カテゴリー: 小5向けアドバイス Page 6 of 10

サピックスオープンで心がけたいこと

■5年生はテストの難度が上がっていきます
サピックスの5年生は、28日の日曜日はマンスリー確認テストに続き、次の日曜日、9月4日にはいよいよ、「第1回志望校診断サピックスオープン」があります。四谷大塚でも祝日の9月22日には「志望校判定テスト」があります。日能研や浜学園で「志望校」と銘打つテストは年明けまで待たねばならないですが、大きなテストのレベルが1段上がることは以前もお伝えしました。
出題者も来年、つまり本格的な受験学年を見据えて、問題作成をしているということです。この流れにうまく乗っていかなければなりません。
心づもりとして、まず算数は難度が上がると考えておきましょう。テスト前半の大問3くらいから、やや条件が複雑な問題や、立体図形の体積を高さの平均値で求める問題など、特別な知識がないと解けないような問題が散りばめられます。知識がなくて解けない場合は仕方ないですが、条件を整理すれば実は易しい、という問題も多いので、ペース配分に注意しつつ、とれる問題をとるのがポイントです。
こう考えると、難度が低い大問1や2の計算や「一行問題」は落とせないですね。
大問4以降は「問題選択力」が物をいいます。制限時間の中で「勝負すべき問題」とそうでない問題はどれかを見抜いていかなければなりません。問題を見抜く力は一朝一夕につくものではありませんが、逆に今回のテストで自分にどれくらいその力がついているかを確認することはできます。
一般には、大問の中の小問のうち(1)は多くの受験生が解ける問題レベルに設定されていることが多く、「今解いている大問の(2)や(3)に労力を割くなら、次の大問の(1)に取り組むほうが得点は高くなる傾向がある、といえるでしょう。
■大切なのは、自分に解ける問題を解き切るということ
大切なのは問題選択力に加えて、時間配分です。テストでいきなり、それまで解けなかった問題が解けるようになる、ということはありません。しかし逆に、「時間切れ」で本来解けるはずの問題ができなかった、ということは往々にしてありえます。サピックスの組分けやオープン、日能研の公開模試などの範囲がないテストで重要なのは、解けない問題が解けることではなく、自分に解くことができる問題を残さず解き切るということです。
これまで解けなかった問題を解けるようになる努力をするのは、テストが終わってからです。新しい知識として、解法や考え方をテスト直しの中で身につける。これを習慣化していきましょう。
受験学年まで5ヶ月。
ぜひ今月のテストでは、「今の自分にとってのベストスコア」を目指してみてください。 

5年生、9月に良いスタートを切るために

8月最後の1週間です。

夏期講習の復習、学校の宿題などいろいろ予定していることはあると思いますが、いずれにせよ大切に過ごしたい1週間ですね。
さて、9月に入れば3日に日能研の5年生は実力判定テストがあります。そしてサピックスの5年生は4日に志望校判定サピックスオープンですね。こちらは初めての、志望校への適性判定が出るテストです。四谷大塚で22日に開催される志望校判定テストも同様ですね。
■夏期講習の最重要単元は「割合」
5年生のテストは9月からギアがひとつ上がる、ということは以前にもお伝えしましたが、いよいよ受験学年間近ということで、志望校判定だけでなくふだんのテストも難度は上がっていきます。そのことを念頭に、夏に「積み残し」があると感じているなら、この一週間で1つでも2つでも解決しておかなければなりません。
サピックスのカリキュラムでは、講習会は純粋な「これまでの復習」ではなく、年間を通したカリキュラムの一部で、新出単元も出てくれば、これまでに習った単元であっても、今までにはやっていないタイプの問題がどんどん出てきたはずです。特に算数では「割合」に関して注意が必要です。
「もとにする量」「くらべる量」といった言葉はともかく、その感覚「もとにする量を何倍か(これが割合)するとくらべる量が出る」ということをしっかり身につけていないと、のちのち苦労します。受験算数の中でも最重要単元の1つである「割合」。体に染み込ませておきたいですね。
■理科は今一度お子さんの「記憶のレベル」をチェック
理科では地学範囲の学習がありましたが、岩石なども「ただただ念じて覚える」のではなく、整理した表の形で堆積岩、火成岩が頭に入っているでしょうか。堆積岩は「何が堆積してできたか」によって名前と性質が決まることがポイントです。レキ岩なども「礫岩」という漢字(「礫」という漢字を見て「なるほど、だからこの読み方なんだ」と感じられるくらいなら素敵ですね)と「瓦礫」(がれき)といった言葉に触れ、知った上でのカタカナの「レキ岩」という記憶と、単に「レキ岩」とまる覚えしている記憶の間には大きなレベルの差があります。
地学は覚えることが膨大にあると感じるお子さんが多いので、ついつい「丸覚え」になってしまいがちです。その岩石はどうしてその名前なのか、どんな性質なのか、聞いてあげることで記憶もより強固なものになっていきます。
■講習中のテストから復習メニューを
日能研も四谷大塚も、5年生の学習内容には割合が含まれていましたが、平面図形、数の性質や場合の数も重要単元。講習中のテストの結果から復習メニューを決めましょう。2月から7月の復習が中心の2塾ですが、復習とはいえ進度は平常時の倍以上。ほころびがあると感じているところはきちんと押さえておきたいですね。
理科で2塾に共通する重要単元は、力学計算です。問題によってバラバラではなく、一定の手順で書き込み、立式ができているかが大切です。塾の先生は必ず「こう書いて解きなさい」と指導するからです。これは親御さんでもお子さんの解いた問題の図を見れば(実行されていれば)わかると思います。「塾の先生はどんな書き方をしなさいって言ってた?」と質問してみるのもいいでしょう。
各塾とも社会は「地理の集大成」といえるカリキュラムで、これからの学習の中心は歴史になっていきます。地理の中で不安がある単元や「うろ覚え」になっていることがらなどは、そのままにしないようにしなければなりません。
いよいよ2学期、6年生が近づいてきます。
9月、よいスタートを切りましょう。 

