投稿者: 西村 則康 Page 31 of 60

なぜ志望校判定テストになると点が取れないのか

■秋から5年生が直面するテストとは

 
小学校5年生は、この時期からは今までとは違ったタイプのテストを受けることになります。志望校判定テスト、志望校診断テストといった類のテストで、ふだんの公開テストなどと違って、入試を強く意識したテストです。
 
入試を強く意識したテストというと、普段の公開テストとどう違うのかですが、今日はそのあたりを説明し、実際に点を取るにはどういう勉強をすればいいか、ということを考えてみたいと思います。
 
真面目に塾の普段の宿題をこなしていて、毎週の「復習テスト」で点が取れているのに、こういうテストになると急に点が取れない・・・そんなお子さんは多くいます。お母さん、お父さんはそんなお子さんを見て「うちの子って実力がないんじゃないか」「習ったときは覚えているのに、時間がたつと忘れてしまうんじゃないか」と心配するようです。
 
こういうお子さんは、「実力」がないのでしょうか。
 

■「実力がない」というより「応用力がない」

 
これは一面ではあたっています。「実力」というのが、習ったことをそのまま答える力でなく、それらを組み合わせて、今まで見たことがない問題に当てはめて考える力だとすれば、このような大きなテストで点が取れない=「実力がない」ということになりますね。
 
ただ、「習ったときは覚えているのに、時間がたつと忘れてしまうんじゃないか」という心配は、ちょっと違うのではないかと思います。習ったときは覚えているのだから、そのまま覚え続けていれば志望校判定模試でも点が取れるのかというと、決してそんなことはありません。
 
実は「習ったことをそのまま再現できる」だけでは、大きな実力テストで点を取ることは難しいのです。その理由は、大きな実力テストで出題される問題が、普段の授業で習っている問題よりも、ずっと実戦的だからです。実戦的というのは、簡単に言ってしまえば「一筋縄ではいかない」ということです。もうちょっと詳しくいえば、「この問題の解き方は?」と聞かれて覚えていることを答えられる力を持っているとすれば、そこからもう一歩踏み込んで、「●●ということを学んだけれど、そこから考えるとこの問題の考え方は■■なんじゃないか」と考えを膨らませ、発展させ、推測する力、つまり「応用力」を身につけているかということを求められる問題ということになります。
 
では、そんな「実戦的」な問題に対応できるようになるには、どのような学習をすればいいのでしょうか。
 

■「考える」勉強をしているか

 
まず何より大切なのが、「考える」ということです。「考える」なんて、勉強するんだから当たり前じゃないか、と思われるかもしれません。でも実際に「考えるチカラをつける勉強をしてください。」と言われると、一体どんな勉強をすればいいのか見当がつかないかもしれませんね。
 
「考える力」を育てるもととなるのは「行動」であり「習慣」です。塾の宿題をやっているから、この子は今考えているはず、と思っていたら、実際には必ずしもそうだとは限りません。習ったことに機械的に当てはめて「作業」していることだってあるのです。塾の宿題演習では、むしろそうした「作業時間」の方が多いと考えていいでしょう。そうなるとせっかくの長時間の学習も、大部分は大きな効果を生み出すものになっていないということになります。
 
では、お子さんが実際に考えながら宿題をやっているのかを確認したい、しっかり考えながら宿題をさせたいという場合、どうすればいいのでしょう?
 

■家庭内ミニ授業で「考える勉強」を

 
このことに関して私がよくご家庭におすすめするのは「家庭内ミニ授業」です。簡単にいえば、お子さんに講師になってもらい、お母さん、お父さんは「できの悪い生徒」としてお子さんに解き方を教えてもらうのです。
 
「どうしてそんな解き方になるの?」この質問を、親の立場からお子さんに投げかけると、ともすれば「詰問」になってしまいがちです。でも「難しそうなことやってるわね。お母さんにも教えてよ。」というスタンスで、お子さんを「先生」にして教えてもらう立場から言えば、お子さんも悪い気がしないでしょう。
 
「わからないの?しかたがないな・・・」といった感じで教えてくれるかもしれませんね。
 
さて、いざ誰かにわかるように解説しようとすると、意外に自分が理解できていなかったことに気づいたり、あらためて「あ、そうだったのか。」といった発見があるものです。
 
こうやって、作業だけに陥ることなく「考える」という場面を毎週の宿題演習の中に取り入れていくことが、思考力を育てて「実戦問題」への対応力をつける素地となっていきます。ちょっと遠回りのようですが、付け焼き刃の対策を繰り返すよりずっと確実な効果があります。
 
