6年生 志望校模試を受けた後にやるべきこと

新学期が始まりましたね。

相変わらず多くの都府県では緊急事態宣言下のまま気の抜けない日々が続いています。

子どもの感染者も増えており、大手塾のホームページでも新型コロナウィルス感染症陽性者発生についてのお知らせが目立つようになりました。

海外の臨床試験結果を踏まえ、ワクチンは6月1日より接種対象者が拡大されましたが、それでも現時点では12歳未満の皆さんは接種対象外です。

うがい·手洗い·こまめなアルコール消毒·3密の回避など、基本的な感染予防対策は引き続きしっかり行いましょうね。

気になる症状がある場合はなるべく早く保健所や病院に連絡し、必要とみなされた場合はきちんと検査を受けましょう。

多くの病院では有症時のPCR検査は15歳以上のみを対象としていますが、小児科専門病院などでは、ホームページに記載されていなくても検査を実施している場合があります。

発熱や咳がある、味や匂いを感じないなど、不安な症状がある時はあきらめず確認してみましょう。

心も身体も疲弊しがちな日々ですが、皆さんがこの困難を乗り越え見事合格を勝ち取った暁には、頼もしい学力と同時にたくましい精神力が備わっていることでしょう。

楽しい中学校生活を想像しながら、最後まで一緒にがんばっていきましょうね。

さて、そんなわけで、何があっても受験までのカレンダーは進み続けています。

特に6年生の皆さんは、9月から「四谷大塚/合不合判定テスト」「SAPIX/合格力判定サピックスオープン」「日能研/合格判定テスト」「首都圏模試/合判模試」「早稲田アカデミー/筑駒中オープン模試」などなど、一気に志望校判定模試が目白押しになりますね。

ここからは毎月のように模試を受け、自分の実力と志望校の位置を照らし合わせながら、本番へ向けて様々な調整を行っていくことになります。

そして、模試だけではなく、9月からは授業でもSS(サンデーサピックス)特訓や、後期日特、本格的な過去問演習が始まり、学習サイクルも8月までとはガラリと変わります。

簡単に言えば、8月いっぱいまでの

学習→演習→定期的なテストで現状確認

というサイクルから、

9月以降は

定期的なテスト(模試)で現状確認→弱点を把握し学習し直す→演習

という順序に変わるのです。

模試はいうまでもなく点数や偏差値に一喜一憂するためのものではありません。

模試は「まだ抜けている部分·弱い部分」をあぶりだし、その不足を補い、強化するための重要な情報源です。

結果に喜んだり落ち込んだり騒いだりするだけでは意味がありませんし、

「国語がまだいまいちだなぁ。もう少しがんばらないと」

などと適当な感想を持つだけでは何も変わりません。

大切なのは、各科目でどの分野がまだ抜けているのか、弱いのか、細かく丁寧に分析することです。

たとえば

「物語文は毎回8割を超えているけれど、論説文は平均点に届いていない。特に要旨をまとめるタイプの問題が弱いな」

となれば、

論説文の読み方·解き方がそもそも身についているか確認しましょう。

読む際は何に注目し、どこに線を引いたりチェックを入れたりしながら読むのか。

解く際、特に要旨をまとめる問題では、本文のどういう部分を重視して、どのようにまとめるのか。

「自分の言葉で」「文中の言葉を使って」などの指示は守れているのか。

「60字程度で」と言われたら何字から何字程度が許容範囲か。

マス目の最後に句点(「。」)が来た時、作文の場合はどうする?字数指定の記述の場合はどうする?

などなど······。

読み方·解法·ルール·表記の知識などがしっかり身についているか確かめ、抜けがあれば補い、次回は確実にアウトプットできるよう演習しておきます。

模試の結果を分析する際はなるべく、そのデータを客観的に読み取り、的確に分析することが出来る第三者の力を借りましょう。

できれば長年中学受験指導にあたっている塾の先生や家庭教師、中学受験の専門家に見てもらい、残された時間の中で、あなたの場合はどの部分を、どのレベルから、どのように学習·演習し直すべきかアドバイスを受けてください。

ここから本番までの5ヶ月間は、残された時間の使い方も重要になってきます。

今月から始まる志望校模試を十分活用した上で必要な部分にスポットを当て、最も効率的と思える学習を選択·実行していきましょう。

受験生におすすめの食べものって?

いよいよ9月。後半戦スタートですね。

夏休み中「夜型」になってしまった人、1日中ダラダラとおやつやインスタント食品を口にしていた人は、そろそろ元の生活リズムや食習慣を取り戻しておきましょう。

このごろ特に気になっているのが食習慣の乱れです。

「おやつを食べながらでないと勉強できない」

「甘いものがなくなるとイライラする」

「ものすごく太ってしまって身体が疲れる」

といった声を例年以上に耳にしていますが、皆さんは大丈夫ですか?

