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11月〜1月の「まとめテスト」で結果を出すには

皆さん、こんにちは。

塾ソムリエ西村が主催する名門指導会において、関西エリア統括を担当している都関です。

西村のコラムページの場を借りて、関西の情報をお伝えしています。

■4・5年生に「まとめテスト」が行われます

入試を目前に控えたこの時期、大手進学塾では6年生に対して「〇〇中プレ入試」や「〇〇中入試実戦模試」のようなテストを実施し、志望校合格に向けて最後の「仕上げ」を行っています。

しかし、「仕上げ」のテストが行われるのは、6年生だけではありません。

4年生、5年生に対しても、次学年に向けた「仕上げ」のテストが準備されているのです。

サピックスでは、いち早く、11月23日(土)に「自分自身の問題への適性と現在の実力を知る」(サピックスホームページより)ことができる「第2回志望校診断サピックスオープン」が実施されましたが、希学園でも12月に「本格的な実力テストであり、現在の学力から見て志望校合格に向けての勉強がどの程度達成されているか、さらにどのような補強が必要なのかという重要な情報をご提供」(希学園ホームページより)できる「小5合否判定テスト」が、浜学園では1月に、4年生に向けて「浜学園の小4で学習した範囲から重要な単元を数多く出題し、日常の授業内容をどれだけ理解しているかを把握する」(浜学園ホームページより)ための「小4実力テスト」や、5年生には「志望校の合格可能性を判定し、意識の喚起を行うことが可能」(同)という「小5志望校判定模試」が予定されています。

4年生

5年生

サピックス

第2回志望校診断サピックスオープン

2019年11月23日(土)実施

浜学園

小4実力テスト

2020年1月5日(日)実施予定

小5志望校判定模試

2020年1月19日(日)実施予定

希学園

小5合否判定テスト

2019年12月15日(日)実施予定

■浜学園の「小5志望校判定模試」とは

では、来年の1月に実施が予定されている浜学園の「小5志望校判定模試」とはどのようなテストでしょうか。

2019年1月13日(日)に行われた「第550回 公開学力テスト 小学5年」の算数とその2週間後に行われた「小5志望校判定模試」の算数Ⅰと算数Ⅱの得点分布は次の通りです。

この「第550回 公開学力テスト 小学5年」の受験者数は2803名、平均点49.4点、「小5志望校判定模試」の受験者数は2438名、算数Ⅰ平均点53.0点、算数Ⅱ平均点40.3点でした。

2019年に行われた「小5志望校判定模試」の算数Ⅰの得点分布は「50点台を頂点とするきれいな山型」をしており、公開学力テスト以上にその時点における学力通りの点数となるテストであったことがわかります。

しかし、算数Ⅱは40点未満の狭いゾーンに受験生の約半数が固まっています。

このことから、算数Ⅱの40点分が比較的点数の取りやすい問題であり、残りの60点分が難しい問題であったことが読み取れます。

■冬休み期間を利用して「あと1問正解する力」を伸ばしましょう

では「小5志望校判定模試」に向けてどのような準備ができるのでしょうか?

それは「あと1問正解できる力」を伸ばすことだと思います。

一例として、「算数Ⅱ 問題2」を見てみます。

2 次の問いに答えなさい。

(1) 濃さ8%の食塩水200gと濃さ12%の食塩水600gをよく混ぜあわせると、濃さ何%の食塩水ができますか。

(2) 濃さ4%の食塩水と濃さ9%の食塩水をよく混ぜあわせると、濃さ7%の食塩水が800gできました。濃さ9%の食塩水を何g混ぜましたか。

(3) 略

「食塩水の重さ×濃さ=食塩の重さ」という食塩水の3公式を使って解く(1)の正答率は74%、「比」を利用する「天びん法」を使うと解きやすい(2)の正答率は38%ですが、いずれも小5マスターコースの演習教材や夏期講習テキストに類題があります。

浜学園 小5 夏期講習教材No.3 講義Ⅰ

問題A-7 17%の食塩水300gと4.5%の食塩水200gを混ぜると何%の食塩水ができますか。

問題B-2-(3)

2%の食塩水880gに食塩を加えて12%の食塩水を作りました。何gの食塩を加えましたか。

つまり、受験生の74%が「かけ算やわり算だけで答えが出せる」問題を正解し、そのおよそ半数にあたる38%の受験生は、5年生の学習で非常に重要な「比」を使う問題も正解できているということです。

ということは、「比」を使いこなす力が身につけば、「あと1問正解する」ことが可能になるということです。

5年生の「比」の学習には、「食塩水の濃さと比」、「商売の問題と比」、「速さと比」、「相似」、「比と割合の文章題」などいくつかありますが、冬休みは期間が短いですから、まずは「もう少しでマスターできそう」という単元を選び、夏期講習テキストのように「あまり分厚くない」教材を利用して「比」の強化ができればいいなと思います。

