カテゴリー: 小6向けアドバイス Page 7 of 13

【関西】6年生の模試は入試レベルに

皆さん、こんにちは。

塾ソムリエ西村が主催する名門指導会において、関西エリア統括を担当している都関です。

西村のコラムページの場を借りて、関西の情報をお伝えしています。

■浜学園の10月の公開学力テストから

浜学園のテストシステムは、6年生の場合、毎週の復習テスト(日曜志望校別特訓は隔週・特訓講座は実戦テストもあります)、毎月行われる公開学力テスト、年4回実施される合否判定学力テスト、年に1~3回ある学校別オープン模試、そして年に1度だけ塾生だけが対象となる学校別プレ入試の5種類からなっていて、おおむね、回数が少ないものほど難度が高く設定されています。

ですから出題範囲が決まっていない実力テストの中では公開学力テストが最も難度が低く設定されていることになりますが、さる10月8日に行われた6年生の公開学力テストの問題を見てみると、2018年1月13日から始まる近畿圏の中学入試までおよそ3ヶ月となる時期に実施されただけあって、入試本番レベルの問題も数問見受けられました。

■入試本番レベルの通過算

6 長さ230mの列車Aが西から東へ向かって、長さ200mの列車Bが東から西へ向かって走ると、列車Aと列車Bが地点Dで出会ってから、地点Dより西側の地点Eで完全にはなれるまでに10秒かかりました。次に、列車Bが西から東へ向かって、長さ340mの列車Cが東から西へ向かって走ると、列車Bと列車Cが地点Eで出会ってから、地点Eより東側の地点Fで完全にはなれるまでに12秒かかりました。さらに、列車Bと列車Cがともに西から東へ向かって走ると、列車Bの先頭が列車Cの最後尾に地点Dで追いついてから、列車Bの最後尾が列車Cの先頭に地点Gで追いつくまでに1分48秒かかりました。このとき、次の問いに答えなさい。ただし、列車A、B、Cは常に一定の速さで走っています。

① 列車Bの速さは毎時何kmですか。

② 2地点間FGの距離は何mですか。

問題文の長さだけで降参してしまいそうですが、通過算の基本解法「図を描く」を用いて条件整理をし、解ける問題かどうかを判断しましょう。

図2と図3は、列車BとCの「すれ違い」「追い抜き」を表していますから、これを使うと①が解けるとわかります。

(200m+340m)÷12秒=45m/秒…速さの和

(200m+340m)÷108秒=5m/秒…速さの差

(45m/秒+5m/秒)÷2=25m/秒=90km/

もし図を描かなくても、速さの和と差が求められることに気づけば正解できる問題でしたので、正答率も20%と比較的高い値となっています。

しかし、②を図なしで解くのは難しいでしょう。

①と図1から、25m/秒×10秒-200m=50m…ア

①と図2から、25m/秒×12秒-200m=100m…イ

①と図3から、25m/秒×108秒-200m=2500m…ウ

50m+2500m-100m=2450m=2.45km

図があれば②の正解も難しくはないのですが、テストでの正答率は1%と非常に低い値となりました。

■公開学力テストの得点方法

公開学力テストの2枚目の問題では、この問題6のように、小問①の正答率が高く、②が低くなりがちです。しかし、上記の②の解き方が通過算の基本解法であったように、②自体は奇問や超難問ではありませんから、テスト時間が残っていれば正解することは十分に可能です。ですから、公開学力テストで高得点をとるためには、計算力と知識が問われるテスト1枚目の1行問題を素早く処理し、2枚目の各問で条件整理をする時間を残すことが重要になります。一方、そこまで高得点を取ることが目標でない場合は、テスト1枚目で「ミス」をしないように少し時間をかけて解き、2枚目は条件整理があまり必要とされない①の正解を目指すという「戦い方」になるでしょう。公開学力テストも残り2回となりましたが、どれだけ得点したいかに応じた「戦い方」ができるよう、この10月のテストを振り返って、次につなげていくことができるといいと思います。

