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日能研小5理科算数

まだまだ、算数の計算単元は続きます。

 

春期講習までに分数のかけ算を学習して、春休み明けに分数の割り算や分数の四則混合計算を習います。

 

春休み中も(春期講習中も)少しずつ分数計算をやっておきましょう。


4週間も計算単元が続いています。

 

この、「頭への負担が軽い時期」に、図形問題や文章題の準備をしておきましょう。


 ・4年生範囲の「平行線と角」の問題を利用して、図をフリーハンドでそれらし

  く書く練習をする。

 

図の中に必要な数字を読みやすく書き込む練習も大切です。
(横の平行線が上手に引けない子供が近頃急増しているように感じています。その原因は、練習不足もあるでしょうが、鉛筆の持ち方にあるように感じています。お子さんの鉛筆の持ち方をちょっと見てあげてください。)


 ・第10回・第12回・第14回の予習を兼ねて、図を書く練習をする。

  日能研は予習厳禁の塾です。予習をしていて怒鳴られたお子さんも知ってい

  ますが、それを承知でお勧めしておきます。
  この予習は完璧にやりきることを目的にしているわけではありません。

「どういう事を習うのかな(どんな考え方をするのかな)」を知ると共に、図を上手にフリーハンドで書く練習が主眼です。


特に第14回、事前準備が大切です。

 

頂点を動かす単元ですが、お子さんの頭の中でなかなか図形が動かないのです。厚紙で図形を作って、実際に動かしてみる事も大切です。

 

余裕のある今のうちに、図形を動かす「体験学習」をさせておいてください。

 

理科は、そろそろ植物部分が終了して、来週から動物です。

 

両方とも暗記単元ですから、覚えてしまえば大丈夫なはずですが、これまでのカリテの点数はどうだったでしょうか。

充分に時間をかけて覚えたにもかかわらず、点数が取れなかったお子さんの場合は、覚え方を見直す必要があります。


「知識と知識をつなぐ工夫」が一番大切です。

 

たとえば、「地中に子葉を残して成長する植物は、アズキ・エンドウ・ソラマメ・クリ」と覚えます。

 

これに、「双子葉の植物は、普通は種を持ち上げて、その種がパカッと開いて双葉になる」のに、この「アズキ・エンドウ・ソラマメ・クリは種(子葉)を地中に残したままで茎を伸ばす」。

 

だから「この4つは最初に出る葉はなんと本葉」。

 

この「 」3つをくっつけて覚えたお子さんと、そうでないお子さんとの差が大きいことは理解いただけると思います。


3つ以上をつないで覚えることは、なかなかはじめは出来ませんから、まずは2つをくっつけることから始めてください。


「この仲間はふつうは○○○」なのに「□□だけは△△」、とか「○○は△△だ」、だから「○○は□□出来る」。

 

このように2つをくっつけて覚える練習です。

 

お母さんの方で、「なぜ、双子葉の植物は太くなれるのに単子葉は太くなれないのは、な?ぜ?」というように質問していただくのが一番有効です。

 

「形成層があるから」と即答できれば、お子さん任せの暗記で大丈夫です。

 

1単元について、3個?4個程度でかまいませんから質問してあげてください。

 

お母さんが、日能研の本科テキストの説明を読まれて、何を質問して良いのかよく分からない、と思われるかもしれません。

 

それは、お母さんが理科が苦手だということではなくて、本科テキストの説明がかなり淡泊だからかもしれません。

 

理科の本科テキストは入試に必要な必要最小限の知識でコンパクトにまとまっていますから。

 

お母さん用の読み物としては、四谷大塚の予習シリーズをお薦めします。

四谷大塚・早稲アカ小5国語

今週の算数は、分数のかけ算割り算、第5回の総合の回を挟んで再来週は分数の四則混合計算です。

この分数の四則混合計算の前に、異分母分数の足し算と引き算、分数同士のかけ算と割り算を少し解かせてください。かけ算なのに通分から始めてしまうお子さんは珍しくありません。
 