4・5年生は秋への準備を

■お盆と8月下旬の使い方を具体的に
夏休みもおよそ半分が過ぎました。お盆が過ぎるともう8月も下旬に入っていきます。
校舎によってちがいますが、進学塾の多くは8月下旬の数日間は休みが多くなっています。学校の宿題も含めて、お盆と8月下旬の使い方を具体的に決めておくことが大切ですね。
ここまで夏期講習を受けて、その手応え、理解度はどうでしょうか。できれば毎日塾から帰ったら、「どんなことを習ったか」「どうやって解くのか」「なぜそうやって解くのか」くらいの質問をして、お子さんがしっかり答えられるか確認をするようにしたいのですが、これまでのところいかがでしょう。
積み残しがあるようだったら、月末のテスト(がある塾が多いですね)に向けて復習と解き直しの時間をとっておく必要があります。お盆はお出かけなどもあると思いますが、そういった時間も意識的に確保したいものです。
■5年生は秋にはギアが1段上がります
各塾、各学年とも、秋にはカリキュラムのギアが1段上がります。次の学年を意識したレベル、内容になってくるのです。たとえば日能研では、5年生の9月に「ステージⅢ」から「ステージⅣ」に変わります。算数ではいよいよ比の学習が中心になり、入試問題により近いタイプの問題がどんどん出てきます。
サピックスの5年生は、9月から「◯◯算」のオンパレードとなります。速さを扱う「旅人算」「通過算」「流水算」「時計算」そして割合関連の「倍数算」「相当算」そして各種平面図形の問題。ざっと9月から12月で習う問題ですが、どの分野も入試頻出かつ重要なものばかりです。
この9月からの学習サイクルに乗り遅れないよう、夏のことは夏の間にしっかり解決して秋を迎えたいものです。
■4年生は「因果関係で思考する」練習を
一方4年生は、各塾とも夏期講習会の日程に余裕がありますね。夏期講習のターム内でやり切れなかった宿題や、分からなかった問題で気になっているものを、8月中旬から下旬のどこで解決するか、日程とやることを決めてお盆に臨みましょう。
4年生も、9月以降は5年生の学習を強く意識した学習になります。サピックスの算数では各種文章題をはじめ円とおうぎ形や規則性、水の体積と深さの変化、グラフの読み取りから速さまで、盛りだくさんの2学期です。日能研もステージⅡ(親しむ)〜ステージⅢ(広げる)に移り、より様々な知識のの習得段階に入ります。
夏期講習もそうですが、その復習を通して「因果関係で物事を考える、覚える」という習慣を確立したいのが4年生の2学期です。「丸覚え」が通用しなくなる5年生の学習に備えて「解き方を覚える」レベルの学習法から「なぜその解き方なのか」を考えて学習するといったスタイルに変えるのが、秋からの大きなテーマです。
いずれにしても、夏の後半に「夏のこと」をしっかり理解しきって秋を迎えたいものですね。お子さんの疲れも溜まってきているかもしれません。休暇と休息でリフレッシュ、もうひと踏ん張りです。 