中学受験 各塾の志望校別特訓 注意点など

東京、そして大阪でも定期的に主宰する家庭教師「名門指導会」の先生方との勉強会を開催しています。
毎回興味深い話がたくさん出るのですが、やはり今の季節、大きな話題は6年生の入試対策です。
■成績中位以下のお子さんにとってSSは…
SS(サンデーサピックス)がサピックスの日曜志望校別特訓ですが、良くも悪くも「上位校偏重」なのは間違いありません。
志望校が「中堅校」と呼ばれる学校だと、適したコースがなく、志望校と傾向が違う問題を解くことになったり、無駄が多くなってしまいます。
これはサピックスに限ったことではなく、塾ごとに強みと弱みはそれぞれ。
うまくお子さんに必要なものをチョイスしたいところです。
名門指導会の生徒さんの中にも、SSは休んでその分志望校対策を家庭教師で、という方がいます(SSのテキストはもらえるので、必要なもののみ指定して使うようにしています)。
逆に日能研では「芝中コース」「吉祥女子コース」といった上位〜中堅校のコースも豊富にありますが、成績上位者はサピックスのSSや早稲アカのNNコースを受講したりもします。
志望校に合わない日曜特訓は勉強時間のロスになるだけでなく、志望校よりも大幅に難度の高い問題で自信を失う原因になる場合もあります。
希望すれば基本的に受講はさせてもらえることが多いですが、学校別オープンなどの結果から、遅くとも11月くらいには現実的な受験校、受験計画をいったん立ててしまいたいですね。
■武蔵・早稲田が第一志望なら早稲田アカデミーのNNコース?
内容も充実していて結果(合格実績)も伸ばしているのが、早稲アカのNN(なにがなんでも)コース。
他塾の日曜特訓を休んでNNに通う子も多くいます。
特に武蔵中と早稲田中には力が入っていて、学校の傾向に徹底して合わせた問題が大量に用意されています。
ただ、学校別の傾向に特化するあまり、併願校対策にやや難しい面が出てくることもあるので注意が必要です。
「武蔵傾向の問題は得意だけど他は…」のようなことが起こりやすいのです。
また、外部生に対して(当たり前かもしれませんが)通っている塾との「兼ね合い」は一切考えてくれません。
お通いの塾とNNそれぞれの宿題から、必要なものをチョイスして「オーバーワーク」にならないよう注意しなければなりません。
当然、自塾の日曜特訓を受けずに他塾に通うお子さんに、今お通いの塾の先生も配慮はしてくれない可能性がありますから、量の調整などは家庭の仕事となりますね。
■「毎日通塾」が良い結果を生む場合も
町の個人塾、あるいは四谷大塚準拠の小さな塾などでは、様々な学校の専用コースを設置できません。
おのずと受験対策は各々が過去問を持ち寄り、毎日のように通塾、演習してわからないところを先生に教えてもらう、といったスタイルになりがちです。
大手塾の志望校別特訓とくらべて不利な面が多いですが、いくつかの条件が揃えば良い結果を期待できます。
私もそのような環境で指導にあたっていた時期が遠い昔にありましたが、そんなときこそ先生のスキルが結果を大きく左右します。
6年生の入試前の時期、はっきり言ってもう新しく習うことはないのです。
いかに習ってきたことを最大限発揮させるか。
そのことを理解し、上手に演習させてくれる先生なら最高です。
また、その地域の多くの子が目指す私立中学校が1〜2校といった地方都市などの受験では、地域密着型の個人塾がその学校の情報に精通している場合があります。
これから受験塾を探そうという方は、そのような視点も持って塾選びに臨んでください。
6年生はいよいよ受験生らしい顔つきになってき始めたでしょうか。
受験の成功を目指し、着実に進んでいきましょう! 

