■春休みが終わりました

 

春休みが終わり、学校での新しい学年が始まりました。

 

塾では一足先に、2月から新学年の授業が始まっていますが、春休みまでの2か月間の振り返りができたでしょうか。

 

学校と毎週の塾の授業という日常がまた始まりましたが、がんばった分だけ結果に結びつく、そんな学習サイクルを作りたいですね。

 

以前にも書きましたが、各塾の5年生は4月から夏休みまでの間に、割合や速さといった重要かつ苦手とするお子さんが多い単元を学習します。

理解が不十分なままにならないよう、気をつけて取り組みたいですね。

 

 

■言葉の定義より大切なこと

 

特に割合の考え方、感覚をしっかり身につけておくことは大切です。

塾のテキスト、そして先生によっても違うのですが、割合の単元では「もとにする量」「くらべる量」といった言葉が出てきます。

 

言葉の定義を知ることも大切なのですが、実はこの言葉が曲者なのです。

「もとにする量」「くらべる量」といった言葉によって「難しい」「わからない」という印象を持ってしまうお子さんが多いのです。

 

割合について、親御さんに知っておいていただきたいことは、「割合とは『何倍』という意味だということです。

たとえば「720円の2割5分は何円?」とあったら、「2割5分」を「0.25倍」と読み替えればいいのです。

 

この「割合とは『〜倍』という意味だ」と知っておくことはとても大切で、割合の学習において混乱を防ぐとてもいい方法なのです。

 

お子さんが割合を学び始めたら、ぜひこのことを思い出してください。