秋の夜長、「家庭内ミニ授業」を一度試してみてください。

受験学習のPDCA

PDCAサイクルというのを聞いたことがあるでしょうか。
 
P=Plan(計画)
D=Do(実行)
C=Check(チェック)
A=Action(改善)
 
という4つのサイクルのことですが、受験勉強だけでなく、何かを実行するとき、みなさんも無意識にこのサイクルを行っているのではないでしょうか。
 
あることを計画し、実行したら、その結果がどうだったかチェックして、うまくいったところはそのままに、うまくいかなかったところは改善する。そうやって日々いろんなことに取り組んでおられるのではないかと思うのです。
 
ただ、忙しい日常の中では、このようなサイクルに基づいて行動しているということ自体意識していないかもしれませんし、ついつい日々すべきことに追われて、「やりっ放し」になったり、受験勉強においても「とにかく今週の宿題を片付ける」といったことに陥りがちです。
 
学校では2学期が始まりましたが、その2学期が終わることろには、塾ではもう新学年が間近に迫っています。塾での学年がわりの時期には、学習内容やテストがぐんと難しく「新学年向け」になり、成績が急に下がるのは、多くの場合この時期です。
 
そんな事態をあらかじめ避けられるのものなら避けていただきたい、という思いで、明日24日の午前10時から、ウェブセミナーを行うことにしました。できるだけ多くの方にご覧いただきたいのですが、今回の定員は200名。
 
新学年まであと4ヶ月あまり。それまでに何をすべきか、どのようなことに気をつけておけば、新学年での「成績急降下」を避けられるのか。そのあたりを「中学受験情報局」主任相談員の小川大介さん、辻義夫さんとともにお送りします。
 
興味のある方はお早めにお申し込みください。
 
 
http://www.e-juken.jp/20150924webseminar.html

たまプラーザにて講演会を行いました

9月13日(日)有隣堂たまプラーザテラス点様主催の講演会で、講師をさせていただきました。
 
参加者は未就学〜5年生までのお子さんのお父さん、お母さん。みなさんとても熱心にお話を聞き、質疑応答も時間一杯、とても充実した時間になりました。
 
お話をしていて感じたのは、やはりみなさん中学受験(にとどまらず、お子さんの成長と教育、そして将来のこと)を考えたときに、いつから、どんなことをさせればいいか、それも一般論ではなく我が子に当てはめた場合にどうか、ということに関してすごくよく考え、お悩みだということです。
 
生活の中でいろんなことを経験したり、そのことについて不思議に思ったり、調べたりする。こういったことがお子さんの成長には不可欠かつ重要と私は考えています。お子さんの可能性を考えるあまり、ついついあれもこれもと習いごとをさせたり、ドア・ツー・ドアの生活で外遊びがあまりないという生活に、どうしても現代はなりがちですが、意識的に生活の中での体験はたくさんさせてあげたいものですね。もちろんお手伝いなどもたくさんさせてあげてください。その中で学ぶことが、大きくなったときの勉強に必ず生かされるものです。
 
セミナーでも申し上げましたが、中学受験をするには、4年生くらいからの通塾は避けられません。だからこそ3年生までにどんな生活をしてきたかが重要で、その時期に塾の低学年講座を受講させるのがベストとは必ずしもいえないのです。
今回の参加者の皆さんは、共働きのご家庭が多かったように感じましたが、忙しい中お子さんたちに接する時間、一緒に考える機会を工夫してとっておられるのが嬉しく、このようなご家庭のお子さんは伸びるだろうな、と感じるご質問も多かったのが印象的な講演会でした。
 
参加者のみなさま、ありがとうございました!

