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コロナの入試への影響は確かな情報源から確認を

あけましておめでとうございます。 

 

2021年になりました。 

 

昨年は12月まで対談やセミナーなど、オンラインでの発信ばかりになりましたが、まだしばらくはそのような形態での発信が続きそうです。 

 

1年前には思いもしなかった状況ですが、逆にふだんは活字などでしか接していただけなかった方たちに気軽にアクセスいただけるようになったという側面もあるようです。 

2020年は、オンラインセミナーでのチャットやSNSのメッセージなど、受験生のご家庭からのダイレクトな声に接する機会が増えた1年だったと思います。 

 

コロナ禍が収束すれば、またみなさんと顔を合わせてのセミナーや座談会などもしたいと思いますが、遠方の方やふだんお忙しい方も参加いただけるオンラインでのイベントは、今後も続けていこうと考えています。 

 

 

■ コロナの入試への影響は確かな情報源から確認を

 

さて、昨日首都圏の知事が政府に緊急事態宣言の要請を出しました。 

再発出での「要請」がどのようなものになるかはともかく、感染が急拡大している首都圏の状況ですから、入試に影響が出てくる可能性があります。 

 

具体的には政府、行政からの情報を待つしかありませんが、お子さんができるだけ動揺せず臨めるよう、細心の注意を払っていきたいですね。 

またSNSなどに流れる情報には、信憑性に疑問がつくようなものもあります。 

まずは政府や学校などが発する情報を第一に、そして塾からのアナウンスにも耳を傾けてください。 

 

今年の入試はほんとうにお子さん、親御さんにとって大きな「試練」となっていますが、なんとか乗り切って「あのときは大変だったよね」という思い出に変えていきましょう。 

 

なによりもお子さん、そしてご家族が感染することがないようお祈りしています。 

 

 

■ 2021年は月1回のペースでセミナーを行います 

 

さて、昨年秋から「月1回のペースでセミナーを行う」と、宣言しています。 

「月1回」といっても学年別に開催する予定にしていますから、実際には数本のセミナーを毎月企画していくことになります。 

 

主任相談員を務めさせていただいている中学受験ポータルサイト「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」との共催という形で、同サイトで主任相談員としてご一緒している小川大介氏、辻義夫氏らの協力もいただきながら、学年別、時期別にお子さんたちが合格に向けてすべきことをみなさんと一緒に考えていきますので、受講をご希望の方は「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」ホームページやメルマガをチェックしておいてください。 

 

このブログでもアナウンスしていきますね。 

 

 

■ 新刊が発売になります 

 

1月から2月にかけて、新刊が2冊発売になります。 

 

1冊は、親子ともにストレスなくお子さんが勉強に迎えるようになるための方法、そしてもう1冊は、お父さんが中学受験を目指すお子さんにどのように関わっていくとよいか、という内容になっています。 

 

それぞれ発売に際してはキャンペーン、プレゼントなどが企画されると思いますので、ご購入いただ際にはぜひそちらをご利用くださればと思います。 

 

 

今年もどうぞよろしくお願いいたします。 

 

 

