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6年生は夏の総括と受験戦略の確認を

■過去問でどれくらい取れれば合格できるのか
お盆が終わりました。塾によってちがいはありますが、夏期講習が終わり、学校が始まるまでの数日間の使い方が大切ということは以前お伝えしました。
6年生はいよいよ9月から本格的な受験対策の時期に入っていきますね。サピックスは夏に入試問題の演習が指定されていると思います。入試問題を解いたら、実際の入試問題の「感触」をしっかりつかみ、秋以降の対策につなげたいものです。
・・・と、こう書くとなんだか漠然としていますが、要するに「現時点でどのくらい解けるか」を見てほしいのです。たとえば算数の場合、
大問1 計算
大問2 小問集合
大問3〜 単元別の大問(大問1つごとに小問が2〜4個含まれる)
というつくりが代表的な入試問題の1つのタイプです。
難関校の中には計算問題は単独出題せず、問題を解く中で計算力もみるという出題の学校もあります(男子御三家などそうですね)。
計算と小問集合がテストに含まれている場合、まずはここで得点を稼ぐ必要があります。そして、後半の単元別の大問の中の小問の過半数を取れば合格点に達する、というのがよくあるパターンです。
だから、まずは計算問題と小問集合の問題でしっかり点が取れているかを見ましょう。そして後半の大問の「過半数」がとれるかです。
それぞれの大問の中に小問が3つずつあるなら、2問正解できるかがポイントなのです。
一般には、テスト前半の小問集合にくらべて後半の大問は難度が高い問題を含んでいます。
ですから前半でできるだけ点を風ぐのは当然として、後半の大問で「大コケ」しなければなんとか合格点に達する、というわけです。
今の時期だと、テスト後半の大問が「スラスラ解ける」という状態のお子さんは(取り組む学校のレベルにもよりますが)あまりいないはずです。どんどん過去問を解いて「テスト慣れ」するにつれて解けるようになっていく面もあるからです。
ひとまず今は「小問集合」で知識レベルの抜け漏れがないか、そしてミスなく解ききれるかをチェックしながら、経験値を上げていきましょう。
■6年生の9月〜11月は「受験校決定」に関わる重要な時期
9月からサピックスではSS、日能研では後期の日曜特訓など、各塾で入試対策の講座も始まります。その中で入試レベルの問題をどんどん解いていくことになります。この講座でしっかり入試問題への対応力をつけていかなければなりません。
問題を解き慣れていくと、得点は安定していくはずです。つまり、自分の実力でとれる平均的な点数が学校ごとにわかってくるのです。「この学校ならかなり高い確率で合格できそう」「この学校はかなりの好条件が当日揃わないと難しいかもしれない」といったこともわかってくるでしょう。
学校別の模試などもあるので、それらの結果と照らしあわせて、11月頃には最終的な受験校が決められる状態になってくる、というのが理想的なペースです。このあたりの冷静な分析と判断は、親御さんの重要な役割です。
中学受験に何を求めるかはご家庭によって違いますが、「第一志望校に合格できなかったら公立に進学する」というご家庭でなければ、「受験戦略」は非常に重要です。第一志望港絶対に変えないのか、変える可能性もあるのか、そして併願校はどうするのか、といったことです。
夏の総括をし、そろそろ秋以降を見据えていきたいですね。

