カテゴリー: ご相談コーナー Page 6 of 9

日能研小6 今週の濃度は、面積図か天秤か

今週の算数の単元は濃度です。

 

濃度の解き方には、面積図とてんびんなどいろいろあります。

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これまで日能研は面積図が中心でした。

 

ところが、今年はてんびんで教える事が増えているようです。

 

日能研が出しているシラバスには「面積図を利用して」と書いてあるのですが。



講師の意見もいろいろあるようです。

 


ある講師は、「てんびんでも解けるけれど、面積図の方が良い」とか、その反対に「面積図よりもてんびんの方が早く解ける」と主張している講師もいらっしゃるようです。

 

本当のところはどうなのでしょうか。

 


私はこう考えます。

 

解き方に優劣があるのではなくて、その子にとってどの方法が適しているのかが大切だということです。

 

特別に優秀な子は両方を使い分けることが出来ます。

 

でも、そうはできないお子さんの方が圧倒的多数です。

 

てんびんで解ける問題は100%面積図で解けます。

 


その逆も言えます。ですからどちらで解くのかに余りこだわらない方が良いと考えています。


お子さんに、「どちらで解いてみたい?」と聞いてあげてください。お子さんが使いたい方法を自信を持って勧めてあげてください。


サピックス小6 GS特訓は量より質に注意して

4月11日のマンスリーテストはいかがでしたか。


算数は若干易しめ、といっても平均50%ぐらいでした。


国語が少し難しめだったようです。


このように、平均点が50%から60%ぐらいの場合は、得点分布と
学力分布がきれいに重なってきます。


ですから、今回のマンスリーで点数が取れたお子さんは、学力がついていると素直に喜んでください。


そうでなかったお子さんは、正答率50%以上の問題の中で間違ってしまった問題の復習をしっかりとお願いします。



大問の1番から3番に間違いが多い場合は、

1 焦っている

2 基礎概念が曖昧

3 計算力が弱い

この3つのうちの何かが原因になっています。


この原因を探るのに適した問題だったと言えそうです。

 


5月3日から5日までがGS特訓。そして、5月10日がサピックスオープンです。

GS
特訓は演習中心です。

その問題が少し難しめですから、自信を無くさないようにお願いします。


授業内での演習は、周りの子供たちの解くスピードが非常に気にかかります。隣の子がどんどんと先に進んでいると、落ち着いて考える事ができなくなる子が意外に多いのです。


量をこなすよりも、質を高める事が大切です。


総点ではなくて、手をつけた問題での正答率にこだわってください。


四谷大塚・早稲アカ小5予習について

四谷大塚の直営校では、「予習」→「授業1」→「宿題」→「授業2」→「宿題」 という学習の流れが普通です。

この「予習」が他塾には無い部分です。

中学生以降の学習では重要になってくる予習ですが、小学生にはなかなか難しいものです。

校舎やクラスによっては、予習用のプリントを配っていますが、そのプリントは四谷本部が準備したものでは無くて、担当講師が独自に作ったもののようです。

そのプリントを解くと、予習がやったことになるという触れ込みで、生徒に強制していたのですが、どうでしょう。

各単元の学習の初期に大切なことは、実感を伴った基本事項の理解です。

これを概念導入と言いますが、それを意図しない予習は効果があるとは思えません。

算数ならば、例題を少し考えてみて、分からなければ解説を分かるところまで考えながら読んでみる。理科や社会なら、説明のページを一通り読んでおく。このぐらいが適量だと思います。

早稲アカ・四谷大塚小6春期講習終了

今週末に第1回合不合判定予備テストだということは、前回お話しした通りです。

 

その問題の特徴を事前に把握していないと学力が出し切れずに、自信をなくすことになりかねません。


・算数と国語の問題は非常に多い。
入試本番に比べても多すぎるぐらいです。

 

上位の生徒でも無理して全問を解こうとすると焦ってしまって、解けるはずの問題が解けなくなってしまうことがあります。


算数では、上位生であっても、最後の大問2つについては、小問(1)が解ければOKぐらいの気持ちで受けてください。


 国語では、子供たちにとってなじみのある物語文から手をつけてください。


・理科と社会は問題文を丁寧に読まないと、ミスを起こす問題が各15点分はある。
前提説明や問題文を丁寧に読まずに、問題を勝手に予想して解いてしまうことは、大人には信じられないことですが、よくあることです。

 

まさにそこをついてくるのです。

 

早稲田アカデミーのお子さんを持つお父さんお母さんは、NNアタックを受けるかどうかを決断する大切な週になっています。

 

