小6生は、このGWが終われば各塾で保護者会が開かれ、その後7月には2学期志望校別日曜特訓の資格試験が実施されます。
これまで何度かお話ししてきましたが、上位校合格に向けて、2学期日特つまり志望校別日曜特訓で志望校の該当コースに入れるかどうかが大切なのです。御三家合格者数の50%以上も占めているサピックス生でさえも、コース資格が取れなかったお子さん方の合格数はほとんどありません。しかも、同じコースで複数以上のクラスがある場合、クラスによる合格率は明らかに差があります。
開成1組での合格率はは70%、開成2組では20%ということが普通です。つまり1組は1軍、2組は2軍ということになってしまっています。同じコースならば1組の資格を確保して頂きたいのです。
この資格テストは公開テストと同様全範囲からの出題となりますから、復習が欠かせません。少なくとも6年生はじめ(5年の2月)からの総復習が必要になります。
下記に各塾の資格試験に向けてのポイントをあげておきますので参考にして頂ければと思います。
サピックス ・算数ではCランクを完璧に。(DEランクは余裕があれば)
(開成・桜蔭ではCDランクを完璧に)
・国語の記述問題の練習(何とか書いて空欄にしない練習)
・理科、社会は、マンスリーの復習が有効
日能研 ・算数では過去半年(2月以降)のカリテ共通問題の取りこぼしの復習が有 効
・理科、社会はカリテの見直し。苦手単元の問題練習は栄冠テキストで。
四谷 ・週例テストの取りこぼしを見直した後で、月例テスト過去問題集で6月7 月分を解く。
早稲アカ ・志望校の過去問を2年分は解いておく。
(NN志望校別の資格試験は、過去問から半分は出題される)
このような学習の追い込みはGWが明けたら早速始めてください。また、GW特訓が無い日能研生の場合は、GWこそが学習のチャンスだと言えます。