9月13日(日)講演会を行います

9月13日(日)、たまプラーザにて講演会を行うことになりました。

8月25日に出版となった書籍「中学受験 やってはいけない小3までの親の習慣」の発売を記念して、有隣堂たまプラーザテラス店にて行っていただくことになったものです。

講演会はともかく、その後のサイン会は少々気恥ずかしいのですが(笑)、中学受験に悩むお父さん、お母さんの前でお顔を見ながら話をさせていただくのは嬉しい機会です。

 

先月末には千葉県の柏の葉キャンパスというところでお話しさせていただいたのですが、対象は私学だけでなく、中高一貫公立校入試を検討しておられるお父さん、お母さんが対象でした。

中高一貫公立校というと、都立の平均倍率が6倍を越えるなど、大変高い人気を誇っています。また私立中学校の入学試験とくらべて独特な「適性検査」を行うなど、特徴があります。この適性検査は記述や考察などを求める問題が多く、一般的には「対策がしづらい」ということになっているのです。

 

しかし、記述や考察などを求め、いわゆる「受験テクニック」だけでは対応できない問題を出題するのは、私立の難関中学校も同じで、求められるのは論理思考力、問題解決力であり、出題形式こそ違っても、身につけておかなければならない力は大きく変わらない、というのが私の見解です。

そのような力は高学年になって急に育つものではなく、低学年からの学習、もっといえば学習の前段階こそが重要だったりするのです。豊かな実体験をベースとした科学への興味、未知のものへの探究心や好奇心が学習の原動力になっている子は、別に私立だからとか公立だからという区別なしに、伸びていくものだと思っています。

そんな視点から、小学校低学年までにお父さん、お母さんに意識していただきたいことをまとめたのが「中学受験 やってはいけない小3までの親の習慣」であり、講演でもできる限りそのあたりのポイントをお伝えしたいと思います。

 

募集人数にかぎりがありますが、興味がある方、受験学年までにどんなことを意識して勉強させればいいのか、不安や迷いがある方も、ぜひご参加ください。

 

http://www.e-juken.jp/20150828custom_seminar.html

 

私立入試と中高一貫校適性検査

本日8月30日、(株)日本教材出版 公中検模試センター様主催の、保護者対象特別セミナーで「中学受検 合格させる親はここが違う!」と題して講演をさせていただきました。

公立中高一貫校、やはり興味を持っている方は多いんですね。約100名のお父さん、お母さんにご参加いただきました。皆さん熱心に私の話を聞き、終了後もかなり突っ込んだご質問、切実なお悩みが出ました。

小学校高学年、いわゆる「反抗期」に入る子も多い年令での受検、お父さん、お母さんの悩みも多いですが、講演の中で、反抗期こそ成長の証であり、幼い我が子が大きく進歩しているのだと捉えてください、とお願いしました。

気持ち=感情と、論理的な考えの違いがわかり、それを使い分けようとし始める時期が十代の前半、小学校高学年から中学校くらいの時期ですが、公立中高一貫校の適性検査や再難関私立中学校の入学試験では、その変化を乗り越えていることを要求する場合があります。

そういう意味で反抗期はチャンス。うまく乗り切らせてあげてください。ポイントは「大人扱い」です。みなさんが家族以外の大人の方に話をするとき、いろんなことに気を遣うはずです。こういう言い方をしたら、相手はこう思うかな、といったことも様々考えるはずです。

家族にそんな気を遣うなんて、と思われるかもしれませんが、少し意識するだけで、コミュニケーションは大幅にスムーズになります。

こんなことを言いながら、私も過去のわが子への自分の接し方など、反省しきりなのですが、大切な家族だからこそ、意識したいですね。

9月を迎えるにあたって(関西限定)

今年の夏は、大変な暑さになりましたね。
大阪の夏はひときわ暑いです!
みなさん体調を崩さずにこの暑さを乗り切られることを祈っています。
ちなみに私は炎天下を歩き回って、1度ダウンしてしまいました。
9月には、気候が少しでも楽になるといいですね。今回はその9月の話題です。
 
9月には勉強できない!
夏休みには夏期講習会もあり、低学年のお子様も普段に比べて学習時間が増えていたことでしょう。
受験生ともなれば、普段の2倍の時間ではすまないでしょうね。みんなよくがんばりました。
9月になると、2学期が始まり夏休み前の生活にもどります。
このとき、急に勉強時間が短くなったような錯覚が生まれます。
また、2学期には運動会やその練習、遠足、文化祭といった学校行事のために時間も体力も取られてしまいがちです。
そして「勉強時間が無い!集中できない」と不安になってしまうことがよくあるようです。
 
まずは冷静に
冷静に考えると、これが普段の学習サイクルなのです。
塾の宿題が消化できるなら、一安心。・・・ですよ。
特に受験生は夏休みの間に、広範囲の復習や過去問演習など塾の宿題以外にも手をつけていたはず。
勉強時間が少ないと感じるのは当然です。
 
