■子どもたちってすごい?
夏休み、夏期講習が近づいていますね。
私はよくお子さんたちを教えていて「子どもたちってすごいな」と思います。
これはお世辞でもなんでもありません。
学校でいろいろなことを習って、塾でも算数・国語・理科・社会を習う。
学校ではこの4教科だけでなく、音楽や体育なんかにも取り組みます。
私はふだん算数や理科を教えていますが、子どもたちが学ぶこの科目の数だけ見ても「すごいなぁ」と感心してしまいます。
で、「いま社会ではどんなこと習ってんの?」みたいな質問を(純粋な興味で)子どもたちに対してしてみることもあります。
すると彼らは「今は地理だよ。たとえば中京工業地帯はね・・・」とわかりやすく説明してくれたりするのです。
・・・「すごいなぁ」と思います。
それを口に出してお子さんに伝えることもあります。
■今のお子さんの負担は?
考えてみれば、教える私たちの方はふだんから1科目、2科目のことしかやっていないのに、子どもたちは少なくとも4科目のことをつねに勉強している。
これは講師がついつい忘れてしまいがちなことです。
塾の算数の先生は、自分が勤めている塾の国語のカリキュラムの大変さを知りません。
算数の宿題に手を取られるあまり、理科や社会の暗記がどれくらいなおざりになっているかを知りません。
自分の教え子が1週間にどれくらいの宿題をしているのか、自分の科目以外の実態を知りません。
これがふつうです。
だからお母さんは「これはちょっと無理そう」と感じる部分に関して、塾の先生にアラートを出してあげてほしいのです。
「算数以外に、国語、理科、社会でやるべきことがこれだけあります」
そんな情報を先生に出してあげるだけでも、先生からのケアは変わると思います。
大変な夏が近づいています。
それまでに、1週間にやっていること、やらなければならないことを整理して俯瞰するのは、とても大切なことです。
ぜひやってみてください。
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大阪で少人数の座談会を行います。
上記のように「大変な夏」を控えている受験生のお母さん、お父さんが対象です。
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相談員:西村則康・小川大介・辻義夫
持ち物:お子さんの過去3ヶ月分の大テスト(公開テスト・実力テストなど)の成績結果・問題・ご本人の答案、計算用紙など一式
お子さんがふだん使っている塾のノートなど
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