夏の最大のポイントは「復習」

■夏は復習が最大のポイントです
夏休みですね。塾でもそろそろ夏期講習が始まり、その宿題を夏期講習以外の時間にするという学習サイクルが始まりつつあると思います。数日間塾の授業が続けてあり、1日休みというサイクルの繰り返しになることが多いと思います。夏のはじめにお伝えしておきたいのですが、夏の学習の最大のテーマは「復習」です。
「夏期講習自体、1学期の復習なんじゃないの?」と思われたかもしれませんね。確かにそうなのですが、ここでいう復習とは、その日に習ってきたことの復習です。つまり夏期講習の授業の復習をしっかりしましょう、という意味です。
確かに、夏期講習のカリキュラム内容は(塾によって異なりますが)復習の場合が多いです。過去に一度習った単元を夏期講習でもう一度教えてもらうのだから、それ自体がいい復習になる、という考え方もあります。しかし別の見方をすれば、教える先生の方も、そして使用するテキストも、「一度習った内容」ということが前提だということで、1学期に初めてそれを習った時ほどには、すべてが丁寧ではありません。
■講習会テキストは完璧ではない
多くの講習会テキストは「まとめのページ」に習うことの概要が書かれていて、それを補足するような内容の授業を先生が行い、あとは問題演習が中心になるように作られているのです。だから、授業では積極的にテキストの余白に先生の授業内容を書き込み、それを見ながらしっかり復習した上で、宿題に臨んでほしいのです。
普段の授業で使われるテキストは、オールマイティに作られています。それで勉強すれば習った単元の基本はひととおり理解、習得でき、その塾が考える「中堅校」くらいには十分対応できる力がつくように、との目的で作られています。
しかし、講習会のテキストは「ダイジェスト」とも言えるもので、これまで習ったことのうちエッセンス、一番重要な「これだけは」的な作りになっているのです。だから、先生が授業で言ったこと、ノートに書いたことまで合わせて1つの完成形になるというつもりで、しっかりメモを取り、宿題の前にしっかり復習することが大切なのです。
夏は私が提唱する「家庭内ミニ授業」を採り入れるチャンスでもあります。
夏期講習で習ってきたことを、ご家庭でお父さん、お母さん相手にお子さんが「授業」することで、お子さんの理解度は、はっきりわかります。うまく説明できなかったり、お父さん、お母さんが聞いていて矛盾していることに気付くようなら、塾の授業の理解度が低いということになります。早く気付けばその分早く手が打てますから、是非試してみてください。
■週単位での見直しをしっかりすることが大切
夏期講習がうまく回っているか、講習会の授業をしっかり理解できているか、家庭内ミニ授業などでチェックし、その結果対策を打たなければならないなら、すぐにでも動かなければなりません、そのためチェックは週単位、まずは7月末くらいのタイミングで一度チェックし、修正すべきことは修正しましょう。全部解決しなくてもOKです。課題として残ることは何かがわかっていれば大丈夫 です。
残った課題は、
①夏の間に片付けておかねばならないこと
②秋以降にじっくり解決すべきこと
に分類し、①はお盆、そして講習会が終わって学校が始まるまでの期間に解決しましょう。
4年生、5年生はあまり欲張りすぎず、各科目1単元、2単元でも解決できれば大きいですね。
しばらく気温が高くない日が続いていますが、本格的な夏に入っていきます。うまく毎週を回していきましょう。 

夏の満足度を高めるための数日間です

今日が終業式である小学校も多いのではないかと思います。何回かお伝えしてきましたが、塾の夏期講習が始まるまでの数日間、貴重です。ここで学校の宿題の大半を済ませてしまおうと計画しているご家庭もあるでしょう。また苦手単元の補強や復習などを予定しているかもしれませんね。
いずれにしても、この数日間を「ただなんとなく」過ごしてしまわないようにしたいものです。
■6年生はもう入試対策しかない
夏期講習は、6年生はもう入試対策しかないですね。どんどん問題を演習する中で自分なりの課題を発見し、足りないところ、忘れていたところを埋めていく、というイメージの授業になります。一般に「演習型」と呼ばれる授業ですが、後期の学校別の特訓などは、この典型的なものです。
6年生の夏期講習は「これまで習ったことを総復習」するのではなく、「これまで習ったことが身についていることを前提に、入試問題タイプの『総合問題』に対応できるよう練習する」と考えてください。夏までに1つでも2つでも、苦手分野を「つぶして」おかなければなりません。
もう一度夏期講習のカリキュラムを確認し、不安のある分野や単元があるか確認しておきましょう。
■5年生は塾によって夏期講習の考え方に違いがあるが、準備は必要
5年生の場合は塾によってかなりの違いがあります。基本的に夏休みもカリキュラムが進んでいくサピックスに対して、日能研は1学期の復習、そして四谷大塚はこれまでの復習が中心で、これに2学期以降に学習する単元の予習が加わります。
浜学園の夏期講習も1学期までの学習範囲の復習ですが、これに平常授業が加わるため、2本のカリキュラムを併行して進めている状態になりますから大変です。当然宿題も2倍、もしも「最高レベル特訓」といったオプション講座までとっていたら、さらに大変です。
5年生の夏期講習は「復習中心」とはいえ、すべての学習単元において「一から丁寧に」という授業ではありません。1度習っている単元だという前提で授業は進められるので、不安のある単元はこの数日間にちょっとでも解決しておきましょう。
弱点単元、苦手分野の特定は、過去のテスト結果からです。お子さんの記憶と実際の苦手分野にズレがある可能性があるからです。「見たことがある・知っている問題」と「自分が解くことができる問題」を混同している子どもは多いものです。
■達成感もあり、夏を満喫できる数十日にするための、ここから数日が大切
どの塾も、5年生は6年生に比べると夏期講習の日程には余裕があります。4年生ならさらに余裕がありますね。夏期講習のカリキュラムの中で、特に何を身につけたいか、あまり欲張りすぎないテーマを設定し、その達成具合を夏休みの起点起点で確認するようにしましょう。夏期講習のタームの切れ目ごとに「何ができたか」「何ができなかったか」を確認すれば、夏期講習のない日の時間の使い方も決まってきますね。
お子さんが5年生までのご家庭なら、「勉強だけ」にせず、遊びやお出かけなどバランスよく予定を組んで、達成感もあり「夏を満喫した」という満足感を感じる夏にしたいですね。
ここから数日、しっかり準備しましょう。

