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受験直前に慌てないために。 「小5までにやっておくこと」

近頃、小6の受験生を持つ親御様からの相談が急増しています。

「合不合判定テストが下がってしまった。」

「比較合判で志望校に足りない。」

「センター試験の偏差値が14も一気に下がった。」

「ここに来てミスが急増した。」

「問題文を読まないで解いているようだ。」

「合格のイメージが持てないようだ。」

「首都圏模試のような易しい問題が多い模試だと偏差値は良いのに、四谷の合不合だとそれから20も偏差値が下がる。」

「慶応志望なのに、ミスが減らないどころか増えている。」

「麻布志望なのに、式や図が書けない。」

「文章の短い問題だと解けるのに、4行を越えると考える事が出来ない。」

「表やグラフの問題については、算数でも理科でもほとんど点数が取れない。」

「理科の暗記単元では点数が取れるのに、初見の問題や計算単元の問題には手がつけられない。」

「社会の地理の知識を忘れてしまっていることに今気がついて、焦っている。」

上記のように、切実なしかも急を要するご相談ばかりです。

相談される状況はさまざまですが、これらの原因は意外にそんなに他種類ではないように感じるのです。

1 本質を知りたいという知的好奇心が育っていないこと。

2 学習を計画的にこなす方法が身についていないこと。

3 解答に到達する課程に興味が持てていない。

この3つに集約されると考えています。

小6生の場合は、原因を考えてその対策を講じていく余裕はありません。とにかく、目の前の入試での得点を高めるために、即効的な方法を真剣に考えさせていただく事になります。

このような相談をいただく一方で、一見受験勉強を楽しんでいるかに見えながら、ちゃんと合格するお子さんも多く見てきました。

この大きな違いは、小5までの学習において、少しの差がどんどんと広がってしまった結果だと感じています。

これからの数回は、「小5までに、何をどのようにやっておく方が良いのか」、また、「親御様が協力できる事は何なのか」を、書いていきたいと思っています。

日能研小5のテキスト大改訂

日能研テキストの小5生用が改訂されたということは、以前お知らせしました。

その後、そのテキストを使って私自身が家庭教師として教えたときに感じたことや、他の先生の意見を私なりに解釈してみたいと思います。

 4教科共に、自分の頭の中の言葉を上手に利用して考えたり、理解することを目的に作り変えられていることがわかります。思い切った改訂をしたものだと思います。

 これまでの日能研のテキストは、本科テキスト・栄冠テキスト共に下記のような問題点が指摘されていました。

「全ての生徒はカリテに向けて一生懸命勉強をします。このため、ある程度は点数が取れるようになりますが、出題範囲の記憶に頼った勉強になりがち」

「繰り返し学習の暗記で何とかなってしまうことが多く、頭を使う勉強をやらせにくい」という声が、内外(内:日能研で実際に教えている講師。外:家庭教師や個別指導の講師)から私に届いていました。

 この、声が日能研にも届いていたのでしょうか。でも、これだけの思い切った改訂は、社全体の今後の経営戦略の根幹に関わることですから、外野の声に耳を傾けた結果だとは考えにくいと思います。

 日能研の成績資料の充実ぶりは、目を見張るものがあります。特に個人の成績は、すべてコンピューターによってデーターベース化されています。その分析結果や、現場の先生方の声の力が大きかったのだと想像していますが、実際のところはわかりません。

 一方で、ここ1ヶ月で日能研の小5のお子さんを持つ親御様からの相談メールが増えています。これまで通りの「カリテは取れるのに、センターが取れなく
て・・・」という内容のものは同数ありますが、「カリテすら点数が取れなくなってきた。」というご相談が急に増えたのです。テキストの改訂と何らかの関係
がありそうです。

 これまでのテキストの時は、「テキストを教える」ことで、受験の基礎部分は教えることが出来たのではないでしょうか。

ところが改訂版の場合は、「テキス
トで教える」力量が必要になっています。

この、「テキストを教える」と「テキストで教える」という文言は言葉遊びのようですが、実は教える力量を表す言葉
としてよく使われるものです。

「あの先生は、テキストを教えることは出来るが、テキストで教える力量は無い」というような使われ方です。

 テキストに沿って、その配列通りに教えていけば決められた範囲を教え終わることが出来ていたはずなのですが、改訂版で教えようとすると、「その問題群の解説を通して、子供たちに何を伝えるのか」を考えざるを得ないようになります。

