春期講習前の数日の空き時間を見つけてやってほしい内容としては、

1 理科の水溶液の計算問題(気体の発生・中和)
2 演習問題集(αコースはα編、ABコースは基本編、CSコースは応用編)を使って、「面積と比」、「濃さに関する問題」

上記の2つをやっておかれることをお勧めします。

もし、αABコースのお子さんの中で、「濃さに関する問題」がどうしても苦手という場合は、予習シリーズ5年上の16回に戻って学習させてください。

4月12日に第1回合不合判定予備テストがあります。

これまでの全単元が出題範囲ですし、志望校の合格可能性が数字で表されることを考えると、緊張するテストと言えます。

記述問題が極端に多い学校の判定には信憑性がありませんが、ほとんどの学校に対して信頼度の高いテストです。

二学期の合不合判定テストの1回から4回は、サピックスを初め他塾の生徒も大挙して受けに来ますから、ますます信頼度が高くなっています。

この春期講習から第1回合不合判定予備テストまでを、入試直前期から入試までの模擬練習として利用して頂きたいのです。

四谷大塚の春期講習はほとんどが復習です。

難問奇問は省かれていますから、基礎学力がついているかどうかを調べるには手頃な問題です。

算数は、授業を聞きながらよく分かっているかどうかの自己判断をしていくことで、学習効率がグッと高まります。

授業中に理解度を自分で判断して○△×を小問ごとにつけていくのです。
○印は、よく分かった。
△印は、だいたい分かったけれど自信がない。
×印はよく分からなかった問題。

こうすることで、復習すべき問題が分かってきます。

×印の問題は授業で説明を受けても分からなかったわけですから、自宅に持ち帰って考えても解ける可能性は低いはずです。

これは、上手に説明出来る第三者が
いない限りは、復習すべきでない問題です。

テストの点数を上げるためには、△印の問題に一番力を注いでください。

そして残った時間を理科や社会の暗記に回
してください。