算数が分数に入りました。「計算と1行問題集」を使って少し多めの練習を心がけてください。
今回は、予習シリーズの理科の話をしたいと思います。
予習シリーズは、塾で使う参考書としては唯一カラー印刷です。
鮮やかな写真と絵が特徴です。
黒印刷のテキストを使う塾の先生が、「入試問題は白黒印刷だ。カラーは必要ない」とおっしゃったそうですが、負け惜しみに聞こえなくもありません。
確かに、中学受験問題はほとんどが黒一色の印刷です。
鷗友学園が例外的にカラー印刷の入試問題です。
でもテストとテキストは意味合いが違います。
興味を持ちやすいこと、印象に残りやすいことなど、子供の直感に訴える力は格段に強いはずです。
内容も、知識単元については本当に良くできています。
この良くできたテキストを使っているにも関わらず、理科の点数が悪い場合は、2つのことに注意する必要があります。
1 理科の学習時間を1週間の学習スケジュールに確保しているか。
2 テキストの使い方を間違っていないか。
この2つです。
理科の1週間の学習時間としては2時間は必要でしょう。
テキストの使い方については、予習シリーズのメリットを生かした使い方が出来ているかどうかです。
文章の中の太字だけを覚えようとしていませんか。
覚え始める前に、説明をじっくりと読み、写真を眺め、絵を注意深く見る必要があります。
太字の重要語句は、文章のつながりの中で覚えるようにさせてください。
そのためには読む時間を確保する必要があるわけです。
予習シリーズ理科の唯一の弱点は計算単元の発展問題に弱いことですが、それは小6の方に書いていく予定です。
コメントを残す