「考える力」を要求する芝中学校

今日は主宰する家庭教師「名門指導会」の勉強会でした。
ほぼ定期的に先生方との勉強会で情報交換しているのですが、毎回勉強になります。
■「考える力」を要求される問題
今日は芝中の話題があがりました。
「超難問ではないが、考える力が一定程度ないと歯が立たない問題」
ひとことで言ってしまうと、そんな出題の芝中学校。
絶妙なレベル設定の出題といえます。
たとえば2017年の大問1の計算問題(2)は以下のような数値設定となっています。
20.17−3.76−4.81−2.2311.39−6.13}+5.3320.24
順序を守って計算するだけなのですが、かなり手を取られるお子さんもいます。
確実な計算力がないと、ここで気持ちが折れてしまいます。
「超難問は出さないが、それなりの準備をしてこないと解けないよ」
そんな出題者のメッセージが聞こえてきそうです。
理数系の先生から共通して出てきた意見は「あるレベルの思考力がつかないと『わからない』『意味不明』に見えてしまうが、問題に見合った思考力がつくと「ぱっと視界が開ける」ように解けるようになる、というもの。
■学力は「右肩上がり」ではない
中学受験ポータルサイト「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」で主任相談員としてご一緒している算数・理科の辻義夫先生が興味深い言い方をしていたのを思い出しました。
彼は受験生のお母さんによく「学力は右肩上がりに上がっていくのではなく、階段を上るように上がっていく」と伝えるのだそうです。
つまり、がんばってるのになかなかできない、と感じている時期もがんばっている分だけ力がついていて、その向上の幅が一定以上になると、急にそれまでできなかった問題ができるようになる、というのです。
これは励みになる表現でもあり、真実でもあると思います。
芝中は、まさにそういう「力がついた!」という瞬間を味わえるようになったら、どんどん解けるものが増える、そういう出題の学校なのです。
芝中を目指している受験生は、ぜひそんな嬉しい気づきを目指してがんばってください。
■中和計算で差がつく理科
理科に関しては、中和計算で差がつきます。
知識問題は短時間で済ませ、計算問題、思考問題に時間をかけたいというのは先生方に共通するご意見でしたが、私もそう思います。
算数と同じく、特に電流の発熱絡みの問題などは、応用力のついていない子にとっては「敬遠したい」と感じるものですが、しっかり過去問を解いて自信をつけておいてほしいと思います。
芝中の2回目入試は、御三家などの受験生の第2志望としても受験されます。
ただ、御三家対応の受験対策をしてきた子どもたちに対して、芝中を目指して勉強してきた子どもたちのほうが「問題慣れ」しているというメリットがあり、一概に成績上位だから合格しやすい、とも言えない状況になることもあります。
芝中受験者には以上のようなことを意識しておいてもらえたらと思います。
前出の辻義夫先生の著作で、私も監修として関わらせてもらった「すらすら解ける魔法ワザ 理科計算問題」は、芝中受験にはちょうどいいレベルとなっています。
計算分野に「苦手」としている単元があるなら、一度チェックしてもらってもいいかもしれません。
あと4ヶ月あまり、気を引き締めていきましょう!

【関西】6年生のこれからの受験対策は?

皆さん、こんにちは。

塾ソムリエ西村が主催する名門指導会において、関西エリア統括を担当している都関です。

西村のコラムページの場を借りて、関西の情報をお伝えします。

■これからの受験対策

さて、間もなく10月です。

6年生にとってはいよいよ学校別の傾向対策が気になる時期ですね。

関西の大手進学塾である浜学園では、7月から「小6日曜志望校別特訓」という各中学校の出題傾向、問題の特色、難易度なども掴めるように傾向と対策を行う講座を開講しています。

この「小6日曜志望校別特訓」は、夏期講習と連動した7月・8月期、9月~12月期のように指導期間を2期に分け、「基礎力の充実と応用力の錬成」、「受験校の傾向と対策」の順で段階的な受験対策を行っています。

■9月~12月の「小6日曜志望校別特訓」

現在は、「小6日曜志望校別特訓」の第2期にあたり、次のようなコース構成(一部抜粋)となっています。

コース

主眼校

受講基準

M灘コース 灘・洛南・東大寺・西大和

63

M東大寺・西大和コース 東大寺・西大和・星光

56

M甲陽コース 甲陽・西大和・東大寺・洛南

56

M星光・東大寺コース 星光・東大寺・西大和

56

M洛南・洛星コース 洛南・洛星・西大和

56

L洛南コース 洛南・西大和・高槻・四天王寺・須磨学園・清風南海

57

L神女コース 神戸女学院・西大和・高槻・清風南海・須磨学園

57

L四天・清南コース 四天王寺・西大和・清風南海・高槻・須磨学園

53

R六甲コース 六甲・高槻

52

R清風理Ⅲプレミアムコース 清風・西大和・清風南海

52

R白陵コース 白陵・須磨学園・淳心・滝川第二・岡山白陵

50

Eコース 関西学院・関大系列・啓明・甲南・同志社系列

43

Dコース 四天王寺・神戸海星・大阪女学院・大阪桐蔭 他

43

Rコース 高槻・清風・明星・帝塚山・開明 他

43

(2017年度の場合)

上の表にあるように、浜学園の「小6日曜志望校別特訓」では、最難関中や難関中を対象としたそれぞれのコースに「受講基準」が設けてあり、原則としてこの基準を満たすことが受講の条件となっています。(上記以外のコースの中には受講基準のないコースもあります)