親子で取り組む自由研究

7月に入りました。
夏休みも間近、親子ともにやりたいこと、準備したいことなど様々ありそうですね。
今回も、前回に続いて自由研究についてです。特に6年生は夏期講習や特訓など塾の予定も盛りだくさんで忙しく、学校の夏休みの宿題については「すきま時間に手際よくやる」といった扱いになりがちです。中でも自由研究や読書感想文は手がかかり、時間を取るのでお困りのご家庭も多いと思います。
自由研究に関しては、宿題である限りやっていくべきだと思います。そしてどうせやるなら、受験にも役立ち「学び」のあるものにしたいものです。前回はお子さんひとりでできる簡単なものをご紹介しましたが、親子で取り組む場合はもうちょっと複雑なものもできそうです。
■お湯、缶など身近なものを使って
ちょっと見た目にもインパクトのある実験として有名なのが、大気圧に関する実験。
【用意するもの】
・大きめのボウル
・熱湯(少量)
・フタを閉められるタイプのコーヒー缶
・水
【実験方法】
(1)お湯を沸かし、空のコーヒー缶の中に少量注ぎます
(2)しばらくフタを閉めずに放置します(30秒から1分程度)
(3)缶の中の湯を捨て、缶にフタをします
(4)ボウルに缶を入れ、缶に水をかけます
さて、結果どうなるでしょうか。
水をかけ始めて程なく「パキッ!」と派手な音を立てて缶がへこみます。
缶はどうしてへこんだのでしょうか。
(1)(2)でコーヒー缶の中の中の熱湯、湯気以外の大部分の空間は水蒸気で満たされます。(3)で熱湯を捨てた直後は、缶の中は大部分が水蒸気です。
(4)フタをした状態で水をかけると中の水蒸気が冷え、水に戻ります。
そうすると缶の中が真空状態に近くなり、外側にかかっている大気の圧力(=大気圧)の力でへこむという訳です。結構大きな音がする実験で、お子さんも興奮すると思いますよ。
■本格的な実験を水草一本で
光合成の実験に関する入試問題も多いですが、家庭で再現することも可能です。
【用意するもの】
・オオカナダモ(数本)
・煮沸して冷ました水
・電気スタンド
・ストロー
・ペットボトル
【実験方法】
(1)ペットボトルに水を入れ、ストローで息を吹き込む
(2)ペットボトルの水に根元を切ったオオカナダモを入れる
(3)部屋を暗くし、スタンドの明かりをペットボトルに当てる
(4)5分毎にオオカナダモの切り口から出た気泡の数を数える
(5)電気スタンドをペットボトルに近づけた場合、遠ざけた場合などくらべる
光量が強いほど光合成はさかんになるので、そのことが気泡の数で確かめられたら実験成功です。
水中の二酸化炭素が光合成で使われて減ったということは、どうやって確かめればよいでしょうか。
これには前回述べた「ムラサキキャベツ液」を使用するのもいいですね。水のかわりに使えば、水溶液の声質の変化を目で見て確かめられるはずです。
息を吹き込んで二酸化炭素を溶けこませたとき、溶液は酸性に、そして光合成で二酸化炭素が使われ減っていくと、中性に近づいていくはずです。
またこの実験で使うペットボトルは、炭酸飲料用のものがいいでしょう。
なぜだかわかりますか?
こんなことを考察してみるのもいいですね。
(答えは「表面がツルンとしていて、中が観察しやすいから」です) 

夏に備えてしておきたいこと

■夏に備えましょう

 

もう5月も下旬ですね。6月は祝日がなく、天候も不順であることが多いので、お子さんのモチベーションも上がりにくい時期ですが、あっというまに夏はやってきます。夏に備えていくつか意識していただきたいことがあります。

 

6年生は、夏休みに非常に忙しい毎日を過ごすことになります。たとえばサピックスなら13時〜19時まで、塾に拘束されます。夏期講習のテキストをご覧になったことがある方はわかると思うのですが、算数の1日分の量は、B4のプリントが20枚程度あるのです(もちろん裏表印刷です)。普通に考えて、とてもお子さんが簡単にこなせる量ではありません。

 

それでも多くのお子さんはできるだけこなそうとしますから、講習期間中の貴重な「空き時間」である午前中は、他教科も含めた「宿題消化」の時間になるはずです。ここで注意しなければならないのは、やはりこれだけの量をこなそうとすると「覚えて当てはめる」という「作業」中心の学習になってしまいがちだということ。ときどきチェックする必要があります。

 

これに、「有名中学入試問題集」という過去問の演習が「家庭演習用」として指定されます。

 

