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この夏は「塾の授業で完全理解」を目指しましょう

塾の夏期講習が近づいています。
例年になく、夏休みよりも夏期講習のほうが日数が多い、という特殊な夏休みです。
以前にも書きましたが、6年生の夏期講習は午後〜夕方に始まる塾が多いようです。
遅い場合だと夜9時、10時まで拘束されます。
そして夏休みが始まるまでは、塾の翌日に朝から学校があります。
・・・これでは家庭学習の時間がありませんね。
そうなんです。
今年の夏は「家庭学習の時間がない」ことを前提に学習サイクルを考えなければならないのです。
ではどうするか。
とれる対策は限られますが、ぜひ試していただきたいことがあります。
それは「塾の授業で『完全理解』を目指す」ということです。
そんなのふだんから心がけてるよ、という方もいらっしゃると思うのですが、果たして徹底できているでしょうか。
意外にお子さんたちは「わからない問題は家でなんとかしよう」と考えていることが多いのです。
その場でわかりにくかった問題を「宿題でがんばろう」とするわけです。
でもよく考えてみると、教えるプロである塾の先生に教えてもらってわかりにくかった問題を、家で自力でがんばろうというのは非効率的ですね。
塾での理解をできる限り高める、そのためにできることを考えることが、この夏は本当に重要です。
たとえば、そのための「マインドセット」を事前に行っておくことも大切ですね。
あらためて、塾の授業の受け方を見直してみるのもいいでしょう。
授業で『完全理解』するためには、まずは先生の話を聞いて考えることが最優先です。
ノートをとるのに気を取られて聞き逃すようなことがないようにしましょう。
また「塾で扱った問題だけに限って習得する」といった考え方が必要なお子さんもいるでしょう。
今回の自粛期間中に勉強のリズムを崩した6年生は、今がまさに「リハビリ期間」だと思います。
なんとか夏を乗り越えた段階で、志望校対策に邁進できる状態にもっていくには、夏は最低限の学力と得点力の基礎を身につける時期と位置づけ、あえて欲張りすぎずに基礎の拡充に費やすという考え方も必要です。
大変な夏になることが目に見えているからこそ、どう過ごすかは結果に大きく跳ね返ってきます。
そしてすべきこと、考えるべきことはお子さんによってそれぞれ。
私が主宰する家庭教師「名門指導会」にも現在ご相談が殺到していて、連日親御さんたちのお話を聞いているのですが、やはり誰かに相談して少しでもよい方向性を模索することには、大きな効果があると感じています。
もやもやしたままで夏を迎えそうなご家庭は、ぜひ塾以外の第三者に一度ご相談されてみてはいかがでしょう。 

夏に向け、動き始めましょう

6月11日・12日と2日間にわたってオンラインセミナーを行いました。
パソコンに向かって話すのにも慣れてきましたね。
11日は6年生、12日は4・5年生のお子さんの親御さんが対象だったのですが、2日間の話のうち共通する部分と違った部分がありました。
共通する部分というのは、今年の夏は例年の夏とは全く違うということ。
全国のほとんどの小学校で、夏休みが短縮になります。
都内では、夏休みが2週間〜3週間くらいの学校が多いのではないでしょうか。
そこで、塾はどうするのかと思って塾の夏期講習のカリキュラムを見て、びっくりするわけです。
たとえばサピックスのある教室の6年生の7月、8月の予定表を見ると、夏期講習の日程はほぼ昨年と同じ。
・・・例年なら「昨年と同じ」ことに驚かないのですが、夏休みが2週間程度しかない今年の夏期講習を、昨年と同じ日程でやるなんて。
どうするのかと時間を見ると、夕方から夜にかけて(16時〜21時)となっています。
朝から学校へ行き、夕方から午後9時まで夏期講習という日は、いつ宿題をするんだろう、と思います。
一方、日能研はどうかというと、こちらも6年生は昨年と同じような日程で行うために、やはり授業時間を午後〜夜にもってきています。
要は、例年通りのカリキュラム、授業時間数を確保することに全力を注いでいるわけです。
・・・よく考えてみると、新型コロナウィルスの感染拡大で休業要請が出されたときでさえ、塾のカリキュラムは止まらなかったんですから、夏期講習を今年だけ特別に調整する、ということは現実的に不可能なのでしょう。
であれば、受講する側で「自衛」するしかないですね。
そのためのセミナーだったわけです。
昼過ぎまで(?)学校、そして夕方から夏期講習、21時に終わって返ってきて次の日も・・・となると、宿題がまわらないのは目に見えているので、大胆に取捨選択することが必要です。
また学校の日程と塾の日程を照らし合わせ、どのあたりの日程が苦しそうか、あらかじめシミュレーションしておくことも有効です。
私が主催する家庭教師「名門指導会」では、各会員様について上記のお手伝いを全力でやっていますが、新たなご相談なども相次いでいます。
また私ができることとして、主任相談員を務めさせていただいている「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」との共催で、オンラインの相談会を行っています。
塾以外の第三者のアドバイスが必要な方は、ご利用いただければと思います。
ご家庭でもどんどん情報を集め、夏をシュミレーションしておいてください。
何度も書きますが、塾の夏期講習は例年通りのボリュームです。
何も準備しなければ、確実に忙殺されます。
入念に準備していきましょう。