「受講基準」の値は、浜学園が実施する「公開学力テスト」「小6合否判定学力テスト」(どちらのテストも浜学園の塾生であるなしにかかわらず受験可能です)の3科あるいは4科の平均偏差値です。

9月~12月期の場合ですと、6、7月に行われた上記のテストが対象となっています。(8月以降であっても基準を超えた場合は途中から希望コースでの受講が可能です)

■「受験校の傾向と対策」に向けて

「小6日曜志望校別特訓」は、2期に分けて開講されていますが、受験生が最も気になる「受験校の傾向と対策」は概ね11月~12月に行われます。

ですから、現在、希望のコースで受講できていないお子様の場合、10月のテストが非常に重要なものとなってきます。

冒頭で「まもなく10月です」と書いたのは、もし9月までのテストで受講基準をクリアできていなければ、この10月のテストでクリアしなければならず、その準備期間があと3週間しかないからです。

その10月に実施された公開学力テストは、2016年の場合、以下のような結果でした。

100

99-90

89-80

79-70

69-60

59-50

49-40

39-30

平均点

国語

0

34

153

288

376

441

428

314

52.3

算数

11

81

126

223

331

363

367

391

49.8

理科

2

56

166

329

405

459

419

317

55.6

(単位:人)

平均点の10点上のゾーン、20点上のゾーンにおよそ300~400人の受験生(受験者数:2304人)がいます。

いわゆる「団子状態」ですから、ゾーンを1つ上げるだけで大幅な偏差値アップが期待できます。

浜学園の公開学力テストは満点が100点で、10点アップには、算数の場合は2~3問、国語の場合は3~5問、理科の場合も3~5問、「マル」を増やすことが必要な配点となっています。

9月までのテストで受講基準をクリアできていない場合は、8月、9月に受けたテストを振り返り、どの問題を正解すれば10点の上乗せが可能だったかを調べてみてください。

その結果、知識のあいまいさが失点の原因であったのであれば、まちがえた問題に必要な知識とその関連事項を、この3週間を利用して補っておくという対策が考えられます。

しかし、原因がよくわからない場合や対策が立てにくい場合は、塾の先生など専門家に3週間の学習計画を相談してみることも必要でしょう。

小学校によっては行事の多い季節ですが、限られた時間を上手く使って、希望するコースで「小6日曜志望校別特訓」が受講できるような準備がすすめられるといいですね。

(都関靖治)

6月は「うろ覚え」の撃退を

6月になりましたね。
蒸し暑い日も多いですが、逆に夜は肌寒い日もあり、体調管理も難しいところです。
サピックスでは約1か月後、「7月度 入室・組分けテスト」がありますね。
塾によってはもうすでに夏休み・夏期講習のクラスが決まってしまっているところもありますが、これから決まる、という場合は「なんとか夏は上のクラスで」という思いかもしれません。
■6月は「差をつける」絶好の機会
6月は祝祭日がなく「退屈・単調な月」だと言われます。
梅雨入りの季節ということもあり、子どもたちも大人も体調を崩しやすく、モチベーションも上がりにくい月です。
しかし逆に考えると、そんな時期だからこそ、「差をつけるチャンス」と捉えることもできます。
サピックスの組分けテストは、範囲がありません。
だから、ふだんどおり「今週のこと」だけやっていると、テストに出る苦手単元や「うろ覚え」になってしまっていることがらに引っかかり、失点してしまいます。
そのあたりを復習しておかなければ、と頭でわかっていても、ついつい日々やるべきことに忙殺され、何もできないまま来月のテストを迎える、という子が多数です。
なかなかふだんの勉強に「+α」の復習を加えるのは難しいのが現実ですが、だからこそ、その「+α」ができた子は7月組分けでグンと差をつけられるというわけです。
■「うろ覚え」を狙い撃ち
しかし、先程も書いたとおり「ついつい日々やるべきことに忙殺され・・・」となってしまいがちなのが受験生。
サピックスのように課題量が多い塾ならなおさらです。
「あれもこれも」と考えていては、結局何もできなかったとなってしまいがちです。
短時間、隙間の時間でできて効果があると期待できるのが「うろ覚え」の撃退です。
今までできなかった応用問題、難問をクリアしようとするのではなく、「できるはずなのに間違う」という問題を少しでも減らす、という方向です。
どの塾のどのテストでもそうですが、基本問題〜標準問題くらいのレベル、つまり正答率が50%を超えるくらいのレベルの問題を全部正解すれば、平均点くらいはとれるようにできているのです。
それにプラスして、自分の得意分野の応用問題が少しでもできる子が、みんなから頭一つ抜け出す子です。
まずは、テスト直しのときに「あ〜、これできたはずなのに、惜しい!」となりそうな問題をなくすことからです。
算数なら、倍数・約数の問題や「〜通り」といった場合の数の数え出し、定番の図形問題の中に、「解き方を忘れかかっている」ものが存在するはずです。
演習の材料は基礎トレなどでじゅうぶん。
「できたはずなのに」という問題を探すのが目的ですから、わかるものはどんどんこなして「あれ?」となる問題を探す作業を、1日20分とか30分と時間を決めて(最短10分でも、みつけられれば儲けもの)やるのです。
地味な作業ですが、確実に効果は期待できます。
6年生以外の学年、サピックス以外の塾の方も、同じような発想で6月の単調な毎日に「+α」を加えてみてはどうでしょう。 