もちろん講習会は算数だけではありません。他教科の宿題もあります。バランスよく学習を進めるには、午前や講習の空き日の時間の使い方をあらかじめ決め、決めた時間内にこなせる量がんばる、といった工夫が必要です。

 

そんな夏を過ごす前の時期に当たる今は、ハードな夏に備えて1つでも2つでも苦手分野を解決しておきたい、というのは前回もお伝えしたとおりです。

 

 

■うまく日程を調整しましょう

 

ふだんの宿題もあるし、なかなか時間が取れないと思うのですが、たとえば千葉県の方は6月15日は「県民の日」で学校がお休みですね。サピックスにお通いのお子さんなら、7月の21日から24日は塾が休校です。そういった「すきま時間・休日」をうまく確保して上手に使いたいものです。

 

学校が夏休みに入ってから塾の夏期講習が始まるまでの期間、そして夏休み前の短縮授業期間など、地域や学校によっても違いますが、夏休み「前後」の期間はわりと時間が取りやすいのです。

 

その時間を使って解決する苦手単元の問題などを、あらかじめ用意しておきたいですね。

 

4年生・5年生は、6年生に比べると夏休み中も時間を取りやすいですが、前後の期間もなんとなく過ごしてしまうともったいないです。あらかじめ「いつ、何をするか」を決めておくといいでしょう。

 

そして、決めた予定はカレンダーに書き込むなどしてお子さんにも共有しておきましょう。お子さんもあらかじめ「来週の休みの日は◯◯をするんだな」ということがわかっていれば、友達と約束してくることもありません。

 

 

■ターゲットとなるテストに備える形で

 

いつのテストで、目標とする偏差値がいくつ、そこからさかのぼって考えると・・・と、つねに「逆算思考」の考え方でやるべきことを決めましょう。特に6年生は、夏までにひとまず第一志望校を決めておきたいところです。その意味でも、夏までのテストで何を達成したいかを考え、それに向けて学習計画を立てなければなりません。

 

サピックスの6年生は6月のオープン、7月の組分けテストを目標に、四谷大塚・早稲田アカデミーなら7月10日の合不合判定テストが対象になりますね。日能研は毎月の公開模試がターゲットです。

 

受験校に関しては、塾から「お勧め」が示される場合もありますが、ご家庭が中心となって決めましょう。ちょっと身も蓋もない言い方になりますが「6年間通わせる価値を感じる学校かどうか」が何より重要な判断基準となります。

 

夏に向け、学校情報の収集も大切になってきますね。しっかり備えていきましょう。

 