1分1秒が惜しまれる受験生にとって、手軽に気分転換出来る「食事」や「おやつ」は唯一の楽しみと言っても過言ではないでしょう。

けれども、度を越した食べ方や栄養の偏りは、皆さんの健康はもちろん、精神面にも様々な弊害を及ぼします。

コロナ禍で在宅学習の時間が増えたことも理由の一つだと思いますが、そうでなくとも受験期間は、ストレスや運動不足で食べものへの依存や肥満の問題が起こりやすい時期ですから、気をつけたいですね。

今日は、そんな受験生におすすめしたい食べものをいくつかご紹介します。

皆さんの健康や体力はもちろん、記憶力や眠気・やる気にも食べものは影響を及ぼしますから、受験生にとっておすすめの食べもの、控えたい食べものについては是非知っておいてくださいね。

私たちの身体は、私たちが食べたものによって作られています。

まずは1日3食、毎日規則正しいリズムでバランスよく食べることが大切ですよね。

その上で、受験生の皆さんにぜひ摂ってほしい栄養素はこのようなものです。

脳の活性化、記憶力向上に役立つ食べもの

DHA

必須脂肪酸DHAを含む青魚が脳に良い、という話は有名ですよね。

DHAは脳の神経細胞の活性化や血流改善を促し、認知機能向上に効果を発揮します。

もう30年近く前のことになりますが、このDHAを添加した「頭脳パン」なる菓子パンが一斉を風靡し、コンビニやスーパーにズラリと並んでいた時もあったんですよ。

つい最近も、東大合格を目指す受験漫画とコラボした商品が話題になっていたようです。

DHAは青魚、特にさばといわしに多く含まれています。

サバ缶でも良いので、ぜひ食事に取りいれてくださいね。

勉強の合間のおやつには、同じくDHAが豊富なアーモンドやくるみなどのナッツがおすすめです。

歯ごたえがあるので、よく噛むことで脳の活性化も期待できます。

レシチン

レシチンは脳の神経伝達物質の活性化に良い影響を及ぼすと言われています。

特に多く含む食品は納豆や豆腐、卵など。

納豆が好きなら毎日手軽にとれますね。

豆腐は白玉粉と混ぜて茹で、みたらしをかけただけでも立派なおやつになります。

10分もかかりませんから、息抜きに親御さんと一緒に作ってみるのも良いですね。

ブドウ糖

ブドウ糖は白米やバナナに多く含まれる栄養素で、脳のエネルギー源になります。

勉強の合間に手を汚さずサッと食べられるバナナはおやつに最適ですね。

ただし、ブドウ糖の摂りすぎには中毒などの弊害も示唆されています

糖分の多い炭酸飲料やスポーツドリンクは最低限にしましょう。

ビタミンB1、B6

記憶力・認知機能向上に効果的と言われている栄養素で、赤身の魚や豚肉に多く含まれています。

集中力アップ=適度なリラックス状態をつくる食べもの

テオブロミン

テオブロミンは集中力や記憶力を高めるといわれています。

休憩時間には、テオブロミンの豊富なチョコレートやココアはいかがですか?

カカオの香りにはリラックスの効果もありますよ。

ウトウトを予防する食べもの

GI値の食べもの

睡眠時間を削っての勉強はおすすめしませんが、時にはそんな日もありますよね。

ウトウト予防には、低GI値の食べ物が良いでしょう。

血糖値が急上昇すると、それを下げるためにインスリンの分泌も一気に増えます。

この急激な変動が眠気を呼ぶと考えられているため、睡眠不足の日には、食べたときの血糖値の上昇速度がゆるやかな低GI値の食べものを選びましょう。

おにぎりはいかにも元気が出そうですが、炭水化物でGI値が高いです。

食事ならば蕎麦やライ麦パン、おやつならプレーンヨーグルトやこんにゃくゼリー、噛むことで眠気覚ましも期待できるリンゴやナッツがおすすめです。

 カフェイン

それでも眠いときには、眠気を取り除くカフェインを摂取しましょう。

緑茶やコーヒー、紅茶などに多く含まれます。

摂りすぎると胃が痛くなったり中毒になってしまったりするので注意しましょうね。

 疲れを取りたいときの食べもの

ビタミンB

ビタミンB1にはぐったりした気分や身体を改善する効果があります。

前述の通り記憶力・認知機能向上にも効果的ですよ。

以上、受験生の皆さんにおすすめの食べものについてお話してきました。

脳に良いといわれる食べ物は、うつや認知症の予防・改善にも効果があると考えられていますから、受験生の皆さんだけでなく、ぜひご家族で食事・おやつに取り入れてみてくださいね。

「受験生の皆さんに避けてほしい食べもの」についても、またの機会にお話しします。

皆さんが、心も身体も健やかに毎日を過ごせますように。

夏休み、残り2週間をどう過ごす?

長かった夏休みもあっという間に残り二週間となりました。

(あと一週間、という地域もありますね)

夏休みが明けるといよいよ本番まで5ヶ月を切るわけですが、この夏を振り返ってみて、皆さんはいかがでしたか?