算数においては、問題文はそっくりなのに、解き方が全く異なる問題が2問続いていることがあります。このような場合は、問題文から何が条件として与えられ
ているかを判断させ、何を書いて見れば解けそうかを予想させるという手順が必要になります。

講師の「問題分析の力」「質問する力」「読むことに集中させる
演出力」などの力量が問われることになります。

 社会のテキストは、ちょうど歴史に入った段階での改訂です。

重要事項の羅列が中心となっていた旧版とは異なり、「読み物」の形式となっています。重要事
項を太字にすることすらされていません。

「読み物」を読み、人物の関連や歴史的な事件との関わりを読み取った上で、記憶に定着させなさいという、勉強の王道を求めるテキストとなっているとも言えます。

でも、小5生にそれが出来るのかな?という心配があります。

 実際の授業では、重要事項を板書し、要点を話すということがされているようです。

子供たちの授業中のノートを見ると、見事に要点がまとまっています。

まるで旧版の本科テキスト内容を書き写したような内容です。

「板書を書き写すだけで精一杯で、先生の話を聞いている余裕はなかった」と話すお子さんもいまし
た。

もし、日能研が”予習禁止”の塾ではなく、事前にこの「読み物」を読んで、授業に参加すれば理解しやすいと思いますし、定着も進むと思うのですがどう
でしょう。

 このように考えていくと、改訂版のテキストは、「本来のあるべき学習方法」を要求していることになります。

算数では:丸暗記だけの勉強じゃあだめですよ。ちゃんと納得するまで考えたり作業をしたりしましょうね。

理科や社会では:言葉の丸暗記だけではだめですよ。事象の因果関係をちゃんと理解して知識同士をつなげていくようにしましょうね。

このような日能研側の声が聞こえてきそうです。

 「カリテですら点数が取れなくなってきた」というお子さんをお持ちの親御さんには、”勉強方法を見直す良い機会だ”ととらえることをお勧めします。

 解き方の丸暗記の学習になっていないだろうか、問題文をしっかりと頭に入れてから考え始めているだろうか、重要事項の言葉だけの暗記になっていないだろうか、このようなことを少しチェックしていただく必要があるように感じています。

 今後、このテキストを日能研の先生たちがどのように上手に料理されていくのかを、期待しながら待ちたいと思います。

問題傾向による受験校の選定

前回は、ご家庭の教育方針やお子様の将来設計に基づく志望校の設定方法について書いてみました。

 

今回は入試問題の傾向による志望校の設定方法です。

 

非常に長文になってしまいました。

最後までお読みいただけないのではと、心配しています。

 

 

□お父さん本気ですか?「女子学院と渋谷教育学院渋谷」□

あるご家庭に体験授業に伺ったときのことです。

お父様が、

「女子学院が第1志望ですが、出来れば渋谷教育学園渋谷も受けさせたいと思っています。」

とおっしゃいました。私は、思わず

「えっ!本気ですか!」

叫んでしまいました。

 

今の学力では、女子学院の合格可能性は50%、渋渋は40%から60%です。

 

どちらか一方の傾向対策に集中する事が出来れば、間違いなく合格させる自信はその時点で持つ事が出来ました。

 

ところが、両方と言われると、入試までの学習スケジュールが思い浮かばないのです。

 

多量の問題を、てきぱきと正確に処理をしていく訓練が中心となる女子学院に対して、じっくりと設問を読み、出題者の意図を確実にくみ取って答える訓練が必要になるのが渋渋です。

 

そのお子さんのこれまでの学習は、明らかに女子学院に向けての学習方法でした。

 

日能研から出される宿題は確実にこなし、それ以外にもいろいろな問題集で、多量の問題を解いていましたから、スピードは充分です。

 

ですから、女子学院に合格させるためには、ミスをせずに確実に解く練習を重ねていけば良い状態です。

 

問題文を素早く正確に読む練習と正確に処理をする訓練です。

 

ところが、渋谷教育学園渋谷の場合は、まず記述力の壁があります。

 

また、その前に出題者の意図を正確にくみ取る練習が必要です。

 

例えば、女子学院の理科の場合は、問題文をじっくりと読まなくても、パッと眺めて文中の単語や数字から問題が予想でき、しかもその予想はほとんど外れません。

 

一方渋渋は、「○○○○ということは分かっている。□□ということも分かっている。その上で△△ということが分かっている場合はどうなるのかを理由を含めて書け。」というような問題です。

 