今週は国語の話を少し書いてみましょう。

広い意味においての予習シリーズは、いわゆる『予習シリーズ』、予習シリーズ準拠の『演習問題集』、『漢字の練習』、『ことばの練習帳』から構成
されています。

『予習シリーズ』は、読解分野と知識分野の二本立てです。

読解分野は、原則として学習課題、例えば、随筆文の読み取り方を示したあと、基本
問題、発展問題を演習するようになっています。

 知識分野の方では、他の塾のテキストが問題中心であるのに対し、暗記しなければならない知識を全部提示してくれていますから、学習目標の設定が簡単にで
きます。

例えば、予習シリーズ5年上では、漢字の部首や画数、同音異義語、同訓異字、類義語、対義語、慣用句、ことわざ、三字熟語、四字熟語、さらに多義
語など至れり尽くせりです。

5年下では、主としてことばのきまりを取り上げています。

テキストの特徴と上手な使い方

文章の読み取り方の説明は、他の追随を許さないほど詳細であることが大きなメリットです。

予習シリーズが多くの塾テキストの中で異彩を放つ存在である理由がここにあります。

基本問題と発展問題の質と量は、その学習時期=子供の発達段階に対応しており、問題文の長さの割には設問量が多く、精読を重視してい
ることがうかがえます。

 『予習シリーズ』の真骨頂は、何といっても読解問題の解答解説がとても詳しい点にあります。

『予習シリーズ』を効果的に活用するためには、このような特
長を活かした学習が必要です。

ただ、制限時間を設定して問題演習を行い、通り一遍の解説だけではもったいないのではないでしょうか。

ですから、下記の2点に注意して上手に利用してください。

1 精読を重視して、詳細な解説を読ませてください。
2 演習時間と同程度の時間を解説を読む時間に充ててください。

ただ、1つだけ弱点と言えるのは、最近の入試傾向から言えば、語彙やことばのきまりと文法があまりにも細かすぎることでしょう。

 『予習シリーズ』が示す知識量は、一週間単位で暗記するにはあまりにも膨大な週があります。

例えば、5年生の春休みが終わった2週間後から始まる
「同音異字・同音異義語」。

その次の週の「同訓異字」です。

カリキュラムの編成上、やむを得ないのですが、5年上で取り上げている慣用句なら400個以
上、同音異字・同音異義語なら300字以上です。

これをこなすには、早めに始めるか、後で覚える時間を作るかです。

早めに覚え始めるのならば、「同音異字・同音異義語」「同訓異字」、その後の「類義語・対義語」をそろそろ覚え始める時期です。

 早稲田アカデミー生が使っているダブルベイシックは、残念ながら予習シリーズに比べて完成度が低いと考えています。出来る限り予習シリーズを使ってください。

サピックス小6理科

今回は、サピックスの理科についてお話ししていきましょう。

サピックスの理科の授業は、テキスト内容に比べて時間が少ないようです。

αクラスの授業ですら半分だけの説明で終わっていたりします。重要事項の説明ですらされていないことがあります。

テキストのデイリーサピックスは、初めの5?6ページに説明が詳しく書かれていて、それ以降は練習問題となっています。

この初めの説明を読み切ることが
家庭学習で最初にやることです。

中身の詳しさにおいては、予習シリーズに負けてはいません。

単元によってはより詳しかったりします。ところが宿題は、それ
以降の問題を解いてくるというものだけですから、説明を読まずに問題を解く生徒が多いのです。

テキストの説明を隅から隅まで読むことを習慣にさせてください。

理科的な雑学(素養)が要求される麻布や渋谷幕張・渋谷渋谷を目指しているならなおさらです。読んで覚えてから問題を解くことが大切です。

理科の暗記テキストの「記憶の635」は昨年改訂されて使いやすくなりました。

これまでのものは、必要な言葉は過不足無く入っていましたが、図が少ない
ことが欠点でした。

それが見事に改訂されています。このテキストもサピックスでチェックテストをやってくれる校舎が多いはずですから、それを利用して確実
に覚えていってください。

四谷大塚・早稲アカ小5理科