「我ながらよくがんばった」という人、「うまく時間を使えなかった」という人、様々だと思います。

やり残した事があれば、残りの期間で諦めずやりきりましょうね。

受験生の皆さんは夏休み後半戦も、夏期集中志望校錬成などの特訓講習はもちろん、日々の課題に、宿題に、過去問演習に……とやることがてんこ盛りだと思いますが、夏休みに最も大切なことは日々の「復習」です。

夏の終わりには模試が目白押しですが、実はそこで「あれ?」となる人が毎年たくさんいます。

「毎日塾に通っていたのに!」「過去問をあんなに解いたはずなのに!」

となってしまう原因の多くは、「復習不足」。

ただ漫然と講習を受けたり、試験問題を解いたりするだけでは、アウトプット出来る実力は付きません。

もしもあなたが、夏期講中の日々の復習が不十分だったと思うのならば、今からでも遅くはありません。

ひとまず最も気になる·苦手だと感じる科目だけでも、ぜひ復習してください。

間違った問題を全てやり直す必要はありません。

まずは、いつもお話している宿題の取捨選択と同じように、間違った問題を3段階に分けてみましょう。

◯・・・もう出来る、簡単だと感じる

△・・・ちょっと難しいけど出来る、がんばれば出来るようになりそう

···分からない、難しい

こうして分けたら、△の問題を中心に復習するのです。

時間があるならばにもチャレンジすると良いですが、今回は残り時間がありませんから、△のみ行いましょう。

もしも少し時間が余りそうならば、問題の復習より、△問題の類題に取り組むと良いですよ。

数字や切り口の異なる類題で演習を積み重ねることで、△問題を○問題に変えることが出来ます。

こうして初めて実際の模試や受験で「解ける」実力が身に付くのです。

テキストの問題のどれが△問題の類題に当たるか判らない場合は、保護者の方や塾·家庭教師の先生に「この中のどれが同じパターンの問題ですか?」と聞いてみましょう。

最終的には自分でそれを見つけられるようになるのが目標ですよ。

繰り返しになりますが、夏休みの残りの期間、ぜひ取り組んでほしいことは復習、つまり、もう少し頑張れば理解出来る問題を理解し、テストで得点できる問題に変えることです。

ただでさえしんどい場面の多い受験生の夏。

コロナ禍で常に緊張感を強いられる中での塾通いは気疲れも倍増しますし、外食や行楽でリフレッシュすることすらままならない夏休みは辛いですよね。

入試説明会やイベントが中止になったり、人数制限で参加が叶わなかったり、どのご家庭でも様々なことが思い通りにならず焦りがちな毎日だと思います。

学習時間が十分取れず「9月を迎えるのが不安」という声も、「志望校さえ決めきれていない!」という焦りの声もたくさん聞こえていますが、もしも自分が不安や焦りに飲み込まれそうになっていることに気がつけたら、そこでいったん考えるのをストップしましょう。

マイナス思考のスパイラルに入ってグルグルしていても良いことはありません。

そんな時はいったん机を離れ、伸びをしたり、お茶を飲んだりしてみましょう。

ますます猛威を振るうコロナ禍の現状のもと、不安に飲み込まれそうになることもあるかもしれませんが、そんなときこそ「今やれること·やるべき課題」に視点を移すことが大切です。

8月、あなたがやり残した課題はなんですか?

皆さんが夏休みの残りの期間を、前向きな気持ちで走り抜けられることを願っています。

時事問題 オリンピックが狙われる!

 

 東京オリンピックは大詰めを迎えていますが、日本では金メダルラッシュが続いていますね。

開会式では福島の郡山高校と東京の豊島岡女子学園の生徒さんによる美しい合唱が披露され、話題になりました。

豊島岡女子学園といえば、去年・今年と20人以上の東大合格者を輩出し、関東女子御三家(桜蔭・女子学院・雙葉)に続く「新御三家」として鴎友・吉祥女子とともに注目されています。

今回の活躍で一層人気が出そうですね。

ところで、オリンピックは時事問題で扱われやすい題材です。

多くの学校でオリンピックに関する問題が入試に組み込まれてくるはずなので、オリンピックにまつわる歴史やニュースは、ぜひ確認しておいてください。

具体的に、以下の点はおさえておきましょう。

オリンピック発祥に関する基礎知識

(最初の開催地や、近代オリンピックの基礎を築いた人物など)

これまで日本で行われたオリンピックに関する基礎知識

まず、オリンピックには古代オリンピックと近代オリンピックがあります。

古代オリンピックは紀元前776年にギリシアのオリンピアで始まり、もともとは神様(ゼウス)に捧げる競技祭として行われていました。

宗教上の理由で393年に終わりを告げましたが、それを近代オリンピックとして1896年に蘇らせたのがフランスのクーベルタンです。

クーベルタンは「スポーツを通じて平和な世界の実現に寄与する」ことを目的に掲げ、「平和の祭典」としてオリンピックを復興させました。

ちなみに第一回大会が行われたのはアテネです。

また、過去にオリンピックが日本で開催されたのは以下の3回です。

(1)1964(昭和39)夏/東京オリンピック

(2)1972(昭和47)冬/札幌オリンピック

(3)1998(平成10)冬/長野オリンピック

実は、1940年(昭和15)にも、日本は東京オリンピックの招致に成功しているのですが、その際は日本が自ら大会の開催権利を返上しました。

近代オリンピック史上、招致決定後に開催権を返上したのは唯一日本だけです。

万博との同時開催がネックになっていたこともありますが、最も大きな原因は1937年に始まった日中戦争でした。

国際的にこの軍事衝突が避難を浴び、軍部の反対も高まったことで、最終的に組織委員会はIOCに開催権を返上せざるを得ない状況に追い込まれたのです。

この「幻の東京オリンピック」については、麻布や開成など多くの入試問題で扱われています。

今回の東京オリンピック・2021も、新型コロナウイルス感染症の影響で1年延期された上、ほとんどの会場で「無観客開催」という、異例の大会になりました。

悲願の招致決定にも関わらず理想通り開催できなかった東京オリンピック、という共通項を持つ格好の題材なので、特に1940年の東京オリンピックについては当時の歴史背景をよく確認しておきましょうね。

最後にミニクイズ。中学受験生の皆さんはいくつ答えられるかな?