これまでに覚え込んできた知識を無条件に使えば良いというわけにはいきません。使える条件と使えない条件をきっちりと意識して答えることになります。

 

女子学院対策では、「とにかく早く正確に」と言い続けなければいけませんが、渋渋の場合は、「ゆっくりでも良いから、とにかく設問をじっくり読め。その上
で、何が分かっていて何を答える問題なのかを、自分の頭の中の言葉でとらえ直せ。」と言い続けることになります。

 

これは両立するはずがありません。

 

お父様には、「8月いっぱいまでは、一般的な学力をつけることと、ミスを減らすことを目標にやっていきましょう。言い換えれば日能研のテスト対策です。でも9月以降は、どちらか一方の学校の対策に絞っていきましょう。」と申し上げました。

 

 

 9月以降、

 

「アメリカのトップランクの大学に二桁以上の合格者を出している渋渋の指導体制に魅力を感じます。」というお父様の方針で、渋渋を受けることになりました。

 

結果は、渋谷幕張と渋谷渋谷に合格しました。女子学院と渋渋の両方の対策を続けていたらどうなったかわかりません。

 

入試問題は、学校によって出題傾向が大きく異なります。

 

 

第1志望校を決める場合はもちろんですし、第2第3志望を決めていく場合も、問題傾向を分析されることをお勧めします。

 

□第1志望校の決め方□

ご家庭の教育方針やお子様の将来像、そして学力に見合う学校群の中から、お子様が取り組みやすい出題校を選ぶ事が無難です。

 

 ○○中にどうしても合格させたいという、特定の1校狙いの方も多数いらっしゃいますね。その際は、

 1 合格可能性80%ラインの偏差値に、あと6?8点以内に入っている。

 2 志望校対策に3ヶ月は以上はかける。

の2点に注意してください。

 

 

志望交対策については、親御様のお力だけではやりきれないことが多いのです。

 

その際は、力量ある第3者の力をお借りになることも必要です。

 

その際は、本当にスキルの高い個別指導や家庭教師を捜し当ててください。

 

私たちのように、「警報機の鳴り始めた踏切を、遮断機が降りきる前に無事に渡り終えさせる」ような経験を重ねている所にご相談いただく事が良いのでしょう
が、人員の都合で、ご希望のあったお宅に全て伺うというわけにはいかない事が毎年繰り返されていることが悩みの種です。

 

 

□第2第3志望校の決め方□

第1志望校と問題傾向が似ている所を選んでください。

 

神経質に考えすぎることはありません。あくまでも極端に異なる傾向の学校を選ばなければ大丈夫です。

 ・記述問題が多い、少ない

 ・解答欄が答えだけ、考え方や式の欄がある

 ・問題数が多い、少ない

 ・試行錯誤をする問題が多い、少ない

 ・問題文の文字数が多い、少ない

上記のような問題の特徴から考えて行く事になります。

 

 

大まかには、下記のことを参考にしてください。

 

●開成タイプ

 開成・筑駒・栄光・(渋幕)・栄東・開智・市川・(淺野)

 (開成の国語には、麻布や桜蔭の問題演習も有効です。)

 (筑駒の算数対策には、灘が必須です。)

 (渋幕と開成とは出題傾向は違っていますが、この併願者が多いために加えて

  おきました。)

 

●麻布タイプ

 麻布・渋幕・渋渋・海城・(芝)

 (麻布の国語対策には、開成・桜蔭の問題演習も有効です。物語文を選んでやっ

  てください。)

 (麻布の理科対策は、過去問演習の時に、問題文をしっかりと読み取る練習をす

  るかどうかで、効果は大きく変わります。また、西大和の新出問題や灘の文字

  数の多い問題も無視できません)

 

●桜蔭タイプ

 桜蔭・豊島岡・浦和明の星・(市川)

 (桜蔭の算数は「男まさり」です。開成や灘の1日目を忘れずに。)

 (理科の計算単元は、桜蔭よりも豊島岡の方が難しい年もあります。豊島岡の

 得点に一喜一憂しすぎるのは良くありません。)

 (桜蔭の国語は、開成や麻布も有効です。また、日本女子大附あたりの選択肢

 の問題を、記述形式に変更して解かせるのも有効です。)

 

●女子学院タイプ

 女子学院・鷗友・サレジオ・頌栄

 (女子学院の理科と社会は8割以上を目標に。メモリーチェック・コアプラ

  ス・4科のまとめは、繰り返してください。)

 (女子学院の算数は、近年若干難化傾向。)

 