西村則康 

できる子の筆箱は…

いろいろなところで、鉛筆の持ち方のお話をしているのですが、これは単に「正しい持ち方をすべし」というだけのことではありません。
正しい持ち方は言い換えると「普遍的に速く、無理なく書くために考えられてきた結果としての持ち方、とも言えるかもしれません。
子どもたちに鉛筆を正しく持ってほしいのは、その持ち方がいちばん書きやすく、疲れにくい持ち方である可能性が高いと思うからです。
自分の考えていることを書いて表す、ということは大切です。
誰かに伝えようというときにも大切ですが、そうでなくても自分で書きながらそれを見ることで、今何をしているかを意識できるし、その次の思考へとつながっていくと思っています。
デジタル機器が便利に発達して、書かなくても問題を解き進められるツールも出てきているようには思いますが、やはり「自分で書く」ということは「考える」ということに直結しています。
経験上、思考力がどんどん伸びる子というのは、たくさん書くことができる子が多いです。
どんどん書けるから思考も広がり、新たな糸口が見つかったりひらめいたりする。
そしてたくさん書くということを考えると、シャープペンシルよりも鉛筆のほうが疲れが少ないと考えて、小学生の子どもたちには鉛筆をすすめています。
また、たくさんのシャープペンシルや蛍光ペンなどで筆箱がお弁当箱のようになっているお子さんがいますが、私の感覚では文房具で満杯の大きな筆箱を持っているお子さんというのは、成績の伸びがよくありません。
一斉授業の塾で教えていたときによく目にしていましたが、文房具を選んでいる時間が結構長いのです。
学校や塾の先生が黒板(あるいはホワイトボード)に書くときに使う色は、せいぜい3色とか4色です。
それを写すのに、何十本ものペンは必要ありませんね。
できる子は、先生が何色を使ったら何色のペンで写すかなどが決まっていて、文房具を選んでいる時間が無い子です。
冬休み、基本的な勉強のしかたを見直してみるいい機会かと思います。
ぜひお子さんの書く様子を観察し、より「できる子の書き方」に導いてあげてください。
ちなみに12月21日に新刊「難関校合格のすごい勉強習慣」が発売となっています。
上記のような話よりも更に突っ込んで「できる子の勉強法」を解説しています。
興味がある方は、手にとってみてください。
https://www.e-juken.jp/amacam/20191220/meimon.html

深まる秋にやっておいてほしいこと

■新刊が発売になりました
10月20日、新刊「中学受験 入塾テストで上位クラスに入るスタートダッシュ[算数]」が発売になりました。
私がここ数年ずっと考えていたことの1つが、やっと形になったわけです。
我が子に中学受験をさせよう、となったとき、親御さんがまず考えるのことの1つが「塾に通わせること」だと思います。
ネットなどで調べてみると、サピックスや日能研、四谷大塚、浜学園などさまざまな塾があり、どこも「中学受験についてのノウハウ」を持っているらしい。。。
逆に言えば、塾に通わせていなければ、学校の勉強がいくらできてもスタートラインにすら並べない、という現実です。
それほど中学受験の勉強は、小学校の勉強とはかけ離れています。
そして、その「必須」である進学塾に通わせるには、入塾テストがあるようだということがわかってきます。
インターネットで調べたりママ友から聞いた情報では(私の情報も活用くださっていると思います)、入塾テストもやはり学校の勉強では足りないらしい。。。
そのあたりまでがわかってきて、私のところに相談に来られるお母さんもいます。
「先生、入塾テストの対策に、どんなことをさせればいいですか?」
そんな質問に、ちゃんと答える問題集がなかったというよりは、親御さん自身が見つけるのが難しかったのだと思います。
進学塾の入塾テストの問題レベルと出題傾向を知っている人に聞かないと、受験のプロではない親御さんには判断できなかったからです。
そんな親御さんたちのお困りごとに応えるために生まれたのが、今回の問題集です。
26日(金)まで発売記念キャンペーンを行ってくださっているようです。
必要な方はそちらからどうぞ。
■秋が深まってきました。受験生はそろそろ・・・
9月〜11月にかけて、サピックスでは「学校別サピックスオープン」というテストが行われます。
他塾でも、名前は違えど同じような目的のテストはどんどん行われます。
志望校への合格可能性を試すテストですが、裏を返せばこの時期が最終的な「受験校決定月」ということになります。
直前期である12月〜1月、いよいよ受験校に向けた最終調整に入るため「実際にどの学校に受験校を出すか」という受験計画を決めていく時期ということです。
親としては、そりゃあ第一志望校に合格してくれるのがいちばんだけど、受験させるのはその学校だけではありません。
第二、第三の志望校も決定し、いわゆる「1月受験校」「おさえの学校」まで考えます。
「おさえの学校」というのは、お子さんが受験したら合格できる可能性がかなり高いと予想でき、なおかつ親御さんが「この学校なら我が子をあずけることになっても納得できる」という学校のことです。
こういう学校を一校見つけておけると、無いのにくらべると受験計画はずっと安心できるものになります。
「うちは難関校に合格できなかったら公立でいい」
そういうご家庭の方針だったら必要ない考え方ではあります。
でも、中学受験は最終ゴールではないし、逆に中学校で難関校に合格できたから安心、というものでもありません。
■4年生、5年生のご家庭は今から意識して
お子さんが4年生、5年生なら、今からこの「おさえの学校」を親は意識しておくといいと思います。
「絶対○○中!」
お子さんはそんな気持ちになりやすいし、そのほうががんばれたりもします。
でも、親までそうなってしまうと、入試前に親子で苦しい思いをすることになる可能性があります。
「世の中にはたくさんの学校があって、それぞれ長所と短所がある」
くらいの気持ちでいろんな学校を知り、情報を集めておくほうがいいと私は思っています。
いろんな学校の説明会や公開イベントなどが行われる秋。
ぜひいろんな学校に足を運んでみてください。 

