今週の算数の単元は濃度です。
濃度の解き方には、面積図とてんびんなどいろいろあります。
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これまで日能研は面積図が中心でした。
ところが、今年はてんびんで教える事が増えているようです。
日能研が出しているシラバスには「面積図を利用して」と書いてあるのですが。
講師の意見もいろいろあるようです。
ある講師は、「てんびんでも解けるけれど、面積図の方が良い」とか、その反対に「面積図よりもてんびんの方が早く解ける」と主張している講師もいらっしゃるようです。
本当のところはどうなのでしょうか。
私はこう考えます。
解き方に優劣があるのではなくて、その子にとってどの方法が適しているのかが大切だということです。
特別に優秀な子は両方を使い分けることが出来ます。
でも、そうはできないお子さんの方が圧倒的多数です。
てんびんで解ける問題は100%面積図で解けます。
その逆も言えます。ですからどちらで解くのかに余りこだわらない方が良いと考えています。
お子さんに、「どちらで解いてみたい?」と聞いてあげてください。お子さんが使いたい方法を自信を持って勧めてあげてください。
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