●慶応タイプ

 慶応中等部・慶応普通部・慶応藤沢湘南・青山学院

(慶応3校の算数は、とにかく基本重視です。基本パターンの学習を念入りに。)

(理科では、風物詩や旬の果物などの生活知識が必要。日常での会話を大切に。)

(難問を解くより、基本を確実に正解する練習を。)

 

●学習院女子タイプ

 学習院女子・白百合・清心

(とにかく記述力が勝負。どの深さまで要求されているのかを見極める練習を重ねてください。)

 

●芝タイプ

 芝・淺野

(万人向きの良問。上位校を狙う人の総合演習問題として最適。)

 

上記のグループ分けは、傾向対策として類似問題の演習問題を選ぶ場合に参考にしていただけると思います。

 

 

 

首都圏の最上位レベルの学校を受験する場合に注意していただきたいのは、関西圏の入試問題の傾向の変化です。

 

算数と理科については、関西圏の入試問題の方が首都圏よりも難しい事はご存じだと思います。

 

また、関西圏で出題された問題が、数年後首都圏で出題される事がよくあります。

 

ですから、必要に応じて関西圏の問題も使っていくと有利になる場合が多くあります。

 

開成・麻布を考えている場合は、灘・東大寺・洛南・西大和の算数や理科は既に必須になっています。

 

また、桜蔭の場合には神戸女学院の算数と理科は無視できません。

 

そろそろ受験校を決める時期

小6生にとっては、天王山の夏が終わり、志望公合否判定で一喜一憂する季節になってきました。

 

得点力を高める事とともに、「うちの子にあった学校を選ぶ」こともこの時期の大切な事です。

 

今回は、学校選びで注意していただきたい事を書いていきます。

 1 学校偏差値だけで志望校を決めない。

 

偏差値が高いことがその学校の良さを証明しているわけではありません。

 

本来なら、その学校の授業内容をチェックして、うちの子に合う指導がなされるのかどうかを見ることが出来れば理想なのですが、それは不可能です。

 

私たちのように中学受験後も指導を継続し、各先生方の情報を共有している場合は、ある程度その学校の内情がわかっています。

 

たとえば、

 

・校名を変更し、大学受験指導に邁進し始めたという評判の学校では

「校長先生のかけ声とは裏腹に、現場の先生方の力量が疑問。どうも授業の工夫が無い。騒がしくて授業になっていない教科もあるようだし。特に問題なのは、
主要教科の日々の宿題だな。カリキュラム進度だけは最上位の進学校とそろっているんだが、これで大学合格実績が上がるんだろうか。」(N講師談)

 

・女子中としては珍しく理系に強い都内の学校の場合

「まじめな先生が多いし、生徒も概してまじめ。宿題量も多すぎず少なすぎず、よく考えられている。数学の公式丸暗記から始まる授業ではなくて、考えさせる授業をしているのは立派。学校内順位を上げることが大学受験成功の近道だと自信を持って言える。」(M先生談)

 

・スパルタ学習で有名な都内の男子中では

「まるで、あまり良くない予備校か塾の授業だな。基礎を理解させずに無闇に難問ばかりをやらせる。宿題も極端に多いから、生徒に「じっくりと考えろ」と強
制しにくい。どうしても解き方の丸暗記に走る。校内試験でほどほどの点数は取れるだろうが、2次が難しい国立大学の数学には対応できないんじゃあない
か。」(T講師談)

 

・歴史のある有名女子中では

「毎日学校に行くのが楽しいようだ。クラブ活動も盛んだし、先輩との関係も良好。英語と国語を頑張って、上位私立大学を狙う作戦が成功しそうだ。遊びほう
ける子は噂ほどには多くはないようだ。まじめに勉強をしている。6年間の楽しい学校生活を送って、しかも、文系大学に進学するには最適な学校だという印象
は変わらないな。」(N講師談)

 

 

このような、具体的な細部の情報を親御様が得ることはほとんど不可能なのですが、校風や子供たちの様子、そして先生方の雰囲気を知る方法はあります。

 

 2 先生情報を大切に。

今の時期から12月までは学校説明会のシーズンです。

 

また、近年体験授業を実施する学校も増えてきました。これらのイベントは、学校側の「建て前」を聞かされるだけという冷めた意見もありますが、なかなかどうして内情が垣間見えるものです。

 

先生方の熱意や先生方同士のコミュニケーション、勉強や学問への探求心を充分に感じ取れるものです。

 

