重なり方が分かりづらいということですか?」

「そうだと思います。そのような子は、算数を指導しているときに、「てにをは」の使い方が不正確だということも感じる事が多いな。」

「確かに、「240で割ると、240を割る」で混乱してしまう子がいるよね。」

「そういう子たちの中で、社会だけが得意という子が多いと思うんだけれど、どう?」

「○○君がそうだったね。△△さんもそれかな。」

「問題文の意味をとらえさせるのに最後まで苦労した□□さんもその典型かな。」

「ところで、それと社会科脳とはどう関係するの?」

「これは、あくまで仮説なんだけれど。算数や国語という教科は前提条件とその条件の中での条件や結論があるよね。その構造を理解させることが、問題文の意
味をとらえさせることの大きな要素だよね。「これは前のことに矛盾しているけれど、比喩表現としてとらえれば大丈夫」とか、「この条件の中でしかこのこと
は使ってはいけないんだ」とか、文章同士の軽重や単語同士の優先順位を考えたりするよね。」

S講師の熱弁が続きます。

「ところが社会の場合は、特に中学受験では、重要言語がすべて並列なんだよね。足利尊氏が室町幕府をつくったことと足利義満が金閣寺を作ったことは、お互
いに制約を受けない、完全な並列関係。社会科の勉強は、並列する知識を頭に詰め込んでいく作業で何とかなってしまうんだよね。学問としてはこれだけでは困
るんだけれどね。」

S講師には、続けて社会科脳の特徴を尋ねました。
S講師曰く、

「社会科脳って、条件を考えないで事象を処理したり、いわゆる丸暗記のかたちで情報を蓄積する思考のことととりあえずここで定義したわけです。幼児教育で
百人一首を丸暗記したり、フラッシュカードの残像を維持したりする能力とほぼ同じです。幼児期では、それほど論理性や思考能力が発達しているわけではない
ので他に教育方法がありません。しかし、小学5年生にもなってそれを学習スタイルの王道と考えるのはよくありません。」

S講師には、なぜそのような考えに至ったのかも尋ねました。

「中学受験の家庭教師である男子を指導した経験からです。私の経験では、社会が得意なお子さんは、先ほど触れたように、算数と国語のような「こういう場合
ではこのように処理するまたはそのようには処理できない」という条件づけの問題が不得意です。実際、偏差値では社会が60近くあっても、算数は55前後、
国語は50前後のお子さんが意外に多い気がします。一般的に言って男子は国語が不得意ですが、逆になぜ社会が得意な子が多いのかを考えた方がいいのかもし
れません。とにかく、社会の学習スタイルに合わせて算数と国語に取り組む思考回路になっていると想像できます。私は脳科学者ではありませんが(笑い)、社
会の学習方法=語句の大量暗記、一問一答の即答、ほぼ学習時間に比例した偏差値は、そのお子さんの脳にとって<快楽>になってしまっているのでしょう
ね。」

そこに参加している講師一同、大きくうなずいています。

さて、ここまでが社会だけができる子が、なぜ伸び悩むかという理由です。

それでは、どうすればいいのか。

簡単に言うと、「自分の頭の中にある言葉で考える習慣をつけさせる」ことです。時々、ぶつぶつと独り言を言いながら問題を解く子がいます。

「太郎君の進んだ距離がこうだから、…そうすると距離の差は…」
と、横で聞いているとどのように考えているのか全部バレバレの子です。このようなお子さんは、スピードはありません。頭の動きは、話し言葉の何倍も速いの
ですから、言葉として音声にしている限りスピードは上がりません。でも、いずれ必ず成績が上がっていくお子さんです。(適切な時期に、声に出さず頭のなか
だけで考えるようにしていく方が良いのですが)
 

このように、考えていることを(感じていることを)言葉にしていく練習が効果的です。これには、親御さんの質問力が問われます。

「この式で何が出たの?」
「その数字の単位は?」
「その問題では、何がわかってるの?」
「何を問われているの?」
「どんな図を書けば解けるように感じる?」

このような質問を適宜使い分けてください。

その際に大切なのは、親御さんとお子さんとの非言語コミュニケーションなのです。

質問という言語を投げかけているのに、非言語?と思われるかもしれません。

この内容については、次回に書いていく予定です。

ご相談シリーズ2

今回は、「頑張って勉強しているのに成績が上がらない症状とその対策(1)

について書いていきます。

(症状1)