算数が分数に入りました。「計算と1行問題集」を使って少し多めの練習を心がけてください。
 
今回は、予習シリーズの理科の話をしたいと思います。

予習シリーズは、塾で使う参考書としては唯一カラー印刷です。

鮮やかな写真と絵が特徴です。

黒印刷のテキストを使う塾の先生が、「入試問題は白黒印刷だ。カラーは必要ない」とおっしゃったそうですが、負け惜しみに聞こえなくもありません。

確かに、中学受験問題はほとんどが黒一色の印刷です。

鷗友学園が例外的にカラー印刷の入試問題です。

でもテストとテキストは意味合いが違います。

興味を持ちやすいこと、印象に残りやすいことなど、子供の直感に訴える力は格段に強いはずです。

 内容も、知識単元については本当に良くできています。

 この良くできたテキストを使っているにも関わらず、理科の点数が悪い場合は、2つのことに注意する必要があります。

1 理科の学習時間を1週間の学習スケジュールに確保しているか。
2 テキストの使い方を間違っていないか。

この2つです。

理科の1週間の学習時間としては2時間は必要でしょう。

テキストの使い方については、予習シリーズのメリットを生かした使い方が出来ているかどうかです。

文章の中の太字だけを覚えようとしていませんか。

覚え始める前に、説明をじっくりと読み、写真を眺め、絵を注意深く見る必要があります。

太字の重要語句は、文章のつながりの中で覚えるようにさせてください。

そのためには読む時間を確保する必要があるわけです。

予習シリーズ理科の唯一の弱点は計算単元の発展問題に弱いことですが、それは小6の方に書いていく予定です。

早稲アカ・四谷大塚小6社会

社会では、公民分野が本格的に始まりました。

 

小学生にとってはなじみが無い事柄ばかりです。

 

政治や経済の仕組みを理解する単元ですから大変です。

 

でも、近頃上位校ほどこの単元を出してきます。

 

しかも配点の大きな記述問題を含めてです。


苦手な子供にとっては、理解することと覚えることをはっきりと区別して学習させていくことが大切になります。


予習シリーズをしっかりと読み込む。→覚えるべきところを蛍光ペンで引いてから覚える努力をする。→なかなか覚えきれないところは、自分なりのサブノートを作って見る。

 

という学習が必要です。

しかも他の教科の学習量も多いですから、あまり時間をかけずに集中してやる必要があります。

 

 

「お母さん、三権分立ってな?に?」と聞いてきた場合は、これまでは「自分で調べてみなさい」が正解でしたが、時にはお母さんがお子さんに説明して上げる必要があります。

 

お母さんが予習シリーズを読んで、お子さんにわかりやすい言葉で説明してあげることになります。


特に、お子さんが、あれもやらなければこれもやらなければとジタバタしているようでしたら、少しはお手伝い頂くのも仕方がないと考えています。

 

そして、「お母さんは(お父さんは)そのことについてはこう思うんだけれど。」と話して頂ければ、親子のすばらしいコミュニケーションになると思うのですが、いかがでしょう。

サピックス小6算数

算数がなかなか伸びないと悩んでいらっしゃる方へ。


頭の出来が良いのに、成績が不安定なお子さんがサピックスに多いような気がします。

 

そんなことまですぐに連想できるんだと感心するほどスピーディーな思考が出来るお子さんの中に、こんなに易しい問題をなぜ間違うんだろうと意外な感じを受けることが多々あります。

 

1昨年に相談があったサピックス小6のα2の男の子の話をしてみましょう。

お母さんからの相談は、

「宿題は、信じられないほどのスピードでやり切ってしまう。分かっているのかと思って聞いてみるとちゃんと分かっているようだ。でもテストが安定しない。良いときには150点中130以上を取ってくることがあるのに、80点ぐらいの時もある。心配だ。」


というものでした。


事務所にお母さんとお子さんを呼んで話を聞いてみました。

 

知的好奇心が強く、非常に物知りなお子さんでした。

少し算数を教えてみましたが、まさに1を聞いて10を知るタイプというのでしょうか、少しヒントを与えるだけで、解き方を見つけることが出来ます。

 