また、その学校がどのようなお子さんを欲しがっているか、どのような生徒にしていきたいと考えているのかは、明確にわかります。

 

 それと、どんな子が通っているのかが気がかりですよね。それを見る良い方法があります。

 

それは、下校時間に生徒たちのグループと一緒に歩いてみることです。

 

悪ふざけもしているでしょうし、先生の悪口もしているかもしれません。

 

そのような普段の生徒たちの様子を知ることが出来ます。

 

そのグループに「うちの子がいたら」、親御さんが嬉しいと感じられるか、嫌だと感じられるかが大切な事です。

 

 3 親御さんが、お子さんの将来像をイメージすることから学校選びをスター

   ト。

 

親御さんが、お子さんの将来の幸せのイメージをお持ちになることは常に必要なことなのです。そして、志望校を決める段階では、そのイメージをより明確にしていく必要があります。

 

 ・医学部を出てお医者さんになって患者さんに感謝されている。

 ・留学後、英語がぺらぺらになって世界中を飛び回るビジネスマンになって

  いる。

 ・ロボットや機械類が好きだから、世界で通用する技術者になって欲しい。

 ・ピアノをこのまま続けて、芸大のピアノ科に進ませ、その道で一本立ちさ

  せたい。

 ・6年間を楽しく過ごして、良いお友達を一杯作りながら、自分のやりたい

  ことを見つけてくれれば。

 

 

いろいろな幸せイメージがあるはずです。

 

そのイメージは、ある程度お子さんと共有されている必要があります。

 

この機会に、お子さんと充分に話し合われる事が必要です。

 

 

 その話し合いの中で、○○中は、なんとアメリカの一流大学に10名も合格したんだって、とか、勉強が特別にハードでもないし音楽クラブが充実しているか
らピアノの練習が思いっきり出来そうね、また、理系教科の指導に定評があるからあなたに向いていそうね、などの情報も与えてあげてください。

 

学習意欲の面でも良い影響があります。

 

 

 親御さんとお子さんの将来の幸福イメージに合う中学校を選んでいくことになります。

 

 4 入試問題との相性で決める

 

 

この詳細は、次回にお書きしますね。

夏休み直後の組分けテスト

□夏休み後の小6組分けテスト□

 

 

サピックスでも、四谷大塚でも既に組み分けテストが実施されました。

 

夏の学習の成果は現れていますでしょうか。

 

 

■あんなに頑張ったのに、点数があがっていない■

 

 

実はこのようなお子さんが多いのです。

 

夏休みの学習は、体調や気力を考慮して、日々の学習を微調整して行くことが大切です。今年のように暑過ぎる夏はなおさらでした。

 

夏に、あんなに学習を頑張ったのに点数が上がっていない理由の多くは、テスト当日のコンディション調節の失敗です。

 

 

下記の内容をチェックしてみてください。

□前日はしっかりと睡眠時間をとった。

□夏期講習の後半は、どっしりと落ち着いて学習出来た。

(あたふたした学習から抜け出せた)

□テストの数日前から、問題文をしっかりとよむ練習を取り入れた。

□テストの数日前から、丁寧な字で計算をする練習を取り入れた。

 

いかがでしょう。

 

各塾共に、夏期講習では、多量の問題をスピーディーに解く練習を重ねてきました。

 

パターンの確認に重きをおいた学習だったはずです。

 

早稲田アカデミーや日能研、四谷大塚(Sコース以外)は、テキストの構成もそのようになっています。

 

これが落とし穴です。

 

一方、今回の組み分けテストは、例年どおり入学試験を意識した文章の長い問題や、パターンから少し外した問題が多かったのです。

 

問題をながめた瞬間に、頭の引き出しからその問題の解き方を探し出して、素早く解くという条件反射的な学習をしてきたのに、実際の組み分け問題は、問題文
を丁寧に読んで、わかっていることは何か(条件整理)・聞かれている事は何か、の2点を正確に捉えて解く問題が多かったという事になります。

 

 

まず、テストの問題用紙に残った計算のあとや、メモ書きをしっかりと見てあげてください。

 

「あっ、こんな引き算をまちがっている」とか「こんな雑な考え方をしている」、また「あんなに学習をした事をちゃんと思い出せていない」というような事に気付かれるはずです。それを今後の学習に生かしていただきたいのです。

 

こんなミスをして!と叱るのではなくて、

「もっと丁寧な数字で計算をしていればどうだったと思う?」

「後5秒でもいいから、思い出す努力をしていたらどうだったと思う?」

というように、お子様自信が改善すべき点に気付くように話しかけてあげて欲しいのです。

 