体を動かそう/新刊発売のお知らせ

私は今でも家庭教師として現役で、ご家庭に授業に、あるいは家庭訪問という形で(そういうサービスが有るのです)伺っています。

基本的に移動は電車など公共交通機関で、駅からご自宅までは(よほど遠いということでなければ)歩きます。
だから、同じ年齢の方と比べると、よく歩いているほうではないかと思います。

しかし、やはり運動不足は感じていて、最近はちょっとした筋トレなんかをするよう心がけています。

■中学受験する子は太りやすい?

経験的に、受験期にやや太る子が一定数いる、という感覚がなくはありません。
でも、ふつうの小学生における肥満率(一説には10%を少し超えるくらいだそうです)を大きく上回っているかというと、実はそうでもないのです。

しかし、運動不足の子が多いということは、よく感じることです。
私が子どもの頃はゲームも何もなく、遊びといえば外で走り回るくらいしかありませんでした。
そんな時代と比べて「今の子どもは…」などというつもりは毛頭ないのですが、どうしても運動不足になりがちなのは、現代の大人も子どもも同じです。

特に受験勉強がもっとも忙しくなる6年生は、夏を境に日曜もほとんどふさがり、遊ぶ時間がどんどんなくなっていきます。
「体を動かすのは学校の体育だけ」
そんな生活が普通になってくるのです。

おのずと運動不足にもなります。

■体を動かすことで、集中力も高めやすい

それでも学校があるときは、体育の授業という形で週に何時間かは運動の時間があります。
しかし夏休みなど長期休暇中は、意識的に体を動かさないと、どうしても運動が不足します。

激しい運動でなくていいので、ちょとした筋トレや体操、ランニング程度でもいいので、体を動かす時間を意識的にとりましょう。

体を動かすことには、様々な効果があります。
血流が増すこと、勉強しているときとは全く違った脳の部分を使うので、脳が活性化されること、眠気などをコントロールできること、運動することで良質な睡眠が期待できることなど、得られることが多いのです。

私もちょっとした筋トレを始めたと書きましたが、体を動かして始めた1日は、朝から集中できることが多く、ミスもロスも少ないのです。

あっという間に梅雨明けし、夏が迫っています(というかもう真夏の気温ですね)。
勉強はもちろん大切なのですが、それを支えるのは健康、睡眠といった生活の基盤部分です。
体も動かして、しっかり乗り切りましょう。