親の行動で、子どもは勉強好きにも勉強嫌いにもなる

■親の行動が子どもを勉強嫌いにする?
主任相談員を務めさせていただいたいる、中学受験ポータルサイト「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」の「子どもを勉強嫌いにする親の行動3選」という記事で、同じく主任相談員としてご一緒している個別指導教室SS-1の副代表、辻義夫氏とともにインタビューを受けました。
「子どもを勉強嫌いにする親の行動」とのことで考えてみたのですが、これがけっこうあるんですね。ふだん何気なく行っていること、あるいは無意識のうちにとっている行動が、お子さんを勉強嫌いにすることって、あるんです。
逆に言えば、接し方を意識して変えることで、お子さんを勉強好きにだってできるはずです。
では、どんな行動がお子さんを勉強嫌いにするのか。
記事と重複することをお伝えするわけにはいかないので、記事でお応えしたのとは別のことをお伝えすると、1つは「なんでも親が先回り」してしまうこと。
たとえば小学生には、1年の年間計画を立て、それを3ヶ月の中期計画に落とし込んで、月次目標ができ、一週間の・・・といった計画をまだうまく立てられるわけではありません。しかし、明日塾でなんの授業があるか、来週までに宿題をどのあたりまでやればいいか、といったことは考えることができます。
今日何をやるか、どうやるか、何問やるのか、明日持っていくものは何か、といったことまで、親がぜんぶ先回りして考えるようになってしまうと、子どもは毎日の勉強(に限りませんが)に楽しみを感じられなくなってしまいます。
計画を立てるにしても、お子さんにも意見を聞き、一緒に考えるということが大切です。
主体的に、何事も「自分事」として考えて行動するのは、受験勉強にかぎらず重要なことです。
■「命令文+or」ではなく「命令文+and」を
英語の構文で、
「命令文+or 〜」というのがあります。日本語に訳すと「◯◯しなさい、さもないと〜」でしたね。もう一つ「命令文+and 〜」というのもありました。「◯◯しなさい、そうすれば〜」という日本語訳でした。
さて、みなさんは誰かからものを頼まれる場合、どちらで頼まれると「やってみよう」と思うでしょうか。
「◯◯しなさい、さもないと〜」の「〜」の続きに入るのは否定的な言葉です。やらないとひどい目にあうとか、そんなことでしょう。一方、「◯◯しなさい、そうすれば〜」の「〜」に続くのは、肯定的な表現です。
否定的な言葉は、人からモチベーションや勇気、やる気を奪います。平たく言えば「◯◯しなさい、さもないと〜」は脅しなので、言われた方も相手の言うことを聞きたいとは思わないでしょう。
お子さんに頼んで勉強してもらうわけではないですが、どうせ伝えるなら、肯定的な表現で伝えたいものです。否定的な表現ばかり伝えると、お子さんは「嫌な気持ちになること」を避けるため、聞き流すようになります。気持ちを塞いで、否定的な言葉の影響を受けないように、自然と自分を防衛するのです。
そうなると勉強どころか、親子関係すらうまくいかなくなっていきます。
■何でも話せる関係になっているか
上の項目とも関係することですが、悩んだときに真っ先に相談できるのは、特にお子さんが小学生の間は親です。中学校、高校と成長していくと、だんだん家庭の外の世界の人に相談するようになっていきますが、今はまだその時期ではありません。
学校のこと、塾のこと、受験生にかぎらず、お子さんにも悩みや不安はあります。ご自身が子どもだったとき、どうでしたか?
私はよくお父さん、お母さんたちにこのように質問して、ご自身が子どもだった時のことを思い出してもらいます。はじめは「覚えていない」と仰っていても、よく思い出してもらうと、けっこう思い出されるものなんです。
そしてそのとき思い出すのが、「ああ、あのとき親からこんなことを言われたのが嫌だったんだよね」といったこと。「もっと勉強することの大切さを、噛み砕いて説明してほしかった」「自分の価値観を押し付けてくるのが嫌だったんですよね」というようなこともあれば、「習いごとをやめたいって言ったときに、もっと止めてほしかった。我慢することの大切さを教えてほしかった」といったこともあります。
親は親で、きっと「もっとこうしてあげればよかった」ということがあるのでしょう。私も成人した娘の親としては、そんなことだらけです。
たまにはそんな、自分が子どもの時のことを思い出して「この子にどう接してあげればいいだろう」と考えるような親御さんになら、お子さんは悩んだときに「親になんか相談しても・・・」とは思わないと思うのです。
受験勉強、長いようで後で思い返せばあっという間です。この時期を私は「家族の青春時代」と強く感じます。忘れがたい、輝きの時代です。
充実した時間にしていきましょう。 

ゴールデンウィーク、大切に過ごしましょう

■お出かけに「目的」と「イベント」を

ゴールデンウィークが近づいています。お子さんが高学年のご家庭、特に6年生のご家庭は「思い切って遠出」とはいかないかもしれませんが、5年生以下なら、お出かけするご家庭も多いのではないでしょうか。

お泊りだったら、もう行き先は決まっていますね。自然の多いところを訪れるなら、花の季節を最大限に活用しましょう。理科の学習で出てくる植物は、野草レベルのものが多いので、お出かけ先でいくつも見つけられると思います。

カラスノエンドウ・スズメノカタビラ・ハルジオン・ハコベ・ノゲシ・ナズナ・ハハコグサ(ゴギョウ)・・・数え上げればきりがないくらい、(中学受験の勉強に関係あるものに限りませんが)花であふれています。

実は自然の多いところでなくても、町中のちょっとした植え込み、花壇などにも「学習のネタ」はたくさんあります。

「学習」としてではなく、「よく見る」だけを心がけて植物を見る習慣をつけてみてください。人はよく見ることで、気づかないうちに共通点を探したり、「どうしてそこに生えているのか」と考えるものです。

こういった視点が高学年での伸びにつながっていきます。

■高学年なら、半日でできるフィールドワークがオススメ

さすがに高学年のお子さんのご家庭は、遠くへ旅行と言う訳にはいかないでしょうか。そんなご家庭には、半日でできる「フィールドワーク」がおススメです。

首都圏にお住まいなら、周りは歴史で言うと「近代」のまさに表舞台。特に暗記が大変な近代〜現代の歴史の、一部でいいから下調べの上でたどるのです。1860年、時の大老、井伊直弼が襲撃された「桜田門」は実際どんなところなのか。今はどうなっているのか。その門は江戸城のどのあたりに位置していたのか。

そんなことを調べ、歩き、そして記録する。そんな作業はまるで歴史学者かジャーナリストにでもなったような気分をお子さんに味あわせてくれます。親子で楽しんでもいいですね。

関西なら古墳の頃から平安の貴族の時代まで、訪れて学べる場所は数えきれないほどですね。訪れるべき寺社仏閣も、全国有数です。

■勉強とレクリエーションのバランスを

ふだん私がオススメしているように、もちろんゴールデンウィークのようなお休みは「ふだんやりたかったけど手付かずだった勉強」に取り組むチャンスです。そちらも計画を組んでしっかりやりつつ、メリハリのある休暇にしたいですね。