ミスが多くて、点数が上がらない。家に帰ってきて解かせるとちゃんと正解を出せるのに、テストになると解き方が思い出せなかったり、つまらないミスをする。

 

実は、お電話でお話を伺うとほとんどの場合このようなお答えをいただきます。実は、この中に多くのヒントがあります。

 

「家に帰ってきて解かせるとちゃんと正解を出せる。」

このことから、勉強時間は確保できているお子さんだろうと判断出来るのです。

勉強時間が足りなくて、問題のパターン把握が出来ていないお子さんは、家に帰ってきて解こうと思ってもやはり解けないのです。

そして、「解き方が思い出せなかったり」というお母さんのお話から、暗記の算数にかなり偏って来て
いるかもしれないと予想するわけです。

そして、もしかしたら「解き方を覚えるまで繰り返して勉強しなさい。」という指導を強く受けている可能性があることを頭の片隅に置いてお話を聞き続ける事になります。

 

(知識のつながりを作る)

お子さんの学習は、親御さんの指導に強く影響されます。

基本問題を何度も解いていると、自然に応用問題も解けるものだという指導を過剰に受けた子供は、機械的に解くことを繰り返します。

「読書百編意
自ずから通ず」は正しいことだと私も思っていますが、それには前提条件が必要だと考えています。

その前提条件とは「理由を知りたいと思う意欲や、だったらどうなるのかに興味を持った状態」です。繰り返すことだけを目的にした暗記は、離れ小島のような知識の断片を作っていくことになりがちです。

本当の知識の習得とは、過去に覚え既に大脳に定着した知識に新しい知識をつなぎ合わせて記憶していくことだと思います。

知識同士のつながりは、学習を続けるうちに広がり、複雑に交わり合って、より強
固な知識に変わっていきます。

実は、このようなつながりのある知識が、生きた知識と言われるものですし、テストで生きてくる知識です。

「今使っている線分図は、倍数算で使ったもの
に似ているな」とか「あれ!これって鶴亀算と同じじゃん!」、「速さの問題なのに、いつの間にか三角形の相似を使っているぞ!」という頭の動きが知識をつないでいきます。

でもこれは、お子さんに命令したからと言って出来る事ではありません。

ここにちょっとしたコツがあります。

 

(何気なくニコニコと質問してあげる)

それは、「何気なくニコニコと質問してあげる」ことです。


例えば、

「難しそうな問題を解いているね。ところでその式で何が出たの?」

とか、

「その数字の単位は何なの?」

OKです。


ポイントは、「ニコニコ」です。


途中まで出来ているのに立ち止まってしまっているお子さんを前にした場合は、

「もう一度、問題文を読んでみたら気がつくかもしれないわよ」

とか、

「次に何が出せそう?」

と聞いてあげてください。


このような質問に頭は自然に反応して、離ればなれになっている知識に触手を伸ばし始めるのです。


一番良くない例を挙げておきます。


文章として書くとまるで漫才ですが、実はご家庭で一番よく見られる情景なのかもしれません。


「何なの!もうこの問題忘れたの!」

「うん。やったことは覚えているんだけど。」

「なんでちゃんと覚えようとしないの!だからクラスが上がれないのよ。」

「・・・・・・」

「これはね、こう線分図を書いて、この差をこの数字の差で割れば太郎君の5年前の年齢が出るから、それに5を足せば出るでしょ!今度こそわかった!」

「う、うん」

 

(笑い飛ばせないミス)

「あっ、ミスしちゃった」という子供の台詞は、
本来なら解けたはずの問題であることを主張しながら、「たいしたことじゃないんだよ、こんなことでしからないでね。」という気持ちも含んでいます。

中には、笑い飛ばせるミスもあります。

でも次のようなミスは普段の学習の状態を表すミスとして対策を講じる必要があります。


1 読み飛ばしのために、問われていない答えを書いている。しかもそれが頻繁にある。

2 条件を見落としたため解けなかった、または間違った答えになった。しかも、それが頻繁にある。

3 日常生活の常識ではあり得ない数字を答えにしている。

 (お父さんの年齢が15歳だとか、太郎君の歩く速さが時速30kmだとか)


これらのミスは、文章を読んで(視覚から情報を取り込んで)、文字や文章の意味を理解して、条件を整理して、解き方を思い出したり工夫して、、、、という、一連の大切な流れがショートカットされていることから起こると考えています。