そして、

「夏がんばったのに、思ったような点数がとれない子って多いんだって。そこで諦めずに、欠点を修正出来た子は必ず次のテストで、夏の頑張りの成果が出るそうよ。」と言ってあげて下さい。

 

これは、長年生徒の指導をやってきた私の実感です。

 

あと、数週間で四谷大塚の合不合判定テストやサピックスの合否判定テストがあります。

 

それにむけて、今から心身のコンディション調節をはじめてあげてください。

夏期講習の使い方2 小4・小5編

小6生がハードな夏を過ごすのに比べて、小4・5年生は緩やかです。授業時間も4時間程度です。小学校に通って、その後塾に行っていた1学期中に比べて時
間が充分に取れますね。でも、サピックスと日能研・四谷・早稲アカでは使い方が大きく違いますから注意が必要です。

□日能研・四谷大塚・早稲アカの生徒□

夏期講習カリキュラムのほとんどが、一学期の復習です。そのカリキュラムに従って勉強をしていくと、大まかな弱点補強が出来ます。

 そこで、提案です。

・ この夏休みに、得意単元を作ってしまいましょう。

というのはいかがでしょう。

 「この単元が出たら、テストでは必ず得点が取れる」というお子さんの自信は、今後の学習への大きな励みになりますし、テスト時のミスを防ぐための心の持ちようにも良い影響があります。

1 まずプラン作りです。

 一学期のカリテや月例で、点数が取れていない単元をピックアップします。たくさんの単元で悪い点を取ってしまっているお子さんでも、3?4単元にとどめておきましょう。

 その単元を、日能研テキストや予習シリーズを使って、完全に解き直すのです。その際に、注意いただきたい事があります。それは、難問は省く事です。×をつけて、これはやってはいけない問題ということにしてください。

 やることが決まったら、それを日程表に書き込んでいきます。チェック欄もあればいいですね。くれぐれも、無理をさせないようにしてください。三日坊主を防ぐためです。

2 実行させるときに。

 復習用の新しいノートを用意してください。式や図をノートに書くのは当然ですが、計算もそのノートに書くように指導してください。

「見直しが出来るくらいの丁寧な字で書く」がポイントです。見直しが出来る数字で式や計算が書いてあれば、見直す必要が無いぐらいに、計算間違いは減っています。

□サピックスの生徒□

 夏の間も、どんどんとカリキュラムが進みます。復習や弱点補強に大きな時間は割けません。

 サピックス生の夏の目標は下記の2つのうち1つだけにしてください。

1 夏に習う内容を完全に理解する。

 時間に余裕があるために、復習のやり方に一工夫が出来ます。

その日習ったことの復習だけではなくて、3日前に習った内容の復習も同時にやるのです。

お裁縫で言うと、「半返し縫い」のイメージです。ある日に習ったことは、その日に解き直すだけではなくて、3日後にも解き直すのです。

特に、デイリーチェック
は良いのにマンスリーが悪い、マンスリーは良いのに組み分けが悪い、というお子さんに有効です。

 普段、サピックス生は、デイリーサポートのテキストに直接書き込む事が多いのですが、問題は、裏表の2つしか印刷されていませんから、2回目の復習が出来ません。

この時期は、ノートにやらせるようにしてください。

2 一学期に習った内容の中で、特に苦手な項目を復習する。

夏期の内容の復習は、いつも通り行ってください。

それ以外に、苦手になってしまった単元に十分な時間を割いて勉強するわけです。

一学期のマンスリーで、点数が取れていない単元をピックアップします。

たくさんの単元で悪い点を取ってしまっているお子さんでも、3?4単元にとどめておきましょう。

 その単元を、デイリーサポートを使って、解き直していきましょう。

表、裏ともに書き込みがある場合には、問題のコピーを取って切り貼りしたノートを作る事をお勧めします。

夏期講習の上手な使い方。(小6編)

□受験の天王山□

あと2週間もすると、夏期講習が始まります。「夏は受験の天王山」という言葉は、本当です。

 各塾共に、5月の保護者会や説明会では、夏期講習の大切さを力説されていたのではないでしょうか。営業的な側面もあるのですが、学力面において、確かに大きな影響があります。現場の先生方の話に熱が入るのも当然です。