それでも夏休みの大量演習により身につけた力でもう一歩先に進みたいのが人情。
せっかくの機会を逃したくないですよね。放置すれば元の木阿弥になりそうで。
何ができるかは、どれくらいの時間を使えるかにもよります。
学校行事や習い事、模試の予定をリストアップしましょう。運動会の練習で帰宅が遅くなることも想定されます。
並行して、「今、したいこと」のリストも作ります、
空き時間数と、したいことの優先度により、9月に実現したい目標を設定して下さい。
 
悩ましいですね。
空き時間はほとんど無く、したいことは山積み状態ではないでしょうか。
もしそうなら、実践したときのメリットとデメリットを考えてみましょう。
実践することで手に入ること、実践すると起こりそうな不安。
その不安が致命的なものになりそうなら、やらないでくださいね。
後は、メリットとデメリットの大小、多少で判断できますね。これらもリスト化するとわかりやすいですよ。
 
 
時間が無いのはみんな同じですから、限られた時間を生かすことが大切です。
そのためには、不安な気持ちで勉強を進めるのはよくありません。
うまく行ったことに注目し、安心感を持って、安定して過ごして欲しいのが9月です。
不安があれば、塾の先生や受験のプロに相談して解決するのがいいですね。
普段以上に先生方のお世話になる時期だと割り切っていきましょう。
 
(都関)
 

9月スタートは、お盆の使い方から

夏休みの前半、お子さんの学習状況はどうだったでしょうか。
 
塾によって、夏期講習の内容は様々で違いがあるということは、色々なところでお伝えしている通りです。
 
日能研が復習中心のカリキュラムであるのに対して、サピックスは夏期講習中であってもどんどんカリキュラムが進んでいくというスタイルです。四谷大塚系の塾は、復習に加えて日程の一部に予習単元が入るというもの。
 
お子さんが通っている塾によって、これまでの夏期講習の結果の受け止め方は違います。
 
日能研の場合、夏期講習前半で、これまでわからない、できなかったという単元がどのようになったかに注意します。苦手が克服できたのなら万々歳ですし、そうなっていないのであれば、お盆の時期、夏休み後半に解決に向けた行動をとるなど、今から計画を練らなければなりません。
 
サピックスでの注意点は、ふだん1周間サイクルで進んでいく単元学習が、夏休みは約3日サイクルと短くなっていることです。理解が進んでいないままになっている単元がないか、お盆休みの機会にしっかりチェックしておきましょう。
 
「夏の成果」がどうだったかを具体的に知る材料になるのが、たとえばサピックスでは8月のマンスリーテストですが、それに先駆けて把握しておくにこしたことはありません。
 
6年生は夏が終わるといよいよ受験対策。学校別の特訓授業も各塾で始まります。9月によいスタートをきるためにも、夏休み、夏期講習の学習をひとまず「成功だった」と終えることは大切なことです。そんな意味での「中間見直し」の機会に、お盆を上手に使ってください。
 
6年生はさすがに長期旅行などは無理かもしれませんが、5年生までのお子さんは、旅行や家族でのお出かけを通してコミュニケーションをとることも心がけてほしいと思います。自由研究などにいっしょに取り組むのもひとつの方法ですね。家庭で気軽にできる実験などについては、近々このコラムでご紹介したいと思います。
 
8月の中盤をどのように使うかを、今からイメージしておいてください。それが9月スタートへのよい準備になります。

夏休み「あたふた学習」を克服しよう

とても急いで問題を解く子がいます。私は「あたふた学習」と呼んでいるのですが、問題文を読み始めるなり鉛筆が動き始め、そのまま鉛筆が止まることなく答えが出る、といった具合です。いっしょに問題を解いているときなど、私が問題文を読んでいる間に、すでに答えを出してまう子もいるほどです。
 
中には、かなり難度の高い問題でもそんな調子で正解してしまう子もいます。読むスピードも思考のスピードも速い子です。
 
しかし、大部分の子どもはそんなに速く問題を正確に解くことはできません。では一体どうしているのかというと、重要な決断のときに「思考停止」するのです。
 
ある問題を考える過程で、ふつうはいくつものポイントに遭遇するものです。ちょっと立ち止まってそれまでの思考を整理したり、ここからの方針の確認をしたりという作業が必要になる場面です。問題が複雑で難しくなるほど、このような場面は多くなります。
 
