■セミナーを行いました
5月19日(土)東京、渋谷でセミナーを行いました。
私が主任相談員を務めさせていただいている中学受験ポータルサイト「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」と、鈴木福くん、小林星蘭さんなどの子役、俳優さんたちが所属する「総合芸能学院 テアトルアカデミー」との共催です。
弁士は私と、同じく中学受験情報局で主任相談員としてご一緒している小川大介氏、辻義夫氏です。
一昨年より、テアトルアカデミーさんとはセミナーなど共催でイベントをすることがあるのですが、それには理由があります。
演技の世界では、子役を目指すお子さんたちは実年齢よりも上の演技を求められたり、自分が経験したことのないことを演じなければなりません。
そもそも、映画やドラマで自分とは別の人間になりきるということは、高度な読解力、理解力、表現力を必要とすることで、受験勉強と通じるところがあるのです。
そして、演技というのは単なる習いごとの領域を超えて「仕事」という側面も持つため、小学校高学年で受験との両立に悩むご家庭が多いのです。
今回は、テアトルアカデミーにお子さんを通わせるご家庭、そして中学受験情報局のメルマガ会員の中でも習いごと、勉強の両立に悩むご家庭を対象として、上手に勉強と他の習いごとを両立するために何ができるか、といった内容のセミナーになりました。
■習いごとと中学受験の両立
「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」でメルマガ会員の皆様に行ったアンケートでは「6年生の夏以降も習いごとを続けさせる(続けさせた)」と回答した方が36%おられました。
「できれば受験が終わるまで習いごとを続けさせたい」と思っている方も多いことを表しているといえますが、逆に「6年の夏前まででやめさせる」と答えた方の合計は51%と、やはり一時期は中断する、またはやめてしまう方も多いのがわかります。
習いごとをやめることなく中学受験も成功させるお子さん、ご家庭の共通点があるとすれば、時間の使い方です。
たとえばサピックスは、4年生のうちは週2回と一見「楽」なスケジュールに見えます。しかし6年生の秋になると週5日。平常授業(デイリー)に加えて土曜&日曜には長時間の特訓があります。
この状況で塾以外の習いごとを続けるには、4年生のうちから時間の使い方を練習しておく必要があります。
ポイントは、4年生で塾の日数も少なく宿題の負担も小さいときに、時間の使い方を工夫すること。
「今週の学習範囲を次の週までに完璧に」をことさら目指さないことです。
塾に週2日通いながら、宿題をする時間もとる。でもそれだけで1週間を埋め尽くすのではなく、他にもいろんなことをする。そんな1週間にしましょう。
外で体を動かすことも必要だし、習いごとで知らなかったことに触れると言った時間もいい刺激になります。
塾の勉強以外にもすべきことがあると、時間の使い方にも工夫が必要になるし、短時間で集中して学習するといったことも習慣づきます。
■関西で初(?)の座談会を行います
6月8日、関西で座談会を行います。
初の試みとなるのですが、「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」で主任相談員としてご一緒している小川大介氏、辻義夫氏とともに、小規模の座談会を大阪で行います。
参加者数名の規模で、参加者の皆様のお悩み、ご相談に我々主任相談員が直接お答えするという形です。
下記のような予定です。
【座談会概要】
対象:中学受験を目指す5年生までのお子さんのお父さん・お母さん
日時:2018年6月8日 13時〜14時30分
場所:イオンコンパス大阪駅前会議室
定員:4名(先着)
参加費:5000円/1名
相談員:西村則康・小川大介・辻義夫
詳細は申込ページでご確認ください。 
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