2016年に入り、10日間が過ぎました。学校や地域によってはもう入試が行われたところもありますね。6年生たちは最後の追い込み、がんばっていることと思います。
関西では今週末に、大阪府・兵庫県の統一入試日を迎えます。東京もあと3週間ですね。勉強しても勉強しても、入試前日には「もうちょっとやっとけばよかったな」と思うものです。でも入試が終わると、結果はどうあれ不思議なことに「やれるだけのことはやった」と思えるものなんです。
そのためにも、今は一心不乱でがんばりましょう。
この時期になると、もうあまり苦手単元・科目にフォーカスした勉強をせず、バランスよく、得意単元の得点力を増すくらいの比重の勉強のしかたがいいですね。あとは、自信満々で出かけることです。
「受からないかもしれない」と不安いっぱいで会場に出かける子と、「きっと合格する」と思って出かける子では、どう考えても後者のほうが有利です。まったく同じ実力であったとしても、自信がある子は精神的な余裕がある分だけでも有利です。
だから、お父さん、お母さんはお子さんを
「きっとだいじょうぶ」
という言葉とともに送り出してあげてください。もちろん、もしもの場合の結果の受け止め方は考えておく必要がありますが、何があってもあの子はきっと乗り越えてくれるはず、そう信じて。
「だって、あなたはお父さんとお母さんの子どもなんだから。」
これは心の中でもいいですね。
こんな機会だから、あらためて伝えるのもよし。
「数日間、毎日入試ばっかりで大丈夫かしら?」
そんな心配も尽きないと思います。
でも1つ確実に言えることがあるとすれば、入試の前後で確実に、親も子も成長するということです。一回り大きく見える我が子の姿を楽しみに、笑顔で送り出しましょう。
きっとだいじょうぶです。