早くも8月。お盆が近づいていますね。
連日の猛暑ですが、お子さんたちは体調を崩していないでしょうか。
■お盆はこれまでの「総括」を
長い夏休みですが、すでに二週間が過ぎました。
今週末くらいからはお盆の期間が始まりますね。
塾によって、また学年によっても違いますが、少しまとまったお休みになる子が多いと思います。
もうすべきことは決まっているでしょうか?
夏期講習は数日間の塾の日と1日のお休み、の繰り返しであることが多いですが、「やりきれなかったこと」はあるでしょうか。
数日間ぶんの復習や宿題、1日の休みで処理しきれたでしょうか。
そして何より、「あたふた学習」になっていなかったでしょうか。
「あたふた学習」というのは、やるべきことが多すぎて「とにかく宿題をこなすだけ」の学習で、これに陥ってしまうと「がんばった割には成果が出ない」という結果になりがちなのです。
ここまでの二週間を総括し、お盆にやることを具体的に決めましょう。
日能研は何日かに1回テストがあったと思います。その結果も復習の参考になりますね。
お盆休みの初日に、ここまでで気になった単元、問題などを再度解いてみて、自力でどれくらい解けるか確認し、お盆の予定を決めるのもいいですね。
■「取捨選択」できているかを再度確認
「あたふた学習」になっていたなと感じるなら、やるべきことが多すぎる可能性があります。
夏期講習の宿題も平常時と同じく(平常時よりもさらに入念に)取捨選択すべきです。
毎日授業があり「明日までの宿題をとにかくやらなくちゃ」という思考になっているなら、一度お盆休みにリセットしましょう。
何度も繰り返しになりますが、最優先は「もう少しがんばればできるようになる問題」です。
夏期講習前半の授業で「○△×学習法」は実行できたでしょうか。
○・・・もう楽々解ける
△・・・ちょっと難しかった
×・・・わからなかった
問題をこの3種類に分類し、△の問題が○になるよう集中する、というのが「○△×学習法」です。
ここまでの問題を分類してみて、お盆の計画を立ててもいいでしょう。
こういったワンポイントを家庭教師の先生と、というニーズで「名門指導会」に問い合わせてこられる方も、毎年多くいます。
■6年生は「勉強一色」ですが・・・
6年生は文字通り「勉強一色」の夏を過ごしている子が多いと思います。
ただ、お子さんがそれ以前の学年なら、意識的に「夏休みらしい」イベントも用意してあげたいですね(6年生でもしっかり「遊びメニュー」は用意する!というご家庭もありましたが)。
そういえば、中学受験ポータルサイト「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」で主任相談員としてご一緒している辻義夫先生が、おもしろいイベントを行うようです。
星の動きの授業を、本物のプラネタリウムを使ってやってしまおうという企画のようで、ふだん経験するプラネタリウムとはまったく違う天球の使い方をするのだとか。
こういったイベントを親子で楽しむのもいいですね。
詳しくは
http://www.shibu-cul.jp/news/3623.html