【問題】

  1. オリンピックの開会式で登場する平和を象徴する鳥は?

2.国際オリンピック委員会の略称をアルファベットで答えよ

3.開会式のパフォーマンスで話題になった、前回の東京オリンピックから始まった、どの国の人にも一目で競技が判るように考えられた絵文字を何という?

4.オリンピックのマークの5つの輪の5色を答えよ 

5.4の5色が採用されたのはなぜ? 

6.5つの輪が表すものは? 

7.アジア初のオリンピックの開催年と都市を答えよ

8.次回2024年のオリンピック開催予定国・都市は? 

【答え】

1.鳩(平和の象徴ですね)  2IOC  3.ピクトグラム  4.赤・青・黄・緑・黒  5.ほとんどの国の国旗をその5色で表すことができるから  6.アジア・ヨーロッパ・南北アメリカ・オーストラリア・アフリカ  71964(昭和39)東京オリンピック  8.フランス/パリ

★結果はどうだったかな?

・全問正解…………君はオリンピック博士?! (クーベルタンもびっくり)

・4~7問正解……なかなかやるね (テレビ観戦は程々にね)

・1~6問正解……凡人(読めるかな?)

・正解なし…………絶句(鳩くらい答えてほしかった)

それでは、引き続き充実した夏休みを送ってくださいね。

息抜きしながら、一緒にがんばっていきましょう。

2022年度入試のデマにご注意

夏休み、いよいよ入試本番に向けた調整の時期になりました。
2022年度入試に関するデータが出揃い、親御さん同士やSNSにおける情報交換が盛んになるタイミングではありますが、ひとつ注意しておいていただきたいことがあります。

近頃ではTwitterの新機能「スペース」なども情報交換に一役買っているようですが、特にこのようなSNSの場で発信される情報を、決してすべて鵜呑みにしないでほしいということです。

ママ友情報も時としてウワサの領域を出ないものがありますが、匿名性の保持されるこのような場では、尚更いい加減で悪質なデマが飛び交っていることもあります。

信頼の置けるプロ講師がテーマを絞って行っている生配信を視聴したり、受験ママ・パパ限定の「スペース」で、同じ立場の人たちと話して息抜きをしたりするのはもちろん構わないのですが、どこの誰だか分からない自称プロ、自称ベテランによる発信には特に気をつけてください。

このような場で流れている情報には、2022年度は○○中学の入試がこう変わるとか、こんな問題が出るというものに始まり、「願書はあくまでも現地申込みが有利(郵送は不利)」だとか、「ひとり親家庭は不利」、「入試前に感染予防を理由に学校を欠席すると落とされる」、「2022年度入試はコロナ禍で私立を断念する家庭が多いから狙い目!」といった、時代錯誤な都市伝説や、全くデータや実状にそぐわない、もしくは根拠のないものが横行しています。

たとえば入試直前期、体調管理やインフルエンザ・新型コロナウイルスなどの感染予防、学習の最終調整のために小学校を休むことはひとつの選択肢です。
ご家庭の方針で小学校は一切休ませないというケースはあるかと思いますが、休むことで不利な扱いを受けることはありませんので安心してください。

調査書への影響が不安という方もおられますが、基本的に1月には提出が済んでいる場合がほとんどでしょう。
桜蔭中学校も、調査書に必要な出席状況は6年生の12月までとしています。

万が一のコロナ感染の場合のために振替日程を設けてくれている中学校もありますが、もちろんそうでない学校もありますから、入試直前の欠席に関してはよくご家庭で話し合い、悔いのない選択をしてくださいね。

学校選びにおいても、受験にまつわる様々な選択肢においても、最終的に最も信用できるのは、学校説明会や塾で公開される一次情報と、ご自身で見聞きされたこと、そして本当に長年中学受験に携わっているプロ講師や専門家の言葉です。

中学受験は主に小学校3年生の2月からスタートしますから、3年間という長い戦いの終わりがようやく見え始めた時、何が何でも合格したいと気が焦り、わらをもすがる気持ちになるのは当然です。

しかし、そんなときほど冷静に、ママ友情報やSNSで流れてくるあやしい情報に惑わされないように気をつけましょう。
そのような情報には、時として「(塾や個人が)ライバルを蹴落とすためのデマ」や「ビジネスのためのデマ」が混じっていることもお忘れなく・・・・・・。

ブレないメンタルを作るために、一度ご家族でしっかり話し合い、現時点でのご家庭の方針を定めておくことがおすすめです。

そもそも何のために受験するのか。中学校でどんな毎日を送りたいのか。
情報の荒波に飲まれがちな夏休みにならないよう、ひとつひとつご家族で確かめ合い、すり合わせ、来たる受験に向けた強固な軸を作っておきましょう。

まだまだ厳しい状況の中、2022年度入試に向けて果敢に挑む中学受験生の皆さんを心から応援しています。

夏休みをどう過ごす?

先日、そろそろ夏休みのスケジュールと塾の夏期講習日程をにらめっこし、具体的な予定に落とし込んでいきましょう、とお話しました。

さて、皆さんの準備は万端ですか?