5年生で成績が下がったというお子さんは

■5年生になって成績が下がったなら
ゴールデンウィークが終わりました。今年は3日〜5日が土日と重ならないということもあり、けっこう自由に使える時間があった、というお子さんも多かったのではないでしょうか。
塾での新しい学年が始まってから3ヶ月あまり、特に5年生で「成績が下がった」という方にお伝えしておきたいことがあります。
書籍などでもお伝えしていることですが、4年生と5年生の学習内容、密度は大きく違います。4年生までは、その週の宿題を2回、3回と繰り返してできたと思います。だから、その週に習った問題の「解き方」を完璧に「覚える」ことができたのです。
大雑把に言ってしまえば、実はこれは5年生でも同じで、お子さんの記憶力頼みということになりますが、いわゆる「復習テスト」は、その週の頑張り次第でなんとかなるのです。
4年生と5年生で最も違うのは、大きなテストです。サピックスや四谷大塚なら組分け、日能研なら公開模試といった、範囲のないテストです。
何が大きく違うのかというと、「一目見て解き方がわかる」という問題が少なくなるということです。たとえば4年生までのテストだと、「これは消去算だ」と問題を見た瞬間にわかる問題が中心だったので、消去算の解き方を覚えてさえいれば高得点が取れたのです。
■勉強のしかたを変えよう
5年生で成績が下るお子さんの勉強法に共通している1つの特徴が「暗記型」の勉強法です。4年生のときに、その週の宿題を何回も繰り返していた、というお子さんが多いです。
確かに解き方を覚えることは大切なことなのですが、それよりも大切なのが「なぜその解き方で解くのか」をわかっているといること。「消去算だからこの解き方で」ではダメなのです。そもそも、「この問題は消去算ですよ」と問題には書いていないからです。
4年生までなんとかなっていたのは、「これは消去算だ」とすぐにわかる問題が多かったからです。
さて、では5年生で成績が下がった、言われたとおり「暗記型」の勉強に偏っていた気がする、という場合、どうすればいいでしょう。
できる子は、問題を解くとき
「どうしてこの解き方で解くのか」
「問題の条件を変えられたら、同じ解き方で解けるのか」
と自問しながら解いています。
お子さんの勉強のしかたを、そうなるよう仕向けてあげてください。つきっきりになる必要はありませんが、ときどき横から「どうしてその解き方で解けるの?」という質問をしてあげるのです。
これもいろんなところで紹介していますが、お子さんが先生になって、生徒役のお母さんに問題の解き方を教える「家庭内ミニ授業」も効果的です。「家庭内ミニ授業」では、お母さんはできるだけ「できない生徒役」を演じてあげてください。
ただ習った方法を当てはめるのではなく「どうしてその解き方で解くのか」を考え、理解していないと「できない生徒」に教えることはできないからです。
■5年生で勝負がつく?
4年生までの学習で、自然に「どうしてこの解き方で解くのか」を考えながら勉強することができるようになる子もいますが、そうでない子のほうが実は多数派です。それは、塾の宿題をこなして次の週のテストに備える、という繰り返しの中で、「習った解き方をしっかり覚えて使えるようにする」という当然のことを繰り返してきたからです。
塾という「仕組み」に乗って勉強していると、どうしてもそうなりがちで、それは別に悪いことではありません。でも、そのままのやり方を続けていると、成績は頭打ちになります。
このことに早い段階で気づいて学習のしかたを変えたお子さんが、高学年で伸びるお子さんです。
学年が変わって成績が今ひとつというご家庭は、夏までに一度勉強のしかたを見なおしてみてはどうでしょう。 

中学入試は「詰め込み」なのか

■2020年の大学入試改革
主任相談員を務めさせていただいている、中学受験ポータルサイト「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」に掲載される、2020年の大学入試改革に関する記事に協力しました。
大宇入試改革、2015年1月にアナウンスされた通りには、なかなか進んでいないところもあるようですが、目指している方向は「社会に出て困らない、生きていく力」を子どもたちにつけさせることだと思います。
高校在学中に行われる全国統一のテストが「レベルは合わせるが全国統一ではない」というものになったり、現在のセンター入試にあたるテストが当面、理想通りの物にならないようだとか、マイナス面のニュースもあります。しかし、知識偏重から思考力や判断力、表現力を重視した選抜方法に変えたいという意図は、今の子どもたちが将来、社会に出たとき求められるものに近いと思います。
この改革のそもそもの目的は「知識偏重」の今の制度を変えるというものですが、中学受験にも同じような批判と変化の波はあります。
■中学受験の勉強は「詰め込み」か
中学受験の勉強は「詰め込み」だという意見があります。確かに、詰め込みと言われてもしかたがないような量の宿題を出す塾もあります。塾の課題は取捨選択するものだ、ということを知らずに、ひたすら次の週までに宿題を終わらせるのが目的のような勉強になってしまうご家庭もあるでしょう。
しかし、実はできる子ほど「詰め込み」の学習でやってきていないものです。世間で言われる「詰め込み」とは、私が言う「大量暗記型の学習」だと思うのですが、このやり方には限界があるのです。
中学受験を経験し、いわゆる難関校にお子さんを合格させた、多くのご家庭のお母さんに聞くと「5年生がいちばん大変だった」とみんな仰います。6年生ではなく、5年生なのです。実際には6年生の勉強のほうが内容のレベルも高く、量も多いはずなのですが、「5年生がいちばん大変だった」なのです。
このことと、「詰め込み」学習の限界の話には深い関係があります。
■「5年生がいちばん大変だった」と思い返せる子に
「5年生がいちばん大変だった」と仰ったご家庭は、お子さんが5年生のときに学習の質を変えることに成功したということです。だから6年生は、楽ではないにせよ順調に勉強が回っていったということです。
4年生までは、実は「詰め込み」でもお子さんには余裕があるのです。内容も易しく、量も少ないから、出てきた解法を全部覚えるような勉強でもテストで点は取れるし、上位クラスにも入れます。
でも5年生になるとそうはいきません。学習内容はぐんと難しくなり、量も多くなります。解き方レベルで覚えようとすると、すべての問題を処理することができなくなります。
「この問題は今まで習った問題のどれに似ているか」
「似た問題は似た解法で解けるはず」
「まずは見やすく、考えやすく整理しなくちゃ」
5年生の「壁」を乗り越える子は、こんなことを自問自答しながら問題を解いているものです。その問題の、唯一無二の「解き方」を覚えるのが大切なのではなく、どうすれば糸口が見つかりそうか、これまで習った知識の何と何を組み合わせれば、この問題が解けるか。そんな「試行錯誤」が上手にできるようになった子が、「後で思い出してみると、5年生になった時がいちばん大変だったな」と思い返せるのです。
キーワードは「どうしてこの解き方で解くのか」を考えるということです。「解き方」そのものを覚えるのではなく、どうしてその解き方なのかを考え、納得した上で解くということ。似ていますが、まったく違うことです。
お子さんが5年生になって2ヶ月余を過ごしたなら、そうした勉強のしかたになっているか、ちょっと意識して見てあげてください。
変化がまだなら、変わるチャンスです。 