もう間近に迫っていますが、ゴールデンウィークに大量の宿題が出て塾はお休み、というタイプの塾なら注意してくださいね。その大量の宿題はほんとうに全員に、ぜんぶ必要かといえば、これはNOです。やっていかなかったら叱られる、という事情があるなら、まずは塾の先生に「絶対にやるべきこと」を教えてくれないか聞いてみるとよいでしょう。

何事も優先順位が大事、ということを理解している先生なら教えてくれると思います。「とにかくぜんぶやってきてください」なら、ご家庭で優先順位を考えるしかありません。私は「全部できていませんが叱らないでください。できなかった理由は・・・」というお手紙をお母さんに書いていただくようお願いしたこともあります。

大切な数日間、充実したものにしてくださいね。

6年生は「初見の問題」への対処法を鍛えましょう

■6年生はテストが難しくなります
春休みが終わり、ゴールデンウィークもすぐにやってきます。6年生は学校でも6年生。名実ともに受験生です。
さて、サピックスではこの日曜日に、初めての「志望校判定サピックスオープン」がありましたね。四谷大塚でも第1回の「合不合判定テスト」が同日に行われました。浜学園では24日に「合否判定学力テスト」が行われます。
6年生はこれから、合否を判定するテストがどんどんあります。
合否を判定するということは、すなわち「入試レベルの問題に対応できるか」をみるということなので、出題される問題もどんどん入試問題に近いものになっていきます。
入試問題に近づいていくということはどういうことかというと、「今まで見たことがない」とお子さんが感じるタイプの問題が多くなっていくということです。
■現在の「初見の問題」とは
一般に「初見の問題」と言われるのは「パターン問題ではない」というものです。「パターン問題」というのは、「つるかめ算の解き方を知っていれば、必ず解ける」といったタイプの問題で、古くは「三行問題」と言われるものを指していました。
しかし、だんだん受験算数が高度になり「高度なパターン」「複雑なパターン問題」などと称されるものも出てきたのです。本来、かなり高度な思考経路を辿って解く問題だけれども、よく出るので、受験生(特に難関中学校志望者)は手順を覚えている、というものです。
6年生まで進学塾で勉強を続けてきた子は、このレベルくらいまでは「見たことがある」わけです。中学校側も、難関校であればあるほど、高度ではあってもそのような「手垢がついた問題」は出さず、さらに意表をついた問題を出題してきます。
これから6年生達が取り組んでいく「初見の問題」というのは、そのレベルの問題が多くなっていくのです。中には今年の入試問題そのものを改題したようなものも多くあります。
■「初見の問題」への対処法
「初見の問題」とはいっても、まったく習わない問題は出ません。
こういう書き方をすると、誤解を招くかもしれませんね。もう少し正しく表現すると「今まで習ったこととはまったく違ったことを使わなければならない問題は出ない」ということです。
ただ、「今まで習った、何と何を組み合わせて考えればいいか」はわかりづらい問題です。
そのような問題に対応する鍵は、これまでに「高度なパターン問題」として取り組んでいた問題にあります。
なぜそのような解き方をするのか。これは「あえて言うなら」何算なのか。これに似た問題にはどんなものがあるか。
そんなことをしっかり考えながら解いてみてください。これらの問題は、6年生ではいわゆる「平常授業」のテキストに出てくるはずです。それらを丁寧に解くことで、問題をみる「目」が養われていきます。
6年生は、ぜひ春のうちに、そういった取り組みを始めてください。