過去問から学べること(開成中2016年理科)

あっという間に年末です。
受験生たちは、いよいよ、あとひと頑張りですね。
この時期は、もう過去問演習が中心というお子さんも多いかもしれません。
さて、その過去問、どのように演習しているでしょうか。さすがに「やりっぱなし」のお子さんはいないと思いますが、過去問からもいろいろ学んでほしいと思います。
■過去問演習から得られる「プラスワン」とは
時間をはかって解くのはもちろん、なおしや「解いてからの学習」も大切にしてほしいのです。
時間をはかって解き、答え合わせをする。そして、忘れていたことや覚えていなかったことなどを、みなさん確認すると思います。そして覚え直しなどするでしょう。工夫をする子なら、「正解でなかった選択肢」にも目を向け、そこから学べることはないか考えているでしょう。
どういうことかというと、問題の正解は「ア」のアブラナだったとして、残りの選択肢「イ」〜「エ」の中に知らないもの、覚えてないものはないか確認するのです。
こうやって小まめに「知識の抜け漏れ」を過去問演習(に限らず問題演習全般)で行っている子は、この時期にどんどん知識の厚みが増します。ぜひそういった「プラスワン」を演習にとり入れてください。
これが「解いてからの学習」の1つ目です。
■出題者はなぜこの問題を出したのか?
そして「解いてからの学習」の2つ目は、「出題者の意図」を考えることです。出題者がその問題を出題したのには、理由があるはずです。それを考えてほしいのです。
たとえば、2016年の開成中学校の理科の問題、大問1は天体(星座早見盤)についてでした。問1から問5までは、星座早見盤のつくりや使い方をひと通り覚えていれば、難なく答えられる問題なのですが、問6では「図1は、北緯35度、統計140度の場所で使う星座早見です。もしも、北緯35度、東経135度の場所で使う星座早見に作り変えるとしたら、・・・」という問題です。
「天体のこと、星座早見のこと、机の上の知識だけではなく、ちゃんとわかってる?」
という開成の先生の声が聞こえてきそうです。
東経135度といえば、日本の標準時子午線が通っている関西地方。経度が1度変わると太陽の南中時刻は4分ずれる、という知識は子どもたちにはあるのですが、それは太陽だけではありません。経度にして5度のずれ(20分)は、夜空に関してもそうなのです。
つまり関西地方の人たちは、20分前の東京の星空と同じものを眺めているわけです。塾のテキストで「覚えるべし」となっている知識を頭に入れれば対応できる問題ばかりは出さないのが難関校。このあたりの問題をしっかり考え抜いて入試に備えたいものです。
「超難問はとばせばいい」という考え方もありますが、受験者平均点が8割を超える開成では、「捨て問題」の選び方も難しいですね。