 試しに、お子さんが算数の問題を読んでいる様子を前に座って見てください。5行の問題文ならば、視線は普通五回往復するはずです。それなのに、視線を1?2往復させて解き始めていませんか。

近頃このような子供が増えているように感じて仕方がないのです。


読み飛ばしミスの多い子供たちが、どのようにして問題文をとらえているのかに興味を持っていました。

興味という言葉を使うと、切実な問題になんと不謹慎なとしかられてしまいそうですが、子供たちがど
のように視覚情報(映像)をとらえ、それから意味情報を抽出してくるのか不思議でしかたがなかったのです。

そのメカニズムが近頃やっとわかったような気がします。


問題文をばっと斜め読みします。

その中でたまたま目に入った言葉や数字(ほとんどの場合は漢字と算用数字)を記憶します。

そのような漢字や数字を使ってあった過去に習った問題を思い出し、その問題の
解き方に当てはめます。

そうです。

不完全な速読をしてしまっているんです。

「240を割る」のか「240で割る」のかの読み取りミスはその典型のような気
がします。240のような大きな数の場合は、割られる数のはずだと思い込んでしまうようです。


うちの子は、まさにそうだと思われましたら、宿題の取捨選択をしてあげてください。

問題量を減らしてあげることで、じっくり時間をかけて問題を解いても大丈夫だという環境を作ってあげてほしいのです。

このような不完全な速読状態は、短い時間に多量の宿題をこなさなくてはいけない(たとえば、明日までにたくさんの宿題が残っていて、それをやっていかないと大変な目に遭う)という非常時の勉強方法が習慣化してしまったものです。

ですから気持ちの余裕を作ってあげることが大切です。

その後、鉛筆でなぞるよ
うにして(下線は必要な箇所だけに引かせて)問題文を読む練習をさせてください。

 

次回は、頑張って勉強しているのに成績が上がらない症状とその対策(2)を書いていこうと思っています。

ご相談シリーズ

近頃のご相談について、しばらくは実際にあったご相談をシリーズで書いていきたいと考えています。

(「勉強を頑張っているのに成績が下がる」)
 近頃のご相談で一番多いのは、うちの子すごく勉強をがんばっているのに、 寝る時間も惜しんでがんばっているのに、 成績が下がっています、というものです。

 昔のように、うちの子勉強しないので困っています、というご相談はほとんどありません。

 近頃の子供が、昔の子供たちに比べて勤勉になったなんてことはあり得ませんから、
 これは受験勉強をしている子供たちを取り巻く環境が変わってきたと考える方が自然ですね。

 今、大手受験塾は、テキストのサービス合戦のようです。

基本教材に発展教材と宿代用教材、弱点補強のためのプリント、暗記教材など、 これだけこなせれば誰でも御三家に合格出来そうな質と量です。

そして、各塾共に入試問題の分析が進めていますから、 新出問題は新しいパターンとしてテキストに取り込まれていきます。

 年ごとに問題が多様化して、テキストのボリュームが増えることになります。
そして、確認テストで週毎にまたは月ごとに自分の位置を知ることになります。
そうした場合、「次こそは頑張るぞ!」という気持ちが強くあり、 しかも、量が多すぎて、とても間に合わないと感じてしまった場合、
  「次は、とりあえず何とかしよう。」と思うのは自然な心の動きです。
  子供が、「とりあえず何とかしよう」と考えた場合の行動は、ほとんどの場合「とりあえず覚えてしまう。」ことです。

 日能研のカリテ、サピックスのマンスリー、四谷や早稲アカの週例テスト。
  どれも「とりあえず覚えてしまう」事をやっておけば、ほどほどの点数が取れてしまいます。
  この、覚えるべき内容が、理解を伴わず、闇雲に覚えようとすると大変な量になってしまうのです。
  算数ですら、丸暗記学習をしてしまっているお子さんが多いのです。
  「その数字とあの数字を足して、それをこの数字で割って…」という暗記です。
  この暗記学習では、この問題とあの問題は考え方が似ているなとか、同じ考え方で解けるんだなという理解は起こりませんね。

