カテゴリー: 小6向けアドバイス

日能研小6カリテ

今週はカリテがあります。

6年の1学期終了時点まではカリテの得点の正しい方法での積み重ねが、センター模試の点数になるとお考えください。

理科は、ここしばらく植物・動物という暗記単元です。

これまでも何度かやってきた単元ですが、この時期は知識の完成を目指す時期です。
1週間に2時間程度の暗記時間を確保してください。

社会は、地理単元からの復習です。

4年生で一度やった部分ですが普通は記憶が曖昧になっているものです。

地理単元も入試の社会の中での配点は
30%?40%あります。

子供たちが興味を持ちやすい歴史や、難しく感じる公民部分に重きを置きがちになりますが、地理が社会の基礎点数になります。

頭の中にまとめ直す意気込みで、1週間に1?2時間の学習時間を確保してください。

 
算数は、しばらく「規則性」の単元が続きます。

数の連続や図形の連続、約数や倍数を使った数の規則など公式化されているパターン問題が多い単元です。

公式を覚えることだけで終わらない事が大切です。なぜそのような公式になったのかを理解していないと、少しだけ問題を変えられるだけで解けなくなってしまい
ます。

最上位校を目指している生徒にとっては非常に大切な単元です。

題意に基づいて書き出すうちに規則が見つかってくるという問題が増えています。

 「250番目の数を求めなさい。」という問題に対して、全部書き出すのではなく、10個?20個書き出しているうちに規則を見つけようという気持ちで問題
を解くことが大切です。

カリテの問題用紙の周囲を数字が、ぐる?と一周取り囲んでいる事が無いように注意しましょう。

日能研6年授業開始

6年授業が始まりました。


小5までの日能研カリキュラムは、スピードも若干遅く問題レベルも欲張ったものはほとんどありませんでした。

 

ところが、これからの授業では、これまでのものを取り戻すがごとく速くしかも難しくなってきます。


また、カリキュラムテストの、Aクラス用の「基本問題+共通問題」とMクラス以上の「共通問題+発展問題」の問題レベルが大きく離れてきます。

 

上位校を目指すお子さんでまだAクラスの場合は、出来るだけ速くクラスアップの方策をとってください。


日曜特訓も始まりました。数年前から始まった1学期日特ですが、全員に必要な講座なのかどうか。

 

日能研のカリキュラムは、6年生1学期終了時にやっと全単元を終えます。

まだ、全ての単元の基本を押さえていないこの時期に総合問題を解く意義は一部のお子さんを除いて無いと思っています。

 

日能研ある校舎の責任者の先生に相談に行かれたお母様に、「日特の問題は難しいですから、分からなくてもかまいません。

 

今のうちに難問になれることを目的にしていますから。」とおっしゃったそうです。「分からなくてもかまわない」ような問題を大切な時間を使って授業するなよ?!と、突っ込みの一つも入れたくなります。

 

Mクラス用の日特問題はほとんどが、上位校で出された入試問題そのものかその類題です。

 

このレベルを今の時期にやることは、「難問は私には解けない!」と思い込ませてしまうばかりで、学習意欲にも影響を与えそうです。


講座の取捨選択がより大切になってきました。

早稲アカ・四谷大塚小6授業開始

小6内容の授業が始まりました。

 

この2月から7月までの授業内容は上位校の入試については大切な項目ばかりです。

気が抜けない単元ばかりと言えます。


算数では、比を使った図形全般と図形の移動そして場合の数。

理科では、計算が必要な化学単元と力学単元。国語では素材文のレベルがグッと上がります。


1週間の学習スケジューリングと共に中長期のスケジュールもお考えください。

特に弱点対策です。春の連休や祝日の利用や、少しでも負担が少ない週を上手に利用することを事前にプランニングしておいてください。

 

その視点から、早稲田アカデミーのNNアタックを考えてみます。


早稲田アカデミーのNN特訓は小6一学期のNNアタックと二学期のNN志望校特訓に分かれています。


予習シリーズを中心としたカリキュラムですから、それから外れるような問題を出す中学校を志望する場合は、NN特訓は必須です。麻布や開成の国語。

 

麻布の理科と社会。桜蔭や栄光の算数がそれに当たります。

 

特に国語の記述対策が必要な麻布や開成については、1学期から訓練を積み重ねることが必要ですし、この二校を狙っている子供たちは潜在能力も高いはずですから、1学期の通常カリキュラムとNNアタックの両立は可能でしょう。

(この両立が可能な子が合格するとも言えます。)

でも、それ以外を志望する子供たちにとっては、1学期カリキュラムを着実に消化していくことの方がずっと大切です。

 

NNアタックに参加して、平常授業の学習がおろそかになるようなら、NNアタックを中断する勇気が必要になることもあります。


標準的な発展問題を出題する、早稲田中・早実中・慶応三校は特に予習シリーズの二学期内容が大切です。

 

お子さんの学習の状態をしっかりと観察して判断してあげてください。

サピックス小6授業開始

春期講習が終わって、また通常のペースの勉強が始まりました。

 

