今年もはや年の瀬ですね。

年初に かけた願は叶いましたか?

受験生の皆さんはこれからですね。

「人事を尽くして天命を待つ」ほどに頑張れましたか?

まだなら、今からでも間に合うかもしれませんよ。

兎に角、がむしゃらに頑張って見てください。

結果は、行動についてくるものですから。
 

 

さて、今回は、前回の引き続き低学年のお子様について。

普段は受験学年を多く担当する超ベテラン講師が小学1年生を指導するとどんな様子か、お話が聞けたのでご紹介しましょう。
 

・受験学年だけではなく、1年生も担当したのはなぜ?

小学生になって受験するまでの期間を3つのタームに分けて考えています。

1つ目は、3年生までの進学塾が受験モードにはいる前。2つ目は4年生。3つ目は5年、6年生の受験準備のターム。

1つ目のタームは基礎的な学力をしっかりと身につけつつ、いろいろな物事に興味を持ってもらう時期です。

この時期の成果が高学年の成績を左右すると言っても過言ではないので、大切な時期ですね。

今回、私が1年生を担当したのも、低学年こそ受験をよく知ったスタッフが必要なのではないかと考えたからです。

お母様、お父様との最初のお話の機会に、ご家庭の十分な理解とサポートをいただけると思い担当をさせていただくことにしました。
 

・1年生では何を勉強するの?

基礎的な学力とは、問題集で演習をして身につける学力だけではないと思います。

例えば、言葉の力は普段の身の回りの環境にも左右されます。

たくさんの言葉が身の回りに溢れているお子様と、言葉と触れ合う機会の少ないお子様では身に纏う言葉の力も自ずと違うものです。

また、活字をたくさん与えることが言葉の力を身につけるのに適しているとは思えません。

興味を持って言葉と向き合うことができれば理想的ですね。

そのためには、お子様の好きそうな内容の本を積んでおくのも良いかもしれませんね。
 

・飽食しているから危機感が無い。

今、勉強をしたがらないお子様がたくさんいらっしゃいます。

私にはこの様子が、今の食生活とよく似ているように思えます。

自分たちが欲する前に十二分に用意されてしまうので、その大切さが見失われてしまっている点で、とても似通った現象だと思うのです。

ですから、低学年の学習環境こそ与えすぎには十分に注意をしておきたいですね。

どうすれば子供達が楽しんでくれるのか、成長してくれるのかといったことに気を配らなければ、

勉強にも飽食してしまう恐れが多分にあるからです。

お話をお伺いしていてよく耳にするのは、「わかっているけどやめられない」という何処かで聞いたようなフレーズです。

しかし、一旦飽食してしまうとなかなか元には戻りません。

ご飯を好き嫌いする子供と同じように、勉強も気分次第になってしまうのです。

私が関わることで、少なくともこの点については良い方向へ向かうご家庭が増えればいいなと思っています。

いかがでしたか?

では、どうすれば勉強の飽食を避けることができるのか。

その手法は、お子様ごとに異なるそうです。

思い当たることやご不安がおありなら、一度、名門指導会にお問い合わせください。

2月は比較的先生方のお時間にも余裕があるため、直接、ご家庭でお話をお聞きいただけるチャンスがあるかもしれません。

お問い合わせをお待ちしていますね。
 

(関西統括 都関)