■この夏「計算」「知識」「思考」を鍛えよう

監修者として関わらせていただいた、前田昌宏氏の著書「中学受験 すらすら解ける魔法ワザ 算数・計算問題」(2018年6月27日発売)と辻義夫氏の「中学受験 すらすら解ける魔法ワザ 理科・知識 思考問題」(2018年8月8日発売)の新刊発売キャンペーンが行われています。

「魔法ワザ」シリーズは昨年発売となり、早くも「定番」となっているようですが、昨年の「算数・図形問題」「理科・計算問題」に続いて「算数・計算問題」「理科・知識 思考問題」と、充実してきました。

算数・理科のエキスパートのお二人のノウハウがぎっしり詰まっています。
この夏、受験生たちのお役に立ちそうで、感想など楽しみです。

興味のある方はこちらへ。

https://www.e-juken.jp/amacam/20180702/

新著が本日発売になりました

新著「いちばん得する中学受験」が本日発売になりました。
今回は中学受験ポータルサイト「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」で主任相談員としてご一緒している辻義夫氏との共著ですが、これまでにない視点で書いたものです。
私も辻氏も、中学受験をするなら進学塾は必須で、塾に通わせ始めるベストなタイミングは新4年生、つまり小学校3年生の2月だと考えていて、これは変わりません。
なぜなら、塾のカリキュラムが4年生〜6年生の4年間で完結するようにできているからです。
 
一方で、どの塾も4年生の塾生にくらべて5年生、6年生の塾生が多いのです。
つまり5年生、6年生から通塾を始めるお子さんも一定数いるということです。そんなご家庭はどんな受験計画を立てればいいのでしょう。
そんな疑問にも答える書籍になっています。
 
またお子さんがまだ低学年で、それでも数年のうちには中学受験が現実の問題として上がってくるな、というご家庭へのガイドとしても役立てていただけるものにしました。
 
低学年のおこさんの親御さんからすれば、3年生の2月というと「ついこの間小学校に入学したばかりなのに、こんな時期から勉強漬けの毎日にさせるの?」といった悩みや不安もあるようです。
 
しかし、小学校4年生は中学受験の勉強を受け入れる度量が備わってくる時期でもあるのです。
また、「中学受験=勉強漬け」でもありません。日常生活を楽しみながら受験を乗り越えるご家庭も多くあります(実際そうしていただくよう私たちもオススメしています)。
 
受験学年になると習いごとをやめるご家庭も多いですが、一方で受験まで続けられるご家庭も一定数あるのです。
 
何がいいたいのかというと、中学受験のためにすべてを犠牲にする必要はないということです。
ご家庭によって大切なことはそれぞれ。
 
 
そんな思いで作られている書籍です。
 
今日から、主任相談員を務めさせていただいている中学受験ポータルサイト「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」で発売記念キャンペーンを行ってくださっているようです。
 
興味のある方は覗いてみてください。
 
 

