私は今でも家庭教師として現役で、ご家庭に授業に、あるいは家庭訪問という形で(そういうサービスが有るのです)伺っています。

基本的に移動は電車など公共交通機関で、駅からご自宅までは(よほど遠いということでなければ)歩きます。
だから、同じ年齢の方と比べると、よく歩いているほうではないかと思います。

しかし、やはり運動不足は感じていて、最近はちょっとした筋トレなんかをするよう心がけています。

■中学受験する子は太りやすい?

経験的に、受験期にやや太る子が一定数いる、という感覚がなくはありません。
でも、ふつうの小学生における肥満率(一説には10%を少し超えるくらいだそうです)を大きく上回っているかというと、実はそうでもないのです。

しかし、運動不足の子が多いということは、よく感じることです。
私が子どもの頃はゲームも何もなく、遊びといえば外で走り回るくらいしかありませんでした。
そんな時代と比べて「今の子どもは…」などというつもりは毛頭ないのですが、どうしても運動不足になりがちなのは、現代の大人も子どもも同じです。

特に受験勉強がもっとも忙しくなる6年生は、夏を境に日曜もほとんどふさがり、遊ぶ時間がどんどんなくなっていきます。
「体を動かすのは学校の体育だけ」
そんな生活が普通になってくるのです。

おのずと運動不足にもなります。

■体を動かすことで、集中力も高めやすい

それでも学校があるときは、体育の授業という形で週に何時間かは運動の時間があります。
しかし夏休みなど長期休暇中は、意識的に体を動かさないと、どうしても運動が不足します。

激しい運動でなくていいので、ちょとした筋トレや体操、ランニング程度でもいいので、体を動かす時間を意識的にとりましょう。

体を動かすことには、様々な効果があります。
血流が増すこと、勉強しているときとは全く違った脳の部分を使うので、脳が活性化されること、眠気などをコントロールできること、運動することで良質な睡眠が期待できることなど、得られることが多いのです。

私もちょっとした筋トレを始めたと書きましたが、体を動かして始めた1日は、朝から集中できることが多く、ミスもロスも少ないのです。

あっという間に梅雨明けし、夏が迫っています(というかもう真夏の気温ですね)。
勉強はもちろん大切なのですが、それを支えるのは健康、睡眠といった生活の基盤部分です。
体も動かして、しっかり乗り切りましょう。

■この夏「計算」「知識」「思考」を鍛えよう

監修者として関わらせていただいた、前田昌宏氏の著書「中学受験 すらすら解ける魔法ワザ 算数・計算問題」(2018年6月27日発売)と辻義夫氏の「中学受験 すらすら解ける魔法ワザ 理科・知識 思考問題」(2018年8月8日発売)の新刊発売キャンペーンが行われています。

「魔法ワザ」シリーズは昨年発売となり、早くも「定番」となっているようですが、昨年の「算数・図形問題」「理科・計算問題」に続いて「算数・計算問題」「理科・知識 思考問題」と、充実してきました。

算数・理科のエキスパートのお二人のノウハウがぎっしり詰まっています。
この夏、受験生たちのお役に立ちそうで、感想など楽しみです。

興味のある方はこちらへ。

https://www.e-juken.jp/amacam/20180702/