■高校生グループがカフェで喧嘩!?
先日、新宿のカフェで、ある出版社の編集者の方たちと打ち合わせをしていたときのことです。
ふだんはゆっくり食事などしながら打ち合わせをすることも多いのですが、その日は場所を決めずに出てきたこともあり、少し広めのカフェに3人で打ち合わせできそうなテーブル席があったので、そこにいたのです。
隣のテーブルに4人の高校生のグループが座っていました。男子3人、女子1人です。
4人でやってきた、という感じではなく、ひとり、ふたりとやってきて4人になった、という感じでした。
はじめは気にしていなかったのですが、ふと隣のテーブルの4人がかなりヒートアップしているのに気づき、思わず「喧嘩?」と思って顔を上げました。
幸いそれは喧嘩ではなく「議論」なのでした。
何かを売る計画について、4人で議論しています。
実際に売るのではなく、もしかしたら学校の課題でシミュレーションなのかもしれません。
しかし彼らは「超真剣モード」で議論しています。
「それだと『売らんかな』の姿勢が見え見えにならないか?」
「・・・いや、訴求したのはそこじゃないんだ!」
「商品の特徴が広告に反映されてないんじゃない?」
「ありきたりの商品説明にはしたくないからだよ!」
ときに反論し、ときに納得しながら、4人がそれぞれの意見を激しくぶつけ合っています。
■ぶつかりあうことを躊躇せず、しかし冷静に
結局彼らの議論は、40分ほどでひとまずの結論に達しました。
それぞれの役割分担を確認、次回の日程が決定し、ひとり、ふたりと席を離れて解散となりました。
大人顔負け、というか我々の打ち合わせよりはるかにスピーディーに、ダイナミックに展開した議論でした。
ぶつかりあうことを躊躇せず、しかし冷静に物事を前に押し進めていくチームワークに、思わず見とれている自分がいました。
もしも10年前の彼らだったら、言葉足らずなために、議論にならず喧嘩になっていたかもしれません。
彼らを見て「大人も成長しなければ」と感じました。
あんな若者たちがつくっていく日本の未来、楽しみだ。
そんな清々しい気持ちになったのでした(^^)
■新宿でセミナーを行います
6月15日、新宿でセミナーを行います。
夏を控え、どのように塾を活用し、家庭学習のサイクルをつくればいいか、といった内容です。
夏休みといえば夏期講習ですが、準備なしにただ臨んでしまうと思わぬ落とし穴があります。
その大きな落とし穴の1つが「学習スパン」です。
ふだんは1週間を単位として学習が進んでいきますが、夏期講習はそれが「毎日」というスパンになり、どうしても理解不十分のまま過ごしてしまいやすいのです。
そのあたりの上手な避け方、夏の学習計画の立て方などをお伝えします。
今回は主任相談員を務める中学受験ポータルサイト「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」と、「マイナビ家庭教師」との共催となります。
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セミナー参加は無料。近々ご案内できると思います。
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