4年生、5年生で身につけたい「正しい学習習慣」

■6年生の姿は「1年後、2年後の我が家」
3月10日(木) 渋谷にてセミナーを行いました。
中学受験ポータルサイト「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」で主任相談員としてご一緒させていただいている、個別指導教室SS-1の小川大介さん、前田昌宏さん、辻義夫さん、そして馬屋原吉博とともに、弁士として参加させていただいたのです。
今回のセミナーは、「6年生の春のうちに何をしておくべきか」がテーマです。6年生についての話なのですが、5年生以下のお子さんのご家庭のお父さん、お母さんも興味深そうに聞かれていました。1年後、2年後の我が家の話だからです。
6年生になると、さすがに学習内容の難度も高く、量も多くなるのですが、5年生までのお子さんは、ぜひそれまでに「学習のしかた」の足腰をしっかりさせていただきたいと思います。
■6年生の夏から、塾の勉強はこう変わる
6年生の春は、実質「受験勉強の仕上げ期間」という扱いになります。どういうことかというと、6年生の夏以降は、春までに受験勉強を終わらせたという前提で、「演習授業」が中心のカリキュラムになっているのです。
6年生前半までの授業が「インプット中心」の授業だとすれば、後半、夏からの「演習型」の授業とは、「アウトプット中心」の授業です。まずとにかく問題を解き、その結果「忘れていた」「理解が不十分だった」という部分を抽出して、なおしによってその単元を補充的に学習する、という流れの授業です。過去問を題材とすることで、志望校の出題傾向への慣れを培うという効果もあります。この授業が効果的に行われるためには、その前段階で各単元の学習がおおむね良好に身についている、ということが必要なのです。
6年生の夏の段階で苦手単元がいくつもある、という状態では、そもそもこの前提が準備出来ていないということになり、本格的な受験対策がうまく回っていかないのです。
だから4年生、5年生のお子さんは、各科目で苦手分野を残さないよう、学習のしかたをチューニングして言ってください。
■5年生までの各科目の具体的な勉強法
チューニング、といっても具体的に何をすればいいかと思いますよね。
まず算数ですが「答が合ったからいい」という勉強にならないようにしましょう。テストの点数も大切ですが、「ちゃんと理解して正解しているか」がもっと大事なのです。5年生までは、知識と解法で解ける問題がテストの大半を占めます。でも6年生になると、そこに「整理」という要素が入ってきます。複雑な条件をどう整理すれば考えやすくなるか、糸口が見えやすくなるか。その力は、単に解法を暗記するだけでは身につきません。
「この問題を解く糸口は◯◯だ。なぜなら・・・」
の続きをきちんと言えなければならないということです。
続いて国語ですが、国語の力の大きな割合を占めるのは「知っている言葉の数」です。入試問題の本文は小学生が普段使わないような「大人の言葉」のオンパレードです。一つの言葉がどんなシチュエーションで、そんな意味合いで使われるのかをたくさん知っているお子さんが「読める」「精読できる」お子さんです。ふだんのやりとりから、ちょっと「大人の言葉」を使うよう意識してみてあげてください。塾のテキストの文を「ななめ読み」しなくなります。
理科に関しては、単に「覚える」のではなく、因果関係をしっかり理解して覚えることが大切です。月の裏側が地球から見えないのは、受験生にとってはもはや「常識」に近いことですが、それがどうしてか、言葉で、そして図を使って説明できるか。そんなことを意識し、つねに「◯◯だから■■」とものを考える週間をつけるようにしましょう。
■「正しい習慣」を身につけよう
中学受験のよいところは、お子さんに学習の習慣がつくことです。毎日一定量、勉強するということは、非常に大切なことです。この学習習慣は学生の間だけでなく、一生お子さんを助けてくれる宝物です。
だからこそ、正しい学習習慣を身につけるということを心がけましょう。上で述べたような勉強を心がけ、単に暗記するだけとか型に当てはめるだけといった勉強に陥らないようにしてください。
4年生、5年生のうちにそういう習慣がつけば、6年生になっても「睡眠時間を削って勉強」というようなことは起こらないはずです。 

