9月13日(日)有隣堂たまプラーザテラス点様主催の講演会で、講師をさせていただきました。
 
参加者は未就学〜5年生までのお子さんのお父さん、お母さん。みなさんとても熱心にお話を聞き、質疑応答も時間一杯、とても充実した時間になりました。
 
お話をしていて感じたのは、やはりみなさん中学受験(にとどまらず、お子さんの成長と教育、そして将来のこと)を考えたときに、いつから、どんなことをさせればいいか、それも一般論ではなく我が子に当てはめた場合にどうか、ということに関してすごくよく考え、お悩みだということです。
 
生活の中でいろんなことを経験したり、そのことについて不思議に思ったり、調べたりする。こういったことがお子さんの成長には不可欠かつ重要と私は考えています。お子さんの可能性を考えるあまり、ついついあれもこれもと習いごとをさせたり、ドア・ツー・ドアの生活で外遊びがあまりないという生活に、どうしても現代はなりがちですが、意識的に生活の中での体験はたくさんさせてあげたいものですね。もちろんお手伝いなどもたくさんさせてあげてください。その中で学ぶことが、大きくなったときの勉強に必ず生かされるものです。
 
セミナーでも申し上げましたが、中学受験をするには、4年生くらいからの通塾は避けられません。だからこそ3年生までにどんな生活をしてきたかが重要で、その時期に塾の低学年講座を受講させるのがベストとは必ずしもいえないのです。
今回の参加者の皆さんは、共働きのご家庭が多かったように感じましたが、忙しい中お子さんたちに接する時間、一緒に考える機会を工夫してとっておられるのが嬉しく、このようなご家庭のお子さんは伸びるだろうな、と感じるご質問も多かったのが印象的な講演会でした。
 
参加者のみなさま、ありがとうございました!