受験校の最終決定はご家庭で

■ △を◯にするために
主宰する家庭教師「名門指導会」では今「合格可能性△をなんとかして◯にするために何ができるか」を話し合っています。
もちろん、家庭教師の先生方は(もちろん塾の先生もそうですが)担当するお子さんたち、全員を第一志望校に合格させたいと願っていて、各ご家庭もそう希望しています。
だからご家庭と講師が緊密に連携し、相談することが大切なのですが、名門指導会の強みは「よってたかって合格させる」ことだと思っています。
通常、家庭教師というのは「単独」で業務にあたることが多い職業です。
「単独」というのは「フリー(?)でやっている」という意味だけでなく、大きな家庭教師派遣センターに所属していても、ふだんの業務、つまり家庭にうかがっての授業や教育相談などは「ひとりで」やっているという方が多いということです。
家庭教師は「横のつながり」のない職業なのです。
どんなに先生が頑張っていても、個人で収集できる情報には限りがあり、志望校選択や成績を上げるための方策についても、一人の情報、アイデアよりも多人数のそれがある方がうまくいきやすいものです。
しかし多くの家庭教師の先生たちは、生徒の状況について相談する相手がおらず「手持ち」の情報のみで試行錯誤しておられます。
別に宣伝ではないのですが、名門指導会では定期的に「講師研究会」を行っており、生徒たちを合格させるための方策について、担当講師以外の先生方の経験も共有いただき、みんなでよってたかって合格させるための相談をするのです。
■ 情報源は複数あるにこしたことはない
6年生は、現実的な受験計画をたてる時期です。
塾の方でも、受験校に関する面談やアドバイスが行われていきますね。
首都圏は学校が多く、親御さんもすべての学校に関して精通することは難しいのですが、いくつかの情報源を持っておくことが望ましいと思います。
もちろん塾の先生からの情報は貴重で、重要です。
ただ、それ以外の情報源も持っておくにこしたことはありません。
理由はいくつかあります。
上記の通り、一人の人間、ひとつの塾の情報源には限りがあることも、そのひとつです。
また、進路指導する先生の「好み」もあります。
お通いの塾の「得意とするレベル」の学校もありますね。
難関校、上位校を得意とする塾には、やはり中堅校に関するデータは少ないものですし、その逆もまたあります。
ですから、情報源は複数あるにこしたことはないのです。
そして、もっとも大切なことは、受験校の最終決定はご家庭に委ねられているということです。
・・・考えてみれば当然のことなのですが、塾から強く勧められたり反対されると、受験計画を変えてしまうご家庭も多いので、あらためてこの場でお伝えしておこうと思います。
■ 受験校を最終的に決めるのはご家庭
過去に実際にあった例をお伝えします。
あるご家庭は、お子さんをS女子学園に進学させたいと希望していました。
S女子学園は自由な校風と活発な生徒活動などが特徴的な学校で、おとなしいお子さんの性格を考えた親御さんは、ぜひS女子学園で前向きに物事に取り組む姿勢を身につけてほしいと考えていたのです。
しかし6年生11月の塾での面談で、「S女子学園はお子さんには向いていないのでは?」というアドバイスをもらいます。
親以外の大人の前では殆ど喋らない、という女子は意外に多いものですが、このお子さんもまさにそういったタイプだったのです。
悩んだお母さんからご相談を受けた私は「S女子学園を受験させたいと考えていた理由、お子さんの希望などをもう一度確認してみてはいかがですか?」とだけアドバイスしました。
実はこのお子さん(よくあることですが)、塾や学校ではあまり喋らない、おとなしい子という印象ですが、ご家庭では真逆で、とても明るくよく喋るお子さん。
でも、外で(特に大人名の前では)あまりそういった面を表に出しません。
そんなお子さんに、外でももう少し自己表現ができて生活を楽しめるようになってほしい、と親御さんは考え、ご本人も「変わりたい」という願望をもっていたのでした。
ご家庭の決断は、「やはり親子で憧れていたS女子学園を受験する」というものでした。
今では「小学校の頃から見違えるくらい逞しくなりました」というお話をいただくくらい、活発に部活動や生徒会活動に活躍しているそうです。
理科や数学など理系科目が好き、というのも指導した私としては嬉しい限りですが。
人生の選択は「択一」の連続です。
「この選択をしなかったらどうなったか」を確認することはできませんし、考えても仕方がないことです。
だからこそ、志望校選びもしっかり情報を吟味した上で、納得のいくものにしたいですね。
毎年この時期になると、このようなことを考えながらご相談を受けています。

4年生・5年生 苦手克服は今

気温が急に下がり、すでにインフルエンザが流行っている学校もあるとの話を聞きます。
季節の変わり目、体調を崩さないよう過ごしたいですね。
6年生はいよいよ志望校対策の時期ですが、4年生、5年生も次の学年に向けて準備をしていきたいですところです。
■苦手克服は今
とにかく得意を伸ばす、という考え方もありますが、苦手と思いこんでいることも実はそう苦手なわけでもなかった、ということはよくあります。
授業を聞いたときにちょっと難しく感じてしまったとか、そんな理由で「◯◯は苦手」と子どもが自分に暗示をかけてしまうようなこともあります。
テストのたびに間違う(少なくとも親からはそう見えてしまう)単元を克服できないか、試せるのは4年生、5年生の時期です。
逆に6年生の今の時期になると、そろそろ苦手克服はやめて「とれるところで点をとる」という考え方に変えていく時期だからです。
もちろんご家庭だけで苦手を乗り越えられればいいですが、家庭教師や個別指導の教室を利用するなど、外部の手を借りるというのも1つの方法です。
(失敗しない家庭教師の選び方をコラムにしたものがあるので、よければ読んでみてください)

