■5年生は大切な単元を習う時期 9月に入りました。 6年生は後期の日曜特訓が始まり、本格的な入試対策の時期に入っていきます。 そして5年生は、各塾で算数の重要な単元を習う時期です。 サピックスの5年生は、9月に速さに関連した文章題を学習します。 旅人算、通過算、流水算、時計算などです。 いずれも図をかいて解くことが大切ですが「なぜその図をかいて解くのか」を常に意識することが大切です。 ■速さの問題といえば・・・ 速さの問題を解くときの図といえば、線分図やグラフ(ダイヤグラム)が代表的ですが、この2つの図にはそれぞれ特性があります。 ふつうの旅人算、通過算や流水算などは、線分図で処理することが多くなります。 線で表すことで、2つの点の位置関係などがわかりやすく表せるからです。 しかし「時間」という要素がポイントになる問題では、グラフのほうが適していることが多いのです。 グラフは、時間を横軸、距離を縦軸としてかかれることが多く、時間を目に見える形で表せるからです。 一方で「時間」が大切な要素となる問題の中でも「Aくんがスタート地点から●●mのところにいるときにBくんは・・・」といったタイプの問題では、位置関係を線分図で確かめたほうがわかりやすかったりもします。 一律に「速さの問題はこの解き方で」というようなものはなく、問題のタイプによって図や解法を選ぶという力が求められ始めるのが、5年生の秋の時期です。 問題をたくさん解くことも大切なのですが、1問1問「どうしてこの解き方で解いているのか」を考えることが何より重要です。 お子さんに「どうしてその解き方で解いているの?」と聞いて「先生がこうやって解くって教えてくれたから」というような返事が返ってきたら要注意です。 ■夏が「バタバタ」だったなら 夏休み、夏期講習に参加したお子さんは、とても忙しい毎日を過ごしたと思います。 毎日追われるように宿題をしていた印象があるなら、9月に勉強のしかたを変えましょう。 重要単元を習う9月以降、「こなす勉強」に陥っては、大切な時期にスランプを迎えることになります。 そんなこともあり「勉強のしかたを成績が上がるスタイルに変える」セミナーを新宿で開催することとなりました。 大切な学年の後半、次の学年にうまくつながる「成績の上がる学習のしかた」を学年別にお伝えします。 無料ですので、ご都合のつく方はぜひご参加ください。 詳しくは ↓↓↓
https://katekyo.mynavi.jp/juken/event/8105
投稿者: 西村 則康 Page 17 of 60
■宿題が回らない9月
夏休みも終盤ですね。
この時期、多くの親御さんから同じようなご質問、ご相談を受けます。
それは「夏期講習って何だったんでしょう・・・」というもの。
大量の宿題をこなした割には、力がついた気がしないとか、結局たくさん「消化不良」のものが残ってしまったというご相談です。
そうはならないようにと臨んだ夏、それでもフタを開けてみれば「追われるように過ごしているうちに終わった」と感じている親御さんは多いと思います。
先日も「夏期講習の途中でモチベーションが下がってしまい、やれなかったことがたくさん残っているのですが、やるべきでしょうか?」というご相談をいただいたのですが、必ずしも全部こなさなくてもいいと考えています。
「やれなかった」「できなかった」という思いをもって8月を終わってしまうと、2学期にお子さん、親御さんにかかってくるフラストレーションがかなり大きくなってしまうからです。
運動会や音楽会、学芸会や社会見学など学校行事が目白押しなのが、2学期です。
運動会などは当日もそうですが、準備が大変です。
お子さんも相当体力を奪われます。
ただでさえ「宿題がまわらない」となりがちな2学期に、8月にやれなかったことを持ち込むより、むしろ一旦「ご破算」にして9月を迎えるというのも一つの方法です。
■セミナーを行いました
8月24日(金)は横浜、そして25日(土)は新宿でセミナーに登壇させていただきました。
24日は個別指導教室のSS-1の横浜校開校記念、そして25日は日経新聞主催ということで、場所は違えど今のお母さんたちの興味は9月からの学習法。
特に6年生は「インプット中心の学習」から「アウトプット中心の学習」に変えていくというのが秋からの大きなテーマです。