【関西】塾の再開とご家庭でとりくめること

皆さん、こんにちは。

塾ソムリエ西村が主催する名門指導会において、関西エリア統括を担当している都関です。

西村のコラムページの場を借りて、関西の情報をお伝えしています。

■大手進学塾の教室授業が再開

新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けた緊急事態宣言を受け、大手進学塾ではオンライン授業を行ってきましたが、5月下旬から教室での集団授業が再開されました。
特別講座など一部の授業はオンライン授業として継続されている場合もありますが、ほぼ平常通りに戻り始めています。
また、授業と同様に、教室での実施を見合わせ、自宅受験となっていた公開模試なども、教室で受験する予定で準備が進められています。

■6月の公開模試

6年生の公開模試は、これまでも志望校の合格可能性を知る重要なテストでしたが、6月を迎えるようになると、さらに詳細で精度の高いデータが受験生にフィードバックされるようになります。
特に単元別の成績資料は、受験の天王山とも言われる8月の学習までに取り組んでおくべき弱点補強の大切な道しるべです。
次の表は、希学園が2019年6月に実施した公開テストの算数の出題分野とその正答率、既習範囲の問題についてまとめたものです。

※小6内容はベーシックNo.17まで、小5内容には最高レベル演習を含みます。
※○はほぼ同じ問題がベーシックなどの教材にある問題、△は教材の類似問題または解き方が同じ問題を表しています。

上の表を見てみると、100点満点のうち、5年生までに学んだ内容からの出題が、計算問題も含めると42点あり、6年生でこれまでに取り扱われた範囲からも38点分が出されていて、全体の80%を占めていたことがわかります。

このテストの場合、計算問題と塾教材とほぼ同じ問題が正解できると偏差値がおよそ52でしたので、平均点を超えられたかどうかで、これまでに学んだ内容の定着度を判断することができます。
また、考え方が同じ問題や類似問題までも正解できると偏差値が62を超えますので、80点に近いほど、学んだことが使える、応用ができるようになっているということもわかります。

■ご家庭でとりくめること

上の表の中から、塾教材とほぼ同じ問題を1問見てみましょう。

【公開テストの問題】

ある学校の6年生の52.5%にあたる 人がめがねをかけています。この学校の6年生は12クラスあり、1クラスの人数は38人以上42人以下です。

(解き方)
6年生全体:めがねをかけている人=40:21
6年生全体は、38人×12クラス=456人以上、42人×12クラス=504人以下の40の倍数ですから、6年生全体は480人です。
480人×0.525=252人

【小5ベーシックの問題】

定員のちょうど32.5%が座れる電車があります。この電車に40人の人が乗ると全員が座れますが、60人が乗れば何人かの人が座れなくなります。この電車の定員を求めなさい。

(解き方)
定員:座れる人=40:13
座れる人は、40人以上59人以下の40の倍数ですから、座れる人は52人です。
52人÷0.325=160人

このように、公開テストで出された問題には塾教材の問題とほぼ同じものがあります。
ですから、現在のお子様の課題が公開テストで平均点を超えることであれば、ご家庭で取り組むことの1つとして、5年生を含めたベーシックなどの塾教材の振り返りがあげられるでしょう。
しかし、塾の教室授業が再開されると家庭学習の時間にも制約が増えるでしょうから、その場合は復習テストを利用してもよいと思います。

また、偏差値60に近づくことが目標である場合、正答率が20%より高い問題をより多く正解することが必要となりますから、例えば、ベーシックのC問題や最高レベル演習の錬成問題を振り返ることが、ご家庭でできる公開テストの準備として考えられるでしょう。

入試レベルの難度ともいえる上記テストの問題6や7など、初見問題を最後まで解けるようになるためにも、まずは塾の教材で取り扱われたような問題が正解できる力を夏までに身につけていけるといいですね。

