2月10日に関西でセミナーを行いました。
「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」で一緒に主任相談員をさせて頂いている、個別指導のSS-1の代表、副代表の先生たちとです。
 
セミナー内でも触れたのですが、家庭教師でも個別でも、ほんとうの意味でのプロと言われる講師は、扱うのが勉強だけではありません。
 
 
本物のプロの講師は、問題の解き方だけを教えるだけでなく、どんな悩みでも、学習に影響を与える可能性がある悩みは解決しようとします。全てを解決できるという話ではありませんが、お子さんの成績を伸ばすために、解き方だけではなくて環境やことばのかけ方の解決策も提示するのがプロの講師です。
 
問題の解き方を解りやすく教えるのは、プロ講師の名乗るのであればできて当たり前。もちろん目の前の子どもの成績を何とかするためにどうすればよいのかが最も大切なことです
 
その解決策として、授業だけではなくご家庭での会話の問題を解決して、お子さんのやる気を引き出す事もできるのがプロの講師です。
 
そのような力があるか、そのような視点でお子さんの学習に関して考えているかは、講師としっかり話をしなければわかりません。
 
親と講師が話をする機会や時間がちゃんと用意されているか、お願いする前の段階で、深く、詳細に話を聞いてくれるかなどがポイントとなります。
 
そして、これもプロ講師と名乗る以上当然ですが、指導がわかりやすく、お子さんの成績が実際に上がること。授業を受けているお子さんが「なるほど!」という反応をしているか。
 
そのようなことを知るには、実際に授業を見るのがもっとも確実です。だから、子ども部屋ではなく、リビングで指導してもらうことを私はお勧めしています。
 
家庭教師選びの際は、このようなことをちょっと思い出してみてください。