「高学年で伸びる子ども」のキーワード

  • ■3年生までは「読み・書き・計算」を
最近、低学年のお子さんのお父さん、お母さんからご相談を受けることが多くなりました。
私は常々、「中学受験の準備は小学3年生の秋から」と申し上げてきています。多くの塾で新4年生の授業が始まるのが、3年生の2月。その塾の入塾テストに対応できるよう勉強を始めるのが、その頃というわけです。
それまでの期間は、受験勉強というよりは「読み・書き・計算」をしっかりやっておくことが重要だと考えています。中学受験の勉強では、わりと早い段階から長い文を速く読むことを要求されますし、テストの制限時間だって学校のテストとは比べものにならないくらいタイトです。また1本の算数のテストで、計算は何十回やるかわかりません。速く、正確にできることが武器になります。
  • ■受験勉強の「先取り」は効果的?
そこで、4年生からの「受験勉強」も前倒しでやらせれば、より有利になるのでは、と考える方もいて、よく質問されるのです。この質問に対して、私は「4年生にならないと深くはわからないことも含まれていますから、そこは先回りしないでいいですよ」と答えます。
「9歳の壁」という言葉があります。多くのお子さんは9歳から10歳くらいのときに、抽象的なものを理解するようになったり、自分中心の世界から、他者の存在を意識するようになるのです。
この時期にしっかり抽象的・論理的な物の考え方に対応するために、それまでの期間にしっかり「実体験」を積み重ねておいてほしいからです。夏の砂浜の砂がとても熱かったこと、冬の鉄棒に触ったときの冷たさが、高学年になったときの「金属や岩石は温まりやすく冷えやすい」という学習に「納得」をもたらすのです。
高学年になっても計算で「指折り数える」子がたまにいますが、数は単なる「順番」ではなく、「量」でもある、ということがしっかり身についていないのです。
「37 + 85」の計算を単なる「繰り上がりの計算」ととらえるか、「100円玉がこっちに37枚、こっちに85枚あるから、37枚から15枚もってきて85枚と合わせて100円を作ってから、あとの22枚をそれにあわせる」ととらえるかには大きな違いがあります。
この感覚がしっかりつく前に、むずかしい文章問題をやらせても、「丸暗記」の勉強に陥ってしまう危険性があるのです。
  • ■小さい頃から心がけたい「ものの考え方」
お子さんがまだ小さいお父さん、お母さんも心がけていただきたい「ものの考え方」として、「因果関係の意識」があります。
物事には何でも理由があり、その結果があります。お子さんに何かを告げるとき、理由とセットで告げるようにするのです。
「散らかってると危ないから片付けようね」
「床が汚れるから靴を脱ごうね」
高学年なら
「低気圧が近づいているから雨になるみたいだね」
「水に流されているうちに、この石はこんなに丸くなったんだね」
のようにです。
大変に感じるかもしれませんが、小さいうちからこのようにものごとを考える習慣がついていると、お子さんは理由なしにものごとを「丸覚え」することに違和感を感じるようになります。「あと伸び」する子にしたいなら、絶対におすすめの方法です。
このような声かけをするには、お父さん、お母さんもいろんなことを「不思議がる」人である必要がありますね。お子さんの「なぜなぜ攻撃」にちゃんと付き合うことから始めてもいいかもしれませんね。お子さんの「どうして?」にいちいち付き合い、一緒に調べ、どう伝えたらお子さんに納得してもらえるか、頭をひねるのです。
お子さんが低学年までなら、その時間はあるのではないでしょうか。
たとえばお子さんから
「どうして空は青いの?」
そんな質問を受けたら、さて、どうします? 

学年がわり「成功の予感」を失わないで

■「なるほどな」と思うことが快感

大人もそうですが、「なるほど、そうだったのか!」と何かがわかったとき、納得感を得たときに、子どもは快感を感じます。また、なにか問題を考えていて、パ〜っと視野がひらけるというか、「見通し」が立ったときも快感を感じるのです。これまでつけてきた知識が、新しく入ってきたものと結びついて、なにか新しいものになる。そのときがすごく「気持ちいい」のです。」

家庭教師としてお子さんのすぐ横で見ていると、そんなときお子さんの表情、そして息遣いが変わります。だから、子どもがわかっているかどうかを確かめるのには、表情を見るのが一番だし、わかると快感が得られるから楽しいので、楽しそうに勉強するものです。

分かれば楽しいし、楽しければもっと勉強したくなるという好循環が生まれるわけです。

■「ちょっとがんばればできるようになる問題」に集中する

では、どうすれば楽く勉強できるようになるかです。

「楽しくない勉強」の代表例の1つが「あたふた学習」と私が呼んでいるものです。毎週出るたくさんの塾の宿題を「片付ける」ことが目標となってしまい、「とにかく答えを出す」ということばかりに意識が行ってしまう状態です。

この状態になりやすいのが、塾の学年上がりの時期。勉強の内容が難しくなり、宿題も増えるから、とにかくどんどん片付けなくちゃ、という気持ちになりやすいのです。そういう時ほど、「楽しむことができているか」に気をつけてあげなければなりません。

「あたふた学習」ではなく、1つ1つしっかり考えて勉強することができれば、お子さんは楽しく勉強できるはずです。「1つ1つしっかり考えて勉強」したいけど、宿題が増えてどうしても「あたふた」になってしまいがちなら、「もうやらなくてもできる問題」は省き、「ちょっとがんばって考えればできそうな問題」に時間を割くことです。

つまり、私が普段から提唱している「◯△☓勉強法」を徹底することで、宿題を取捨選択するのです。「◯・・・もう理解できていて自力で解ける問題」や「☓・・・全然わからない問題」に費やす時間をできるだけ少なくして、「△・・・ちょっとがんばればできそうな問題」に集中するのです。

■「成功の予感」が先か、努力が先か

人間は「成功できそうだ」と思えばがんばれるし、「たぶん無理だろう」と思っているときはあまり努力できないものです。努力できれば「成功できそうだ」という「予感」はさらに大きくなるし、成功の予感が大きくなれば、ますますがんばれるわけです。