2020年になりました

2020年になりましたね。
1月〜2月にかけて受験生たちを入試に送り出すという立場上、私は「お正月=めでたい」とのんびり思えず過ごすことが多いのですが、ご家庭ではひとときの団欒を楽しまれたでしょうか。
■ 中学受験は変化している?
昨年を思い返せば、春先に「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」で主任相談員としてご一緒している辻義夫先生との共著「つまずきやすいところが絶対つまずかない-小学校6年間の図形の教え方」が出て、12月の末には「難関校合格のすごい勉強習慣」が出版となりました。
その間を縫って、さまざまなメディアで発信させていただきましたが、直近で印象に残っているのは「日本初 答えがない問題も?スマホ持ち込みOK入試」というテーマで「羽鳥慎一モーニングショー」に出演させていただいたことです。
私も実際に問題に取り組んでみたのですが、中学受験の問題はここ近年で大きくバリエーションが広がっています。
既存の2科目(算数/国語)、4科目(算数/国語/理科/社会)での受験問題の中での新傾向問題というのももちろんありますが、入試区分自体が新しいという試みも多く見られます。
この流れのきっかけの1つとなったのは、まぎれもなく大学入試改革ですが、そちらがどのような結果を迎えるにしても、中学入試の近年の変化は好ましいものだと私は感じています。
教科のテストで測れるもの以外に目を向けた入試が、今後どのように定着していくかはまだわかりませんが、今は各学校が試行錯誤している状況です。
今後なくなる入試区分ももちろんあるでしょうが、多面的な目で受験生を見る視点は、今後さらに増えていくでしょう。
■ 「勉強の王道」を目指せ
一方で、以前もお伝えしましたが「変わらない入試」というのも厳然と存在します。
教科の勉強はもちろん大切なのですが、ただ単に知識がある、たくさんのことを覚えているだけでは太刀打ちできないのが一流校の入試であり、過去からすでに「思考力・表現力」などを問うものです。
受験生のみなさんには、ますます「勉強の王道」を目指してがんばってほしいと思います。
「勉強の王道」と私が表現するのは、限られた手がかりから問題解決の方法を模索し、仮定や試行を重ねて正解にたどり着く過程を大切にする勉強です。
「覚えて、答えたら丸がもらえる」という勉強が難関校の入試で役に立たない(将来世の中に出てもです)ことは明白だということは、多くの方がすでに感じていることだと思います。
■ 「長文化」「読ませる出題」を意識しよう
たとえば開成中学校の入試問題をみたとき、近年明らかに文字が多く、しっかり読まなければならないという傾向が強まっていることがわかります。
これは国語ではなく、算数の話です。
「解き方を知っている」ということだけではなんともならない問題なのです。
算数や理科社会の問題にも読解力を要求する。
そんな出題は開成に限らず増えています。
そして、この傾向は続いていくのではないかと私は考えています。
いわゆる「パターン問題」というのはさらに減っていくでしょう。
始まりつつある2020年の入試問題がどうなるのか、興味深く見ています。

入試直前期の乗り切り方について

12月も半ば、いよいよ受験生である6年生は直前気に入っています。
この時期にはもう「苦手をなんとかしよう」ということは、ことさら考えなくてよいと思います。
とにかく1点でも2点でも積み重ねるにはどうすればいいか、そんな視点で「できること」を探してみてください。
そうすると、苦手科目や苦手単元を何とかするよりも、得意な分野で得点アップを狙うほうが分が良さそうとか、いろいろやれそうなことが浮かんでくると思います。
また1分でも1秒でも多く勉強したい、そんな気持ちになるお子さんもいますが、睡眠時間は削らないのが賢明です。
1時間余分に勉強するより、1時間寝たほうが得点力が増す場合も多いのです。
経験上、この時期には学力的にずいぶん仕上がってきているお子さんが多いので、じゅうぶんに睡眠時間を取ると計算の正確性やスピードが上がり、過去問の点数がぐんと上がる子も多いと感じます。
親子ともにプレッシャーを最も感じるのが、ここから入試までの1ヶ月あまり。
もちろん難しいことですが、まずは親御さんから、視野が狭くならないような意識を持っておくことが大切です。
これまで頑張ってきた受験勉強ですが、頭のどこかに「通過点に過ぎない」「もし万一うまくいかなくても、きっと我が子の糧になる」という冷静な考えを持っておくことも、受験生の親としては大切なことです。
考えたくないことですが、もしも不合格だったときのことを考えておくのも、同じように大切です。
受験結果は、予想はできてもすべてのお子さんにとって楽観はできないものです。
その意味で、万一に備える受験計画を立てておくことは重要です。
具体的には、ギリギリの偏差値の学校ばかりを受験校に選ばない、ということです。
この学校はチャレンジ、この学校は比較的に高い確率で合格を見込める、といったふうに、様々なレベルの学校を受験校に入れておきたいですね。
もちろん通うことになった場合、どの学校も親子ともに納得できる進学先であることが望ましいです。
入試が近づいてくると、お子さんが不安になってしまうこともあるでしょう(親御さんもそうかもしれません)。
そんなときは、これまでやってきたたくさんの問題集やテキストを眺めたり、たくさん書き記してきたノートをパラパラとめくって「こんなにがんばってきたんだから、きっと大丈夫」と考えるようにしましょう。
ラストスパート、親子でしっかり乗り切っていきましょう。