どんどん問題を解き、自分に足りなかったものや抜け漏れを発見して補充していく学習。
基礎学力はじゅうぶんついたという前提で、どんどん授業が進められます。
特に日曜に行われる志望校別特訓では、この傾向が強い授業になります。
これまでのような「習う⇒復習⇒宿題」という順が「演習⇒確認⇒知識や学力の補充」という順に変わるということです。
あやふやだったり不安のある単元は、この授業と並行して「穴埋め」していかなければなりませんね。
祝日や都民・県民の日、学校の創立記念日など、使える休日のチェックも大切です。
6年生がこれからつけていかなければならないのは、得点力だというお話は、どちらのセミナーでもさせていただきました。
さて、6年生はここからが本当の勝負どころ。
気を引き締めていきましょう。
■関西で座談会を行います
夏の終わり、メルマガ会員の方たちからのご相談として多いのが、以下のようなことです。
・宿題に追われてばかりで、夏の勉強が身についた気がしません
・夏の途中ですっかりやる気を無くしてしまいました・・・
・平常授業と夏期講習の両方があって、すごく大変でした!
・復習と聞いていたのですが、進むのが早くてよくわからなかったようです。。。
・途中途中のテストでは結果が出ていたのですが、すぐに忘れるのではと心配です
夏期講習期間中も平常授業が続くというパターンは、混乱するお子さんが続出しかねない量の宿題になります。
また、これまでの復習という内容であっても、ふだんは週あたり1つの単元しか進まないところが、夏は3つ、4つと進み、どうしても宿題に追われます。
そんなこともあり、意外に(?)夏の成果を感じられないという方が多いのです。
だから今回は、9月を機に勉強のしかたを変え、確実にお子さんに結果を出させてあげたいと強く思っておられる方を対象としました。
関西の方、よければご参加ください。
===座談会概要===
対象:中学受験を目指す5年生までのお子さんのお父さん・お母さん
日時:2018年9月6日(木) 13時〜14時30分
場所:イオンコンパス大阪駅前会議室(大阪駅前第2ビル15階)
定員:8名(先着)
参加費:5000円/1名
相談員:名門指導会のプロ家庭教師・西村則康・辻義夫
持ち物:お子さんの過去3ヶ月分の大テスト(公開テスト・実力テストなど)の成績結果・問題・ご本人の答案、計算用紙など一式
お子さんがふだん使っている塾のノートなど
詳しくは: https://zadankaiw-3.peatix.com
※Peatixという決済システムにアカウント作成またはTwitter,Facebook,Google アカウントでログインする必要があります。
お盆が終わりましたね。
お子さんたちは、また夏期講習の毎日に戻ったでしょうか。
忙しかったとはいえ、夏期講習の最終タームが終わったら、数日間のお休みがあるお子さんが多いと思います。
この休みを大切に使って、学校の宿題(の残り)はもちろんですが、夏期講習でできなかったこと、9月に向けて準備しておきたいことをやりたいですね。
今回は各学年、9月からのことを少し見通しておきましょう。
■6年生は、9月から塾の志望校別特訓が本格的に始まります
サピックスのSS(サンデーサピックス)、日能研の後期日特といった講座です。
徐々に、平常授業からそれらの志望校別講座に、学習の中心を移していきましょう。
希望する学校の志望校別コースに入れたのなら、そこで行われる授業を最大限に活用し、コース内での順位を上げていく努力をするのです。
お通いの塾で、お子さんの志望校に合格できるのは何人くらいか。
塾の模試の順位から考えて、合格ラインに達しているのか。
各塾で行われる学校別の模試、志望校判定模試などの結果を参考にしましょう。
ただ、皆が万全の準備で9月を迎えているとは限りません。
たとえば、希望する志望校講座のコースに入れなかった、というお子さんもいるでしょう。
また、希望する学校のコースがお通いの塾にない、というお子さんもいると思います。
希望する志望校講座のコースに入れなかったのなら、その目標をいつまでに達成するのか。
それができなければ、いつの時点で方向修正をするのか。
そういったことを現実的に考える必要があります。