中学受験 成功する家庭教師の選び方

■家庭教師として感じること
私は長年家庭教師として中学受験を目指すお子さん、ご家庭のご相談に乗る仕事をしていますが、家庭教師にしかできないな、と思うことがあります。
もちろんマンツーマンの個別指導ですから、お子さんが理解するまで教えることができるのですが、実はそれだけのために家庭教師を利用するなら、とてももったいないことだと思うようになりました。
なぜなら、家庭教師にしかできないことがあるからです。
それは、家でのお子さんのようす、親御さんとお子さんの関係を感じられることです。
塾など教室に出かける場合、その時点でお子さんも親御さんも「アウェイ」にいるわけです。
つまりお子さんも過度な「甘え」が許されない状況だということを承知している状態ですね。
これはマンツーマンの指導でも、個別指導の教室などならそうだと思います。
つまり、家での「ありのまま」のお子さんの姿、お母さんがいつも見ている「よそ行きでない」お子さんの姿を見られるのは、家庭教師だけです。
「この子の家庭学習がスムーズに回っていくためには、何をどう変えたらいいだろう」
そんなことを考え、提案するのが家庭教師の最重要の仕事の1つで、決して問題を教えるだけでは子供の成績は上がらないということも、経験から痛いくらいわかっています。
もしも家庭教師を利用しようとお考えの方がいたら、「わからないところを教えてもらう」だけではもったいないということを知っておいていただきたいと思うのです。
■冬までの目標を立てましょう
苦手克服でも成績アップでもいいのですが、ぜひ冬までの目標を立てていただきたいと思います。
5年生のお子さんのご家庭は、やはり6年生までに少しでも志望校の合格圏に近づけておきたい、という思いがあるでしょう。
4年生も、今よりも家庭学習をスムーズに回したいとか、クラスアップも大いに気になるところだと思います。
東京で月2回、関西で月1回位のペースで「少人数相談会」というイベントを行っているのですが、やはり個別に親御さんたちのお悩みを聞いていくと、「がんばっているのに成果が出ない」というご相談が一番多いように思います。
成績を上げるには(もしも今上がっていないのなら)「習慣」を変える必要があります。
今週の勉強だけでなく、過去に習ったことをふだんの勉強と並行して、いかに復習していくか。
ともすれば「今週のこと」で手一杯になりがちな毎日ですが、それを繰り返しているだけでは「実力テストになると結果が・・・」というサイクルから抜けづらいですね。
だからこそ「習慣」を変える方法を模索したいのです。
どんな方法があるかを考え、ご提案するのも家庭教師の仕事であり、醍醐味でもあります。
塾の先生以外に「セカンドオピニオン」がほしいという方は、ぜひそんな視点で有効なアドバイスを得られる方法を考えてみてください。
もちろん私たちにご相談くださってもOKです。

【関西】6年生への準備は今から

皆さん、こんにちは。

塾ソムリエ西村が主催する名門指導会において、関西エリア統括を担当している都関です。

西村のコラムページの場を借りて、関西の情報をお伝えしています。

■6年生への準備は秋から始まります

10月を迎え、6年生は志望校に向け、日曜志望校別特訓などの志望校別対策講座を中心とした学習に余念がないことと思います。

この志望校別対策講座の開始時期と内容は大手進学塾によって違いがありますが、一般に、6年生の前半は馬渕教室の「志望タイプ別特訓」のように、「成績も受験パターンも固まっていない前期は、学校を絞り込んで特定の単元だけを研ぎ澄ますより、同タイプ・同レベルの学校で求められる力を養う」(馬渕教室HPより)ための講座、後半はサピックスの「難関校SS特訓」のように、「志望校の出題傾向に照準を合わせた志望校別講座(1コース選択)と、苦手科目や強化したい分野を集中的に学習する単科講座(2講座選択)、さまざまな角度から実力を判定する4回のテストで、合格を勝ち取る実戦力」(サピックスHPより)を身につけるための講座となっています。

 

塾名

講座名と開講時期

6年生前半

6年生後半

浜学園

日曜錬成特訓

2月~6月

日曜志望校別特訓

7月~12月

馬渕教室

志望タイプ別特訓

2月~7月

志望校別特訓

9月~直前

日能研

前期志望校別特訓

2月~7月

後期志望校別特訓

9月~1月

サピックス

土曜志望校別特訓

2月~7月

難関校SS特訓

9月~1月

希学園

志望校別特訓

2月~12月

 

■6年生前半の志望校別対策講座にも受講資格があります

ここで注意が必要なことは、6年生の後半から始まる志望校別対策講座だけでなく、前半に行われる志望校別対策講座にも受講基準や受講資格が設定されることがあるという点です。

もちろん、前述しましたように、6年生になりたての時期は成績や志望校が安定しているわけではありませんから、後半に行われる志望校別対策講座よりは緩やかな設定です。

 

塾名

講座

受講基準または下限値

浜学園

日曜錬成特訓

強化講座

公開学力テスト偏差値50以上(教科毎)

基礎講座

公開学力テスト偏差値50未満(教科毎)

日能研

灘特訓

灘特進生

星光西大和東大寺特訓

公開模試・カリテ・思考力育成テストの4科目平均順位400位以内

または

3科目平均順位450位以内

四医西大和洛南特訓

公開模試・カリテ・思考力育成テストの4科目平均順位300位以内

希学園

灘コース(Ⅰ期)

公開テスト平均偏差値56

東大寺学園コース(Ⅰ期)