ところが、式を書かせようとすると書けないのです。

 

計算だけでも構わないよと言ったところ書き始めたのですが、殴り書きです。

 

暗算力も優れていました。

 

240×2.25を、筆算せずに暗算で答えを出してしまいます。

 

聞いてみると、2.25倍というのは、2倍と後その4分の1を足せばいいから、240の2倍で480。

 

それに240の4分の1の60を足して540としたというのです。

 

ノートには式も計算も書かれていなくて、ただ540という答えだけが書かれています。


いろいろな数字を頭の中において、必要に応じて処理することが出来るという点においては、抜群の出来です。

 

ところが、点数が悪かったテストを見ると、大問の2番からたくさん間違っています。

 

普通は問題用紙に残った計算の跡を見るとどういう方法で解こうとしたのかが分かるのですが、その子の問題用紙には所々に数字が残っているだけです。

 

しかも、その問題から遠く離れたところに書いてあったりしました。

 

その子は、式を書くのが面倒だから、これまでも書かなかったと言うのです。

 

今の算数の得点の不安定さが、6年生単元に入ってひどくなったことから、次のように考えてみました。


 ・算数の解き方はすぐに理解できる。
 ・処理を頭の中で全部やろうとしている。
 ・数字の処理をしているうちに、今何をやっているのかをわすれてしますう。

 

また、何をやっているのかを思い出しているうちに、頭の中にあった数字が入れ替わってしまうこともある。

 

そこで、その子の第1志望校の麻布の算数の解答用紙を見せてみました。

 

「ほら、この2問は考え方や式を書く欄があるだろ。ここに式や計算をちゃんと残していないと点数がもらえないんだよ」と脅してみました。

 

その後に、「計算の前に式は書こうね。まとまった式で無くって良いから、今から計算しようと思っている式を書こうね。」と言ってみました。

 

またお母さんには、式を書いているかどうかを見張ってもらうことにしました。

 

しばらくしてお母さんから電話がありました。


「式を書いてねと言うと、『分かっているよ、くそババ?』と言って式を書いてくれません。どうしたものでしょう。」とおっしゃるのです。


 子供に電話口に出てもらいました。
「解くときに式を書いたらどんな良いことがありそう?」
「ミスが減って点数が上がりそう。」
「そうだよね。じゃあ式を書こうと思うかな?」
「うん」
「じゃあ、今日これから解いたノートを先生にFAXしてきて、出来るかな?」
「うん」


このような電話を何度か繰り返すうちに、5月のマンスリーがありました。

 

なんと140点です。

 

それ以降も、ミスが増えるときもありましたが、式を書こうねと言い続けていきました。

 

11月の志望校判定では合格可能性80%以上が出ましたし、麻布中学に合格しました。

 

このように、難しい問題になってくると、処理能力の高い頭脳を持っていても処理しきれなくなるのです。

 

一度式に書くことによって、頭のメモリーを解放して次の思考に入っていけます。

 

よく分かっているはずなのに点数が取れないと思われる場合は、解いた後に式が残っているかどういかを見てあげてください。このような子がサピックスには多いような気がします。