 全てが、別々の問題です。
塾によっては、繰り返し学習で、パターン暗記を過剰に要求されることがあるので要注意です。

でもこの方法でも小4時点では何とかなってしまいます。

それが、小5の半ばには量が多すぎて何ともならなくなってしまいます。
これが、一生懸命勉強しているのに成績が上がらない大きな原因です。

 (「とりあえず勉強」に陥った場合の症状)
 この症状は、個人差が大きいのですが、その主立ったものをあげてみましょう。
1 「この問題の解き方を説明してごらん」と質問すると、説明出来ない。でも、正解はなぜか出せる。
2 他教科は良くないのに、社会だけがほどほどに出来ている。
3 「うちの子、問題文をよく読んでいないんじゃないか」と思うことがよくある。
4 カリテや週例テストやマンスリーはあまり悪くないのに、広い範囲の模擬試験になると順位がガクンと下がる。

  これらの解消法は、次回以降に書いて行きますので、ご興味のある方は、来週以降も是非お読みください。 

御三家に合格されたお子さんのお母様からのご相談

私が主催する名門指導会の授業を受けて、今回女子御三家のひとつに合格されたお嬢様のお母様よりご相談をいただきました。

私が直接担当していたわけではありませんが、合格のお礼のお電話を兼ねてのご相談でした。

同じような疑問やお悩みを持つ方が多いものですから、この場でちょっと考えてみたいと思います。

 

Q:先日、桜蔭中学の入学ガイダンスに行ってきました。

そこで、「入学式までは特に勉強の必要はありません。遊ばせたり、家のお手伝いをしっかりやらせてください。」という話があったのですが、本当にそれで大丈夫でしょうか。

 

というものでした。

 

A:入学ガイダンスで、入学式までにすべき学習についての話は学校毎に大きく違います。

「おおいに遊ばせてください」という学校がある一方、「合格に浮かれていないで、どんどん学習させてください。入学式までの宿題も出しておきます。」というところまで様々です。

麻布や桜蔭は、「遊ばせてください」ですし、
巣鴨や江戸取では早くも宿題がどっさり出ています。

また、合格発表会場や入学ガイダンス会場前では、大学受験の予備校や塾のパンフが大量に配られています。

知り合いの子は早くも○○会に行き始めたとか、○○Gに行かせるつもりだとか、のんびりしていると取り残されそうな不安を掻き立てられる情報がどんどん入ってきます。


まず必要なのは、回りの情報に振り回されないことです。

今必要なのは、中学受験のための勉強と大学受験を目指す中学生の勉強とでは、やり方も発想も違うんだということを入学式までに知らせておくことなのです。

 1例を挙げましょう。

算数は、中学以降数学となります。

教科の名前が変わるだけではありません。発想や厳密性が異なります。

それに伴って、書き方や学習の方法も変わります。

私が良く使うせりふは、「入学式までに算数を忘れようね。」です。

これまで、一生懸命に算数を教えていた先生が言うのですから、「子供は鳩に豆鉄砲」状態でぽかんとしています。

その後で、算数と数学の勉強の仕方の違いを説明しています。

 算数は、どちらかというと直感的なもの、一
方、数学は論理的なものというと、言葉の定義に厳密な方々から、いやそうではないという反論を一杯にいただきそうですね。

でも、数学は算数に比べて、定義
や定理が大切な教科だということは賛同いただけるのではないでしょうか。

私は、頭の使い方すら大きく違う教科だと考えています。

当然式の書き方や、ノート
の使い方も変わってきます。

ところが、中1で習う方程式のほとんどは、これまで学習してきた算数で簡単に答えが出せてしまうのです。

しかも、方程式で解く
よりも素早く、簡単に。その段階で、「なんだ、数学って勉強しなくてもできるんだ!」と思って勉強しないでいると、いつの間にか成績が下がってしまうということになります。

中学生の親御さんからのご相談も多いのですが、多くの場合、「中1の1学期は成績も良くって安心していたのですが、2学期の後半から急に点数が下がってしまって。」というご相談です。