5年生は2月までに組分けテストのなおしと弱点の穴埋めを

5年生は、そろそろ6年生の準備に本腰を入れなければなりませんね。サピックスでは1月11日に「新学年 入室・組分けテスト」が実施されました。冬休みにノーマークだった地理が大々的に出題され、地理の復習の必要性を痛感したお子さんも多かったのではないでしょうか。
算数はいつもどおり計算問題、三行問題に始まり、大問3では立体の投影図や大問7の数論など、バラエティにとんだ問題、レベルも易しいものから難しいものまでバランスよく出題されていて、よくも悪くも今のお子さんの算数の実力がわかる出題だったと思います。
同様の組分けテストは四谷系の塾でも24日(日)に行われます(公開組分けテスト)。現在の学力をしっかり把握した上で、新しい学年に臨みたいものですね。
そして、あと一歩進めて、現状の把握だけでなく「新年度に向けてこれだけはやっておこう」というテーマを決めて、2月に新しい学年が始まるまでに実行しておいてほしいのです。
組分けテストや志望校判定テストが多く行われるこの時期、その結果は非常に気になるところですが、テストの本来の目的の1つ(とても大切な1つです)、テストの内容とお子さんの出来から今やるべきことを考え、弱点分野や課題の穴埋めをしておく、ということです。
塾のカリキュラムは、学年が上がるにつれて子どもへの(ご家庭へもです)負担が増すようにできています。受験がどんどん近づいてきて、習うことも難しくなるので当たり前といえばそうなのですが、特に6年生になるお子さんには「6年生の夏までに学力を完成させる」気持ちで準備してほしいと思います。塾のカリキュラム自体がそうなっているからです。6年生の前半までにカリキュラムの学習を終え、後半は総復習をしながら受験対策という形です。
特にサピックスのカリキュラムは「無駄」がなく、あらゆる塾の中で最も効率のよい作りになっているのではと思います。毎回の内容をしっかり身に着けているお子さんには、最大の効果を発揮するでしょう。
しかし、この「無駄」のなさのため、一度つまずき始めると挽回が難しい、という側面もあるのです。だから、この組分けテストで見えてきた弱点は、新学年が始まるまでに潰しておくのが最善なのです。
サピックスに限らず、他塾でも小6のカリキュラムは似たような考え方で作られていますから、5年生最後のこの時期、テストの結果だけでなく内容をよく見て「テストなおし」と「テストから見えてきた課題の穴埋め」を意識的に行っておきましょう。 

なぜ志望校判定テストになると点が取れないのか

■秋から5年生が直面するテストとは

 
小学校5年生は、この時期からは今までとは違ったタイプのテストを受けることになります。志望校判定テスト、志望校診断テストといった類のテストで、ふだんの公開テストなどと違って、入試を強く意識したテストです。
 
入試を強く意識したテストというと、普段の公開テストとどう違うのかですが、今日はそのあたりを説明し、実際に点を取るにはどういう勉強をすればいいか、ということを考えてみたいと思います。
 
真面目に塾の普段の宿題をこなしていて、毎週の「復習テスト」で点が取れているのに、こういうテストになると急に点が取れない・・・そんなお子さんは多くいます。お母さん、お父さんはそんなお子さんを見て「うちの子って実力がないんじゃないか」「習ったときは覚えているのに、時間がたつと忘れてしまうんじゃないか」と心配するようです。
 
こういうお子さんは、「実力」がないのでしょうか。
 

■「実力がない」というより「応用力がない」

 
これは一面ではあたっています。「実力」というのが、習ったことをそのまま答える力でなく、それらを組み合わせて、今まで見たことがない問題に当てはめて考える力だとすれば、このような大きなテストで点が取れない=「実力がない」ということになりますね。
 
