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2018年、開成中と麻布中の出題傾向は変わったか

2018年2月13日 07:47

首都圏での入試もほぼ終わり、進学校が決まったお子さんも多いのではないでしょうか。

若干の変動はあったものの、首都圏の主要校の倍率などは例年同様でした。

今年なにより関係者の話題をさらったのが、開成中学校の算数が非常に易しかったこと。
開成出身の名門指導会のトップ講師も「OB会でも話題になるのでは」と言うほどでした。

実は、今年ほどではないにせよ開成、麻布の(筑駒を除けば)トップ2の出題傾向は例年対照的で「処理力の開成、思考力の麻布」という印象を持っている人も多いと思います。

開成の理科、社会の平均点の高さは例年有名で「ミスすると落ちる」典型的な出題です。
受験者平均で8割、合格者平均では9割に迫る平均点は「開成の理社で合格はできないが、不合格はあり得る」という通説を生んでいました。

ところが今年は算数も同傾向。

受験したお子さんたちも戸惑ったでしょう。
算数が得意なお子さんは、試験時間を持て余したのではないでしょうか。
そんな問題でした。

算数で差をつけたい、と思っていたお子さんたちは「なんでこんなに簡単なんだ!?」と思ったでしょう。

一方、麻布は例年通りの「思考力勝負」の出題。
開成とは逆に、受験生が「今まで受験勉強でやってきたことは何なんだ?」と思ってしまうような出題。
その場で条件を与えられ、その場で考える。
使わなければならない知識は最小限。

対照的な2校ですが、「らしい」といえる出題でした。

いずれにしても、何か特徴的な対策をするのが効果的というよりは、算数の「地アタマ」を鍛えるのが効果的と考えられる出題です。
条件設定をその場で与えられて考える麻布、そして「やるべきこと」がわかっている状態でミスなく確実にやりきることが求められる開成。

私が例年楽しみにしている2校の問題、今年も「らしい」ものでした。

来年に向け、しっかり準備していきましょう。

西村則康プロフィール

日本初の「塾ソムリエ」として、活躍中。
30年以上中学・高校受験指導一筋に行う。
コーチングの手法を取り入れ、親を巻き込んで子供が心底やる気になる付加価値の高い指導が評判である。

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