そして、次回のマンスリーテストが気になり始める頃ですね。


第10回の、第6回から9回までの復習単元が終わってからマンスリーがあるのですが、この週の時間の使い方が大切です。


目指す点数によってやり方は変わりますが、これまで60点ぐらいしか取れていなくて、90点を目指す場合をお話ししましょう。


 算数で準備していただくのは、6回から9回までのデイリーサポート(○△×のついた者)、デイリーチェックテスト、基礎力定着テストです。


 デイリーチェックテストと基礎力定着テストの表面が、マンスリーテストの1番から3番までの問題レベルと言うことになります。

 

約80点分ということになります。

 

サピックスのテストは、この2番という基本問題ですら少しひねってあるために、解き方をしっかりと理解していないと正解にたどり着けません。

 

基礎力トレーニングでの機械的な暗記学習では得点できないのです。

 

このデイリーチェックテストと、基礎力定着テストの表面の中で間違っている問題をピックアップします。

 

その中から問題数を決めて復習するようにしてください。

 

間違った問題を全て解き直しをさせたいお気持ちは分かりますが、時間がかかりすぎます。

 

10問から15問程度に抑えてください。

 

デイリーサポートの6回から9回までの使い方です。

 

授業中につけた△印の中で、BCランクに該当するものだけをピックアップして解き直すわけです。

 

この2つの学習にほぼ3時間かかるはずです。

 

それをマンスリー前の1週間の学習スケジュールに入れておいてください。 

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▼2022年11月18日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「<志望校・併願校の決め方 校風、偏差値と問題傾向から決める! 合格するための受験校の選び方」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年10月28日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「小学4・5・6年生対象 めざせ合格「過去問」の正しい使い方」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年9月30日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「飛躍的に成績を上げる!苦手克服 勉強法」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年9月10日(木)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するオンラインセミナー「【4・5年生】9月から偏差値10UPを狙うオンラインセミナー  毎年2学期に成績を上げるご家庭がやっている10個のこと」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年8月5日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験の「基本のキ!」令和4年度版 最新の中高一貫校の選び方から受験の傾向まで全部分かる!」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年7月21日(木)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するオンラインセミナー「【2022年夏】確実に成績が上がる夏期講習の受け方 3つのポイント」にて、講師を担当させていただきました。。

▼2022年7月8日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「夏休みの学習計画!うまくいく方法  夏期講習を有効活用して力をつける!学習戦略の立て方」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年6月24日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験を迷っている!?保護者必見セミナー 未就学・小学低学年から、親が知っておきたい「中学受験」の実像」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年5月27日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「自分で学習する子の育て方  中学受験、高校受験でも生きてくる「子が自走する学習法」を伝授します」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年5月26日(木)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するオンラインセミナー「6年夏休みに成績を大きく伸ばす6月・7月の過ごし方」にて、講師を担当させていただきました。。

▼2022年4月22日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「家庭学習のやり方を指南  塾に通っているだけで、安心していませんか?」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年4月14日(木)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するオンラインセミナー「夏休みまでに偏差値5UP 6年生GWで成績を上げる10のポイント」にて、講師を担当させていただきました。。

▼2022年3月18日(金)

「「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「頭のいい子が育つ! 学習環境のつくり方」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年2月25日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験セミナーわが子の合格に必要な学習は?」にて、講師を担当させていただきました。

▼2021年12月17日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験・合格する家庭のつくり方セミナー」にて、講師を担当させていただきました。

▼2021年11月19日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験合格つかむ「過去問」使い方セミナー」にて、講師を担当させていただきました。

▼2021年10月22日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験合格つかむ「過去問」使い方セミナー」にて、講師を担当させていただきました。

▼2021年9月24日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「苦手克服し成績を上げるコツ」にて、講師を担当させていただきました。

▼2021年7月16日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「7/16入試にも役立つ夏休み自由研究対策セミナー」にて、講師を担当させていただきました。

▼2021年6月26日(土)

新渡戸文化学園が主催するオンラインセミナー「中学受験へ向かうみなさまへ 中学受験って何? 大切なことは何?」をにて、講師を担当させていただきました。

▼2021年6月25日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「親が知りたい中学受験のキホン」をにて、講師を担当させていただきました。

▼2020年10月14日(水)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験セミナー第2弾!過去問を活⽤する家庭学習のコツ」をにて、講師を担当させていただきました。にて、講師を担当させていただきました。

▼2020年9月29日(火)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験 コロナで変わる!併願校の選び⽅/合格を導くための模試の問題⽤紙・答案⽤紙活⽤法」にて、講師を担当させていただきました。

▼2020年6月12日(金)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するオンラインセミナー「ウィズコロナ時代の中学受験を成功させる夏の過ごし方」にて、講師を担当させていただきました。

▼2020年6月6日(土)

増進堂 受験研究社が主催するオンラインセミナー「学校再開・塾再開にどう向き合うか」にて、講師を担当させていただきました。

▼2020年2月19日(水)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するセミナー「2020年首都圏中学受験 入試分析セミナー」にて、講師を担当させていただきました。

▼2020年2 月6日(木)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するセミナー「2020年関西中学受験 入試分析セミナー」にて、講師を担当させていただきました。

▼2019年10 月11日(金)

淑徳与野幼稚園が主催する講演会「父母講座 我が子への根拠の無い信頼の大切さ」にて、講師を担当させていただきました。

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