11月〜1月の「まとめテスト」で結果を出すには

皆さん、こんにちは。

塾ソムリエ西村が主催する名門指導会において、関西エリア統括を担当している都関です。

西村のコラムページの場を借りて、関西の情報をお伝えしています。

■4・5年生に「まとめテスト」が行われます

入試を目前に控えたこの時期、大手進学塾では6年生に対して「〇〇中プレ入試」や「〇〇中入試実戦模試」のようなテストを実施し、志望校合格に向けて最後の「仕上げ」を行っています。

しかし、「仕上げ」のテストが行われるのは、6年生だけではありません。

4年生、5年生に対しても、次学年に向けた「仕上げ」のテストが準備されているのです。

サピックスでは、いち早く、11月23日(土)に「自分自身の問題への適性と現在の実力を知る」(サピックスホームページより)ことができる「第2回志望校診断サピックスオープン」が実施されましたが、希学園でも12月に「本格的な実力テストであり、現在の学力から見て志望校合格に向けての勉強がどの程度達成されているか、さらにどのような補強が必要なのかという重要な情報をご提供」(希学園ホームページより)できる「小5合否判定テスト」が、浜学園では1月に、4年生に向けて「浜学園の小4で学習した範囲から重要な単元を数多く出題し、日常の授業内容をどれだけ理解しているかを把握する」(浜学園ホームページより)ための「小4実力テスト」や、5年生には「志望校の合格可能性を判定し、意識の喚起を行うことが可能」(同)という「小5志望校判定模試」が予定されています。

4年生

5年生

サピックス

第2回志望校診断サピックスオープン

2019年11月23日(土)実施

浜学園

小4実力テスト

2020年1月5日(日)実施予定

小5志望校判定模試

2020年1月19日(日)実施予定

希学園

小5合否判定テスト

2019年12月15日(日)実施予定

■浜学園の「小5志望校判定模試」とは

では、来年の1月に実施が予定されている浜学園の「小5志望校判定模試」とはどのようなテストでしょうか。

2019年1月13日(日)に行われた「第550回 公開学力テスト 小学5年」の算数とその2週間後に行われた「小5志望校判定模試」の算数Ⅰと算数Ⅱの得点分布は次の通りです。

この「第550回 公開学力テスト 小学5年」の受験者数は2803名、平均点49.4点、「小5志望校判定模試」の受験者数は2438名、算数Ⅰ平均点53.0点、算数Ⅱ平均点40.3点でした。

2019年に行われた「小5志望校判定模試」の算数Ⅰの得点分布は「50点台を頂点とするきれいな山型」をしており、公開学力テスト以上にその時点における学力通りの点数となるテストであったことがわかります。

しかし、算数Ⅱは40点未満の狭いゾーンに受験生の約半数が固まっています。

このことから、算数Ⅱの40点分が比較的点数の取りやすい問題であり、残りの60点分が難しい問題であったことが読み取れます。

■冬休み期間を利用して「あと1問正解する力」を伸ばしましょう

では「小5志望校判定模試」に向けてどのような準備ができるのでしょうか?

それは「あと1問正解できる力」を伸ばすことだと思います。

一例として、「算数Ⅱ 問題2」を見てみます。

2 次の問いに答えなさい。

(1) 濃さ8%の食塩水200gと濃さ12%の食塩水600gをよく混ぜあわせると、濃さ何%の食塩水ができますか。

(2) 濃さ4%の食塩水と濃さ9%の食塩水をよく混ぜあわせると、濃さ7%の食塩水が800gできました。濃さ9%の食塩水を何g混ぜましたか。

(3) 略

「食塩水の重さ×濃さ=食塩の重さ」という食塩水の3公式を使って解く(1)の正答率は74%、「比」を利用する「天びん法」を使うと解きやすい(2)の正答率は38%ですが、いずれも小5マスターコースの演習教材や夏期講習テキストに類題があります。

浜学園 小5 夏期講習教材No.3 講義Ⅰ

問題A-7 17%の食塩水300gと4.5%の食塩水200gを混ぜると何%の食塩水ができますか。

問題B-2-(3)