 また、予習・授業・復習の重要度も変わってき
ます。

中学受験はどちらかというと復習中心主義ですね。

日能研では、予習をしていくとしかられたりしてしまうようです。

サピックスでは、毎週、授業直前に
テキストを配られますから、予習をするわけにはいきません。

どうしても復習だけになります。

予習をさせるのは四谷大塚系の一部の塾だけではないでしょうか。

 ところが、中学、高校の学習では予習が大切になってきます。

少なくとも、次の授業で何を習うんだろう、このあたりは易しそうだがこの部分は今一歩しっくりこないな、少なくともこの程度のイメージを持って授業を受けてほしいのです。

理解のスピードと深さに差が出ますから。

ですから、中学生以上では、予習・授業・復習
すべてをやる必要があります。

入学式までに、これまでやっていなかった予習の練習をすることは大いに意義のあることなのです。

できれば、入学式までに1学
期の中間テストの学習範囲まで程度を予習しておかれることをおすすめします。

できれば、自力で予習をすることが理想ですが、うちの子にはまだ荷が重いと思
われる場合は、塾の予習講座を利用されるのも良いでしょう。

が、くれぐれも塾の復習だけに終わらないように「予習の仕方」を学習させてくださいね。

「2010年中学入試問題分析会、こぼれ話」

2月17日(水)に、入試問題分析会を開きました。

この分析会は私たち名門指導会では、毎年やっています。

2月17日までに、各自が自分の担当教科の入試問題を解き、それをレポートにして持ち寄り、口頭で発表するというものです。


今年の、講師たちの発表は私にとって実に感慨深いものになりました。


それぞれの講師が、自信に満ちて発表している様子を見て、この仕事をやってきてよかったという思いと、高いレベルの仲間に巡り会えたんだという幸福感でいっぱいになったからです。


講師たちの力量が、この1年でまたまた格段に上がっていることを心の底から実感できました。


各講師の話す内容は、実に興味深い物でした。


私にとっては専門外の国語や社会の発表ですら、「なるほど、そうだったんだ。」という内容が随所にありました。

これは、何らかの方法で次年度の受験生や保護者の方々にお知らせしなければといけないと決心しました。

でも、大ぴらにはできない話や、ちょっとしたエピソード的な話も、実はいろいろ出たのです。


「なんでこんなつまらない問題を出したんだろう」とか、「なぜこの塾のこの中学校の合格者数が減り、この塾の実績が伸びたのか」とか、「この中学校を受け
るんだったら、あの学校の入試問題の設問を変えて練習すると効果的」というような、同業者や学校関係者にはあまり知られたくない内容も数多くありました。

公表できる内容については、1週間後を目処に名門指導会のホームページですべて公開します。

でも、大々的には公開はできないが、でもどうしてもお知らせしたいことを、オブラートに何重にも包んで、この場で少し発表してみたいと思います。

 

ある大手塾が、開成の合格者数を大幅に下げたにも関わらず、早慶付属の合格者を増やした、納得できる理由。

 この大手塾は、宿題がとても多いことで有名です。そして算数においては公式多用型の授業をしています。

 さて、開成中の入試問題の講評です。

(開成中 算数)

・難易差が極端であり、点数差がつきにくかった。

    合格者平均64.6  受験者平均56.3となっていて、ばらつきが小さい。

  *例年は合格者平均と受験者平均の差は15点程度

   ・2番は、作図をしっかりと書いてこそ考え方や解き方がわかる問題。

   ・1番の(3)は、すべて書き出す問題。ああでもないこうでもないと試行錯誤する力が必要。

   ・3番の(2)はかなりの難問。普通の時計算に見えて、実は場合に分けて考えるという首都圏の塾ではあまり扱わない問題。秒針を頭の中で動かしながら(実際に鉛筆で秒針を書きながら)、このときはこうなる、あのときはこうなると考えていく問題。

では、慶応中等部の算数はどうでしょう。

(慶応中等部 算数)

   ・昨年は小問合計18個、今年は20個と増えている。問題に対する慣れとスピードが必要。

   ・1番2番の1行問題群は、各塾で繰り返し練習を続けてきた定番の問題。

   ・3番も、比例式を分配法則を使って解く定番。

   ・4番5番の平面図形も、必ずどこかで見たことがあるはずの問題。

  などなど。

開成中と慶応中等部の問題傾向の違いがおわかりいただけたでしょうか。

 一言で表現すると、開成中は「試行錯誤する力」、慶応中等部は「パターン問題の習熟」ということになります。裏技や公式を多用し、解き方を覚えさせることを目的にした授業や宿題の効果が慶応中等部には現れ、開成中には逆に働いたと考えることができそうです。

 

ある女子中学校は、こんなのばかりを出題してくるので対策は立てやすい!