「毎日の勉強に追われて何も決まっていない」「夏期講習を受けるかどうか迷っている」そんな声も聞こえているので、今日は夏休みの過ごし方についてお話しますね。

夏休みに大切にしてほしいことはいくつかあります。

・規則正しい生活を送る。(どの時間帯に何を勉強するかもふくめ)

・講習期間の毎日の復習と、志望校に向けた弱点克服を最優先にする。

・過去問(有名中から始めましょう)

・塾が無い日の過ごし方(勝負どころです)

まず、規則正しい生活について。

普段から大切なことですが、夏休み中もなるべく同じ時間に起床・就寝しましょう。

ノッているからと深夜まで勉強したり、今日は集中できないからいいやと夕方から爆睡したりするのはもってのほか。

翌日眠くて授業中に船をこぐようでは本末転倒ですし、眠りすぎも体調やリズムを乱す原因になります。

どの時間帯に何を勉強するかも含め、夏休みの1日のスケジュールはあらかじめ組んでおきましょう。

朝は頭を目覚めさせるために計算や漢字ドリル、記憶に残りやすい就寝前は暗記物など、楽しく計画してみてくださいね。

次に夏期講習についてです。

塾からは、基本の講座はもちろん、たくさんのオプション講座を勧められるかもしれません。

サピックスの算数は先日お伝えしたように「予習型」ですから、夏期講習中もどんどん先へ進みます。

こちらは休んでしまうとその後が大変になってしまうので安易なことは言えませんが、日能研や浜学園、希学園の夏期講習は「復習型」、つまり「これまで習ったことをあらためて総復習する機会」ですから、場合によっては受講しない選択も取りやすいですね。

 

周りや教室の先生の言葉に惑わされず、学習状況を科目ごと・客観的に分析し、「抜け・弱点強化」を最優先事項として、どの講座を受け、どの講座を外すか考えてみてください。

必要ならば他塾の夏期講習講座を視野に入れても良いでしょう。

塾はひとつでも多くの講座を受けてほしいものですし、「君の場合、この夏は夏期講習を受けるより家庭教師や個人塾で○○の弱点克服に取り組むのが得策だよ」とは、なかなか言えませんよね。

決める際は、できるだけ中学受験の専門家やプロ家庭教師など、第三者の意見も聞いてみることをおすすめします。

そして、過去問について。

このコラムを長くお読みくださっている方には繰り返しになってしまいますが、志望校(特に第一志望)の過去問を急ぎすぎないことが肝心です。

グノーブル、サピックスをはじめ、多くの大手中学受験塾では夏期講習から「有名中」に取り組み始めます。

今の実力がどれくらい通用するのか、入試問題とはどんなものなのか。

時間配分の感覚、近年の全体的な出題傾向。

「なんとなくわかっている」では得点に結びつかないということ。

過去問に取り組むことで発見できる事実・感覚はたくさんあります。

けれども、過去問は一度手を付けてしまえば、本番と同じ初見という条件で再度取り組むことは出来ません。

例えば国語では文章を覚えていて読む時間が半分で済んでしまったり、社会の年号や用語は答えを暗記してしまったりするかもしれません。

これでは、本当に実力が備わり、いざ実践、果たして第一志望に自分は歯が立つのか?!というときに、正確な状況が分からなくなりますよね。

ですから、夏休みに入るなり第一志望の過去問を解くのはやめてください。

ただし、10年前の過去問などを入手し、それにチャレンジしてみるのはアリです。

お子さんの性格によりますが、結果を見て(7月下旬では合格点には遠く及ばなくて良いのです)グンと士気が上がる場合もあります。

 解いたら解きっぱなしにせず、しっかり解き直しをしてくださいね。

最後に、塾が無い日の過ごし方について。

ついついだらけてしまいがちなこの1日の過ごし方に、夏休みの勝敗がかかっているといっても過言ではありません。

夏休み、最も大切なのは、どの塾でどの講座を取るか、いかに楽しみを封印し、睡眠時間を削るかではありません。

塾や家庭教師から離れた自分ひとりの時間を、いかに充実させて過ごせるか。

これこそが大切なのです。

そのために、夏休みのスケジュールを組む際には「塾が無い日」のベーススケジュールも必ず組んでおきましょう。

その際は、まずお子さん自身で一通りまとめてから、ご家族や塾・家庭教師の先生らと相談するのがおすすめです。

誰かに押し付けられたスケジュールより、自分で組んだスケジュールの方が、きっと前向きな気持ちでこなしていけると思いますよ。

皆さんの夏休みが充実したものになることを願っています。

志望校に足を運びましょう

先日、サピックスから全国主要295校の学校情報を掲載した「2022年度入試用中学受験ガイド」が発売されました。

日能研からは全国主要校の受験日程・合格可能性80%ラインをまとめた「2022年入試 予想R4一覧」が公表されており、10日には2022年度都立中高一貫校の適正検査実施要綱も発表になりましたね。

2022年度入試もいよいよ現実味を増して来ていますが、受験生の皆さんはどんな気持ちで過ごしていますか。

新型コロナウイルス感染症の影響で学校や塾の予定がめちゃくちゃになろうとも、気になる中学校の説明会や文化祭が延期や中止になろうとも、本番へのカウントダウンは容赦なく進んでいきます。

学習の遅れや、受験校検討の材料不足についてはもちろん、コロナ禍の受験そのものが不安になっている人もいるかもしれませんが、どうか皆さんには落ち着いて受験勉強に向き合って欲しいと思っています。