ただ、「習ったときは覚えているのに、時間がたつと忘れてしまうんじゃないか」という心配は、ちょっと違うのではないかと思います。習ったときは覚えているのだから、そのまま覚え続けていれば志望校判定模試でも点が取れるのかというと、決してそんなことはありません。
 
実は「習ったことをそのまま再現できる」だけでは、大きな実力テストで点を取ることは難しいのです。その理由は、大きな実力テストで出題される問題が、普段の授業で習っている問題よりも、ずっと実戦的だからです。実戦的というのは、簡単に言ってしまえば「一筋縄ではいかない」ということです。もうちょっと詳しくいえば、「この問題の解き方は?」と聞かれて覚えていることを答えられる力を持っているとすれば、そこからもう一歩踏み込んで、「●●ということを学んだけれど、そこから考えるとこの問題の考え方は■■なんじゃないか」と考えを膨らませ、発展させ、推測する力、つまり「応用力」を身につけているかということを求められる問題ということになります。
 
では、そんな「実戦的」な問題に対応できるようになるには、どのような学習をすればいいのでしょうか。
 

■「考える」勉強をしているか

 
まず何より大切なのが、「考える」ということです。「考える」なんて、勉強するんだから当たり前じゃないか、と思われるかもしれません。でも実際に「考えるチカラをつける勉強をしてください。」と言われると、一体どんな勉強をすればいいのか見当がつかないかもしれませんね。
 
「考える力」を育てるもととなるのは「行動」であり「習慣」です。塾の宿題をやっているから、この子は今考えているはず、と思っていたら、実際には必ずしもそうだとは限りません。習ったことに機械的に当てはめて「作業」していることだってあるのです。塾の宿題演習では、むしろそうした「作業時間」の方が多いと考えていいでしょう。そうなるとせっかくの長時間の学習も、大部分は大きな効果を生み出すものになっていないということになります。
 
では、お子さんが実際に考えながら宿題をやっているのかを確認したい、しっかり考えながら宿題をさせたいという場合、どうすればいいのでしょう?
 

■家庭内ミニ授業で「考える勉強」を

 
このことに関して私がよくご家庭におすすめするのは「家庭内ミニ授業」です。簡単にいえば、お子さんに講師になってもらい、お母さん、お父さんは「できの悪い生徒」としてお子さんに解き方を教えてもらうのです。
 
「どうしてそんな解き方になるの?」この質問を、親の立場からお子さんに投げかけると、ともすれば「詰問」になってしまいがちです。でも「難しそうなことやってるわね。お母さんにも教えてよ。」というスタンスで、お子さんを「先生」にして教えてもらう立場から言えば、お子さんも悪い気がしないでしょう。
 
「わからないの?しかたがないな・・・」といった感じで教えてくれるかもしれませんね。
 
さて、いざ誰かにわかるように解説しようとすると、意外に自分が理解できていなかったことに気づいたり、あらためて「あ、そうだったのか。」といった発見があるものです。
 
こうやって、作業だけに陥ることなく「考える」という場面を毎週の宿題演習の中に取り入れていくことが、思考力を育てて「実戦問題」への対応力をつける素地となっていきます。ちょっと遠回りのようですが、付け焼き刃の対策を繰り返すよりずっと確実な効果があります。
 
秋の夜長、「家庭内ミニ授業」を一度試してみてください。

小5小4で成績が中位 大切な子供のマインド

今回は、困っている子供たちの気持ちつまりマインドに注目してみます。

成績が停滞している子供たちの多くは、学習すべき内容を整理してあげると
どんどんと成績を上げていきます。
ところが、それだけでは全く効果が無い子供が常に一定の割合で存在します。
それは、子供の気持ちでが原因です。そして子供の学習に向かう意欲を妨げるマインドの
原因を作っているのは、子供本人では無く周りであることが多いのです。

1 やらされ感一杯の嫌々学習
 家に帰ってくれば、「早く勉強をしなさい!」。
 学校の勉強が終わったと思ったら、「早く塾の勉強をしなさい!」。
 塾の勉強をしていると、「いつまで計算をやっているの、そんなにだらだらやっていると、
文章題ができないでしょ。それに、社会や理科の暗記はどうするの。
それに、国語の宿題もあるでしょ!」
 このようなお母さんの台詞が日常化することが、こどもの「やらされ感」を高めてしまいます。
 これをやっても、その後あれもやらないといけないし、それが終わってもあれもやらないと、・・・・。
永久に終わらないような呆然とした気持ちになってしまいます。

・あれもこれも一度に話さない。今やるべきことを最大2つだけに絞って話す。
そして1つが終わったら、「頑張ったね。」と認めて労ってあげる。

2 親子喧嘩
 お子さんのいい加減さを見つけたときに、ここぞとばかりに攻め立てていませんか。
 「何この片付け方は!このプリンとはこっちに仕舞うように言ったでしょ。
この前もそうだったでしょ。
いつもいつもそうなんだから。
そんなことをやっているから、成績が上がらないんでしょ。
お母さんが見張っていないとちゃんとできないの!
この前もそうだったでしょ。
目を離したすきに、プリンとを引き出しに突っ込んだでしょ。
そんなずるい事をやってて良いと思っているの!・・・・・」

