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コラム

4年生は「完璧」にこだわりすぎず 6年生は「やるべきこと」のリストアップを

2019年4月10日 23:39

前回は、各塾の5年生が1学期に算数の重要な単元である「速さ」「割合」を学ぶということを書きました。


実は算数だけでなく、各科目で非常に重要な学習内容を網羅するのが、進学塾の5年生のカリキュラムです。


「5年生終了時には、社会科の公民を除いて入試に必要な全単元をほぼ終了する」
と言われているのが、中学受験塾のカリキュラム。


「受験ではこの単元、解法がキモになるんだよね」
というような事柄は、ほぼ5年生でその基本を習います。


だから5年生は非常に大切な学年なのですが、これはまだ5年生になっていない4年生、そしてもうすでに5年生の学習を終えてしまった6年生も、意識しておいてほしいことなのです。

■ 4年生は、あまり完璧にこだわりすぎず

どの塾に通っていても、4年生は比較的、時間に余裕があります。

塾に通う日数も週に2日ほど、そして習う内容も易しく、場合によっては親がその内容を指導することも可能な単元も多いと思います。
だから、習ったことを完璧にできるようにしよう、と考える親御さんも多いのですが、実はあまり「完璧」を追い求めすぎないほうがいいと思います。

なぜならその「完璧」を目指す勉強法は、5年生になるといろいろな理由で通用しなくなるからです。

「習ったことを完璧にできるようにしよう」という家庭学習の、どこがいけないのか。
それは「完璧」を追い求めすぎると「全部大切」「すべてを完璧に」となりやすく、そこに「宿題の優先順位をつける」という視点がなくなってしまいやすいからです。

一週間あたりの宿題量や塾に通う日数、時間などから考えて、5年生になると優先順位をつけて学習しないと回らなくなるのです。
それを見越して4年生からやっておかないと、5年生で家庭学習のサイクルが破綻します。

「でも、4年生はまだ宿題も多くないんだから、別に完璧にやってもいいじゃない。」

そんな声も聞こえてきそうです。

それでも、たとえば宿題を何度もさせるとか、すべての問題を完璧に、という考え方にはこだわりすぎないほうが、長い目で見て上手くいった例が多いように思います。

宿題の取捨選択をして空いた時間は、理社の調べ学習や「テキストの外」に出ていくような学習をするのがよいと思います。

■ 6年生は「5年生で積み残したこと」を意識して

6年生は、夏くらいから本格的に「受験対策」の勉強になりますね。
志望校別の特訓が始まり、志望校の過去問演習に関する指示も塾から出ると思います。

ポイントは夏が来るまでの時期、つまり春の間に、どのくらい5年生のときの「積み残し」を補強できるかです。

5年生で何ができて、何ができなかったか。

手薄、苦手なままになっている科目、単元は何か。

把握できていないのなら、数回の実力テストの結果を見ながら、リストアップしなければなりません。

お子さんの答案と正答率表を参考に「正答率が高いのに間違った問題が多い単元は何か」を調べましょう。

まだいろいろな意味で余裕がある春のうちに、こういったことを早め早めにしておくと、夏からの勉強が実り多い者になります。

名門指導会では私が直接ご家庭に伺う「家庭訪問」のサービスもあるのですが、その折に上記のようなテスト分析を詳しく行うと、御本人もお母さんもびっくりするくらい「やるべきこと」がはっきりします。

ぜひご家庭でも「やるべきことのリストアップ」にチャレンジしてみてください。

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西村則康プロフィール

日本初の「塾ソムリエ」として、活躍中。
35年以上中学・高校受験指導一筋に行う。
コーチングの手法を取り入れ、親を巻き込んで子供が心底やる気になる付加価値の高い指導が評判である。

西村則康 写真

セミナー・講演会

▼2019年3 月2日(土)

マイナビ家庭教師・「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」・名門指導会が共催するセミナー「6年間を成績上位で過ごすための新中1スタートアップセミナー」にて、講師を担当させていただきました。

▼2019年2月21日(木)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」・名門指導会が共催するセミナー「2019年入試分析からみる2020年入試対策」にて、講師を担当させていただきました。

▼2018年10月25日(木)

東京都市大学付属小学校主催の文化講演会にて「中学受験―結果につながる 家庭学習&塾の活用法 〜日常生活の延長線上での受験〜」、というテーマで登壇させていただきました。

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