受験生のご家庭に意識しておいてほしいこと

■6年生は「入試モード」
9月、各塾の6年生は一斉に「入試モード」に入っていきます。
サピックスでは「学校別サピックスオープン」が、早稲田アカデミーでもNN志望校別コースの学校別オープン模試が行われます。日能研も公開模試の表題が「合格判定テスト」になりますね。いよいよ学校名のついた模試や判定の出るテストがどんどん行われるわけですが、これらの模試を受けていく中で、「志望校」と「受験校」をはっきりさせていく段階に入っていきます。
第一志望校の関する考え方は、ご家庭によりそれぞれです。実力相応のところを、と考えているご家庭もあれば、第一志望校はチャレンジなんだけれども、それ以外の学校でしっかり「押さえる」という考え方もありです。
■用意したい「押さえの学校」
意識しておいていただきたいのは、この「押さえる」という感覚です。私たち講師はよく「押さえの学校」と呼んだりしますが、お子さんの実力なら合格できる可能性がまずまず高く、「ここなら通わせてもOK」と親御さんも思えるような学校です。
早々と第一志望校をあきらめる、というのではありません。入試が近づいてくればくるほど、お子さんも親御さんも気持ちの余裕はなくなるし、視野も狭くなってしまうのがふつうです。
「何が何でも◯◯中学校」
という気持ちはわかるのですが、お子さんはさておき親御さんは一歩引いて「受験戦略」を考えるべきです。
一番危ないのが、「実力よりもちょっと上」の学校ばかりで受験計画を立ててしまうこと。最良の場合は「さて、どの学校に通わせようか」という嬉しい悩みになりますが、最悪の場合は・・・と考えると、お勧めできません。
せめて1つは「押さえ」を用意してください。
今すぐにでなくても大丈夫です。ここから学校別の模試を受けてその結果が出る中で、考えていけばいいのです。
■入試問題の「共通点」「違い」をチェック
特に首都圏は学校が多く、受験校選びも難しいのですが、受験する可能性のある学校に関しては、過去問をしっかり見ておくようにしましょう。「解く」よりもまず「見る」ことからです。
過去問を「見る」というのは、たとえば国語は記述が多いのか、選択式回答が多いのか、算数はパターン問題中心か、高度な思考を要する問題が中心なのか、解き方は書かなければならないのか、理科の計算は多いのか、といったことをまずはチェックするのです。
受験校が多くなりがちな首都圏で、受ける学校が全部タイプの違う問題ばかりだと、対策に手が回りません。まずは解答用紙を親御さんがチェックするところから始めましょう。受験校の過去問の「共通点」「違い」を把握することで、受験戦略の修正ができるわけです。
残り5ヶ月足らず、冷静に過ごしていきましょう。 

とにかく6年生の夏は体力勝負!?

■とにかく6年生の夏は体力勝負!?
 
8月に入りました。
 
今年は梅雨明けが遅く、なかなか気温が上がり切らない日が多かった7月でしたが、本格的に暑い日が多くなってきました。夏期講習も始まり、早い時間から塾に行く生活に入ったお子さんも多いと思います。
 
夏をうまく乗り切るキーワードは「復習」「体調管理」「モチベーション」です。
いずれに関してもいろんなところで述べているのですが、前回のコラムで「復習」に関しては詳しくお話ししましたので、今回は「体調管理」と「モチベーション」に関してです。
 
夏期講習に通う受験生は、思った以上に体力を使います。夏期講習で拘束される時間が1日あたり5〜6時間。数日間これが続き、1日のお休み。そしてまた数日の通塾。これが何度か繰り返されます。
 
塾に着くまではじっとりと汗をかき、塾の教室はエアコンで冷えています。この温度差だけでもかなり子どもの体調に影響を与えます。朝から夜まで室内にいる講師や塾のスタッフは、そういったことに割と鈍感です。1枚上にはおるものを持って行かせておられる方も多いのではないでしょうか。
 
とにかく6年生の夏は体力勝負という面があります。少しでも学習に集中できるよう、側方支援も大変ですが、がんばりましょう。
 
 
■8月初旬の段階で学習の見直しを
 
7月が終わった今くらいの段階で、一度夏の過ごし方を見なおして見る機会をとるのもよいかもしれません。ターム中に復習、宿題のサイクルはうまく回ったでしょうか。消化不良感が残った単元はあったでしょうか。
 
そのような単元、ないに越したことはないのですが、もしもあったなら、あったということをしっかり把握しておけばいいんです。そして、それをいつ解決するかということを考えておけばいいですね。とにかく子どもは毎日のことで手一杯だと思います。ある程度親が理解度や進捗を把握し、スケジュールを立ててあげるのが現実的です。
 
毎日のお弁当に送り迎え、そして学習の進捗確認とそのフォローの段取りと、実は受験生であるお子さん以上にお母さんが大変だと思います。お母さんの体調も、とても大切ですね。
 