・叱ったりたしなめたりするときは短く、そして威厳を持って。
 過去の話を持ち出して長々と説教を続けるのは最悪です。
 30秒を越える説教の内容は聞いていません。
そして長くなればなるほど、内容よりもお母さんの苛立ちや怒りだけを感じとるようになります。
それがお母さんへの反抗心のもとになります。
 また、お母さんの説教や激怒ですら、首をすくめて時間が経つのを待っていればよいことを
学習してしまいます。
そうなると、お母さんとしてはより強い言葉、より子供の気持ちにぐさりと突き刺さる言葉を
使わざるをえなくなってしまいます。
そのうちに、「うるさい!くそばばー!」という信じられない反撃を食らうことは、
珍しいことではありません。

3 こどもの自己肯定感をどんどん壊してしまう台詞
 「なぜ、こんなのが分からないの!」
 「この前もやったのに、もう忘れたの!なぜ、そんなに早く忘れるの!」
 
 こんな台詞を使う塾の講師や家庭教師は、子供を教えるべきではないと思っています。
そんな簡単なことをなぜ納得させられなかったのか、
なぜそんなに早く忘れてしまうような理解しか与えることができなかったのか。
自己反省の材料にすべきことを、子供への責任転嫁をしているわけですから。

そして、親御さんもこのような言葉を使わないでほしいのです。
このような言葉を、ダブルバインドといいます。
「なぜ、こんなのがわからないのか」と聞かれて、
「あまりよく聞いていなかったから。」と言えば叱られて、
「頭がよくないから」と言えば、「言い訳ばかりをして」と叱られます。
どのような返答をしても、責められることがわかっている質問を、ダブルバインドの質問と言います。
このような質問を投げ掛けられた子供は、反抗心を沈殿させながら、鈍感の鎧を身に付けるしか、
なすすべがありません。

 中学受験の過程で、家族のコミュニケーションが深まりお互いを信頼しあえるようになることが
最良です。
ところが、中学受験のために親子げんかが増え、関係がぎくしゃくしてしまっている例を
無数に見てきました。

親子関係が子供のマインドを決定してしています。和やかな明るい親子関係を心がけてください。

 
 

小5小4で成績が中位 大切な学習内容

今回は、「小5小4で成績が中位、そして上がらずに困っている人」のついて、学習内容を書いて行きます。

家庭学習の優先順位は、普通
1 宿題
2 授業の復習
3 暗記
であることが多いのですが、これが実は間違いなのです。
理想は、
1 授業の復習
2 暗記
3 宿題
です。

復習主義の(今のほとんどの進学塾です)塾の宿題は、授業中にやった問題の類題が宿題に出ます。
授業が終わってまだあまり時間が経っていませんから、
「あの公式で解ける問題だ」とか、
「あれは割り算で解けた問題だ」
とかの記憶が鮮明です。
そのために、なぜその式を使うと答えになるのか、なぜ割り算なのかを理解しなくても、
正解が出てしまうことになります。
入試に向かう最終段階では、「問題を読んだ瞬間に使うべき公式が分かる」状態にする
必要があるのですが、そうなるためには問題パターンの本質をとらえる必要があります。
問題パターンの本質をとらえるには、「何が分かって」、「何を出す問題か」、
そしてその過程で「どんな考え方が必要なのか」を理解して、自分なりに分類していくことです。

この本質をとらえる時間を省略して、いくら類題演習を繰り返しても学力が向上しないのです。
近頃の御相談の大多数を占めるのは、
「頑張って勉強しているのに成績が上がらない」
「復習テストは出来るのに、総合テストになると点数が取れない」なのですが、
この原因が、本質を理解する事を省略しているからなのです。

塾の授業から帰ってきてすぐに、授業の再現をしてもらいたいのです。
原則は頭の中で行う作業です。
ノートとテキストを出して、問題文を読み、ノートの書き込みを見て、先生からどんな説明を聞き、
その時にどのように感じて、どのように納得をしたか、
これを思い返す時間が大切なのです。
これが授業の復習です。

始めは、お子さんを先生役に、親御様が生徒役になって、
「先生、この問題を教えて!」(親御様)
「エッヘン、それじゃあ良く聞いておくんだよ。これはね・・・・」(お子様)
このような場面を作っていただくのは、すごく効果的です。
ユーモアにあふれていますし和やかです。
 このような数問の復習によって、理解の幹ができあがります。
その後に宿題をやって欲しいのです。
 「こんなにたくさん宿題があるな!急がないと間に合わないぞ!早く終わらせなくっちゃ!
」このような心の動きが日常化してしまうことが一番危険な事なのです。