 この、ある中学校とは、女子御三家の1つです。その国語の講評です。

難しい文章の読み取り如何が合否を決める。デジャブ(既視感)が大切。

1)             
随筆文

筆者は画家(ここは、美意識や想像力、創作意欲というコトバ<記述に使える用語>が大好きな学校。女子校にふさわしいが、こんなのばかりを出題しているので対策は立てやすい。)

2)             
物語文

いつもの問題。しかも設問のフォーマットも変化無し。

大人が読んでも、ん?とうなってしまうほど難しい文章を出してくるこの学校の入試問題も、このS講師にかかると形無しです。しかもこのS講師から耳寄りな情報が発表されました。

 

読み取りレベルやテーマが似通っている学校

1 フェリス・白百合・桜蔭・日本女子大附・雙葉

2 麻布・駒東・武蔵

3 開成・桜蔭

設問形式は、学校ごとに若干の違いがあるから、指導する際に設問を変えてあげるとより効果的との話がありました。今年も、この女子中合格100%を達成したS講師、さすがです。

サピックスのサピオープン・マンスリー

今回の小6生用のサピオープンとマンスリーについて、算数の出題の感想を書いてみようと思います。

まず、サピオープンです。

算数A
ほとんどの問題は、素直な問題だと思います。どこかでその類題を解いたことがあるようなものばかりだったのではないでしょうか。

一見すると取り組みやすい問題です。

 このような素直な問題で余り点数が取れなかった場合に考えれる原因を考えてみましょう。
1 B問題の後に取り組むために、持久力を無くしてしまった。
  B問題は、自分で手を動かしながら作業をして、解き方の糸口を見つける問題です。

これがお子さんのタイプによっては疲れの原因になります。

2 B問題での失敗が尾を引いて焦ってしまった。
  子持ちの切り替えがうまくできないお子さんも多いのです。

3 35分で21問という量に焦ってしまった。
  (問題数は、小問合計21ですが、1問の中で2つのことを問われているものもありますから、実際にはもう少し多くなっています。)

時間的なプレッシャーから、雑な計算や考え方をして、解けるはずの問題を落としている子供が多いのです。 1番や2番の易しい部分で間違いが多いにも関わらず、後半まで解いているお子さんの場合がそれに当たります。

4 図形の知識が思い出せなかった。
大問3番は30°三角形の知識や、図形の回転移動の知識が必要な問題です。繰り返し学習の慣れによって覚えていくタイプの学習をしているお子さんの場
合は、まだこのあたりの知識が定着していない時期です。図形問題の場合も、「理解すべき内容」「覚えるべき内容」をしっかりと分けて学習していく必要があ
ります。

算数B
今回は、前回と異なり目新しい問題が多く、難しいと感じたお子さんが多かったのではないでしょうか。

この中で、部分点を稼ぐとすれば、1番の(1)(2)、2番の(1)(2)、3番の面積に関する問題です。それにも条件がつきます。

1番の(1)(2)については、どのような場合に最大・最小になるのかを見抜く力が必要です。

2番の(1)(2)では、長い問題文をきっちりと読む力が必要です。

逆にほとんど手がつかなかったのではないかと思える問題は、2番の(4)、3番の(3)以降です。このあたりの正答率は非常に低いと思われます。

前出の部分点を稼げるところで、ちゃんと○がついたお子さんたちの中で差がつくいたのは、1番の(3)だと思います。

このタイプの問題は、難関校で頻出
の全てを書き出す問題です。

思いつきで書き出していくと重複したり足りなかったりが必ず起こります。きっちりと整理して、書き出す方針を見つけることが必要です。

5月マンスリー
授業内での立体図形の扱いが、ここ2年どんどん増えています。
2年前:小6後期に「今週の立体切断」なるプリントが毎週登場。
1年前:「今週の立体切断」がアプローチに組み入れられる。
今年:前期から立体切断が毎週テストされるようになった。(教室によるかもしれません)

今回のマンスリーで立体の切断が出題されるかどうかに興味を持っていたのですが、やはり出題されました。(2で切断後の辺と頂点の数、3で切り口の名称)

この立体の切断は、訓練だけではなかなか上達しません。

いろいろなものを切って見たという経験の数が大切な部分です。

以前、立体の切断が苦手なお子さん
の相談を受けたときに、「大根で立方体をたくさん作っておいて、お子さんにいろいろ切らせてください。」とアドバイスしたことがあります。

オチとしては、
「大根が高いのでにんじんにしてみました。1週間にわたり毎朝の味噌汁の具は、子供が切り刻んだにんじんでした。」です。

このお子さんは、これ以降立体図
形の切断に苦労することなく開成中に合格しました。

ですから、今から立体の切断の問題を解く経験を積ませるというサピックスの方針に大いに賛同しています。

さて、今回のマンスリーテストの問題レベルは、3月と4月のちょうど間ぐらいでした。

非常に易しい問題と、テキストから多少形を変えた問題が適度に混じっています。

問題数も25問と比較的少なく(それでも十分な量ですが)、全体的に穏やかな出題でした。

でも、きちんとした理解が出来てないと高得点は取れないようになっていることはいつも通りです。

日能研カリキュラムテスト(5月2日)のポイント

次のカリキュラムテスト(5月2日)の算数は、これまでやってきた分数計算の総まとめに当たる単元です。

 