2%の食塩水880gに食塩を加えて12%の食塩水を作りました。何gの食塩を加えましたか。

つまり、受験生の74%が「かけ算やわり算だけで答えが出せる」問題を正解し、そのおよそ半数にあたる38%の受験生は、5年生の学習で非常に重要な「比」を使う問題も正解できているということです。

ということは、「比」を使いこなす力が身につけば、「あと1問正解する」ことが可能になるということです。

5年生の「比」の学習には、「食塩水の濃さと比」、「商売の問題と比」、「速さと比」、「相似」、「比と割合の文章題」などいくつかありますが、冬休みは期間が短いですから、まずは「もう少しでマスターできそう」という単元を選び、夏期講習テキストのように「あまり分厚くない」教材を利用して「比」の強化ができればいいなと思います。

6年生が冬休みまでにすべきこと

11月ももう中旬、冬が近づいています。
6年生は、いよいよ「勝負の冬」です。
緊張感が高まっているお子さんもいるのではないでしょうか。
あとひと月あまりで冬休みです。
冬休みは特に、お子さんによって「今何をすべきか」が大きく違ってきます。
今、自分の状態はどうなのか。
それをお子さん自身も意識してほしいと思います。
たとえば、志望校受験に向けて比較的に順調に仕上がってきている、という自覚がある場合、やるべきことは「穴埋め」です。
自分にとっての弱点は何かを考え、それを1つでも2つでもつぶしていくこと、これが合格をより確実にするための戦術です。
でも、今ひとつそんな状態ではない、という場合(実は、多くのお子さんがそうだと思います)、やるべきことは弱点補強ではなく、自分の強みを伸ばすことです。
得点を伸ばせそうな科目、単元に注目してそれを磨き上げる、といった戦略のほうがモチベーションも上がり、自信もつくからです。
もちろん弱点を埋めることも大切なのですが、それで自信をなくしてしまっては元も子もありませんね。
ですから冬からは「伸ばせるところで点をとる」と割り切って、ある程度弱点には目をつぶるといった「割り切り」も必要になってきます。
その意味でも、ここからひと月は「弱点補強の最後の期間」と言えるわけです。
塾では志望校別の特訓授業、過去問演習などが勉強の中心になっています。
どんどん問題を解いて、その結果わかってくる「自分に不足していること」を補充していくような勉強ですね。
これを最大限利用し、冬期講習が始まるまでに1つでも多く弱点を発見し、それを穴埋めしていくことを意識しましょう。
ひとまずひと月、そうやって走ったら、いよいよ冬期講習です。
ひと月後に手応えを感じられるよう、演習をくり返していきましょう。