「考える力」を要求する芝中学校

今日は主宰する家庭教師「名門指導会」の勉強会でした。
ほぼ定期的に先生方との勉強会で情報交換しているのですが、毎回勉強になります。
■「考える力」を要求される問題
今日は芝中の話題があがりました。
「超難問ではないが、考える力が一定程度ないと歯が立たない問題」
ひとことで言ってしまうと、そんな出題の芝中学校。
絶妙なレベル設定の出題といえます。
たとえば2017年の大問1の計算問題(2)は以下のような数値設定となっています。
20.17−3.76−4.81−2.2311.39−6.13}+5.3320.24
順序を守って計算するだけなのですが、かなり手を取られるお子さんもいます。
確実な計算力がないと、ここで気持ちが折れてしまいます。
「超難問は出さないが、それなりの準備をしてこないと解けないよ」
そんな出題者のメッセージが聞こえてきそうです。
理数系の先生から共通して出てきた意見は「あるレベルの思考力がつかないと『わからない』『意味不明』に見えてしまうが、問題に見合った思考力がつくと「ぱっと視界が開ける」ように解けるようになる、というもの。
■学力は「右肩上がり」ではない
中学受験ポータルサイト「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」で主任相談員としてご一緒している算数・理科の辻義夫先生が興味深い言い方をしていたのを思い出しました。
彼は受験生のお母さんによく「学力は右肩上がりに上がっていくのではなく、階段を上るように上がっていく」と伝えるのだそうです。
つまり、がんばってるのになかなかできない、と感じている時期もがんばっている分だけ力がついていて、その向上の幅が一定以上になると、急にそれまでできなかった問題ができるようになる、というのです。
これは励みになる表現でもあり、真実でもあると思います。
芝中は、まさにそういう「力がついた!」という瞬間を味わえるようになったら、どんどん解けるものが増える、そういう出題の学校なのです。
芝中を目指している受験生は、ぜひそんな嬉しい気づきを目指してがんばってください。
■中和計算で差がつく理科
理科に関しては、中和計算で差がつきます。
知識問題は短時間で済ませ、計算問題、思考問題に時間をかけたいというのは先生方に共通するご意見でしたが、私もそう思います。
算数と同じく、特に電流の発熱絡みの問題などは、応用力のついていない子にとっては「敬遠したい」と感じるものですが、しっかり過去問を解いて自信をつけておいてほしいと思います。
芝中の2回目入試は、御三家などの受験生の第2志望としても受験されます。
ただ、御三家対応の受験対策をしてきた子どもたちに対して、芝中を目指して勉強してきた子どもたちのほうが「問題慣れ」しているというメリットがあり、一概に成績上位だから合格しやすい、とも言えない状況になることもあります。
芝中受験者には以上のようなことを意識しておいてもらえたらと思います。
前出の辻義夫先生の著作で、私も監修として関わらせてもらった「すらすら解ける魔法ワザ 理科計算問題」は、芝中受験にはちょうどいいレベルとなっています。
計算分野に「苦手」としている単元があるなら、一度チェックしてもらってもいいかもしれません。
あと4ヶ月あまり、気を引き締めていきましょう!

中学受験 計算問題を得意にしよう

■「つまずきをなくす 算数」シリーズが出揃います
「つまずきをなくす 算数 計算」に始まり、図形、そして文章題も刊行になった「つまずきをなくす 算数」シリーズが4月26日にすべて出揃います。
書名のとおり、算数のつまずきをなくすためのドリルです。
ドリルといっても、一般に数百円で書店で売られている「計算ドリル」ではなく、学校でそれぞれの学年で習う計算・図形・文章題の考え方、計算(筆算)のしかたなどの詳しい説明も掲載している参考書+問題集といったものです。
低学年のお子さんには、「塾に入る前に、あまり高度な算数をする必要はないが、計算は学校の1学年上くらいまでをやっておくといい」とアドバイスすることが多いのですが、その「計算の先取り」にもぴったりだと思います。
ご購入いただく場合は、主任相談員を務めさせている「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」のほうでキャンペーンがあるようなので、追って皆さんにお知らせしますね。
■計算は「100%正解」が基本
計算の重要性は、上記の「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」の記事にもあるのですが、私も強く感じています。
「計算ミス」「ケアレスミス」とよく言いますが、計算に関しては「常に100%正解」を目指していただきたいと考えています。
計算テストでの1問不正解は「多くの問題の中の1問不正解」ですが、文章問題や図形の問題を解く中で1つ計算間違いをすると、その問題そのものが「不正解」となってしまうからです(部分点を貰える場合もありますが)。
また「答えが正解になるか」も大切ですが、「せっかく苦労して計算したのに正解ではなかった」となるとお子さんのテンションもあがりませんね。
解き終わってマル付けしたとき「よっしゃ〜!」となったほうがもちろんお子さんのモチベーションは上がるものです。
■計算練習は毎日が基本です
運動などと同じように、計算練習は毎日するのが基本です。
やらない日が多くなると、どうしても「面倒」「大変」という気持ちが生まれて大きくなってしまうのは、大人も子どもも同じ。
お子さんがもしも低学年なら、今のうちから習慣づけておきましょう。
もう塾に通っているなら、塾から与えられた計算問題集やプリントがありますね。
それを活用するといいと思います。
ただ、市販の計算問題集にも面白いテーマを持ったものがありますから、書店を覗いてみることもお勧めします。
入試では「知らないと解けない」類の問題も出ます。
10000 × 10000 − 10001 × 9999
この計算を暗算で解くのは非常に困難だということは、一見してわかると思いますが、あることを知っているといとも簡単に解けてしまいます。
ヒントは「面積」です。
このようなものも含めて、毎日の訓練と経験が計算の知識と作業力を育んでいきます。
毎日の計算を習慣づける方法としては、日常必ず行う行動と結びつけるのがおすすめです。
朝ごはんの前、夕ご飯のあと、お風呂の前、といった具合です。
ぜひ試してみてください。 