サピックス小5基礎トレの使い方

算数が、約数・公約数の範囲に入りました。

この単元は、次週の倍数・公倍数と共に分数を理解するための大切な単元です。

ところで、サピックスの分数計算に使われるのはたった2週です。

日能研が5週間、四谷大塚が3週間であることを考えると異例な短さです。

言い換えれば、
「分数計算ぐらいは自分で勉強して、もう出来るようになっているよね」と言われているのです。

あと3週間後にはその分数計算の週です。

異分母分数の和と
差、分数同士の積と商は、そろそろ練習を始めさせてください。

今週の単元を理解すると、分数の約分がしっかりと理解できます。

また来週の単元を理解する
と、通分がよく分かります。分数の計算練習を始めるには一番良い時期です。

前回に少し基礎トレーニングの使い方を書きました。

この基礎トレーニングの使い方について印象に残っているお子さん2人の例をお話ししましょう。
 

1人目は、α2クラスの男子、小6だけでも20クラスを軽く超える大規模校ですからαクラスだけでも6クラスありますから、かなり成績上位のお子さんです。

ご相談があったのは、小5生の6月です。

お母さんからの相談は、

「うちの子は算数のミスが多くて。毎日基礎トレーニングの宿題やらせているのですが、計算ミスが一向に減りません」

というものでした。

基礎トレーニングをやっているテキストを見せてもらったときに気がついたことが2つあります。

1つ目は、計算の数字が非常に乱雑なこと。

2つ目は、計算の後が少なく、多くを暗算でやっていたこと。

そこで、前に書いた方法をご紹介しました。

基礎トレーニングをこなす量を減らすわけですから、お母さんは半信半疑でしたが、だまされたと思って1ヶ月間
やってもらうことにしました。

お子さんには、基礎トレの回数を減らす代わりに、計算の字をきれいに書くことと、暗算を減らすことを約束してもらいました。

 結果は、大成功です。

次のマンスリーでは1番の計算はすべて正解、2番の一行問題は1問だけの間違いで、135点/150点になりました。

考えたり工夫
したりすることは大好きだけれど、単純な繰り返し学習をいやがるお子さんでしたし、4年まで通っていた公文ではEまで終わっていましたからこの方法が使え
たわけです。
 

このお子さんは、この一年半後、第1志望の麻布中学に合格しました。

もうお一人の例です。

 サピックスBクラスの女子です。

相談があったのは、小5生の11月です。

 お母さんからのご相談内容は、

「マンスリーテストのせめて1番2番だけでも解けるようにしたいと思って、基礎トレーニングをきっちりとやらせようとしているが、時間がかかってどうしょうもない。一日の学習がそれだけで終わってしまう事もある。」

というものでした。

 この件は、事務所にお子さんとお母さん2人に来てもらって話を聞いてみました。

そして少しお子さんに教えてみました。そこで気がついたことは、

・少し早く説明すると理解できない。
・同じ内容を2回繰り返したり、ゆっくり話すと理解できる。

の2点です。

 サピックスのてきぱきとした早い授業について行けていない可能性があります。

また、基礎トレーニングの1ページ(10問)に時間がかかりすぎることか
ら、サピックスに合っていない可能性があります。

その反面、ゆっくりと説明すると応用部分も理解できますから、受験が不可能と言うわけではありません。

 そこで、思い切って転塾を勧めてみました。

地元密着型で(YTネット加盟塾)、その地域では丁寧な指導で評判の高い塾です。

そのお子さんは、転塾した塾
で(はじめは、四谷週例テストのAコースでした)、成績を伸ばし、半年後にはCコースに上がり、東洋英和中に合格しました。

日能研小6カリテ

今週はカリテがあります。

6年の1学期終了時点まではカリテの得点の正しい方法での積み重ねが、センター模試の点数になるとお考えください。

理科は、ここしばらく植物・動物という暗記単元です。

これまでも何度かやってきた単元ですが、この時期は知識の完成を目指す時期です。
1週間に2時間程度の暗記時間を確保してください。

社会は、地理単元からの復習です。

4年生で一度やった部分ですが普通は記憶が曖昧になっているものです。

地理単元も入試の社会の中での配点は
30%?40%あります。

子供たちが興味を持ちやすい歴史や、難しく感じる公民部分に重きを置きがちになりますが、地理が社会の基礎点数になります。

頭の中にまとめ直す意気込みで、1週間に1?2時間の学習時間を確保してください。

 
算数は、しばらく「規則性」の単元が続きます。

数の連続や図形の連続、約数や倍数を使った数の規則など公式化されているパターン問題が多い単元です。

公式を覚えることだけで終わらない事が大切です。なぜそのような公式になったのかを理解していないと、少しだけ問題を変えられるだけで解けなくなってしまい
ます。

最上位校を目指している生徒にとっては非常に大切な単元です。

題意に基づいて書き出すうちに規則が見つかってくるという問題が増えています。

 「250番目の数を求めなさい。」という問題に対して、全部書き出すのではなく、10個?20個書き出しているうちに規則を見つけようという気持ちで問題
を解くことが大切です。