希望する学校のコースがお通いの塾にないのなら、代替案として個別指導教室や家庭教師を利用するのか。
特に6年生のお子さんの親御さんは、現実的に考えることがたくさんあって大変ですが、今から考えておきましょう。
■4年生・5年生は秋から「ギアチェンジ」ですが・・・
4年生・5年生は、秋から学習内容が1ランクアップすると考えておきましょう。
学年のカリキュラムも中盤にさしかかり、春・夏と学んできたことを応用、発展的に使う単元がどんどん出てきます。
一方、9月、10月といえば、学校行事。
運動会、音楽会、学芸会、社会見学・・・
行事やその準備でヘトヘト、という日もあると思います
そんな中で、これまでより難しい単元もどんどん出てくるわけです。
宿題がうまく回らない、そんな週もあると思います。
「難しい単元なのに、こんな調子じゃクラスが・・・」
気が気じゃないとは思いますが、9月・10月はちょっと我慢です。
秋の「積み残し」を何とかする時間は、必ず冬にやってきます。
まずは「秋は学校が忙しくて、ちょっと我慢が必要になるかも」と心づもりをしておくことが大切です。
さあ、秋に備えましょう。
お盆ですね。
お子さんたち、夏の勉強の振り返りはできているでしょうか。
6年生以外のお子さんたちは、家族旅行を楽しんでいるところかもしれませんね。
お盆とは、先祖の霊が戻ってきて、またあの世に旅立っていくという日本古来の先祖供養の儀式。
ご飯、餅、キュウリで作った馬やナスで作った牛などを飾って先祖を迎えるなど、地域や宗派によっても違う供養の方法などをお子さんに教えてあげるのも、大切なことですね。
■9月からの勉強の「心づもり」を
ほっと一息、というお盆の時期かもしれませんが、一方で9月からの勉強に関して「心づもり」をしていただきたい時期でもあります。
各学年、9月からの塾の勉強は、ギアが一段上に上がります。
サピックスの5年生では「志望校診断サピックスオープン」が実施され、日能研のカリキュラムも「ステージⅣ」に入ります。
算数では夏に学習した割合や比を使った応用単元がどんどん出てきます。
これらをどんどんこなしていくためにも、夏の学習を充実させておくことは大切なことです。
ここまでの勉強が「夏期講習の宿題をこなすだけ」になっていなかったか見直し、残る半月の過ごし方を変えることで、9月の新学期をいい形で迎えたいですね。
■「学校がある時間帯」で8月末を過ごす
8月末の数日、多くの塾では夏期講習が終わり、お休みになります。
その数日、夏期講習の復習や総括、8月末や9月のテスト対策、そして学校の宿題にあてる時間など、お子さん、ご家庭によって時間の使い方、予定はさまざまだと思います。
おすすめなのは、その数日は学校がある日と同じ時間帯で過ごすことです。
夏休みということで、夏期講習があるとはいえ「ふだんの平日」とは違った毎日を過ごしてきたと思います。
夏休みを終え、また学校が始まります。
時間感覚を「ふだんの平日」に戻す意味で、8月末の数日は朝8時から午後3時くらいの間に勉強を済ませるようなスケジュールで動いてみるのです。
実際には、9月に学校が始まると行事なども多く忙しい毎日になります。
8月末の数日から体を慣らしておくことで、よい2学期のスタートを切ってください。
■思い切って取捨選択を
ここまでの夏の学習がうまく進んでいないと感じるなら、思い切って残りの夏期講習の宿題は取捨選択するのも一つの手です。
「絶対に必要なもの」だけに宿題を絞り、残った時間でここまでに習った単元の復習、夏期講習中に行われたテストの直しなどにあてるのです。
夏のがんばりの結果は、9月にすぐに出ないと以前にも書きましたが、お子さんが「夏にこれだけがんばった」と感じることも重要で、それをお父さん、お母さんがこの8月の後半にプロデュースしてあげるのです。
夏休み終盤、上手に過ごしていい形で9月を迎えたいですね。
早くも8月。お盆が近づいていますね。
連日の猛暑ですが、お子さんたちは体調を崩していないでしょうか。
■お盆はこれまでの「総括」を
長い夏休みですが、すでに二週間が過ぎました。
今週末くらいからはお盆の期間が始まりますね。
塾によって、また学年によっても違いますが、少しまとまったお休みになる子が多いと思います。
もうすべきことは決まっているでしょうか?