塾の説明会を待っていては新学年でつまずく?

昨日、中学受験情報局「かしこい塾の使い方」でともに主任相談員をつとめさせていただいている、中学受験専門の個別指導「SS-1」を主宰する小川大介さんとの共著「日経DUAL 中学受験基本のキ!」発売記念のウェブセミナーで講師を務めさせていただきました。
セミナーの内容をかいつまんで言うと
「塾での説明会、個別懇談で説明されることを、もう少し早く知っていれば、失敗しないのに・・・」
というもの。早いものでもう10月も終わりですが、冬休みの冬期講習前に、新年度までにやるべきことを決め、実行に移しておかないと、塾の新年度説明会を待っていては遅いのです。
今、苦手単元や苦手分野があっても、冬期講習で復習できる、と考えていては期待はずれになる可能性が高いということです。サピックスの冬期講習で習ったことは、1月の5年生の組分けテストにはあまり出ません。
冬期講習で復習⇒1月のテストで結果を出す
といったつもりでいると、とんでもないことになるのです。
では四谷や日能研では復習をやってくれるから安心なのかというと、そうでもありません。
四谷大塚は数年前にカリキュラムの大幅刷新があって以来、サピックスに負けないハードなカリキュラム内容になっています。冬期講習でゆっくりと復習させてくれるかというと、「わかっていること前提で演習中心の授業」というテイストに近いものです。特に算数のカリキュラムはハードです。
また日能研でも、二週間先に習う問題がテストの「応用問題」に出題されていたりと、5年生のここから先、年度末までのカリキュラムは、各塾とも非常に過酷なのです。
「復習、苦手克服は塾の授業で」と考えていると、次の学年のスタートでつまずくことになってしまいます。
このような塾の特性を知ったうえで、「苦手克服は今年中に」を合言葉にご家庭で学習計画を立てて実行していきましょう。
こんな内容のセミナーでしたが、もちろん内容すべてをここでご説明することは不可能です。動画を見やすく編集し、中学受験情報局の担当の方が公開してくださうそうなので、ぜひご覧になってみてください。
特に5年生のお母さん、お父さんは必見です。
動画のURLは追って公開されるそうです。
中学受験情報局「かしこい塾の使い方」

動画よりも、直接相談したいという方のために、個別にご相談をお受けすることもできるようにしています。そちらも必要があればご利用ください。

 
 
 
 
  

9月13日(日)講演会を行います

9月13日(日)、たまプラーザにて講演会を行うことになりました。

8月25日に出版となった書籍「中学受験 やってはいけない小3までの親の習慣」の発売を記念して、有隣堂たまプラーザテラス店にて行っていただくことになったものです。

講演会はともかく、その後のサイン会は少々気恥ずかしいのですが(笑)、中学受験に悩むお父さん、お母さんの前でお顔を見ながら話をさせていただくのは嬉しい機会です。

 