どんどん解き進めていきたいところだけど、急ぎすぎると混乱してしまうので、自分を落ち着ける意味でも立ち止まって整理することが必要かな、と自分を客観的に見る時間といってもいいかもしれません。」
 
ここで、ぐっと熟考するという習慣が大切なのです。
 
でも「あたふた学習」の子にはその時間がないのです。特に記号選択問題などで顕著で、選択肢が残り2つに絞られたときなどに「エイヤッ!」で選んでしまうようなところがります。
 
これは習慣のようなもので、大量の塾の宿題に毎週対応するうち、どんどんこなしていかなければ終わらない、という気持ちから、「あたふた学習」に陥ってしまっていることがほとんどです。
 

 

夏休み、夏期講習を受講している6年生は相変わらずの宿題量だと思いますが、一度立ち止まって勉強のしかたを見なおしてみるのもよいかもしれません。 「あたふた学習」で10やっていたのを、ていねいに5だけやることに変えただけでも、ずいぶん変化が出るものです。

マイナビ「ママフェス2015」

本日7月14日、マイナビ家庭教師様主催のイベントセミナー「ママフェス2015」に講師として参加させていただきました。
 
いろんな学年のお子さんのお母さんたちにご参加いただきましたが、みなさん非常に真剣な表情で私の話をお聞きいただいていました。
 
進学塾の模試では、入試が近づいてくると合格可能性が出されます。20%とか、80%というふうにです。今日お話ししたのは、80%だからもう安心、合格できるというわけではないし、今6年生でもう夏休みが始まる、というこの時期に20%でも、絶対に合格できないというわけではない、ということについてです。
 
では、80%の合格判定をより安心できるものにするために、そして20%の合格判定をよりきb王あるものにするために何をすべきか。
 
ひとつのヒントは「取捨選択」です。近年の進学塾の授業、宿題、講座数は20年前の約2倍。別の機会にもお話ししたことがありますが、塾のテキストやテストを積み上げたら、大人の身長をゆうに超えてしまうくらいの量になります。この大量の課題を「取捨選択」するのです。
 
その方法の1つが「◯△☓学習法」です。子どもが「これは簡単」と感じる問題、「難しくてぜんぜんわからない」と感じる問題はひとまず避けて、「難しいけど、ちょっとがんばれば解けそうな気がする」と感じる問題に集中するのです。
 
解くべき問題の判断を子どもの印象だけに任せていいんでしょうか、というご質問を受けることが多いですが、そのご質問への私の返答は「おおむね大丈夫」ということになります。もしも家庭教師や個別指導にお願いするなら、その判断の精度を高めてもらうというお願いのしかたがいいかもしれませんね。
 
お子さんにとって優先順位が高い問題、中学受験に頻出なのかどうかという視点で見たときに重要度が高い問題なのかという視点でアドバイスを差し上げることが私自身も多いのがこの時期。
 
暑い季節、元気に頑張るお子さんたちを、しっかり支えてあげてくださいね。夏が終わったとき「いい夏だったね」と親子で言い合える、そんな夏にしましょう。

塾でやったプリントやテスト、 教材などは全部とっておくって、ウソ?ホント?

7月9日18時より、新刊
「中学受験の常識 ウソ?ホント?」
の発売キャンペーンを
中学受験ポータルサイト「かしこい塾の使い方」で
開催していただいています。
 
http://www.e-juken.jp/20150709truth.html
 
今回の書籍は、中学受験の常識と思われていることで
「え?それってホント?」
なことに、どんどん◯・☓をつけていくというもの。
 
お子さんの年令が低い小学受験、中学受験では、お父さん、お母さんが正しいと思ってやっていること、そう教えてもらってやっていることでも、長い目で見れば「?」ということがたくさんあります。
 
あとで冷静に考えればわかることでも、そのとき当事者になっているときには気付かないことがたくさんあるのです。
 
後で後悔しないために、「今やっていることは長い目で見てどうなのか」を今考えるきっかけに本書をしていただければと思います。
 
たとえば1つ本書からご紹介すると
 
「塾でやったプリントやテスト、
教材などは全部とっておく」
 
さて、いかがでしょう?
 
◯だと思いますか?
それとも☓でしょうか?
 