夏期講習は数日間の塾の日と1日のお休み、の繰り返しであることが多いですが、「やりきれなかったこと」はあるでしょうか。
数日間ぶんの復習や宿題、1日の休みで処理しきれたでしょうか。
そして何より、「あたふた学習」になっていなかったでしょうか。
「あたふた学習」というのは、やるべきことが多すぎて「とにかく宿題をこなすだけ」の学習で、これに陥ってしまうと「がんばった割には成果が出ない」という結果になりがちなのです。
ここまでの二週間を総括し、お盆にやることを具体的に決めましょう。
日能研は何日かに1回テストがあったと思います。その結果も復習の参考になりますね。
お盆休みの初日に、ここまでで気になった単元、問題などを再度解いてみて、自力でどれくらい解けるか確認し、お盆の予定を決めるのもいいですね。
■「取捨選択」できているかを再度確認
「あたふた学習」になっていたなと感じるなら、やるべきことが多すぎる可能性があります。
夏期講習の宿題も平常時と同じく(平常時よりもさらに入念に)取捨選択すべきです。
毎日授業があり「明日までの宿題をとにかくやらなくちゃ」という思考になっているなら、一度お盆休みにリセットしましょう。
何度も繰り返しになりますが、最優先は「もう少しがんばればできるようになる問題」です。
夏期講習前半の授業で「○△×学習法」は実行できたでしょうか。
○・・・もう楽々解ける
△・・・ちょっと難しかった
×・・・わからなかった
問題をこの3種類に分類し、△の問題が○になるよう集中する、というのが「○△×学習法」です。
ここまでの問題を分類してみて、お盆の計画を立ててもいいでしょう。
こういったワンポイントを家庭教師の先生と、というニーズで「名門指導会」に問い合わせてこられる方も、毎年多くいます。
■6年生は「勉強一色」ですが・・・
6年生は文字通り「勉強一色」の夏を過ごしている子が多いと思います。
ただ、お子さんがそれ以前の学年なら、意識的に「夏休みらしい」イベントも用意してあげたいですね(6年生でもしっかり「遊びメニュー」は用意する!というご家庭もありましたが)。
そういえば、中学受験ポータルサイト「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」で主任相談員としてご一緒している辻義夫先生が、おもしろいイベントを行うようです。
星の動きの授業を、本物のプラネタリウムを使ってやってしまおうという企画のようで、ふだん経験するプラネタリウムとはまったく違う天球の使い方をするのだとか。
こういったイベントを親子で楽しむのもいいですね。
詳しくは
http://www.shibu-cul.jp/news/3623.html
■サピックスの夏期講習と8月マンスリーは関連が薄い?