2021年度入試では、ほとんどの学校が新型コロナウイルス感染症に際した様々な対応を行っていました。

たとえば桜蔭中学校では、対面での接触を避けるため、例年実施されている面接を口頭から記述方式に変更し、メディアや塾関係者には当日の取材やビラ配りの自粛を呼びかけました。

麻布中学校では「3密」を避けるため受験番号に応じて入室時間帯を区切り、開成中学校では新型コロナウイルスに罹患した場合もしくは罹患が疑われる場合の追試日程を設けました。

また一部では、小学校の学習状況の遅れを考慮して出題範囲の制限を行った学校もありましたね。

今のところ、2022年度入試における出題範囲の制限をすでに決めている学校は無いようですが、万が一感染状況が著しく悪化した場合は、そのような配慮が行われることもあるでしょう。

先日のブログで、6月は受験校検討にもってこいだとお話しましたが、今年もやはり木なる学校の文化祭や説明会に「リアル」で参加することはなかなか難しい状況です。

しかし、それらがオンラインで開催されているのはもちろん、学校によっては事前相談・予約することで校内を個人的に案内してもらえる上、教室内まで招き入れ授業を見せてくれたり、1対1で受験相談を行ってくれたりするところもあります。

気になる学校については公式ページをよくチェックした上で、ぜひオンライン説明会に参加したり、個人的に受験相談や学校見学を依頼したり、どんどんアタックしてみてください。

また、余談ですが、学校は訪問者(受験生)の学年や名前を記録しています。

基本的に訪問の有無や当日の服装・態度などは一切受験の結果に影響しないと考えられますが、見学の際に案内してくれた先生が受験当日の面接官だったという話はよくある話です。

面接官も人間ですから、「この子は学校見学に来たとき、一生懸命自分に質問をしていたなぁ、メモを取って回っていたなぁ」と思い出すでしょうし、何よりお子さんも心強く感じるでしょう。

もしくは合不合のボーダーラインに数名が横並びになった場合、たとえばオンライン説明会にさえ参加していない人と、学校開催のイベントには全て参加し、実際に現地へも足を運んでいた人ではどうでしょうか。

ボーダーラインの生徒を合否で振り分けるとき、そのような記録資料が一切参考にされないのか、と考えたことがある方も多いのではないでしょうか。

なんともいえませんが、さまざまな意味で学校見学はおすすめしたいと思います。

そして、そんなことよりなにより大切なのは、あなたが自分の足で志望校を訪れ、実際の授業や部活の雰囲気を味わうこと、先生や生徒の様子を目にすることで得られる感動と喜びが、あなたの強力なモチベーションになり得るということです。

2022年度受験を目指す皆さん、どんなときもあせらず、共にがんばっていきましょう。

5年生の算数 夏の最重要事項は

主任相談員を務めさせていただいている、中学受験のポータルサイト「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」主催の月例セミナーを続けています。

毎月、お通いの塾やご家庭の状況に合わせて、できるだけベストに近い学習サイクルを過ごしていただくためのガイドになればと思いつつ続けているのですが、昨日はその5年生、6年生向きの6月セミナーでした。

セミナーでもお話ししたのですが、この時期の5年生の算数で最も大切なのは、割合や比の感覚を身につけるということです。

サピックス・・・6月上旬〜7月上旬

日能研・・・6月中旬〜7月中旬

四谷大塚・・・3月上旬〜4月中旬

早稲田アカデミー・・・3月上旬〜4月中旬

浜学園・・・6月中旬〜7月中旬

塾によって前後はありますが、どの塾も夏休みまでにいったん「割合」「比」の学習を終え、夏期講習でもう一度しっかり割合と比についての考え方から応用力までを身につけるというスケジュールになっているわけです。

サピックスを例にとると、6月〜7月に4週にわたって「割合(1)」〜「割合(4)」があり、さらに夏期講習の授業でも「比と割合(1)」〜「比と割合(4)」の4回、そしてまた別に「比と図形」という回もある念の入りようです。

他の塾でも程度の差はあれ、同じように念入りに「割合」「比」に関する学習が行われます。

算数において割合と比がいかに大切かがわかりますね。

5年生の算数における最重要単元である「割合」「比」を完成させる夏休み。

5年生は、そんな目的意識をもって過ごしていただければと思います。

セミナーでもお話ししていますが、サピックスの夏期講習は「予習型」です。

日能研や浜学園・希学園の夏期講習会は「復習型」つまり「これまで習ったことをあらためて総復習する機会」なのですが、サピックスはそうではなく「夏期講習中もカリキュラムが進み続ける」という過酷なカリキュラムです。

その中でこの夏、何を最重要事項として取り組むべきかは、上記の「比と割合」を含め、あとはお子さんそれぞれの課題ということになりますね。

一学期の学習でお子さんが「できたこと」「できなかったこと」を冷静にピックアップし、優先順位をつけましょう。

その際、利用するのは月々のマンスリーテストの結果がいいでしょう。

正答率表を見ながら、お子さんが間違った問題で正答率の高かったものに印を入れ、「みんなができているのにお子さんができなかった問題」がどの単元に多くあるか、ぜひ夏が始まるまでに準備しておいてください。