 そして、各塾共に、6年生の夏期講習のテキストには力が入っています。これまでに入試に必要な全単元を一通り終えていますが、今の段階では、99%のお
子さんが入試問題に太刀打ちできません。夏の総復習を通して、「解き方や知識を整理整頓し直す」ことで、やっと応用レベルの問題を解くことが出来るように
なるものなのです。日能研の夏期講習テキストは4教科合本になっていますから、その厚みは、まさに電話帳です。他の塾では、各教科別冊になっていますが、
4教科を積み重ねると、やはり電話帳以上の厚さになります。

 これを、全部やるのかと思うと、夏期講習が始まる前から、ウンザリと思うお子さんもいらっしゃるのではないでしょうか。

 じつは、この、全部やらなければ行けないと思うことが、意外な落とし穴になります。

□必要なことを、必要なレベルで、必要な分だけ勉強する□

 1日に、6時間以上塾で勉強してきて、翌日までに仕上げるべき宿題が2?3時間分以上出されます。それを毎日繰り返すわけですから、大変です。それ以外
に、弱点対策も必要です。理科や社会の暗記が不十分である場合は、この夏休みから始めていかないと間に合わない危険性もあります。あれもこれもやらなけれ
ば、と思いがちです。お子さんも親御さんもそのように思われるはずです。

 でも、全部やろうとすると必ず破綻します。やろうとすることが、全部いい加減になってしまいます。

 

 効果的な学習を進めるには。

1 優先順をつける。

 (教科の優先順位、教科内での優先順位共に大切です。)

2 すでに、軽く出来るようになっている問題は、勇気を持って飛ばす。

 (「基礎が大切」だからと、計算や1行問題の基礎だけを多量に宿題にする塾もあります。でも、近頃の入試問題は、算数ですら文章が長くなっています。)

3 難しすぎる問題は、やらない。

 (サピックスの上位クラスでは、これまでと比べて格段に難しい問題を多量に扱います。実際の入試問題よりも難しいものもたくさんあります。お子さんが自信を無くしか得ていると思われた場合は、塾の先生と相談の上、大幅に削減する必要があります。)

4 もう少しで解けるようになりそうな問題に時間をかける。

(この判断が一番難しく、しかも大切です。家庭教師や個別指導を併用なさっている場合は、その先生に依頼されるのも一法です。)

この4つが大切です。

 

□体調管理は最優先□

 夏休みに夏風邪を引いてしまう子が多いのです。その風邪をきっかけにして勉強のペースを崩してしまうお子さんをたくさん見てきました。

 当然、睡眠不足は禁物です。また、教室のエアコンは、大声を張り上げて授業をしている先生方にとって、快適であるように調整されていることが多く、ずっと座りっぱなしの子供たちにとっては寒すぎることがあります。冷えすぎない工夫もしてあげてください。

サピックス・日能研の小5 割合の学習が開始

サピックスと日能研で割合の学習が始まりました。どちらも、「割合の3用法」を使えるように考えられたテキスト構成です。

1 (割合)=(比べられる量)÷(元になる量)

2 (比べられる量)=(元になる量)×((割合)

3 (元になる量)=(比べられる量)÷(割合)

という、おなじみのものです。

 

ある、サピックスの小5生の、デイリーサポートには、数ページにわたって大きなバッテンがついていました。このバッテンはどんな意味?と聞いたところ、

「サピックスの先生は、これをそのままやっていると割合がわからなくなるから、やるなと言ったから。」

という返答でした。

初めのバッテンは、第1用法の「(割合)=(比べられる量)÷(元になる量)」だけを使う10問です。次のバッテンは、第2用法だけを使う10問、その次のバッテンは第3用法だけを使う10問です。

 

 思わず、

「おっ!その先生は割合の教え方をよく知っているね。良い先生に教えてもらっていて良かったね。」

と言ってしまいました。

 

割合は、今後、「売買損益」「濃さ」と続き、その後「比」に発展していきます。割合と比を合わせると、入試問題における出題配点の40?60%を占めま
す。割合は、入試算数の肝なのです。その割合の学習の初めに、子供の納得を伴わない公式の利用だけに陥るのを避けるための指示だと、私は理解しました。

 

割合の理解には、2つの納得が必要です。

 

第1番目は、「何が何の何倍か?」という納得です。

 たとえば、「□gの25%は200gです。」という問題は、「200gは□gの0.25倍」と理解する事です。そして、頭の中に、「200=□×0.25」という式が頭の中に同時にできることが大切です。

 