受験校の最終決定はご家庭で

■ △を◯にするために
主宰する家庭教師「名門指導会」では今「合格可能性△をなんとかして◯にするために何ができるか」を話し合っています。
もちろん、家庭教師の先生方は(もちろん塾の先生もそうですが)担当するお子さんたち、全員を第一志望校に合格させたいと願っていて、各ご家庭もそう希望しています。
だからご家庭と講師が緊密に連携し、相談することが大切なのですが、名門指導会の強みは「よってたかって合格させる」ことだと思っています。
通常、家庭教師というのは「単独」で業務にあたることが多い職業です。
「単独」というのは「フリー(?)でやっている」という意味だけでなく、大きな家庭教師派遣センターに所属していても、ふだんの業務、つまり家庭にうかがっての授業や教育相談などは「ひとりで」やっているという方が多いということです。
家庭教師は「横のつながり」のない職業なのです。
どんなに先生が頑張っていても、個人で収集できる情報には限りがあり、志望校選択や成績を上げるための方策についても、一人の情報、アイデアよりも多人数のそれがある方がうまくいきやすいものです。
しかし多くの家庭教師の先生たちは、生徒の状況について相談する相手がおらず「手持ち」の情報のみで試行錯誤しておられます。
別に宣伝ではないのですが、名門指導会では定期的に「講師研究会」を行っており、生徒たちを合格させるための方策について、担当講師以外の先生方の経験も共有いただき、みんなでよってたかって合格させるための相談をするのです。
■ 情報源は複数あるにこしたことはない
6年生は、現実的な受験計画をたてる時期です。
塾の方でも、受験校に関する面談やアドバイスが行われていきますね。
首都圏は学校が多く、親御さんもすべての学校に関して精通することは難しいのですが、いくつかの情報源を持っておくことが望ましいと思います。
もちろん塾の先生からの情報は貴重で、重要です。
ただ、それ以外の情報源も持っておくにこしたことはありません。
理由はいくつかあります。
上記の通り、一人の人間、ひとつの塾の情報源には限りがあることも、そのひとつです。
また、進路指導する先生の「好み」もあります。
お通いの塾の「得意とするレベル」の学校もありますね。
難関校、上位校を得意とする塾には、やはり中堅校に関するデータは少ないものですし、その逆もまたあります。
ですから、情報源は複数あるにこしたことはないのです。
そして、もっとも大切なことは、受験校の最終決定はご家庭に委ねられているということです。
・・・考えてみれば当然のことなのですが、塾から強く勧められたり反対されると、受験計画を変えてしまうご家庭も多いので、あらためてこの場でお伝えしておこうと思います。
■ 受験校を最終的に決めるのはご家庭
過去に実際にあった例をお伝えします。
あるご家庭は、お子さんをS女子学園に進学させたいと希望していました。
S女子学園は自由な校風と活発な生徒活動などが特徴的な学校で、おとなしいお子さんの性格を考えた親御さんは、ぜひS女子学園で前向きに物事に取り組む姿勢を身につけてほしいと考えていたのです。
しかし6年生11月の塾での面談で、「S女子学園はお子さんには向いていないのでは?」というアドバイスをもらいます。
親以外の大人の前では殆ど喋らない、という女子は意外に多いものですが、このお子さんもまさにそういったタイプだったのです。
悩んだお母さんからご相談を受けた私は「S女子学園を受験させたいと考えていた理由、お子さんの希望などをもう一度確認してみてはいかがですか?」とだけアドバイスしました。
実はこのお子さん(よくあることですが)、塾や学校ではあまり喋らない、おとなしい子という印象ですが、ご家庭では真逆で、とても明るくよく喋るお子さん。
でも、外で(特に大人名の前では)あまりそういった面を表に出しません。
そんなお子さんに、外でももう少し自己表現ができて生活を楽しめるようになってほしい、と親御さんは考え、ご本人も「変わりたい」という願望をもっていたのでした。
ご家庭の決断は、「やはり親子で憧れていたS女子学園を受験する」というものでした。
今では「小学校の頃から見違えるくらい逞しくなりました」というお話をいただくくらい、活発に部活動や生徒会活動に活躍しているそうです。
理科や数学など理系科目が好き、というのも指導した私としては嬉しい限りですが。
人生の選択は「択一」の連続です。
「この選択をしなかったらどうなったか」を確認することはできませんし、考えても仕方がないことです。
だからこそ、志望校選びもしっかり情報を吟味した上で、納得のいくものにしたいですね。
毎年この時期になると、このようなことを考えながらご相談を受けています。

9月、あらためて男子御三家についておさらいしよう

いよいよ9月、各塾の6年生の志望校別特訓(サピックスではSS、日能研では後期日特)が本格的に始まりましたね。
 
お子さんが5年生までのご家庭、お母さんも、来年、再来年はうちの子も、と気になるところかもしれませんね。
 
9月以降、学校別の対策模試なども行われ、6年生はどんどん志望校と受験校がはっきりとしてくる大切な時期です。
 
具体的には、模試などの結果を見て志望校を具体的に受験する方法で進んでいくのか、あるいは方針転換をするのか、厳しい選択を迫られる場合もあるということです。
 
特に志望校が御三家など難関校の場合、シビアな選択もありえます。
 
できればお子さんの第一志望校合格への道筋をつけさせてあげたいですね。
 
今回は、これから中学受験の勉強を始めようとしているご家庭、志望校を決めたいと考えているご家庭に向けてという意味もあり、あらためて男子の難関校である御三家(開成・麻布・武蔵)について、簡単に校風や出題傾向についておさらいしておきたいと思います 。
 
 
■ 御三家は、子どもたちの自主独立を求めている
 
 男子御三家とは、もちろん開成中・麻布中・武蔵中の3校です。
それぞれに独自のカラーがある学校ですが、共通点もあります。
東大を始めとする難関国公立大学への現役合格者数、合格率もさることながら、勉強だけでなく日常生活における自主独立生という点でも、この3校は共通する部分があります。
 
高い大学合格実績を誇りながらも、カリキュラムは独自、そして生徒活動などに関してもユニークなものがあるというのも、この3つの難関校の共通点の1つです。
 
 
■ 開成中
 
何と言っても、東大合格者数が圧倒的なのが開成です。
現役で140名、OBを合わせると180名を超える卒業生が東京大学に進学します。
ただ、ガリガリの進学校というだけでは全く無く、「知性」「自由」「質実剛健」を重んじる教育理念を掲げています。
「ペンは剣よりも強し」をモチーフとした校章も有名ですね。
生徒の自主性を尊重した学校行事も盛んで、特に体育祭は開成の象徴ともいえます。
 