夏期講習真っ只中です。特に6年生は忙しい毎日を過ごしていることと思います。
さて、以前「夏の目標は『得点力』をつけること」とお話ししましたが、一方で、夏のがんばりが「直ぐに結果となって出る」との期待を、あまり大きく持ちすぎないほうがよいということも覚えておいていただければと思います。
これまでお話ししてきたような「理想の夏の過ごし方」が完ぺきにできたのであれば、サピックスなら8月末のマンスリーで結果が出るはずじゃないか、という声が聞こえてきそうなのですが、特にサピックスの6年生の場合は夏期講習の内容と8月マンスリーの内容にあまり関連がないのです。(5年生は逆に、夏のがんばりの成果はマンスリーで確認できます)
だから、「夏がんばったのに結果が出なかった」と意気消沈するのではなく、冷静にテスト直しに取り組めばよいと思います。
■夏のがんばりはどこで結果になるか
では夏のがんばり(これまでお伝えしてきたように、正しくがんばった場合)はどこで結果になって出てくるのか。
これは9月以降の過去問演習においてです。
塾のテスト(サピックスのマンスリー・日能研の公開模試・四谷大塚の組分けテストや合不合判定テスト)はとても良くできたテストで、もちろん過去の入試問題を参考に、あるいはベースとして改題して作成されていますが、あくまでもいろんな学校の最大公約数的なもの。
お子さんがほんとうに解けるようにならなければならないのは、志望校の入試問題です。
特に難関校を受験しようと考えているなら、「問題集で習ったような問題がそのまま出ることはありえない」と何度かお伝えしてきたとおりです。
そういった意味では、もうすでに6年生はマンスリーやオープン、公開テストがターゲットではなく、学校別の模試ということになります。
この夏のがんばりが、志望校の問題を解くときに成果として出るよう、8月を過ごしてみてください。
夏休みが始まりました。
夏休みといえば自由研究。例年相談も多いです。
■「とにかく集めてみよう」
さて、自由研究といえば、先日NHKのEテレで面白い番組を見ました。
「自由研究55」という番組です。
Eテレの番組は、我々教育に関わる大人たちの間でもよく話題になるのですが、私はEテレの「寸止め」感が好きなのです。
私がどういう意味で「寸止め」という言葉を使っているかというと、「答えまで子どもにすべて渡さず、子どもたちが試したり、考えたりできる余地を残して伝える」という意味です。
たとえば昨年放送された番組では、「自由研究何しよう?」というお子さんに向けて「とにかく集めてみよう」というメッセージを発信しています。
近所のポストの「集荷時間表」(ポストに貼っている時刻表)を写真に撮って集め、簡単な地図を書いてマッピングします。
すると、離れているのに同じ時刻に集荷するポストがあったりして、番組は「少なくともこのエリアを回っている集荷係の人は2人以上いるのかな」と推測しています。
そして「この2つのポストはすぐ近くだから、どちらも9時に集荷があるけど、同じ人が集めているのかな。待ち伏せしたらわかるかな。。。」と、ここで子どもたちにボールが渡されるのです。
子どもでなくても「よし、僕もやってみよう」と思わせるような展開。
知りたい、突き止めたい。
そんな感覚を味わわせてくれる内容、いろいろな意味で勉強になると思いました。
今年のものの再放送が8月6日(月)午後6:55 ~ 7:20に予定されているようなので、興味がある方は見てください。
■自由研究は自己紹介のようなもの!?