公開テスト平均偏差値51

四天王寺コース(Ⅰ期)

公開テスト平均偏差値40

注1:日能研は2017年12月配布資料より一部を抜粋したものです。

注2:希学園は2019年9月配布資料より一部を抜粋したものです。 

 

■日能研と希学園の受講基準や下限値は3ヶ月間のテストの平均です

上記のように、6年生前半から始まる志望校別対策講座の受講基準や下限値は、後半の志望校別対策講座に比べると低い値となっていますが、対象となるテストに注意が必要です。

日能研の場合(2018年度)は、小5の9月2日(土)~11月4日(土)の3ヶ月間に実施された3種類のテスト、公開模試・カリキュラムテスト・思考力育成テストの平均順位ですし、希学園の場合は、小5の11月~1月に実施される公開テストの平均偏差値(コースによって対象となる「科目型」も異なります)です。

ですから、日能研で6年生前半から始まる志望校別対策講座の受講をなさる予定の場合、すでにその対象となるテストが始まっていることになりますので、お子様の平均順位と受講したい特訓の受講基準値をすぐに確認し、もし受講基準を下回っているようであればそれらのテストの振り返りと次回以降のテストに向けた準備が必要になります。

また、希学園で志望校別特訓を受講予定の場合は、7~9月の公開テストについて対象となる科目型の平均偏差値が下限値を超えることができているかをチェックし、その状況に応じて11月以降の公開テストに向けた対策を決めることになります。

秋は学校行事も多いため家庭学習の時間のやりくりが難しいですから、テストの現状分析と対策が必要かもとお感じになるようでしたら、急ぎお通いの塾や中学受験の専門家にご相談されることをお勧めいたします。

9月、あらためて男子御三家についておさらいしよう

いよいよ9月、各塾の6年生の志望校別特訓(サピックスではSS、日能研では後期日特)が本格的に始まりましたね。
 
お子さんが5年生までのご家庭、お母さんも、来年、再来年はうちの子も、と気になるところかもしれませんね。
 
9月以降、学校別の対策模試なども行われ、6年生はどんどん志望校と受験校がはっきりとしてくる大切な時期です。
 
具体的には、模試などの結果を見て志望校を具体的に受験する方法で進んでいくのか、あるいは方針転換をするのか、厳しい選択を迫られる場合もあるということです。
 
特に志望校が御三家など難関校の場合、シビアな選択もありえます。
 
できればお子さんの第一志望校合格への道筋をつけさせてあげたいですね。
 
今回は、これから中学受験の勉強を始めようとしているご家庭、志望校を決めたいと考えているご家庭に向けてという意味もあり、あらためて男子の難関校である御三家(開成・麻布・武蔵)について、簡単に校風や出題傾向についておさらいしておきたいと思います 。
 
 
■ 御三家は、子どもたちの自主独立を求めている
 
 男子御三家とは、もちろん開成中・麻布中・武蔵中の3校です。
それぞれに独自のカラーがある学校ですが、共通点もあります。
東大を始めとする難関国公立大学への現役合格者数、合格率もさることながら、勉強だけでなく日常生活における自主独立生という点でも、この3校は共通する部分があります。
 
高い大学合格実績を誇りながらも、カリキュラムは独自、そして生徒活動などに関してもユニークなものがあるというのも、この3つの難関校の共通点の1つです。
 
 
■ 開成中
 
何と言っても、東大合格者数が圧倒的なのが開成です。
現役で140名、OBを合わせると180名を超える卒業生が東京大学に進学します。
ただ、ガリガリの進学校というだけでは全く無く、「知性」「自由」「質実剛健」を重んじる教育理念を掲げています。
「ペンは剣よりも強し」をモチーフとした校章も有名ですね。
生徒の自主性を尊重した学校行事も盛んで、特に体育祭は開成の象徴ともいえます。
 
入試では、2018年に「適性検査型」ともとれる国語の問題を出題したり、びっくりするくらい易しい算数の出題があったりと(もちろんその逆もあります)、受験生は「全方位死角ゼロ」といった準備を求められます。
 
理科社会の問題が学校の偏差値レベルから考えると易しく、平均点が8割を超えるなど、ミスが許されない高得点勝負となるのも開成の特徴です。
 
男子御三家の中で唯一、高校からの募集を行っているのも特徴で、これがこの先どうなっていくかが注目されていますね。
 
 
■ 麻布中
 
私は麻布中の入試問題が大好きです。
このことはもう何年も前から公言していて、毎年、特に理科の入試問題は楽しみにしています。
もちろん12歳の小学6年生が取り組む問題ですから、中学、高校生しか知らないような公式や定理は使えません。
しかし「ここまで生きて、勉強してきたことを総動員して考えてご覧」と言わんばかりの問題は、理科好きのお子さんにとっては手応えじゅうぶん。
まるで麻布の先生に授業をしてもらっているような気分で、入試問題に取り組むことと思います。
 
国語は15問程度の設問中、10問が本格的な記述問題。
「とにかく書かせる麻布」と言われる出題傾向です。
 
校風の自由さも有名で、文化祭や体育祭にもよく表れています。
校則がなく、茶髪の子も多い。
伸び伸びとした学校ですね。
 
 
■ 武蔵中
 
建学の精神「武蔵の三理想」として「東西文化融合のわが民族理想を遂行し得べき人物」「世界に雄飛するにたえる人物」「自ら調べ自ら考える力ある人物」を掲げる武蔵も、やはり生徒の自由と自主性を重んじ、校則がなく生徒自身の責任と判断に委ねています。
 