夏休み前半の学習の進み具合が思ったよりうまくいっていないなら、お盆や8月末の使い方が重要になってきます。サピックスの6年生は8月の終わりに「夏期集中志望校錬成特訓」という講座があります。この講座、もしも夏の「積み残し」が多いと感じるなら、受講を見合わせるのがいいかもしれません。講習がうまく回っている子を念頭に作られているからです。
 
お盆期間の時間の使い方も、そろそろ現実的に考えられるようになってきたかもしれません。つまり「やりたいこと」が出てきたということです。6年生は夏が終わるといよいよ受験対策一色です。夏に1つでも「できるようになったこと」「乗り越えたこと」を作っておきたいですね。
 
 
■モチベーションを持続させ、そして9月へ
 
お母さんから見ると「まだまだ」かもしれませんが、お子さんたちは「けっこう大変だ」と思いつつがんばっています。1日の終りは、お子さんに対しても、ご自身に対しても、ねぎらいで締めくくりたいものです。
 
6年生とはいっても、やはり息抜きも必要です。ちょっとしたお出かけの機会や遊びの時間などもバランスよくとってやりたいですね。
 
サピックスは8月からマンスリーテストが範囲のないものになります。このテストでうまく結果を出すのが、秋からの勉強に弾みをつけ、モチベーションを高く保つポイントです。四谷大塚、日能研ならタームごとに数回行われるテストで結果を出すのが、直近の目標となります。 そして9月の「合不合判定テスト」「合格判定テスト」ですね。
 
夏は「天王山」と言われますが、9月からの受験対策期間の準備期間とも言えます。上手く過ごしていきましょう。

6年生のテストは「得点力」が求められます

■苛酷さを増してきた6年生のテスト
7月3日、サピックスの組分けテストが行われました。純粋な問題難度は(平均的には)そう高くはなかったのですが、出題のしかた、問題配列など受験生にとってかなり「とっつきにくい」部分もあったようで、特に「理科が難しかった」という声を多くの子ども達から聞きました。
その理科の問題ですが、分析して難度別に分けてみたところ、以下のようになっています。
A・・・易しい・基礎知識・・・23問(52.3%)
B・・・標準・思考系問題・やや難度の高い知識・・・13問(29.5%)
C・・・難しい・複雑な思考、計算を伴う問題・・・8問(18.2%)
上記のような配分で、これだけみるとそう難しいテストには見えません。
以下、具体的な大問ごとの問題配分を見ていきます。
■大問ごとの内容と難度は・・・
大問1
小問集合でレベルAとBのみの出題。難関校狙いなら絶対に落とせない部分。一方中堅校が第一志望のお子さんも、この部分で点を稼がねばなりません。約半分が天体に関する知識の問題でした。多く間違っていた受験生は、覚えなおしが必要ですね。
大問2
溶解度計算に関する問題。レベルBの問題が中心で、AとCのレベルがバランスよく含まれています。レベルCは(3)②(7)①②のみ。これ以外でどこが間違っていたか、確認しましょう。
大問3
人体、消化と吸収に関することが中心の出題。この大問もレベルAとBのみ、しかもA問題が中心の出題。間違いが多かった受験生は、明らかに知識不足、つまり習ったことを忘れています。次にサピックスのカリキュラムで人体が扱われるのは9月「人体総合」です。ひとまず夏休みまでに復習と覚えなおし、知識の点検をしておきましょう。
大問4
てこに関する問題。・・・ですが、受験者全員にとって「初見」だったのではないかと思います。てこを利用した体重計の話題で、結局その仕組みがわからないまま、この大問すべてを「捨て問題」にした受験生も多かったでしょう。しかし、実はそれで「正解」ともいえます。少なくとも第一志望校が中堅レベルの中学校なら、時間と労力を使うべきはここではありません。
■入試問題を戦略的に解くという視点を
大問4のB問題は(1)のみ、あとはすべてC問題。Cの中でもかなり難度が高いといえるでしょう。配点は18点。サピックスの塾生なら問題数を数えてそれくらいの計算はしたのではないでしょうか。
ああ、ここで時間と労力をかけて勝負するより、大問1〜3に戻って不安のあったところを解き直そう、と考えた受験生も多かったと思います。ここで「大問4をほぼ丸ごと投げ出した」ということに気持ちをどれくらい揺さぶられてか、が問題です。
大問4に差し掛かった時点で、残り試験時間は数分だったはずです(理科のテストの制限時間は30分です)。ここで気持ちのタフさが求められるんです。これまでも組分けやオープンテストはそうでしたが、ここからはさらに「実戦力」「得点力」が求められるテストになっていきます。秋からの学校別オープンなどその典型です。
夏には過去問の演習も始まりますが、戦略的に「残り時間で何に取り組めば最も得点を得られるか」という視点で問題を見ることが大切になってきます。今一度、お子さんとこのテストを見なおしてみてください。夏休みが始まるまでにやるべきことが見えてくるはずです。
■四谷系・日能研でも同じことがおこります
早稲田アカデミーを含め、四谷大塚系の塾では7月10日に合不合判定テストが行われましたね。やはり受験生の夏前、いよいよ「入試対策」という言葉がリアルに聞こえるこの時期のテストだけに、同じことが起こっていると思います。
日能研は9月から6年生の公開模試が「合格判定模試」になります。こちらも入試問題並みの実戦的なテストになるでしょう。6月までのテストを「得点力」という視点で見直して夏に臨んでください。
テストで解ける問題は一人ひとり決まっています。今できないことが、テストのときに急にできるようになることはありません。「このテストで、自分の実力で最大限取れるのは何点か」を常に確認し、得点をそれに近づける努力が必要です。
そんな視点で、夏休みまでの期間にやるべきことを考えてみてください。 