暗記を二番目に挙げました。これは理科や社会の学習についてです。
理科や社会の宿題は、ほとんど問題を解く事です。でも、問題を解く事は、
「必要な知識を覚えたかどうかの確認」にしか過ぎません。
特に小4小5段階では問題が単純な分、なおさらです。
まだ、覚えてもいないのに、確認をしても意味がありませんね。

必ず、覚えてから確認をするように学習の順序を修正してください。
そして、覚える前に、説明部分をしっかりと読む事も忘れずに実行して欲しいのです。
重要語句だけの暗記は、知識の離れ小島を増やすだけで、本格的な問題には対応できません。
文脈の中で理解して覚えた知識がテストで使える知識になります。

細かく見ていけば、お子さん一人一人、修正すべき箇所は異なります。
でも、上記の2つに注目していただくだけでも大きな効果がありますのでお試しください。

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▼2022年11月18日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「<志望校・併願校の決め方 校風、偏差値と問題傾向から決める! 合格するための受験校の選び方」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年10月28日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「小学4・5・6年生対象 めざせ合格「過去問」の正しい使い方」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年9月30日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「飛躍的に成績を上げる!苦手克服 勉強法」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年9月10日(木)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するオンラインセミナー「【4・5年生】9月から偏差値10UPを狙うオンラインセミナー  毎年2学期に成績を上げるご家庭がやっている10個のこと」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年8月5日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験の「基本のキ!」令和4年度版 最新の中高一貫校の選び方から受験の傾向まで全部分かる!」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年7月21日(木)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するオンラインセミナー「【2022年夏】確実に成績が上がる夏期講習の受け方 3つのポイント」にて、講師を担当させていただきました。。

▼2022年7月8日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「夏休みの学習計画!うまくいく方法  夏期講習を有効活用して力をつける!学習戦略の立て方」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年6月24日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験を迷っている!?保護者必見セミナー 未就学・小学低学年から、親が知っておきたい「中学受験」の実像」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年5月27日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「自分で学習する子の育て方  中学受験、高校受験でも生きてくる「子が自走する学習法」を伝授します」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年5月26日(木)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するオンラインセミナー「6年夏休みに成績を大きく伸ばす6月・7月の過ごし方」にて、講師を担当させていただきました。。

▼2022年4月22日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「家庭学習のやり方を指南  塾に通っているだけで、安心していませんか?」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年4月14日(木)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するオンラインセミナー「夏休みまでに偏差値5UP 6年生GWで成績を上げる10のポイント」にて、講師を担当させていただきました。。

▼2022年3月18日(金)

「「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「頭のいい子が育つ! 学習環境のつくり方」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年2月25日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験セミナーわが子の合格に必要な学習は?」にて、講師を担当させていただきました。

▼2021年12月17日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験・合格する家庭のつくり方セミナー」にて、講師を担当させていただきました。

▼2021年11月19日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験合格つかむ「過去問」使い方セミナー」にて、講師を担当させていただきました。

▼2021年10月22日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験合格つかむ「過去問」使い方セミナー」にて、講師を担当させていただきました。

▼2021年9月24日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「苦手克服し成績を上げるコツ」にて、講師を担当させていただきました。

▼2021年7月16日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「7/16入試にも役立つ夏休み自由研究対策セミナー」にて、講師を担当させていただきました。

▼2021年6月26日(土)

新渡戸文化学園が主催するオンラインセミナー「中学受験へ向かうみなさまへ 中学受験って何? 大切なことは何?」をにて、講師を担当させていただきました。

▼2021年6月25日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「親が知りたい中学受験のキホン」をにて、講師を担当させていただきました。

▼2020年10月14日(水)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験セミナー第2弾!過去問を活⽤する家庭学習のコツ」をにて、講師を担当させていただきました。にて、講師を担当させていただきました。

▼2020年9月29日(火)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験 コロナで変わる!併願校の選び⽅/合格を導くための模試の問題⽤紙・答案⽤紙活⽤法」にて、講師を担当させていただきました。

▼2020年6月12日(金)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するオンラインセミナー「ウィズコロナ時代の中学受験を成功させる夏の過ごし方」にて、講師を担当させていただきました。

▼2020年6月6日(土)

増進堂 受験研究社が主催するオンラインセミナー「学校再開・塾再開にどう向き合うか」にて、講師を担当させていただきました。

▼2020年2月19日(水)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するセミナー「2020年首都圏中学受験 入試分析セミナー」にて、講師を担当させていただきました。

▼2020年2 月6日(木)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するセミナー「2020年関西中学受験 入試分析セミナー」にて、講師を担当させていただきました。

▼2019年10 月11日(金)

淑徳与野幼稚園が主催する講演会「父母講座 我が子への根拠の無い信頼の大切さ」にて、講師を担当させていただきました。

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