東大合格者数が低迷しているということが話題になりがちですが、武蔵の教育の本来の目的はそこだけではない、というのが武蔵中高の向いている方向だと思います。
 
これは入試問題にも表れていて、伝統の「お土産問題」を必ず出題する理科の問題をはじめ、非常にユニークかつ、子どもたちの「12歳なりの教養」を問う問題は、他の学校には見られないものです。
 
国語の「字数制限のない記述問題」、算数の調べ上げ問題なども特徴的です。
 
 
■ やっぱりそれぞれに個性的な御三家
 
以上、簡単にまとめただけでもそれぞれの特徴が際立つ3校。
 それぞれに応じた受験対策が必要ですね。
 
また御三家に限らず「なぜこの学校を目指すのか」はとても大切なことです。
志望校は、偏差値や実績だけでは決められません。
 
その学校の「教育理念」に賛同する、ここが核心だと思っています。

8月のテストで振るわなかった5年生がすべきこと

新学期が始まりました。
学年も後半戦に入り、塾で習う内容も難しくなっていきます。
6年生はいよいよ志望校対策の授業が本格化しますね。
この時期からは学校行事も多く、体力を奪われがちでもあります。
バランスをとりつつ、上手く乗り切っていきたいですね。
さて、サピックスでは8月末のマンスリーテストが終わったばかりです。
そのマンスリーテストの算数の結果を見て、やはり今年もそうなのか、と思ったことがあります。
8月マンスリーの内容は、ほとんど夏期講習で習った内容というのは、例年のことです。
そして、その結果が「2極化」しているのも例年どおりでした。
夏期講習で習ったことばかりなのでよくできている子と、習ったことばかりなのにできていない子に分かれているのです。
せっかくがんばって夏を過ごしたのに、その最後にあるテストで振るわなければ、お子さんも親御さんも意気消沈してしまうかもしれませんね。
「夏期講習で習ったことばかり」の8月マンスリー(日能研の夏期講習まとめテストなどの場合も同じ)で点が取れていないということは、夏の勉強が「あたふた学習」になっていた可能性があります。
私が「あたふた学習」と呼ぶのは、とにかく宿題を仕上げることが目的のようになってしまった学習のこと。
「気をつけて」と言ってはいるものの、フタを開けてみればそうなってしまっているお子さんは多いものです。
さて、「あたふた学習になっていたな・・・」と感じているお子さんは、9月からどんなことに気をつけて過ごせばいいでしょうか。
まず思い出していほしいのは、夏の間に算数で習ったことでもっとも大切なことは、「比・割合」と「速さ」だということです。(これは他塾でも大きくは変わりません)
どちらも多くの子どもたちがつまずく単元であり、他の分野との掛け合わせなどでもよく出てくる単元であり、この2つの単元の掛け合わせで「速さと比」という形でも出てきます。
まず、9月からの学習でつまずきを最小限にするには、この2つの単元の根本的なところを押さえておくことです。
ここでは、「割合」について考えてみたいと思います。
「割合」の単元を苦手とするお子さんが多いのは、この単元の計算ではお子さんたちのこれまでの「常識」に反するタイプのものがでてくるからです。
それは「割り算は大きな数を小さな数で割るもの」という「常識」です。
答えが整数になる範囲では、割り算というのは「大きな数 ÷ 小さな数」という式になります。
しかし割合の単元では、全体のうちの一部分が全体のどれくらいにあたるかを計算するため、「一部分 ÷ 全体」という式になるのです。
はじめ、このことに違和感を感じるお子さんは多いものですが、理屈よりもまずことば、表現に戸惑うお子さんも多いのです。
「240円は1200円の何割にあたりますか」
「500人の3200人に対する割合を答えなさい」
このような表現です。
このような表現に加え「もとにする量」「比べる量」といったことばも、お子さんたちにはこれまで馴染みがなかったものです。
上手な先生は、これらのことばや表現をやさしく読み解いて、お子さんたちの身近なところに落とし込んでくれます。
たとえば、割合というのはとにかく「何倍」という意味なんだ、と考えれば
「2400円の3割は・・・」
「2400円の0.3倍は → 2400×0.3」
となります。
ぜひ一度、お子さんがはじめて割合を習ったときに、どのようなことばで習っているかを確認してみましょう。
それだけでわかってくることがあります。