あなたが「自己紹介をしてください」と言われたら、自分についてどんなことを話すでしょうか。
自分を紹介する機会の多い、少ないは人によって違うと思うのですが、どんなことを話すかは、ある程度決まっているのではないでしょうか。
私なら、自分の名前、「塾ソムリエ」という肩書(?)について、受験指導に関わって40年になることや、この仕事を通して成し遂げたいことなどを話すと思います。
聞く方も、そのような情報を求めているのではないかと思うからです。
自由研究もこれに似ています。
上記のポストの件のような調査にしろ、調べ学習にしろ実験観察にしろ、何かレポートのような形で結果をまとめると思います。
その中に含めたい項目は、ある程度決まっています。
それは、
・このことを調べようと思ったきっかけ
・実際に実験や調査をする前に予測した結果
・実験や調査の具体的な方法、実行したこと
・結果・感想
といったことです。
あらかじめ「これだけの項目を書く」と決めていれば、あとは実行あるのみ。
ふだんから「?」と感じていることはあるでしょうか。
あるなら、調べてみてはどうでしょう。
予測して、調べて、結果を出す。
そんな過程で多くの発見、気付きがあると思います。
自由研究ですから、自由な発想で試してみましょう。
■6年生は「得点力」をつける夏に
いよいよ夏休みです。6年生は「受験の天王山」ですね。
特に6年生に意識してもらいたいのは「得点力」をつける夏(とそれ以降)にしてほしいということです。
新著「共働きだからできる中学受験必勝法!」でも述べているのですが、「学力」と「得点力」は違います。
これまで受験生のみなさんは、塾で学び、宿題演習やテストなどを通して学力をつけてきました。
ここから夏、そして秋〜冬へと、その知識や思考力を駆使して、実際に与えられた問題を解決する練習をしていくわけです。
「問題ならこれまでも解いてきたじゃないか」
そう思われるかもしれませんが、難関校の入試にになればなるほど、習ってきたことがそのままの形で出ることはありません。
複雑に組み合わされ、巧みな設定などによって隠された解決法を考え、推理し、工夫しなければ解決できない問題に対応できる力を身に着けていくのです。
たとえば一言で「算数の力」といっても、さまざまな要素があります。
問題文を正しく読み取る力・解法の知識・計算力・工夫する力・「なんとか解ききってやろう」と試行錯誤する力など…。
この夏、お子さんはどのような力をつけて志望校合格に近づきたいのか、今一度考えてみるのは大切なことですね。
■東京・渋谷で少人数の相談会を行います
「得点力」の要素にも様々なものがあることがわかりますが、大切なのはお子さんが今どんな力を持っていて、さらに得点力を上げるにはどんな力を付ければいいかを知ることです。
それにより、この夏以降どのように勉強を進めていけばいいかが変わってくるからです。
私は主宰する家庭教師「名門指導会」において、このような勉強プランを立てるお手伝いをすることが多いのですが、残念ながら夏が終わり、秋も深まった頃にご相談に来られ、「そんなことなら夏前にご相談くだされば・・・」という方も例年少なくありません。
そこで今年は、主任相談員を務めさせていただいている中学受験ポータルサイト「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」でご一緒している2人の先生にもご協力いただき、少人数の相談会を開催させていただくことにしました。
もちろん対象は小学6年生お子さんのお父さん、お母さんです。
この夏に第一志望校合格をぐんと引き寄せる学習計画を立てたいという方は、一度検討してみてもらえればと思います。
相談会の詳細はこちら
https://soudankaie-2.peatix.com
私の自宅は、東京都でも「田舎」と言われる地域です。
夏になると「虫」も増え、いろいろな事が起こります。
ハチなど危険な虫から、カブトムシなど「甲虫類」とよばれる子どもたちに人気の虫たちまでが、我が家を訪問するのです。
さて、いよいよ都内も暑くなってきた今夜、小さな訪問者がありました。
コガネムシの仲間です。
やや弱っているようですが、つかまえようとすると活発に逃げます。
そりゃ、虫にすれば「人間なんかに捕まったら殺される」といったところかもしれませんね。
手の上を這う小さな虫の感触、懐かしい思いがします。
外に放そうとバルコニーの手すりにつかまらせるのですが、光に引かれるのか、すぐに戻ってきてしまいます。
ずいぶん疲れているようなので、私はこの小さな訪問者をもてなすことにしました。
小皿に濃い砂糖水をつくり、それを脱脂綿に吸わせてコガネムシをとまらせます。
そうすると、それまで私の手から逃れようと必死にもがいていたコガネムシが、ピタッと脱脂綿につかまったまま動かなくなりました。
え?・・・死んだ?
