四谷大塚の直営校では、「予習」→「授業1」→「宿題」→「授業2」→「宿題」 という学習の流れが普通です。

この「予習」が他塾には無い部分です。

中学生以降の学習では重要になってくる予習ですが、小学生にはなかなか難しいものです。

校舎やクラスによっては、予習用のプリントを配っていますが、そのプリントは四谷本部が準備したものでは無くて、担当講師が独自に作ったもののようです。

そのプリントを解くと、予習がやったことになるという触れ込みで、生徒に強制していたのですが、どうでしょう。

各単元の学習の初期に大切なことは、実感を伴った基本事項の理解です。

これを概念導入と言いますが、それを意図しない予習は効果があるとは思えません。

算数ならば、例題を少し考えてみて、分からなければ解説を分かるところまで考えながら読んでみる。理科や社会なら、説明のページを一通り読んでおく。このぐらいが適量だと思います。