残りの夏の過ごし方〜テスト直しについて〜

お盆の時期に合わせるかのように、大型台風が日本に上陸しました。
この時期、楽しみにしていたイベントがあったお子さんも多いのではないかと思いますが、楽しめたでしょうか。
首都圏は台風の影響も限定的ですが、それでも突然の強風でドキッとする瞬間もあります。
さて、お盆が終わると夏期講習もいよいよ終盤。
8月19日〜の週で夏期講習は終了、という塾も多いようです。
8月の最終週にテストがあるサピックスのような塾もありますが、できれば最後の週は夏期講習の総まとめと9月からの準備をしておきたいですね。
忙しかった夏期講習会、カリキュラムに追われるようにして過ごしたお子さんも多いと思います。
講習会の主要な単元の復習を、ぜひ8月のさいごにやっておきましょう。
日能研や四谷大塚のように、講習会の途中に数回のテストがある塾なら、そのテストの直しがよい復習になります。
すでに1学期に塾で習ったことの復習内容で、夏期講習のテストでも間違ったわけですから、しっかり復習して身につけておくす必要があります。
ただ、何でもみんな復習内容だからできなければならないかというと、お子さんそれぞれにとって身につける必要のある問題は違ってきます。
私は、テスト直しについてはよく「100−目標偏差値」とおすすめしています。
たとえば、ふだんは偏差値が50くらいで、目標は偏差値60をクリアすること、というお子さんの場合。
「100−目標偏差値」つまり 100−60=40
と計算して、
テストの正答率表で、40%を超える正答率の問題を中心にとき直しをするんです。
ザックリとした目安ですが、「超難問まで、すべての問題を直す必要はない」ということを覚えておいていただきたいのです。
このとき注意いただきたいのが、目標をあまり高く設定しすぎないことです。
「今は偏差値が40台だけど、ゆくゆくは御三家に合格したいので、目標偏差値は70」
といった目標設定には無理があります。
いまお子さんが偏差値40くらいなのだったら、正答率30%の問題をとき直すことに大きな意味はありません。
まずは、安定して50くらいの偏差値を出せる状態を目的としましょう。
「今ちょっとがんばれば達成できそう」という目標を立て、その小さな目標を達成し続けることが大切で、お子さんもモチベーションを維持しやすいのです。
だから第1段階は、テストで正答率が50%を超える問題を中心に、テスト直しをしましょう。
偏差値50がとれるようになったら、次はさらに少し上を目標にします。
このように、徐々にステップアップを目指してみましょう。
「必死でがんばっているんだけど、どうしても偏差値が40台(ときには30台)から一向に上がらない」
というケースでは、多くの場合勉強のしかたを変える必要があります。
上記のようなご相談が増えるのが、実は9月から新しい学年にかけてなのですが、親御さんたちも「こんなにがんばっても成績が上がらないということは、何かを根本的に変える必要がある」ということには気づいているのですが、具体的に「何を」「どのように」はなかなか判断しづらいものです。
塾の先生に相談されることはもちろん、場合によっては家庭教師や個別指導教室などのセカンドオピニオンを求めることも検討されるとよいと思います。
私が主任相談員を務める「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」でも9月初旬に「少人数相談会」という形で、塾の成績でお困りの親御さんたちのご相談をお受けする機会を設けていますので、必要な方は告知をお待ちください。
さて、6年生は、いよいよ志望校別特訓が始まる9月が近づいています。
過去問演習もそろそろです。
(「11月くらいから」と指示される塾もあるようですが、遅すぎです!第一志望校から併願校、そしていわゆる「前受け校」まで、しかも3科目〜4科目演習する津用があることを考えると、そろそろ計画を立てて取りかかるのが得策です。)
次週はその過去問についてお伝えしようと思います。
夏の残りの日々、充実したものにしていきましょう。

1月、それぞれの学年の過ごし方は

2019年1月も、もう一週間が過ぎました。
冬休みが終わり、学校での新学期も始まりましたね。
学校によっては(受験を控えているため)6年生の姿が激減するという「異変」が起こっているところもあると思います。
■6年生は体調と怪我に気をつけて
特に関西では、岡山方面の中学校の入試が早いということもあって、冬休み〜入試が終わるまでは学校を欠席するというご家庭もあると思います。
首都圏でも状況は大きくは変わりませんね。
やはり怖いのは、インフルエンザをはじめとした感染症によって受験に影響が出ること。
私も何度か経験していますが、担当のお子さんが体調を崩して保健室受験になったり、直前に怪我をするといったこともありました。
親御さんとしては心配は尽きないと思います。
ぜひ試験会場で、お子さんが全力を出し切れるよう、お祈りしています。
お母さん、お父さんも(もちろんご本人はそうですが)あとひと踏ん張りです!
■4年生、5年生は新学年に備えよう
4年生、5年生のお子さんは、もうすぐ新学年。
1月後半に、ぜひ心がけておいてほしいことがあります。
それは、この学年で習った「知識」を思い出す時間をとってほしいことです。
たとえば5年生は、ここ数ヶ月、塾の社会では歴史ばかりを勉強していたのではないでしょうか。
地理があまり好きではないというお子さんにとっては、楽しい数ヶ月だったかもしれません。
でも、地理もやっぱり大切です。
1月のテストには、地理も出るかもしれませんね(サピックスの1月組分けテストには地理が出ます)。
久しぶりに、地理の知識チェックをしておきましょう。
中学受験は「知識の詰め込み」から思考力重視に変化している、と言われます。
前回のブログで、私も「パターン問題だけを練習しても対応できない問題が増えている」と書きました。
でもそれは「知識がなくてもOK」ということではありません。
近年の中学入試問題は(というより本来の学びは、というべきでしょうが)「知識だけではダメ」なのです。
ぜひ1月後半、知識の整理をしておいてください。
学年の最後にがんばっておくと、必ず次の学年のスタートがよいものになります。
ぜひ次の学年につながげていきましょう。 

この冬「納得ずく」の勉強を

今年もあと僅か。
数日で新年を迎えます。

6年生のお子さんはいよいよ追い込みですね。
5年生までのお子さんは、冬期講習をひかえています。

クリスマス、お正月と、お子さんにとってワクワクするようなイベントも目白押しの冬休み。
勉強も、楽しいイベントも(6年生は、今年だけはおあずけですね!)、目一杯楽しんでほしいと思います。

■4・5年生の冬期講習には、実は余裕がある!?

