サピックスの5月マンスリーの成績はいかがでしたか。

 

小6生の算数については、毎年、「いつの時期に難しい問題を出してくるんだろう」と興味を持ちながら見ています。今回はまだ易しめですね。算数の平均点は
88点ぐらいだったそうです。平均50点(150点満点で)の問題が出題される事がありますから、「解ける問題は確実に得点に結びつける」練習をさせて上
げてください。

 

5年生は、いつも通りの問題です。算数の後半がさすがに難しいですね。

 

さて、小4です。私の老眼が進んでいるせいでしょうか、なんだかこれまでの小4マンスリーに比べて国語の文字が小さくなっているように感じます。そして文章の量が多くなり、内容が高度になっています。でも、平均点はあまり変わっていないようです。

 

小4のサピックス生の中で、今回の国語が急に下がってしまったお子さんがいらっしゃるのではないでしょうか。人数的には、平均点をそれほど下げない程度、つまり10%程度ですが。

 

このように、文字が小さくなるだけで得点が下がることは、お子さんにとって珍しいことではありません。このタイプのお子さんは、「解答用紙の形式が変わる」・「設問の語尾が変わる」・「文章の行間が変わる」などでも影響を受けやすいようです。

 

実際の入学試験は、普段塾で受けているテストと形式や語尾や字の大きさが異なります。うちの子ちょっと心配だなと思われたなら、小6になったら、他塾の公開テストで他流試合をしておく方が良いという事を、頭の片隅にとどめておいてください。