準備さえできれば、あとは「いつやるか」です。

夏休みのスケジュールと、そろそろ出てきた塾の夏期講習日程とにらめっこし、具体的な予定に落とし込んでいきましょう。

今から準備しておいて丁度いいくらいだと思います。

ぜひ行動に移してみましょう。

塾別・学年別 「今月の学習プラン作成」セミナー

詳しくはこちらから

世界遺産をチェックしよう

写真は伊達市の北黄金貝塚です。広い草原に夕日が映えて美しいですね。

今年の7月、日本に新たな世界遺産が登録される見通しとなりました。
一つは、こちらの貝塚を含む北海道・北東北の縄文遺跡群。
もう一つは、独自に進化した固有種や亜種が多く生息していることから「東洋のガラパゴス」とも称される奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島です。

ところで中学受験生の皆さんは、そもそも世界遺産の目的が何であるか、だれが審査・認定を行っているか知っていますか?

まず、世界遺産の目的は、「人類共通の文化遺産と自然遺産を守る」ことです。
ですから、認定されることで注目され訪れる人が増えたり、歴史的に価値のあるものを未来に向けて守りやすい環境ができるなどメリットがある一方、それらを守るために数々の義務が発生し、これまで以上に管理が難しくなる難点もあります。

次に、世界遺産条約に基づいて候補地を募り、世界遺産の審査・認定を行う組織ですが、それらは UNESCO (ユネスコ) という、国際連合の関連機関が行っています。
正式名称である「国際連合教育科学文化機関」は入試で問われることも多いので、正確に覚えておきましょうね。

また、 世界遺産には人類が築いた建造物や遺跡を指す「文化遺産」、地形や生態系を指す「自然遺産」、それらの「複合遺産」の3種類があることも確認しておきましょう。
特に皆さんが勘違いしていることが多いものが、富士山です。
こちらは自然遺産ではなく文化遺産なので気をつけてくださいね。

中学受験の社会科では「地理」「歴史」「公民」に加え、時事問題を扱う学校がほとんどですが、中でも世界遺産に関する問題は毎年必ずと言ってよいほどどこかしらの学校で出題されています。
最低限、日本の世界遺産は全て言えるようにしておきましょう。

ちなみに入試に取り入れられる時事問題は大体その年の夏までのニュースですから、この夏に「北海道・北東北の縄文遺跡群」、「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」が正式に登録されれば、入試にはもってこいの最新ネタです。
多くの学校で、新たな日本の世界遺産に関する出題が相次ぐことが予想されるので、これらの候補地の位置を地図帳で確認しておくのはもちろん、それぞれの土地にまつわる歴史、気候・風土や特産物についても確かめておくと良いと思います。
入試では世界遺産を切り口に、それらを絡めて問われることも多いですよ。

また、日本で初めて世界遺産に認定された、1993年登録の「屋久島」・「白神山地」・「法隆寺」・「姫路城」や、「原爆ドーム」、「富岡製糸場」に関する出題は、年度によらず頻出です。

「知床」や「厳島神社」のように、特殊な読み方・書き方をする世界遺産も好んで扱われるので、新たな2つの候補群と合わせて、漢字で書けるようにしておいてくださいね。

サピックスの生徒募集停止について

さわやかな季節はあっという間に過ぎ去り、青空が恋しい今日このごろですね。

今年、沖縄の梅雨入りは5月5日頃と平年より5日早い程度でした。

しかし、そこから梅雨前線は一気にスピードを上げ、続く九州・四国・中国・近畿・東海地方は、平年より25日前後も早く梅雨入りしています。

関東も先週の日照時間は平年の5%しかなく、すでに曇天や小雨が続いていますね。

どうせなら梅雨入りも梅雨明けもグッと早まり、夏休みはカラッと晴れてほしいものです。

ところで、ここ数年、サピックスの校舎で入室を断られたという話をよく耳にしていましたが、ついに公式ページに『募集停止の校舎一覧』なるものが掲載されました。

校舎・学年により状況は異なりますが、一覧表によれば、白金高輪校舎・大井町校舎・練馬校舎などはすでに全学年で生徒の募集が停止されています。

サピックス入室を検討中の受験生・ご家庭にとっては非常に不安になるニュースのようで話題となっていますが、今日はこの状況について少しお話したいと思います。

まず、募集停止の理由についてです。

大手中学受験塾の中でも特に御三家に強いことで人気のサピックスですが、以前は3・4年生からの入室が一般的でした。

ところが近年は、「席が確保できなくなる」という噂や、共働きの親御さんが増え、学童代わりに入室を考えるご家庭が増えた背景などから早期入室希望が増えています。

一昨年末からはコロナの影響で在宅ワークのご家庭も増えたので、お子さんが塾で勉強をしてくれた方が好都合という理由も、早期入室の増加に多少影響したと思われます。

しかし、新規生徒の「募集停止」は、決して塾の人気上昇や需要増加による「満席」が理由とは限りません。

実は、サピックスに限らず相次ぐ大手塾の「募集停止」には、塾側の切迫した理由があるのです。

はっきり言うと、それは「塾の合格実績を下げたくない」から。

もっとはっきり言えば、「成績優秀な生徒のために席を残しておきたい」からです。

低学年の時点では3・4年に比べ成績の差がつきにくく、入室テスト一つでその生徒の意欲や合格可能性を測り切ることも困難です。

たとえその時点で生徒が優秀な成績だったとしても、入室後もしっかり勉強に励み、難関校合格を見事勝ち取ってくれる保証はないわけです。

実際、数年前から低学年の募集に本格的に力を入れ始めたグノーブルやサピックスですが、当時一斉入室した生徒たちの最終的な合格実績は芳しくないものでした。

そのような背景もあり、多くの大手塾が低学年で受け入れる生徒の定員を調整し、より合格可能性や意欲をジャッジしやすい3・4年生以降の時点で優秀な生徒を取る作戦に出ていると考えられます。