卵が先かニワトリが先か、という話に聞こえるかもしれませんが、これはもう絶対「予感」が先の方がいい。「努力すれば合格の可能性が大きくなるぞ」は正論ですが、現実には、なかなかお子さんの心に火をつけることができない言葉です。「努力しないと合格できないぞ」は声かけとしては最悪の部類かもしれません。

子どもたちを元気づけるのは、失敗の予感ではなく成功の予感だからです。

新学年になって勉強が大変になっているからこそ、小さなこと(のように感じているかもしれませんが、進学塾の宿題にがんばって取り組んでいること自体、けっこうたいへんなことです)を拾い上げて褒めてあげましょう。

「それって、なんでその考え方で解くの?」

で「考える」という勉強にお子さんを導き、答えてくれたら

「へぇ、そうなんだ。ちゃんと説明できるって、すごいね。」

みたいな声かけができればいいですね。

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▼2022年11月18日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「<志望校・併願校の決め方 校風、偏差値と問題傾向から決める! 合格するための受験校の選び方」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年10月28日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「小学4・5・6年生対象 めざせ合格「過去問」の正しい使い方」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年9月30日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「飛躍的に成績を上げる!苦手克服 勉強法」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年9月10日(木)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するオンラインセミナー「【4・5年生】9月から偏差値10UPを狙うオンラインセミナー  毎年2学期に成績を上げるご家庭がやっている10個のこと」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年8月5日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験の「基本のキ!」令和4年度版 最新の中高一貫校の選び方から受験の傾向まで全部分かる!」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年7月21日(木)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するオンラインセミナー「【2022年夏】確実に成績が上がる夏期講習の受け方 3つのポイント」にて、講師を担当させていただきました。。

▼2022年7月8日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「夏休みの学習計画!うまくいく方法  夏期講習を有効活用して力をつける!学習戦略の立て方」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年6月24日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験を迷っている!?保護者必見セミナー 未就学・小学低学年から、親が知っておきたい「中学受験」の実像」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年5月27日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「自分で学習する子の育て方  中学受験、高校受験でも生きてくる「子が自走する学習法」を伝授します」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年5月26日(木)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するオンラインセミナー「6年夏休みに成績を大きく伸ばす6月・7月の過ごし方」にて、講師を担当させていただきました。。

▼2022年4月22日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「家庭学習のやり方を指南  塾に通っているだけで、安心していませんか?」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年4月14日(木)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するオンラインセミナー「夏休みまでに偏差値5UP 6年生GWで成績を上げる10のポイント」にて、講師を担当させていただきました。。

▼2022年3月18日(金)

「「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「頭のいい子が育つ! 学習環境のつくり方」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年2月25日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験セミナーわが子の合格に必要な学習は?」にて、講師を担当させていただきました。

▼2021年12月17日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験・合格する家庭のつくり方セミナー」にて、講師を担当させていただきました。

▼2021年11月19日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験合格つかむ「過去問」使い方セミナー」にて、講師を担当させていただきました。

▼2021年10月22日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験合格つかむ「過去問」使い方セミナー」にて、講師を担当させていただきました。

▼2021年9月24日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「苦手克服し成績を上げるコツ」にて、講師を担当させていただきました。

▼2021年7月16日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「7/16入試にも役立つ夏休み自由研究対策セミナー」にて、講師を担当させていただきました。

▼2021年6月26日(土)

新渡戸文化学園が主催するオンラインセミナー「中学受験へ向かうみなさまへ 中学受験って何? 大切なことは何?」をにて、講師を担当させていただきました。

▼2021年6月25日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「親が知りたい中学受験のキホン」をにて、講師を担当させていただきました。

▼2020年10月14日(水)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験セミナー第2弾!過去問を活⽤する家庭学習のコツ」をにて、講師を担当させていただきました。にて、講師を担当させていただきました。

▼2020年9月29日(火)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験 コロナで変わる!併願校の選び⽅/合格を導くための模試の問題⽤紙・答案⽤紙活⽤法」にて、講師を担当させていただきました。

▼2020年6月12日(金)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するオンラインセミナー「ウィズコロナ時代の中学受験を成功させる夏の過ごし方」にて、講師を担当させていただきました。

▼2020年6月6日(土)

増進堂 受験研究社が主催するオンラインセミナー「学校再開・塾再開にどう向き合うか」にて、講師を担当させていただきました。

▼2020年2月19日(水)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するセミナー「2020年首都圏中学受験 入試分析セミナー」にて、講師を担当させていただきました。

▼2020年2 月6日(木)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するセミナー「2020年関西中学受験 入試分析セミナー」にて、講師を担当させていただきました。

▼2019年10 月11日(金)

淑徳与野幼稚園が主催する講演会「父母講座 我が子への根拠の無い信頼の大切さ」にて、講師を担当させていただきました。

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