第1回のカリテはいかがでしたか。
明後日には、パソコンでネットからお子さんの答案をダウンロード出来ますね。
早速間違い直しをやらせなくっちゃ!と思われる方が多いのですが、ちょっとお待ちください。
格的なテストの振り返り学習は、正答率表が手に入ってからにしてください。
だって、正答率30%以下の問題を復習させても効果はありませんから。
カリテの復習方を教科毎にまとめておきます。
・算数
正答率60%以上で間違った問題は、必ず復習させてください。
このときは、お母さんが横について様子を見ておかれることをお勧めします。
この間違いのなかに、「苦手の芽」が潜んでいることが多いのです。
たとえば、”余りの小数点の間違い”があるときは、もしかしたら割る意味をしっかり理解できていないかもしれません。
「なぜ、元の小数点をおろしてくるの?」という質問にちゃんと答えることが出来れば安心です。
60%以上の復習が終わったら、
70点/150点までのお子さん
深追いすることはやめて、ここで止めておきましょう。
今解き直した中で心配な問題だけをやり直す事ぐらいでストップです。
100点/150点までのお子さん
正答率40%以上から60%までの問題の解き直しをします。
100点/150点以上
正答率30%から60%までの問題の解き直しをします。
国語
漢字と語句の間違い直しから始めてください。
その場で覚え込むようにさせてください。
読解については、正答率50%以上(100点/150点以上取れている場合は40%以上)の問題の中で間違った問題の、”設問を読み直す”、”解説を読んでなぜその答えになるのかを理解する”という順序で復習させてください。
社会
なかなか社会の復習まで手が回らないと思います。
でも、間違った問題の中で大切な事柄(正答率50%以上)をサブノートにまとめておくことだけはやらせてください。
(中学受験情報局のサイト内の社会サブノートの作り方を参照ください)
センター模試の前に覚え直すためです。
理科
社会と同じくなかなか時間が取れませんね。
知識単元では、多く間違った大問に関係する本科テキストの説明部分を探し出して、
“読み直す”→”軽く覚え直す”→”蛍光ペンでざっくりと印をつけ、そのページに付箋の目印を貼っておく”事をお勧めします。
これも、センター模試前に効率よく覚えるための準備です。
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