先月末には千葉県の柏の葉キャンパスというところでお話しさせていただいたのですが、対象は私学だけでなく、中高一貫公立校入試を検討しておられるお父さん、お母さんが対象でした。

中高一貫公立校というと、都立の平均倍率が6倍を越えるなど、大変高い人気を誇っています。また私立中学校の入学試験とくらべて独特な「適性検査」を行うなど、特徴があります。この適性検査は記述や考察などを求める問題が多く、一般的には「対策がしづらい」ということになっているのです。

 

しかし、記述や考察などを求め、いわゆる「受験テクニック」だけでは対応できない問題を出題するのは、私立の難関中学校も同じで、求められるのは論理思考力、問題解決力であり、出題形式こそ違っても、身につけておかなければならない力は大きく変わらない、というのが私の見解です。

そのような力は高学年になって急に育つものではなく、低学年からの学習、もっといえば学習の前段階こそが重要だったりするのです。豊かな実体験をベースとした科学への興味、未知のものへの探究心や好奇心が学習の原動力になっている子は、別に私立だからとか公立だからという区別なしに、伸びていくものだと思っています。

そんな視点から、小学校低学年までにお父さん、お母さんに意識していただきたいことをまとめたのが「中学受験 やってはいけない小3までの親の習慣」であり、講演でもできる限りそのあたりのポイントをお伝えしたいと思います。

 

募集人数にかぎりがありますが、興味がある方、受験学年までにどんなことを意識して勉強させればいいのか、不安や迷いがある方も、ぜひご参加ください。

 

http://www.e-juken.jp/20150828custom_seminar.html

 

新刊 「中学受験の常識 ウソ?ホント?」

7月7日に新刊が発売になります。

 

アマゾン書店にはもう書影が掲載されていて、ご覧いただくこともできるのですが、まだ購入なさらないでくださいね。

 

私が主任相談員を務めさせていただいているポータルサイト「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」で、新刊発売キャンペーンを開催してくださるようで、そちらでご購入いただければ、特典があるようです。

 

この新刊

 

「中学受験の常識 ウソ?ホント?」では、中学受験に関してお父さん、お母さんたちが迷いがちな「常識」を1つ1つ検証する作業をしています。

 

一見、本当のように聞こえるけど、実のところはどうなの?という「受験の常識」は、特にお子さんの年齢の低い受験では非常に多く、無理な学習計画を知らず知らずのうちにお子さんに押し付けてしまっていたり、よかれと思ってやったことが逆効果になるといったことが多々あります。

 

たとえば書籍の一部をご紹介すると、

 

「図を書くときは、定規を使って丁寧に書くことが大切だ」

 

という「常識」はいかがでしょう?

 

確かに、算数や理科の問題を考えるときに図を書くことは大切です。もちろん乱雑に書くのではなく、丁寧に書くことも大切。しかし、その図を使って何をしたいかを考えながら書くことが大切で、できるだけフリーハンドで思うような図を書くことができるよう練習するのが大切なのです。書きながら考え、考えながら書くのです。

 

よってこの常識は「ウソ」ということになりますね。

 

 

すこのようにべてを◯☓で判定するのは難しいのですが、できるだけ多くのことがらについて白黒をつけてみたのが本書で、「そうだよね〜」と共感いただいたり、また「そうだったの?」と新たな発見もしていただける書籍になっていると思います。

 

気になる方はぜひ「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」のキャンペーンにご参加ください。開始は7月9日(木)のようです。またこのブログでもご紹介します。

 

今回は、上記のサイトでいっしょに主任相談員をしておられる、個別指導「SS-1」の副代表、まえ前田昌宏先生が動画で書籍の紹介をしてくださっているようですので、そちらをご案内しておきます。

 

 