すべてのことに白黒つけるのは難しいのかもしれませんが、このことに関しての私の意見は「◯」です。
 
大手の進学塾ともなれば、配布されたテキストやテスト、プリントなどをすべて捨てずにおいておくということは、大変なことです。それだけで本棚やクローゼットがいっぱいになってしまうことも珍しくないくらいの量です。
 
それでもおいておくといいのは、やはり何かのときに復習したいとなった場合、質がよく使い勝手がよいからです。
 
そして何より、いよいよ受験の日が近づいたときに「あなたはこれだけのことをやり遂げたんだから、きっと大丈夫だよ」と言ってあげられることだと思っています。自分がやってきたことがしっかり目に見えるというのは、子どもにとって大きな自信になるものです。
 
 
 
 

 

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▼2022年11月18日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「<志望校・併願校の決め方 校風、偏差値と問題傾向から決める! 合格するための受験校の選び方」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年10月28日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「小学4・5・6年生対象 めざせ合格「過去問」の正しい使い方」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年9月30日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「飛躍的に成績を上げる!苦手克服 勉強法」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年9月10日(木)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するオンラインセミナー「【4・5年生】9月から偏差値10UPを狙うオンラインセミナー  毎年2学期に成績を上げるご家庭がやっている10個のこと」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年8月5日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験の「基本のキ!」令和4年度版 最新の中高一貫校の選び方から受験の傾向まで全部分かる!」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年7月21日(木)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するオンラインセミナー「【2022年夏】確実に成績が上がる夏期講習の受け方 3つのポイント」にて、講師を担当させていただきました。。

▼2022年7月8日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「夏休みの学習計画!うまくいく方法  夏期講習を有効活用して力をつける!学習戦略の立て方」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年6月24日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験を迷っている!?保護者必見セミナー 未就学・小学低学年から、親が知っておきたい「中学受験」の実像」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年5月27日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「自分で学習する子の育て方  中学受験、高校受験でも生きてくる「子が自走する学習法」を伝授します」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年5月26日(木)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するオンラインセミナー「6年夏休みに成績を大きく伸ばす6月・7月の過ごし方」にて、講師を担当させていただきました。。

▼2022年4月22日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「家庭学習のやり方を指南  塾に通っているだけで、安心していませんか?」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年4月14日(木)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するオンラインセミナー「夏休みまでに偏差値5UP 6年生GWで成績を上げる10のポイント」にて、講師を担当させていただきました。。

▼2022年3月18日(金)

「「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「頭のいい子が育つ! 学習環境のつくり方」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年2月25日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験セミナーわが子の合格に必要な学習は?」にて、講師を担当させていただきました。

▼2021年12月17日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験・合格する家庭のつくり方セミナー」にて、講師を担当させていただきました。

▼2021年11月19日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験合格つかむ「過去問」使い方セミナー」にて、講師を担当させていただきました。

▼2021年10月22日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験合格つかむ「過去問」使い方セミナー」にて、講師を担当させていただきました。

▼2021年9月24日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「苦手克服し成績を上げるコツ」にて、講師を担当させていただきました。

▼2021年7月16日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「7/16入試にも役立つ夏休み自由研究対策セミナー」にて、講師を担当させていただきました。

▼2021年6月26日(土)

新渡戸文化学園が主催するオンラインセミナー「中学受験へ向かうみなさまへ 中学受験って何? 大切なことは何?」をにて、講師を担当させていただきました。

▼2021年6月25日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「親が知りたい中学受験のキホン」をにて、講師を担当させていただきました。

▼2020年10月14日(水)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験セミナー第2弾!過去問を活⽤する家庭学習のコツ」をにて、講師を担当させていただきました。にて、講師を担当させていただきました。

▼2020年9月29日(火)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験 コロナで変わる!併願校の選び⽅/合格を導くための模試の問題⽤紙・答案⽤紙活⽤法」にて、講師を担当させていただきました。

▼2020年6月12日(金)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するオンラインセミナー「ウィズコロナ時代の中学受験を成功させる夏の過ごし方」にて、講師を担当させていただきました。

▼2020年6月6日(土)

増進堂 受験研究社が主催するオンラインセミナー「学校再開・塾再開にどう向き合うか」にて、講師を担当させていただきました。

▼2020年2月19日(水)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するセミナー「2020年首都圏中学受験 入試分析セミナー」にて、講師を担当させていただきました。

▼2020年2 月6日(木)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するセミナー「2020年関西中学受験 入試分析セミナー」にて、講師を担当させていただきました。

▼2019年10 月11日(金)

淑徳与野幼稚園が主催する講演会「父母講座 我が子への根拠の無い信頼の大切さ」にて、講師を担当させていただきました。

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