入試では、2018年に「適性検査型」ともとれる国語の問題を出題したり、びっくりするくらい易しい算数の出題があったりと(もちろんその逆もあります)、受験生は「全方位死角ゼロ」といった準備を求められます。
 
理科社会の問題が学校の偏差値レベルから考えると易しく、平均点が8割を超えるなど、ミスが許されない高得点勝負となるのも開成の特徴です。
 
男子御三家の中で唯一、高校からの募集を行っているのも特徴で、これがこの先どうなっていくかが注目されていますね。
 
 
■ 麻布中
 
私は麻布中の入試問題が大好きです。
このことはもう何年も前から公言していて、毎年、特に理科の入試問題は楽しみにしています。
もちろん12歳の小学6年生が取り組む問題ですから、中学、高校生しか知らないような公式や定理は使えません。
しかし「ここまで生きて、勉強してきたことを総動員して考えてご覧」と言わんばかりの問題は、理科好きのお子さんにとっては手応えじゅうぶん。
まるで麻布の先生に授業をしてもらっているような気分で、入試問題に取り組むことと思います。
 
国語は15問程度の設問中、10問が本格的な記述問題。
「とにかく書かせる麻布」と言われる出題傾向です。
 
校風の自由さも有名で、文化祭や体育祭にもよく表れています。
校則がなく、茶髪の子も多い。
伸び伸びとした学校ですね。
 
 
■ 武蔵中
 
建学の精神「武蔵の三理想」として「東西文化融合のわが民族理想を遂行し得べき人物」「世界に雄飛するにたえる人物」「自ら調べ自ら考える力ある人物」を掲げる武蔵も、やはり生徒の自由と自主性を重んじ、校則がなく生徒自身の責任と判断に委ねています。
 
東大合格者数が低迷しているということが話題になりがちですが、武蔵の教育の本来の目的はそこだけではない、というのが武蔵中高の向いている方向だと思います。
 
これは入試問題にも表れていて、伝統の「お土産問題」を必ず出題する理科の問題をはじめ、非常にユニークかつ、子どもたちの「12歳なりの教養」を問う問題は、他の学校には見られないものです。
 
国語の「字数制限のない記述問題」、算数の調べ上げ問題なども特徴的です。
 
 
■ やっぱりそれぞれに個性的な御三家
 
以上、簡単にまとめただけでもそれぞれの特徴が際立つ3校。
 それぞれに応じた受験対策が必要ですね。
 
また御三家に限らず「なぜこの学校を目指すのか」はとても大切なことです。
志望校は、偏差値や実績だけでは決められません。
 
その学校の「教育理念」に賛同する、ここが核心だと思っています。

過去問を演習しよう

8月も下旬に差しかかり、すでにお母さんたちの意識は9月からの生活に向いているかもしれませんね。
6年生のお子さんのご家庭では、そろそろ志望校の過去問をどのように演習していけばいいか、そんなことが気になっているのではないでしょうか。
塾によっては、夏休み中にいくつかの学校の過去問を演習するよう、指示があったかもしれません。
各塾とも、そろそろ過去問演習の指示が出始める時期ですが、その具体的な時期には差があります。
遅い塾では「11月くらいからで大丈夫」という場合もありますが、さすがにそれでは遅すぎます。
まずは第1志望校以下、第2、第3志望や1月の「前受け校」まで、どのような学校を受験する可能性があるか、リストアップしてみましょう。
多くのお子さんは、5、6校はあがってくるのではないでしょうか。
それらの学校の過去問を数年分ずつ演習するとして、どれくらいの日数が必要になるか、ある程度見当がつくと思います。
もちろん、4教科演習することになりますから、塾で指定される勉強以外に、かなりの時間が必要だとわかります。
その時間をいつ、どのようにとるか。
日曜や祝日はまとまった時間が取れそうですが、9月からは日曜の志望校別特訓が始まることもあり、時間のやりくりは意外に難しいのです。
こうやって考えていくと「過去問は11月からでいい」というのがいかに遅いかがわかると思います。
過去問に関してよくある質問に、以下のようなものがあります。
「過去問は古い年度のものからやるのがいいですか?」
「過去問は繰り返しやったほうがいいですか?」
「第一志望校の過去問は、何年分くらいやったらいいですか?」
これらへの答えは、実は人それぞれ、また考え方によります。
たとえば、第一志望校の過去問であれば、できれば入念にやりたいですから、5年分以上。
お子さん、学校によっては10年分以上という場合もあります。
併願校や、特に「前受け校」などは、そんなにたくさんの年度をやらなくてもOKですね。
また、始める年度ですが、一般には古い年度のものからすることが多いと思います。
そして過去問の繰り返し演習ですが、ことさら意識して繰り返す必要はないと考えています。
ただ、出題の癖や傾向を知るという意味では、特に第一志望校に関しては繰り返すよりも、多くの年度を解くのがよいでしょう。
また市販の過去問本は、書籍化に都合がいいように編集されていますから、実際の問題の余白の大きさなどを知る意味では、実物かそれに準ずるもので演習するのが効果的です。
入試問題は販売、あるいは少数ですがHPなどで数年分公開している学校もあります。
四谷大塚のHPではPDFを掲載していますね。
学校配布の過去問や四谷大塚HPのものは、過去問集のような解説はありません。
上手に併用していきたいですね。
まもなく受験まで5ヶ月を切ります。
(関西の受験生たちは、すでに5ヶ月を切っていますね)
計画を立てて過去問に取り組んでいきましょう!