お迷いの時は、前回の文を再読してみてください。

サピックス小6春期講習終了

4月には、11日にマンスリーテスト、12日にはサピックスオープンという大きなテストが控えています。

近年これらのテストの算数の平均点が低いことが気がかりです。

150点満点で50点が平均と言うこともあります。

ちょっと難しすぎる気がするのは私だけでしょうか。

平均点が低い時は、1番から3番までの配点では80点分の出来が勝敗を決めてしまいます。

後半の発展問題をほとんど誰も解けていないこともあるようです。

これらのテストの復習は、正答率をしっかりと見て、必要なレベルの問題だけをやるようにしてください。 

サピックス小5春期講習終了

春期講習が終わって、また通常のペースの勉強が始まりました。

そして、次回のマンスリーテストが気になり始める頃ですね。

第10回の、第6回から9回までの復習単元が終わってからマンスリーがあるのですが、この週の時間の使い方が大切です。

目指す点数によってやり方は変わりますが、これまで60点ぐらいしか取れていなくて、90点を目指す場合をお話ししましょう。

算数で準備していただくのは、6回から9回までのデイリーサポート(○△×のついた者)、デイリーチェックテスト、基礎力定着テストです。

デイリーチェックテストと基礎力定着テストの表面が、マンスリーテストの1番から3番までの問題レベルと言うことになります。

約80点分ということになります。

サピックスのテストは、この2番という基本問題ですら少しひねってあるために、解き方をしっかりと理解していないと正解にたどり着けません。

基礎力トレーニングでの機械的な暗記学習では得点できないのです。

このデイリーチェックテストと基礎力定着テストの表面の中で間違っている問題をピックアップします。
その中から問題数を決めて復習するようにしてください。

間違った問題を全て解き直しをさせたいお気持ちは分かりますが、時間がかかりすぎます。

10問から15問程度に抑えてください。

デイリーサポートの6回から9回までの使い方です。

授業中につけた△印の中で、BCランクに該当するものだけをピックアップして解き直すわけです。

この2つの学習にほぼ3時間かかるはずです。それをマンスリー前の1週間の学習スケジュールに入れておいてください。 

日能研小6春期講習の真っ只中です

春期講習の真っ最中ですね。

日能研の講習テキストは、難しすぎず易しすぎず、復習に使いやすくできています。

授業で解いた問題毎に、○、△、×をつけて、復習に利用してください。
○…テストに出たら必ず解けると思える問題。
△…授業を聞いて理解できたが、自力で解くには自信がない問題。
×…授業を聞いてもよく分からなかった問題。

この○△×の中で、△の問題を最優先で復習することで確実な点数アップが可能です。

理科については、大切(でほとんどの人が苦手)な単元が天体(月や星の動き)です。

特に明日か明後日に習う、「黄道12星座」は点数の差が大きく
なる単元です。

「春分の日の午後9時に西の空に見える星座は?」という問題は知識の暗記だけでは解けません。

なぜそうなるのかをしっかりと理解する事を心がけてください。

日能研小5春期講習真っ只中

春期講習の真っ最中ですね。

午前中の短い時間だと言っても子供たちには大変です。

この時期こそ問題の取捨選択が大切です。

講習期間の日能研テキストは、難しすぎず易しすぎず、復習にはもってこいです。

明らかに、もう解ける、大丈夫という問題は復習から外し、もうちょっと
で解けそうな問題に時間をかけることが学力をつける近道です。

その際に注意していただくことは、繰り返しの回数が大切なのではなくて、理解の深さが大切な
ことです。

くれぐれも解き方の丸暗記にならないように注意してあげてください。

四谷大塚・早稲アカ小5クラスが下がったら

春期講習の真っ最中ですね。復習するチャンスです。

特に分数計算に混乱があるお子さんは充分に時間をかけて練習しておきましょう。
 

前回に続いて、コースが下がってしまった場合の対処法を書いていきます。

コースが下がったことについては、お子さん自身がっかりしていますし、しまったと思っています。

こういうときに、傷口に塩を塗り込むような発言は決してしないでください。
「残念だったね」
「うん」
「お母さんも残念だわ、なぜ点数が取れなかったかお母さんにもよく分からないの、だってあなたはやれば出来るはずの子だもの」
「………」
「点数が取れなかった理由を見つけてみない、お母さんも手伝うから。」
「うん」
このような会話から始めてください。

テストから原因を発見するポイントは、
・計算の字の乱雑さ。(計算ミスの原因の50%)
・問題文を正確に読めていない。
・試験中にやり方を思い出せずに、そのあたりの数字を適当に組み合わせてそれらしい答えを書いている。
・国語の長文に傍線が引いていない。
・漢字が書けていない。(単純な練習不足)
・漢字の、トメ・ハネ・ハライで減点された。
・理科社会の覚えた知識が、テストで利用できていない。

このような中から、2?3ピックアップして対策を一緒に考えて上げてください。

コースが下がって初めてのテストが帰ってきたときが、励ますチャンスです。

「Cコースでは偏差値40ぐらいだったけれど、Bコースでは60ね。やっぱり学力があるのね。」
「だってBコースだもの」
「そうね。でも気を落とさずに今回頑張ったから60取れたのよ。偉かったね。」

という話をして、お子さんをねぎらってから具体的な学習スケジュールの話をしてください。

早稲田アカデミーのお子さんの中には、これ以上頑張ることが出来ないほどに頑張っているのに点数を下げてしまう子がいます。

その原因は、量のやり過ぎで
す。宿題をこなすことが目的になってしまって、理由を考えたり、類似性に気付いたりする気持ちの余裕が無くなってしまっているのです。

その「ジタバタ」し
た心情のままテストを受けることになりますから、”家でやらせればほとんど正解なのに、テストではなぜ解けないのかしら”ということになるのです。

原因がそうなら、優先順位を決めて量の調節を是非お願いします。

サピックス小6春期講習

春期講習の真っ最中ですね。

この間に算数は6単元、理科と社会では3単元も進みます。

5年生までに学習した単元ですが、1段難しくなっていますから軽く見るわけにはいきません。

この期間は、午前中の時間の使い方がポイントです。

算数を中心に学習スケジュールを組んでみましょう。

また、理科の中和の計算も算数と必ず復習時間を取ってください。

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▼2022年11月18日(金)

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▼2022年5月26日(木)

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増進堂 受験研究社が主催するオンラインセミナー「学校再開・塾再開にどう向き合うか」にて、講師を担当させていただきました。

▼2020年2月19日(水)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するセミナー「2020年首都圏中学受験 入試分析セミナー」にて、講師を担当させていただきました。

▼2020年2 月6日(木)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するセミナー「2020年関西中学受験 入試分析セミナー」にて、講師を担当させていただきました。

▼2019年10 月11日(金)

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