短い冬休み、冬期講習もあります。
でも、実はそんなに塾自体は忙しい毎日ではありません。
4年生、5年生に関していえば日程、時間とも、ややゆったりしている塾がほとんどです。

たとえばサピックスの5年生は、冬期講習の日程は全6日。
1日の拘束時間は3時間(9時〜12時の校舎、13時30分〜16時30分の後者があります)のみ。
宿題も出るとはいえ、塾の負担は大きくないですね。

年末年始でバタバタ(主に大人ですが)しがちですが、案外余裕がある時間にできることがありそうです。

たとえば科目や単元を選んで、じっくり理解することを目指してみてはいかがでしょう。

「なんとなくわかった」くらいの理解度の単元、思いつくものがいくつかあるでしょうか。

そのような「気になる単元」があるなら、ひとつふたつ解決しておきましょう。

■この冬「納得ずく」の勉強を

サピックスの5年生の冬期講習の日程は、12月26日(水)27日(木)28日(金)29日(土)1月5日(土)6日(日)の6日間。

26日から29日は4日間連続授業、あとは年明け1月5日と6日です。平常のデイリー同様講習会の宿題も出るでしょう。

冬期講習の宿題は「明日まで」のサイクルにならざるを得ません。
サピックスは、科目によっては冬期講習中も新しい単元に進み続けるため、その日の学習内容の完全理解を目指すには、それなりの労力がいるでしょう。

しかし30日〜1月4日までは自由に使えるので、数時間の「補強時間」がとれそうです。

その時間は、あまり欲張らずに「克服したい科目・単元」を決め「完全理解」「納得ずくの勉強」を目指してみましょう。

この単元の問題なら、誰かに質問されても自分で説明できる。
そんな状態を目指すのです。

■何を、どのように使って勉強するか

ひとことで「苦手克服」「弱点補強」といっても、ただ問題集の問題を解いて答え合わせをする、というだけでは「やりっ放し」になりかねません。
何を、どのように使って勉強するかが大切です。

まずは何を使うかですが、塾のテキストや問題集、過去のテストを使うのか、あるいは市販の問題集などを使うという手もあります。

いずれにしても「どう使えば求めている効果が得られそうか」ということに注目してみてください。

塾のテキストやテストを使って復習するなら、どのように使えば「自学自習」で苦手克服ができるかを塾の先生に聞いてみるのがもっとも早いでしょう。
使い方を指示してくれるかもしれないし、そもそも塾のテキストは自学自習には向かないというアドバイスをくださるかもしれません(案外このアドバイスをくださる先生は正直ではないかと思います)。

市販のテキストや問題集を使うなら「本書の使い方」といったページ(問題集によっては動画その他でのアドバイスがあるものもありますね)をよく読み、作成者が「このテキストをどのように使えば最大の効果を発揮する可能性が高いか」を考えて作ったものなのかをしっかり親が理解して子どもに伝え、親子で使い方を確認することが大切です。

私が監修、算数の前田昌宏先生や理科の辻義夫先生の著書である問題集も、作成意図や使い方に関しては丁寧に解説をつけています(動画などでも紹介しています)。

何を使ってチャレンジするにしても、ぜひ作成者の意図する「最大限の効果が出る使い方」を研究して使ってみてください。

この冬、大きな効果が出ることを期待しています。

この学年のことはこの冬のうちに

年末が近づいてきました。
お子さんもですが、みなさんは今年の目標、達成できたでしょうか?
私は、正直なところ50%といったところです。
毎年、年が明けるたびにあれも、これもと思うのですが、なかなか思い描いていたことを全部というのは難しいものですね。
その代わりといっては何ですが、思いもよらなかった成果が思いもよらなかったところから生まれたりするのも、面白いものです。
来年には、これまでよりもさらにお子さんたちの受験勉強に役立つものを生み出せるのではと、ワクワクしています。
さて、お子さんの勉強に関してもいろいろあると思います。
受験というのは期限があるものですから、来年、再来年とあと伸ばしにできない問題も多いですね。
たとえば「苦手克服」「弱点補強」と言われるものもそうです。
いつかはやらなくちゃいけないけど、いつか、ではなくできるだけ早いタイミングで解決するのがよいのは言うまでもありません。
■この学年の復習の「最後の」チャンス!?
冬休み、多くの小学校で二週間くらいの期間だと思いますが、年末年始ということもあって、ばたばたしがちです。
その間には、クリスマスやお正月などお子さんたちが大好きな行事もありますね。
ところで落ち着いて考えてみると、冬休みが終わったら学校では3学期。塾では、1月の残すところ2〜3週間を過ごすと、もう新学年を迎えてしまうのです。
つまり、冬休みは「「この学年でしておきたかったこと」をする最後のチャンスなのです。
塾の冬期講習もあります。でも、気をつけて見てみてください。
夏の講習会にくらべて、冬期講習会は日数も少なく、習う範囲も限定されています。
「しっかり復習させておきたいな」と感じている単元が冬期講習会のカリキュラムに含まれているか、確認しておくことが必要なようです。
もしも冬期講習会で習う単元の中にそれらがなかったら、ご家庭で独自に復習のカリキュラムを考えなくてはなりませんね。
■体験授業を「突破口」にするご家庭も
12月12日、年内最後の「少人数相談会」を実施し、そこで「名門指導会の家庭教師の体験授業を受ける」と決め手申し込んだご家庭には、順次担当講師が体験授業に伺っています。
私が主宰する名門指導会に限らないのですが、せっかく家庭教師や個別指導の体験授業を受けるなら、単なる「お試し」とせずに、しっかり目標を決めて取り組むのがいいと思います。
具体的には、解決したい苦手分野や単元を明るみにし、1回の授業で克服することを目標とするのです。
つまり体験授業が「わかった」というだけでなく「体験授業を通して、気になっていた苦手分野をしっかり理解し、自分で解き進めることができるようになった」くらいの目標で取り組むのがよいように思います。
年末年始、慌ただしいですが試してみる価値があるのではないでしょうか。
この冬、個別や家庭教師の体験を予定している方は、ぜひ試してみてください。
■算数・国語の「スタートダッシュ」出揃いました
入塾テストに向けて作った専用の問題集「スタートダッシュ算数」「スタートダッシュ国語」が出揃いました。
今まさに新4年生に向けて入塾準備中のご家庭に向け、入塾テストとその後、つまり新4年生から塾の勉強が始まったときに上位でスタートするための問題集として用意しました。
塾でよく問われる問題や、知っておくと入塾後に得する考え方や解き方をまっm際した問題集です。
入塾準備中の3年生(新4年生)のご家庭は、よかったら手にとってみてください。 