カリテの問題用紙の周囲を数字が、ぐる?と一周取り囲んでいる事が無いように注意しましょう。

日能研小5カリテの復習

第1回のカリテはいかがでしたか。

 

明後日には、パソコンでネットからお子さんの答案をダウンロード出来ますね。

 

早速間違い直しをやらせなくっちゃ!と思われる方が多いのですが、ちょっとお待ちください。


格的なテストの振り返り学習は、正答率表が手に入ってからにしてください。

 

だって、正答率30%以下の問題を復習させても効果はありませんから。


カリテの復習方を教科毎にまとめておきます。


・算数
 正答率60%以上で間違った問題は、必ず復習させてください。

 

このときは、お母さんが横について様子を見ておかれることをお勧めします。

 

この間違いのなかに、「苦手の芽」が潜んでいることが多いのです。


たとえば、”余りの小数点の間違い”があるときは、もしかしたら割る意味をしっかり理解できていないかもしれません。

 

「なぜ、元の小数点をおろしてくるの?」という質問にちゃんと答えることが出来れば安心です。


 60%以上の復習が終わったら、
 70点/150点までのお子さん
  深追いすることはやめて、ここで止めておきましょう。

 

今解き直した中で心配な問題だけをやり直す事ぐらいでストップです。


100点/150点までのお子さん
 正答率40%以上から60%までの問題の解き直しをします。


100点/150点以上
 正答率30%から60%までの問題の解き直しをします。

 

 

国語
漢字と語句の間違い直しから始めてください。

 

その場で覚え込むようにさせてください。


読解については、正答率50%以上(100点/150点以上取れている場合は40%以上)の問題の中で間違った問題の、”設問を読み直す”、”解説を読んでなぜその答えになるのかを理解する”という順序で復習させてください。

 

 

社会
なかなか社会の復習まで手が回らないと思います。

 

でも、間違った問題の中で大切な事柄(正答率50%以上)をサブノートにまとめておくことだけはやらせてください。

(中学受験情報局のサイト内の社会サブノートの作り方を参照ください)


センター模試の前に覚え直すためです。

 

 

理科
社会と同じくなかなか時間が取れませんね。

知識単元では、多く間違った大問に関係する本科テキストの説明部分を探し出して、


“読み直す”→”軽く覚え直す”→”蛍光ペンでざっくりと印をつけ、そのページに付箋の目印を貼っておく”事をお勧めします。

 

これも、センター模試前に効率よく覚えるための準備です。

サピックス小5宿題の取り組み

家庭学習の材料はすべて集まったでしょうか。


その、学習項目を一週間の空き時間にとりあえず埋め込んでみてください。


月・水・金が授業ですから、火・木・土・日を使うことになります。

 

どうでしょう、ほとんどいっぱいになっていませんか。

 

もしかしたら埋まりきらないものがあったりしていませんか。

 

そうなんですね。全部やろうとすると、スピードがあって集中力の持続に優れているほんの一部のお子さんだけがこなしきれる量だということに気付かれたことでしょう。


  さてここからです。
 1 優先順位を決める。
 2 省けるものや、やり方を変えれば効果が変わらずに時間短縮になる方法がな

   いかを検討する。


この2つを考えてください。
たとえば、基礎トレーニングは、毎日1ページずつやることが義務づけられていますが、全員がそれをやる必要があると思われますか。

 

A・Bクラスの場合は、基礎訓練として必要でしょうが、αやそれに近いクラスでは毎日やる必要は…。と思われたら、効果を下げずに時間を短縮する方法を工夫してみましょう。


その週の第1回は全問やってみます。

 

その中で間違った問題が2?3問程度の場合は、残りの回数は、同じ小問番号だけをやることにします。

 

これでも、全ページやるのと同じ学習効果です。

 

1週間に使う時間は1/4です。

 