6年生は「夏までに仕上げる」つもりで

■次のテストこそ・・・

 

6月になりました。

 

お子さんを浜学園に通わせているお母さんの中には、今ちょっと落ち着かない気分の方も多いのではないでしょうか。

 

なぜなら、浜学園の6年生は、7月から志望校別特訓が始まるからです。この志望校別特訓には、コース別に資格審査があります。

 

男子・女子それぞれに「最難関中コース」というコースが設定され、このコースの受講資格は偏差値が一定以上でないととることができません。「最難関中コース」の資格が取れなければ、男女混成の「難関中コース」を受講するしかありません。

 

この2つのコースの学習内容、レベルには大きな違いがあります。

 

上位校を目指すお子さんの場合、なんとしても「最難関中コース」に在籍したいのですが、その資格審査の対象になるテストが、もうあと少ししか残っていないのです。

 

6月の公開学力テストで資格が得られなかったら、ひとまず7月の日曜特訓は「難関中コース」で受講を始めるしかありません。

 

だから、今度の日曜の公開テストではなんとしても・・・という気持ちのお子さん、お母さんも多いのです。

 

 

■テスト結果より、結果を出せる実力が大切

 

浜学園に限らず、夏を控えて、非常に大切なテストが控えているのが6月、7月です。サピックスでは6月にサピックスオープン、7月組分けテストの結果が夏以降の学習に大きな影響を及ぼすことになります。四谷大塚系の塾では、7月10日に第2回合不合判定テストがありますね。

 

「夏は受験の天王山」と言われますが、夏に伸びるというよりは、夏からのがんばりが形になる「下地」ができていてこその「天王山」なのです。

 

だから、6月を迎えた今から夏期講習が始まる7月下旬までの数十日の過ごし方は、非常に大切です。テストで結果を出すことも大切ですが、テストで結果を出せる力をつけておくことが何より大切なのです。

 

 

■夏までに「仕上げる」つもりで

 

夏期講習の内容、カリキュラム、クラス編成などは塾によって違います。しかし、6年生の授業では共通していることがあります。

 

それは、6年生の授業は「すでに習ったことが前提」で進められるということです。ひととおり受験に必要なことは学習し終わっているという前提で、授業が進められます。

 

すべてのことがらが「わかってるよね?」とう前提で行われると考えて差し支えありません。だから「塾の夏期講習で復習しよう」と考えていてはいけません。

 

夏期講習で復習して定着できるよう、6月のうちに準備しておくのです。

 

「なんとかしなきゃ」と漠然と引っかかっている単元、分野はありませんか?

 

テストの答案と正答率表を用意し、ある正答率よりも高い正答率の問題で間違っているものをチェックしましょう。ようするに「みんなできているのにお子さんが間違った問題」をリストアップするのです。

 

1つでも2つでもそういった問題を解き、夏期講習ではそのような問題を復習して身につけられるよう、準備するのがここからの数十日です。

 

がんばりましょう。

 

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