■夏が近づいています
6月ですね。夏が近づいています。
6年生は「受験の天王山」といわれるとおり、夏の過ごし方が受験結果に直接関わってきます。
6年生以外の学年の子はどうでしょうか。
全国的な傾向として、夏休みは短くなりがちですが、それでも30日〜40日の休暇、できることはたくさんあります。
今回は、夏休みにできる「勉強以外のこと」をお話しします。
◼︎すべては勉強につながる?
お子さんが低学年なら、ぜひ自分で買い物することを経験させてあげてください。
決して高価なものではなく、安いもので(安いもののほうが)いいのです。
たとえば、100円でコンビニやスーパーでお買い物。
価格表示には「税抜価格」と「税込価格」があることを教えてあげてください。
ものを買うには、税金を払う必要があるということも学べますね。
「100円で買えるものなんて」
と大人は思ってしまうかもしれませんが、小さなスナック菓子やチョコなど、目を落として「子ども目線」で低い位置にある棚を見てみると、10円〜数十円で買えるものは結構あるものです。
「あわせて100円以内」でお子さんは上手に買い物できるでしょうか。あるいはどんな商品に興味を示すでしょうか。
お子さんには計算と試行錯誤の練習になるし、親にとっても新たな発見があるかもしれませんね。
スーパーでは、野菜などをよく観察させてください。
どれが美味しそうか、実際にお子さんに選ばせてもよいですね。
大きく、形が良いものをうまく選べるでしょうか。
■親が「説明」できなくてもOK
ここで「じゃがいもはナス科だよね」のような「説明」を親ができなくては、と力んでしまう方も多いのですが、そんなことは別にできなくてもOKです。
じゃがいもを触って、その感触や大きさ、重さなどを経験しておくことが大切なのです。
「説明」は、いずれ学校や塾の先生がしてくれます。
「じゃがいもは茎の一部に栄養をたくわえたものなんだ。その証拠にさつまいものような『ひげ』が表面にないだろう?」
そんな説明を聞いたときに「なるほど、そうだね。」と思えれば、理解が深まっていきます。
塾の夏期講習などで忙しい夏かもしれませんが、勉強の他にできることはたくさんあります。
ぜひ「日常生活から学べること」の「ネタ出し」を今からしておかれることをおすすめします。
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