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▼2022年11月18日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「<志望校・併願校の決め方 校風、偏差値と問題傾向から決める! 合格するための受験校の選び方」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年10月28日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「小学4・5・6年生対象 めざせ合格「過去問」の正しい使い方」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年9月30日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「飛躍的に成績を上げる!苦手克服 勉強法」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年9月10日(木)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するオンラインセミナー「【4・5年生】9月から偏差値10UPを狙うオンラインセミナー  毎年2学期に成績を上げるご家庭がやっている10個のこと」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年8月5日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験の「基本のキ!」令和4年度版 最新の中高一貫校の選び方から受験の傾向まで全部分かる!」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年7月21日(木)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するオンラインセミナー「【2022年夏】確実に成績が上がる夏期講習の受け方 3つのポイント」にて、講師を担当させていただきました。。

▼2022年7月8日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「夏休みの学習計画!うまくいく方法  夏期講習を有効活用して力をつける!学習戦略の立て方」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年6月24日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験を迷っている!?保護者必見セミナー 未就学・小学低学年から、親が知っておきたい「中学受験」の実像」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年5月27日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「自分で学習する子の育て方  中学受験、高校受験でも生きてくる「子が自走する学習法」を伝授します」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年5月26日(木)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するオンラインセミナー「6年夏休みに成績を大きく伸ばす6月・7月の過ごし方」にて、講師を担当させていただきました。。

▼2022年4月22日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「家庭学習のやり方を指南  塾に通っているだけで、安心していませんか?」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年4月14日(木)

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▼2022年3月18日(金)

「「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「頭のいい子が育つ! 学習環境のつくり方」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年2月25日(金)

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▼2021年12月17日(金)

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▼2021年11月19日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験合格つかむ「過去問」使い方セミナー」にて、講師を担当させていただきました。

▼2021年10月22日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験合格つかむ「過去問」使い方セミナー」にて、講師を担当させていただきました。

▼2021年9月24日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「苦手克服し成績を上げるコツ」にて、講師を担当させていただきました。

▼2021年7月16日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「7/16入試にも役立つ夏休み自由研究対策セミナー」にて、講師を担当させていただきました。

▼2021年6月26日(土)

新渡戸文化学園が主催するオンラインセミナー「中学受験へ向かうみなさまへ 中学受験って何? 大切なことは何?」をにて、講師を担当させていただきました。

▼2021年6月25日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「親が知りたい中学受験のキホン」をにて、講師を担当させていただきました。

▼2020年10月14日(水)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験セミナー第2弾!過去問を活⽤する家庭学習のコツ」をにて、講師を担当させていただきました。にて、講師を担当させていただきました。

▼2020年9月29日(火)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験 コロナで変わる!併願校の選び⽅/合格を導くための模試の問題⽤紙・答案⽤紙活⽤法」にて、講師を担当させていただきました。

▼2020年6月12日(金)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するオンラインセミナー「ウィズコロナ時代の中学受験を成功させる夏の過ごし方」にて、講師を担当させていただきました。

▼2020年6月6日(土)

増進堂 受験研究社が主催するオンラインセミナー「学校再開・塾再開にどう向き合うか」にて、講師を担当させていただきました。

▼2020年2月19日(水)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するセミナー「2020年首都圏中学受験 入試分析セミナー」にて、講師を担当させていただきました。

▼2020年2 月6日(木)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するセミナー「2020年関西中学受験 入試分析セミナー」にて、講師を担当させていただきました。

▼2019年10 月11日(金)

淑徳与野幼稚園が主催する講演会「父母講座 我が子への根拠の無い信頼の大切さ」にて、講師を担当させていただきました。

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