■出版記念セミナーを行いました

 

先日、有隣堂武蔵小杉スクエア店さん、主婦と生活社さんの主催で、私の新刊「子どもがぐんぐんやる気になる 魔法の声かけ」の出版セミナーを行わせていただきました。

比較的少人数で、温かい会になったと思います。

 

質疑応答ではどんどん質問が出て、飛び入りで参加くださったゲストの辻義夫先生(「かしこい塾の使い方」主任相談員・個別指導教室SS-1副代表)とともに、より実践的な声かけの技術や家庭教師、個別指導教室の利用のしかたなどについてお話ししました。

 

■何のために受験するのか

 

「受験は親子の受験」と言われますが、まさに親の覚悟や姿勢が問われる受験といえるでしょう。進学塾で与えられる課題の量は、20年前とは比べ物にならないくらい多く、また整理と取捨選択が困難です。

 

何とかお子さんを支えて、うまく乗り切らせようとサポートするお母さん、お父さんの役割も非常に重要で、毎週のテスト、毎月のテストの偏差値、順位に翻弄されて視野が狭くなってしまうと、親子ともども疲れきってしまいます。

 

我が子が大切でしかたないからこそ悩み、もどかしい思いをし、手をかけるけれど、なかなかうまくいかない我が子を見て悲しい気持ちになったり、時には感情が爆発してしまう。

 

そんなこともあります。

 

「なんでこんなにがんばっているのに・・・」

 

そう思うことも多々あると思います。

 

そんなときは、ぜひこのことを思い出していただきたいのです。

 

そもそも、どうして中学受験をさせようと思ったのか。

 

もちろん、お子さんがそうしたいと言い出したということもあるでしょう。子どもは、ひたすら合格したいという一心でがんばればいいのです。一方で、お母さん、お父さんの願いは、単に合格することだけではなく、中学受験を通していろいろな力を身につけ、勉強の楽しさを知り、考えぬいて解決することの嬉しさを経験して、成長し、何よりも将来幸せな人生を歩んでほしいということだと思います。

 

そのためにチャレンジする中学受験で、毎日ケンカが絶えない生活になるのは本末転倒です。成績のこと、志望校のことなどで思い悩むことがあるにせよ、親子で前向きに、楽しく取り組んでいきたいものです。

 

そんな思いで、「どう声をかければ親子の関係が改善し、受験勉強がうまく進んでいくのか」をまとめたのが、この「子どもがぐんぐんやる気になる 魔法の声かけ」です。

 

ご興味のある方は手に取ってみてください。

 

http://www.e-juken.jp/20150325magic.html