「四則混合逆算」「多角形の求積と逆算」共に分数の計算方法がしっかりと身についているかどうかを調べるのに適した単元です。


もし、前回よりも大幅に点数を下げてしまったら。


これからも”計算練習を毎日15分”を継続してください。

 

その際使う問題集としては、「小学5年 計算練習 800題」「小学6年 計算練習 800題」(桐杏学園)などの、テスト形式で難しすぎないものが良いでしょう。


今後の算数は、小数で考えたり計算するよりも、分数で考えたり計算する事が増えてきます。

 

分数で考える事が出来るかどうかで、解くことが出来る問題レベルが左右されるとも言えます。「3は2の1.5倍」と考えるのではなくて、「3は2の3/2」ととらえることです。

 


理科では、「人体のまとめ」が出題範囲です。知識を問う問題が中心です。

 

でも、次の2種類の問題の出来が悪い場合(出題されるかどうか分かりませんが)、理解する学習が不足していることになります。


 1 消化酵素の実験

ヨウ素液を入れて青紫色に変化する試験管を全て選びなさい。という問題です。温度・消化酵素の有無などの複数以上の条件をとらえ切れているかどうかがポイントです。

 2 呼吸による酸素の吸収量の計算

毎分何リットルの血液が巡り、その中に酸素が何立方センチメートル入っていてという表から始まる問題です。その表の項目の意味をとらえられているかどうかがポイントです。日能研の生徒には、表やグラフの読み取りの苦手な子供が多い気がします。

日能研小6 今週の濃度は、面積図か天秤か

今週の算数の単元は濃度です。

 

濃度の解き方には、面積図とてんびんなどいろいろあります。

]

これまで日能研は面積図が中心でした。

 

ところが、今年はてんびんで教える事が増えているようです。

 

日能研が出しているシラバスには「面積図を利用して」と書いてあるのですが。



講師の意見もいろいろあるようです。

 


ある講師は、「てんびんでも解けるけれど、面積図の方が良い」とか、その反対に「面積図よりもてんびんの方が早く解ける」と主張している講師もいらっしゃるようです。

 

本当のところはどうなのでしょうか。

 


私はこう考えます。

 

解き方に優劣があるのではなくて、その子にとってどの方法が適しているのかが大切だということです。

 

特別に優秀な子は両方を使い分けることが出来ます。

 

でも、そうはできないお子さんの方が圧倒的多数です。

 

てんびんで解ける問題は100%面積図で解けます。

 


その逆も言えます。ですからどちらで解くのかに余りこだわらない方が良いと考えています。


お子さんに、「どちらで解いてみたい?」と聞いてあげてください。お子さんが使いたい方法を自信を持って勧めてあげてください。


サピックス小6 GS特訓は量より質に注意して

4月11日のマンスリーテストはいかがでしたか。


算数は若干易しめ、といっても平均50%ぐらいでした。


国語が少し難しめだったようです。


このように、平均点が50%から60%ぐらいの場合は、得点分布と
学力分布がきれいに重なってきます。


ですから、今回のマンスリーで点数が取れたお子さんは、学力がついていると素直に喜んでください。


そうでなかったお子さんは、正答率50%以上の問題の中で間違ってしまった問題の復習をしっかりとお願いします。



大問の1番から3番に間違いが多い場合は、

1 焦っている

2 基礎概念が曖昧

3 計算力が弱い

この3つのうちの何かが原因になっています。


この原因を探るのに適した問題だったと言えそうです。

 