第2番目は、線分図上での大きさの判断です。

 これまでは、何倍かするとほとんどの場合大きくなっていました。でも、これからは、1より小さい数字をかけることになりますから、「掛けたら小さくなっ
ちゃった」というのは、子供にとっては不思議なことなのです。ですから、線分図に表して、その数字に比べて、これから求めようとする数字がどのくらいなの
かを予測させる事が大切です。

 

今週来週は、お子さんが割合で困っていたら、「何が何の何倍なの?」と聞いてあげてください。

日能研の小5 算数のがんばりどころです。

梅雨前の、つかの間の気持ちの良い季節ですね。

 

この時期になるとどうしても日能研の小5の事が気になります。

何についてかと言いますと、算数です。

 

 確か先週は図形の移動でした。今週からは平均の面積図、消去算、割合と続いていきます。お子様の勉強の様子に変化はありませんか。

 春休みを挟んで、分数の計算ばかりをやってきた日能研の小5生は、4月に文章題を、5月に平面図形を学習しました。ここまでは、本科テキストで、授業を思い出してから栄冠テキストで基礎を復習するという順序で丈夫でした。

 練習量が足りていれば、心配のない単元だったのです。

 ところが、図形に入ってからどうもそうはいかないぞ、というお子さんが増えるのです。

 

・先週の「図形の移動」について。

扱われている項目は、1 図形の周りを回転する円の問題。(なめらかに移動する円と、角でコツンと当たる円の2種類)、2 三角形や長方形が滑らずに転が
る問題。3 三角形が1点を中心に回転した場合の、辺が動いたあとの面積の問題。4 扇形が滑らずに転がる問題。(本科テキストに1問だけ入っています)
と盛りだくさんでした。そして、Mクラス以上ではその4パターンすべての説明があり、そうでないクラスの場合は1と2は説明がありましたが、3は基本形だ
け、4は説明すらありません。

 Mクラス以外のお子さんが、授業の復習を徹底的にやったとします。でも、「共通問題」の後半には、習ったことが無い問題が並ぶことになります。

 また、円が別の図形の縁を転がる問題のうち、角でコツンと当たるように動く問題では、円が動けない角をきちんと図に書く必要があります。(正確に円を描
いていくという作業がきっちりできるお子さんは全体の20%ぐらいのような気がします。)うちの子、上手に図形が描けないと思っていらっしゃるなら、ここ
は時間をかけて練習させてください。

 

・今週の平均(面積図の利用)の単元について。

 栄冠テキストに入っている問題の7割は、「(全体の合計)÷(個数)」で平均を出すことができます。でも、この単元は、面積図を使いこなす練習の場ですし、「仮の平均」の意味を理解することも大切なポイントです。

 このように、本当のポイントがわかりづらくなる単元が始まっているのです。

 次のカリキュラムテストで、「基本問題は、ほとんど正解しているのに、共通問題は半分以下。」だと心配です。

 

 また、Mクラス生の場合、「共通問題の後半が解けていない」も注意が必要な状態だと知っておいてください。

SAPIX 5月マンスリー について

サピックスの5月マンスリーの成績はいかがでしたか。

 

小6生の算数については、毎年、「いつの時期に難しい問題を出してくるんだろう」と興味を持ちながら見ています。今回はまだ易しめですね。算数の平均点は
88点ぐらいだったそうです。平均50点(150点満点で)の問題が出題される事がありますから、「解ける問題は確実に得点に結びつける」練習をさせて上
げてください。

 

5年生は、いつも通りの問題です。算数の後半がさすがに難しいですね。

 

さて、小4です。私の老眼が進んでいるせいでしょうか、なんだかこれまでの小4マンスリーに比べて国語の文字が小さくなっているように感じます。そして文章の量が多くなり、内容が高度になっています。でも、平均点はあまり変わっていないようです。

 

小4のサピックス生の中で、今回の国語が急に下がってしまったお子さんがいらっしゃるのではないでしょうか。人数的には、平均点をそれほど下げない程度、つまり10%程度ですが。

 

このように、文字が小さくなるだけで得点が下がることは、お子さんにとって珍しいことではありません。このタイプのお子さんは、「解答用紙の形式が変わる」・「設問の語尾が変わる」・「文章の行間が変わる」などでも影響を受けやすいようです。

 

実際の入学試験は、普段塾で受けているテストと形式や語尾や字の大きさが異なります。うちの子ちょっと心配だなと思われたなら、小6になったら、他塾の公開テストで他流試合をしておく方が良いという事を、頭の片隅にとどめておいてください。

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