と思うくらい、微動だにしなくなります。
よく観察すると、口もとはもぞもぞと細かく動いています。
もどってこないように部屋の明るさを暗くし、コガネムシののった小皿をバルコニーの隅におきます。
そして数時間後、そっと覗いてみると、いなくなっています。
砂糖水で空腹を満たし、また空に羽ばたいていったのなら、これほど嬉しいことはありません。
人間と違い、昆虫が生まれてから成虫になるまでの生存率は、極めて低いはずです。
せっかく成虫まで育ったんだから、あと少し、がんばれ!
そんな気持ちになったのでした。
でも、結局は人間でも同じなのかもしれませんね。
小さな虫を見て、自分たちの姿を省みる。
嘘なく、ひたむきにがんばる。
そのためには、生きるための知恵や良心が必要です。
夏が来ました!
ぜひお子さんにも、いろんな生物の無心に生きる姿に触れさせてあげたいですね。
私は今でも家庭教師として現役で、ご家庭に授業に、あるいは家庭訪問という形で(そういうサービスが有るのです)伺っています。
基本的に移動は電車など公共交通機関で、駅からご自宅までは(よほど遠いということでなければ)歩きます。
だから、同じ年齢の方と比べると、よく歩いているほうではないかと思います。
しかし、やはり運動不足は感じていて、最近はちょっとした筋トレなんかをするよう心がけています。
■中学受験する子は太りやすい?
経験的に、受験期にやや太る子が一定数いる、という感覚がなくはありません。
でも、ふつうの小学生における肥満率(一説には10%を少し超えるくらいだそうです)を大きく上回っているかというと、実はそうでもないのです。
しかし、運動不足の子が多いということは、よく感じることです。
私が子どもの頃はゲームも何もなく、遊びといえば外で走り回るくらいしかありませんでした。
そんな時代と比べて「今の子どもは…」などというつもりは毛頭ないのですが、どうしても運動不足になりがちなのは、現代の大人も子どもも同じです。
特に受験勉強がもっとも忙しくなる6年生は、夏を境に日曜もほとんどふさがり、遊ぶ時間がどんどんなくなっていきます。
「体を動かすのは学校の体育だけ」
そんな生活が普通になってくるのです。
おのずと運動不足にもなります。
■体を動かすことで、集中力も高めやすい
それでも学校があるときは、体育の授業という形で週に何時間かは運動の時間があります。
しかし夏休みなど長期休暇中は、意識的に体を動かさないと、どうしても運動が不足します。
激しい運動でなくていいので、ちょとした筋トレや体操、ランニング程度でもいいので、体を動かす時間を意識的にとりましょう。
体を動かすことには、様々な効果があります。
血流が増すこと、勉強しているときとは全く違った脳の部分を使うので、脳が活性化されること、眠気などをコントロールできること、運動することで良質な睡眠が期待できることなど、得られることが多いのです。
私もちょっとした筋トレを始めたと書きましたが、体を動かして始めた1日は、朝から集中できることが多く、ミスもロスも少ないのです。
あっという間に梅雨明けし、夏が迫っています(というかもう真夏の気温ですね)。
勉強はもちろん大切なのですが、それを支えるのは健康、睡眠といった生活の基盤部分です。
体も動かして、しっかり乗り切りましょう。
■この夏「計算」「知識」「思考」を鍛えよう
監修者として関わらせていただいた、前田昌宏氏の著書「中学受験 すらすら解ける魔法ワザ 算数・計算問題」(2018年6月27日発売)と辻義夫氏の「中学受験 すらすら解ける魔法ワザ 理科・知識 思考問題」(2018年8月8日発売)の新刊発売キャンペーンが行われています。
「魔法ワザ」シリーズは昨年発売となり、早くも「定番」となっているようですが、昨年の「算数・図形問題」「理科・計算問題」に続いて「算数・計算問題」「理科・知識 思考問題」と、充実してきました。
算数・理科のエキスパートのお二人のノウハウがぎっしり詰まっています。
この夏、受験生たちのお役に立ちそうで、感想など楽しみです。
興味のある方はこちらへ。


