興味のある方はご覧になってみてください。

 

http://www.e-juken.jp/20150709truth-maeda.html

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▼2022年11月18日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「<志望校・併願校の決め方 校風、偏差値と問題傾向から決める! 合格するための受験校の選び方」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年10月28日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「小学4・5・6年生対象 めざせ合格「過去問」の正しい使い方」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年9月30日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「飛躍的に成績を上げる!苦手克服 勉強法」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年9月10日(木)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するオンラインセミナー「【4・5年生】9月から偏差値10UPを狙うオンラインセミナー  毎年2学期に成績を上げるご家庭がやっている10個のこと」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年8月5日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験の「基本のキ!」令和4年度版 最新の中高一貫校の選び方から受験の傾向まで全部分かる!」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年7月21日(木)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するオンラインセミナー「【2022年夏】確実に成績が上がる夏期講習の受け方 3つのポイント」にて、講師を担当させていただきました。。

▼2022年7月8日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「夏休みの学習計画!うまくいく方法  夏期講習を有効活用して力をつける!学習戦略の立て方」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年6月24日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験を迷っている!?保護者必見セミナー 未就学・小学低学年から、親が知っておきたい「中学受験」の実像」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年5月27日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「自分で学習する子の育て方  中学受験、高校受験でも生きてくる「子が自走する学習法」を伝授します」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年5月26日(木)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するオンラインセミナー「6年夏休みに成績を大きく伸ばす6月・7月の過ごし方」にて、講師を担当させていただきました。。

▼2022年4月22日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「家庭学習のやり方を指南  塾に通っているだけで、安心していませんか?」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年4月14日(木)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するオンラインセミナー「夏休みまでに偏差値5UP 6年生GWで成績を上げる10のポイント」にて、講師を担当させていただきました。。

▼2022年3月18日(金)

「「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「頭のいい子が育つ! 学習環境のつくり方」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年2月25日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験セミナーわが子の合格に必要な学習は?」にて、講師を担当させていただきました。

▼2021年12月17日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験・合格する家庭のつくり方セミナー」にて、講師を担当させていただきました。

▼2021年11月19日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験合格つかむ「過去問」使い方セミナー」にて、講師を担当させていただきました。

▼2021年10月22日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験合格つかむ「過去問」使い方セミナー」にて、講師を担当させていただきました。

▼2021年9月24日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「苦手克服し成績を上げるコツ」にて、講師を担当させていただきました。

▼2021年7月16日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「7/16入試にも役立つ夏休み自由研究対策セミナー」にて、講師を担当させていただきました。

▼2021年6月26日(土)

新渡戸文化学園が主催するオンラインセミナー「中学受験へ向かうみなさまへ 中学受験って何? 大切なことは何?」をにて、講師を担当させていただきました。

▼2021年6月25日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「親が知りたい中学受験のキホン」をにて、講師を担当させていただきました。

▼2020年10月14日(水)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験セミナー第2弾!過去問を活⽤する家庭学習のコツ」をにて、講師を担当させていただきました。にて、講師を担当させていただきました。

▼2020年9月29日(火)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験 コロナで変わる!併願校の選び⽅/合格を導くための模試の問題⽤紙・答案⽤紙活⽤法」にて、講師を担当させていただきました。

▼2020年6月12日(金)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するオンラインセミナー「ウィズコロナ時代の中学受験を成功させる夏の過ごし方」にて、講師を担当させていただきました。

▼2020年6月6日(土)

増進堂 受験研究社が主催するオンラインセミナー「学校再開・塾再開にどう向き合うか」にて、講師を担当させていただきました。

▼2020年2月19日(水)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するセミナー「2020年首都圏中学受験 入試分析セミナー」にて、講師を担当させていただきました。

▼2020年2 月6日(木)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するセミナー「2020年関西中学受験 入試分析セミナー」にて、講師を担当させていただきました。

▼2019年10 月11日(金)

淑徳与野幼稚園が主催する講演会「父母講座 我が子への根拠の無い信頼の大切さ」にて、講師を担当させていただきました。

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