5月3日から5日までがGS特訓。そして、5月10日がサピックスオープンです。

GS
特訓は演習中心です。

その問題が少し難しめですから、自信を無くさないようにお願いします。


授業内での演習は、周りの子供たちの解くスピードが非常に気にかかります。隣の子がどんどんと先に進んでいると、落ち着いて考える事ができなくなる子が意外に多いのです。


量をこなすよりも、質を高める事が大切です。


総点ではなくて、手をつけた問題での正答率にこだわってください。


四谷大塚・早稲アカ小5予習について

四谷大塚の直営校では、「予習」→「授業1」→「宿題」→「授業2」→「宿題」 という学習の流れが普通です。

この「予習」が他塾には無い部分です。

中学生以降の学習では重要になってくる予習ですが、小学生にはなかなか難しいものです。

校舎やクラスによっては、予習用のプリントを配っていますが、そのプリントは四谷本部が準備したものでは無くて、担当講師が独自に作ったもののようです。

そのプリントを解くと、予習がやったことになるという触れ込みで、生徒に強制していたのですが、どうでしょう。

各単元の学習の初期に大切なことは、実感を伴った基本事項の理解です。

これを概念導入と言いますが、それを意図しない予習は効果があるとは思えません。

算数ならば、例題を少し考えてみて、分からなければ解説を分かるところまで考えながら読んでみる。理科や社会なら、説明のページを一通り読んでおく。このぐらいが適量だと思います。

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▼2022年11月18日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「<志望校・併願校の決め方 校風、偏差値と問題傾向から決める! 合格するための受験校の選び方」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年10月28日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「小学4・5・6年生対象 めざせ合格「過去問」の正しい使い方」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年9月30日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「飛躍的に成績を上げる!苦手克服 勉強法」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年9月10日(木)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するオンラインセミナー「【4・5年生】9月から偏差値10UPを狙うオンラインセミナー  毎年2学期に成績を上げるご家庭がやっている10個のこと」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年8月5日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験の「基本のキ!」令和4年度版 最新の中高一貫校の選び方から受験の傾向まで全部分かる!」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年7月21日(木)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するオンラインセミナー「【2022年夏】確実に成績が上がる夏期講習の受け方 3つのポイント」にて、講師を担当させていただきました。。

▼2022年7月8日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「夏休みの学習計画!うまくいく方法  夏期講習を有効活用して力をつける!学習戦略の立て方」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年6月24日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験を迷っている!?保護者必見セミナー 未就学・小学低学年から、親が知っておきたい「中学受験」の実像」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年5月27日(金)

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▼2022年5月26日(木)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するオンラインセミナー「6年夏休みに成績を大きく伸ばす6月・7月の過ごし方」にて、講師を担当させていただきました。。

▼2022年4月22日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「家庭学習のやり方を指南  塾に通っているだけで、安心していませんか?」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年4月14日(木)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するオンラインセミナー「夏休みまでに偏差値5UP 6年生GWで成績を上げる10のポイント」にて、講師を担当させていただきました。。

▼2022年3月18日(金)

「「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「頭のいい子が育つ! 学習環境のつくり方」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年2月25日(金)

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▼2021年12月17日(金)

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「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験合格つかむ「過去問」使い方セミナー」にて、講師を担当させていただきました。

▼2021年10月22日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験合格つかむ「過去問」使い方セミナー」にて、講師を担当させていただきました。

▼2021年9月24日(金)

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▼2021年7月16日(金)

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▼2021年6月26日(土)

新渡戸文化学園が主催するオンラインセミナー「中学受験へ向かうみなさまへ 中学受験って何? 大切なことは何?」をにて、講師を担当させていただきました。

▼2021年6月25日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「親が知りたい中学受験のキホン」をにて、講師を担当させていただきました。

▼2020年10月14日(水)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験セミナー第2弾!過去問を活⽤する家庭学習のコツ」をにて、講師を担当させていただきました。にて、講師を担当させていただきました。

▼2020年9月29日(火)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験 コロナで変わる!併願校の選び⽅/合格を導くための模試の問題⽤紙・答案⽤紙活⽤法」にて、講師を担当させていただきました。

▼2020年6月12日(金)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するオンラインセミナー「ウィズコロナ時代の中学受験を成功させる夏の過ごし方」にて、講師を担当させていただきました。

▼2020年6月6日(土)

増進堂 受験研究社が主催するオンラインセミナー「学校再開・塾再開にどう向き合うか」にて、講師を担当させていただきました。

▼2020年2月19日(水)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するセミナー「2020年首都圏中学受験 入試分析セミナー」にて、講師を担当させていただきました。

▼2020年2 月6日(木)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するセミナー「2020年関西中学受験 入試分析セミナー」にて、講師を担当させていただきました。

▼2019年10 月11日(金)

淑徳与野幼稚園が主催する講演会「父母講座 我が子への根拠の無い信頼の大切さ」にて、講師を担当させていただきました。

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