 

各教科のテキストの使い方については、今後どんどん書いていく予定です。

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▼2022年11月18日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「<志望校・併願校の決め方 校風、偏差値と問題傾向から決める! 合格するための受験校の選び方」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年10月28日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「小学4・5・6年生対象 めざせ合格「過去問」の正しい使い方」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年9月30日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「飛躍的に成績を上げる!苦手克服 勉強法」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年9月10日(木)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するオンラインセミナー「【4・5年生】9月から偏差値10UPを狙うオンラインセミナー  毎年2学期に成績を上げるご家庭がやっている10個のこと」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年8月5日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験の「基本のキ!」令和4年度版 最新の中高一貫校の選び方から受験の傾向まで全部分かる!」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年7月21日(木)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するオンラインセミナー「【2022年夏】確実に成績が上がる夏期講習の受け方 3つのポイント」にて、講師を担当させていただきました。。

▼2022年7月8日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「夏休みの学習計画!うまくいく方法  夏期講習を有効活用して力をつける!学習戦略の立て方」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年6月24日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験を迷っている!?保護者必見セミナー 未就学・小学低学年から、親が知っておきたい「中学受験」の実像」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年5月27日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「自分で学習する子の育て方  中学受験、高校受験でも生きてくる「子が自走する学習法」を伝授します」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年5月26日(木)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するオンラインセミナー「6年夏休みに成績を大きく伸ばす6月・7月の過ごし方」にて、講師を担当させていただきました。。

▼2022年4月22日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「家庭学習のやり方を指南  塾に通っているだけで、安心していませんか?」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年4月14日(木)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するオンラインセミナー「夏休みまでに偏差値5UP 6年生GWで成績を上げる10のポイント」にて、講師を担当させていただきました。。

▼2022年3月18日(金)

「「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「頭のいい子が育つ! 学習環境のつくり方」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年2月25日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験セミナーわが子の合格に必要な学習は?」にて、講師を担当させていただきました。

▼2021年12月17日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験・合格する家庭のつくり方セミナー」にて、講師を担当させていただきました。

▼2021年11月19日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験合格つかむ「過去問」使い方セミナー」にて、講師を担当させていただきました。

▼2021年10月22日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験合格つかむ「過去問」使い方セミナー」にて、講師を担当させていただきました。

▼2021年9月24日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「苦手克服し成績を上げるコツ」にて、講師を担当させていただきました。

▼2021年7月16日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「7/16入試にも役立つ夏休み自由研究対策セミナー」にて、講師を担当させていただきました。

▼2021年6月26日(土)

新渡戸文化学園が主催するオンラインセミナー「中学受験へ向かうみなさまへ 中学受験って何? 大切なことは何?」をにて、講師を担当させていただきました。

▼2021年6月25日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「親が知りたい中学受験のキホン」をにて、講師を担当させていただきました。

▼2020年10月14日(水)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験セミナー第2弾!過去問を活⽤する家庭学習のコツ」をにて、講師を担当させていただきました。にて、講師を担当させていただきました。

▼2020年9月29日(火)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験 コロナで変わる!併願校の選び⽅/合格を導くための模試の問題⽤紙・答案⽤紙活⽤法」にて、講師を担当させていただきました。

▼2020年6月12日(金)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するオンラインセミナー「ウィズコロナ時代の中学受験を成功させる夏の過ごし方」にて、講師を担当させていただきました。

▼2020年6月6日(土)

増進堂 受験研究社が主催するオンラインセミナー「学校再開・塾再開にどう向き合うか」にて、講師を担当させていただきました。

▼2020年2月19日(水)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するセミナー「2020年首都圏中学受験 入試分析セミナー」にて、講師を担当させていただきました。

▼2020年2 月6日(木)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するセミナー「2020年関西中学受験 入試分析セミナー」にて、講師を担当させていただきました。

▼2019年10 月11日(金)

淑徳与野幼稚園が主催する講演会「父母講座 我が子への根拠の無い信頼の大切さ」にて、講師を担当させていただきました。

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