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▼2022年11月18日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「<志望校・併願校の決め方 校風、偏差値と問題傾向から決める! 合格するための受験校の選び方」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年10月28日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「小学4・5・6年生対象 めざせ合格「過去問」の正しい使い方」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年9月30日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「飛躍的に成績を上げる!苦手克服 勉強法」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年9月10日(木)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するオンラインセミナー「【4・5年生】9月から偏差値10UPを狙うオンラインセミナー  毎年2学期に成績を上げるご家庭がやっている10個のこと」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年8月5日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験の「基本のキ!」令和4年度版 最新の中高一貫校の選び方から受験の傾向まで全部分かる!」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年7月21日(木)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するオンラインセミナー「【2022年夏】確実に成績が上がる夏期講習の受け方 3つのポイント」にて、講師を担当させていただきました。。

▼2022年7月8日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「夏休みの学習計画!うまくいく方法  夏期講習を有効活用して力をつける!学習戦略の立て方」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年6月24日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験を迷っている!?保護者必見セミナー 未就学・小学低学年から、親が知っておきたい「中学受験」の実像」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年5月27日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「自分で学習する子の育て方  中学受験、高校受験でも生きてくる「子が自走する学習法」を伝授します」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年5月26日(木)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するオンラインセミナー「6年夏休みに成績を大きく伸ばす6月・7月の過ごし方」にて、講師を担当させていただきました。。

▼2022年4月22日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「家庭学習のやり方を指南  塾に通っているだけで、安心していませんか?」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年4月14日(木)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するオンラインセミナー「夏休みまでに偏差値5UP 6年生GWで成績を上げる10のポイント」にて、講師を担当させていただきました。。

▼2022年3月18日(金)

「「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「頭のいい子が育つ! 学習環境のつくり方」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年2月25日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験セミナーわが子の合格に必要な学習は?」にて、講師を担当させていただきました。

▼2021年12月17日(金)

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▼2021年11月19日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験合格つかむ「過去問」使い方セミナー」にて、講師を担当させていただきました。

▼2021年10月22日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験合格つかむ「過去問」使い方セミナー」にて、講師を担当させていただきました。

▼2021年9月24日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「苦手克服し成績を上げるコツ」にて、講師を担当させていただきました。

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「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「7/16入試にも役立つ夏休み自由研究対策セミナー」にて、講師を担当させていただきました。

▼2021年6月26日(土)

新渡戸文化学園が主催するオンラインセミナー「中学受験へ向かうみなさまへ 中学受験って何? 大切なことは何?」をにて、講師を担当させていただきました。

▼2021年6月25日(金)

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▼2020年10月14日(水)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験セミナー第2弾!過去問を活⽤する家庭学習のコツ」をにて、講師を担当させていただきました。にて、講師を担当させていただきました。

▼2020年9月29日(火)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験 コロナで変わる!併願校の選び⽅/合格を導くための模試の問題⽤紙・答案⽤紙活⽤法」にて、講師を担当させていただきました。

▼2020年6月12日(金)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するオンラインセミナー「ウィズコロナ時代の中学受験を成功させる夏の過ごし方」にて、講師を担当させていただきました。

▼2020年6月6日(土)

増進堂 受験研究社が主催するオンラインセミナー「学校再開・塾再開にどう向き合うか」にて、講師を担当させていただきました。

▼2020年2月19日(水)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するセミナー「2020年首都圏中学受験 入試分析セミナー」にて、講師を担当させていただきました。

▼2020年2 月6日(木)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するセミナー「2020年関西中学受験 入試分析セミナー」にて、講師を担当させていただきました。

▼2019年10 月11日(金)

淑徳与野幼稚園が主催する講演会「父母講座 我が子への根拠の無い信頼の大切さ」にて、講師を担当させていただきました。

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