2008年の中学受験がほぼ終了しました。

 

不況だから、受験生が減るという見方もありましたが、なかなかそうはなっていないようです。

 

昨年の首都圏では、5万人が4万人の私立中の定員に挑戦したわけですが、今回は5万5千人に近い子供たちが受験に立ち向かったようです。


中学受験生を持つ親御さんには、ますます正しい受験勉強が大切になっていく事を分かっていただきたいと思います。

 

さて、日能研の小5生です。


算数は2月第2週から4月末まで計算単元が続きます。

 

その時期の理科は、植物と動物という単純暗記の範囲です。社会はもともと暗記中心の教科です。


そのために、「受験勉強とは、繰り返し計算をして、繰り返し覚えていけばいいんだ!」と感じてしまうお子さんが多いのです。

 

機械的な繰り返し学習に落ちいってしまうきっかけになる時期ですから要注意です。

 

計算は、算数を解く際の大切な道具です。

 

熟練することは大切なことですが、それは受験学習の一部にしかすぎません。

 

訓練する部分の学習だけではなく、考えを積み上げる勉強も同時にさせてあげてください。

 

カリテの点数には反映しませんが、第1回では「線分図を利用して、余りからの逆算を立式する」部分が考える学習です。

 

第2回では、「約数・倍数・公約数・公倍数の意味理解」です。