6年授業が始まりました。


小5までの日能研カリキュラムは、スピードも若干遅く問題レベルも欲張ったものはほとんどありませんでした。

 

ところが、これからの授業では、これまでのものを取り戻すがごとく速くしかも難しくなってきます。


また、カリキュラムテストの、Aクラス用の「基本問題+共通問題」とMクラス以上の「共通問題+発展問題」の問題レベルが大きく離れてきます。

 

上位校を目指すお子さんでまだAクラスの場合は、出来るだけ速くクラスアップの方策をとってください。


日曜特訓も始まりました。数年前から始まった1学期日特ですが、全員に必要な講座なのかどうか。

 

日能研のカリキュラムは、6年生1学期終了時にやっと全単元を終えます。

まだ、全ての単元の基本を押さえていないこの時期に総合問題を解く意義は一部のお子さんを除いて無いと思っています。

 

日能研ある校舎の責任者の先生に相談に行かれたお母様に、「日特の問題は難しいですから、分からなくてもかまいません。

 

今のうちに難問になれることを目的にしていますから。」とおっしゃったそうです。「分からなくてもかまわない」ような問題を大切な時間を使って授業するなよ?!と、突っ込みの一つも入れたくなります。

 

Mクラス用の日特問題はほとんどが、上位校で出された入試問題そのものかその類題です。

 

このレベルを今の時期にやることは、「難問は私には解けない!」と思い込ませてしまうばかりで、学習意欲にも影響を与えそうです。


講座の取捨選択がより大切になってきました。