ですから、数年前に低学年クラスを一気に増設し、大量受け入れをしてしまった生徒ですでに高学年までいっぱいの校舎は別として、多くの校舎では中・高学年の生徒については通常通り募集をかけています。

「校舎状況に変更がある場合には、募集を再開する可能性があります」とわざわざコメントがあるように、現在低学年が募集停止となっている校舎も、3・4年次に再び募集をかける可能性が高いでしょう。

現在募集停止されている低学年のお子さんにも、おそらく再び入室のチャンスは巡ってきます。

サピックス入室希望ではあるけれど、低学年からの通塾は望まないというご家庭も、無理に入室を急いだりあきらめたりすることはないと思います。

個人塾や家庭教師を活用して、虎視眈々とその機会に備えてくださいね。

また、募集停止中であっても、入室テストを兼ねた6月13日(日)実施の夏期入室テストは受けられますから、実力試しに受験してみるのもおすすめですよ。

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▼2022年11月18日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「<志望校・併願校の決め方 校風、偏差値と問題傾向から決める! 合格するための受験校の選び方」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年10月28日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「小学4・5・6年生対象 めざせ合格「過去問」の正しい使い方」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年9月30日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「飛躍的に成績を上げる!苦手克服 勉強法」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年9月10日(木)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するオンラインセミナー「【4・5年生】9月から偏差値10UPを狙うオンラインセミナー  毎年2学期に成績を上げるご家庭がやっている10個のこと」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年8月5日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験の「基本のキ!」令和4年度版 最新の中高一貫校の選び方から受験の傾向まで全部分かる!」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年7月21日(木)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するオンラインセミナー「【2022年夏】確実に成績が上がる夏期講習の受け方 3つのポイント」にて、講師を担当させていただきました。。

▼2022年7月8日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「夏休みの学習計画!うまくいく方法  夏期講習を有効活用して力をつける!学習戦略の立て方」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年6月24日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験を迷っている!?保護者必見セミナー 未就学・小学低学年から、親が知っておきたい「中学受験」の実像」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年5月27日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「自分で学習する子の育て方  中学受験、高校受験でも生きてくる「子が自走する学習法」を伝授します」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年5月26日(木)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するオンラインセミナー「6年夏休みに成績を大きく伸ばす6月・7月の過ごし方」にて、講師を担当させていただきました。。

▼2022年4月22日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「家庭学習のやり方を指南  塾に通っているだけで、安心していませんか?」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年4月14日(木)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するオンラインセミナー「夏休みまでに偏差値5UP 6年生GWで成績を上げる10のポイント」にて、講師を担当させていただきました。。

▼2022年3月18日(金)

「「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「頭のいい子が育つ! 学習環境のつくり方」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年2月25日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験セミナーわが子の合格に必要な学習は?」にて、講師を担当させていただきました。

▼2021年12月17日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験・合格する家庭のつくり方セミナー」にて、講師を担当させていただきました。

▼2021年11月19日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験合格つかむ「過去問」使い方セミナー」にて、講師を担当させていただきました。

▼2021年10月22日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験合格つかむ「過去問」使い方セミナー」にて、講師を担当させていただきました。

▼2021年9月24日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「苦手克服し成績を上げるコツ」にて、講師を担当させていただきました。

▼2021年7月16日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「7/16入試にも役立つ夏休み自由研究対策セミナー」にて、講師を担当させていただきました。

▼2021年6月26日(土)

新渡戸文化学園が主催するオンラインセミナー「中学受験へ向かうみなさまへ 中学受験って何? 大切なことは何?」をにて、講師を担当させていただきました。

▼2021年6月25日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「親が知りたい中学受験のキホン」をにて、講師を担当させていただきました。

▼2020年10月14日(水)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験セミナー第2弾!過去問を活⽤する家庭学習のコツ」をにて、講師を担当させていただきました。にて、講師を担当させていただきました。

▼2020年9月29日(火)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験 コロナで変わる!併願校の選び⽅/合格を導くための模試の問題⽤紙・答案⽤紙活⽤法」にて、講師を担当させていただきました。

▼2020年6月12日(金)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するオンラインセミナー「ウィズコロナ時代の中学受験を成功させる夏の過ごし方」にて、講師を担当させていただきました。

▼2020年6月6日(土)

増進堂 受験研究社が主催するオンラインセミナー「学校再開・塾再開にどう向き合うか」にて、講師を担当させていただきました。

▼2020年2月19日(水)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するセミナー「2020年首都圏中学受験 入試分析セミナー」にて、講師を担当させていただきました。

▼2020年2 月6日(木)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するセミナー「2020年関西中学受験 入試分析セミナー」にて、講師を担当させていただきました。

▼2019年10 月11日(金)

淑徳与野幼稚園が主催する講演会「父母講座 我が子への根拠の無い信頼の大切さ」にて、講師を担当させていただきました。

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