受験生の皆さん、願書の締め切りが近づいてきましたね。
どこに願書を出すかは、もう決まりましたか?
この時期、受験校の最終決定についてのご相談を多数頂戴します。
今回はその話題をご紹介しましょう。
・日能研にお通いの男のお子様です。
最近、志望校を洛星にに変更されたばかりです。
ぎりぎりまで東大寺にこだわっていらっしゃいましたが、過去問で結果が出ませんでした。
塾の先生から受験校の変更を求められたわけではなく、自発的に決断されました。
洛星への変更は、秋口に解いた洛星の過去問の結果が良かったので名門指導会の担当者がお勧めしたことがきっかけでした。
その後、学校見学もされて、ご本人がとても気に入られて受験校の変更が決まりました。
志望校を洛星に変えてから、公開テストでも得点が大幅に上がったことは想定外だったようです。
余程、東大寺受験へのプレッシャーが大きかったのでしょうね。
塾では、大阪の教室にお通いで洛星対策が期待できないため、12月以降は名門指導会で洛星対策を重点的に行います。
今後塾に期待することは、基礎学力の維持が中心となります。
・浜学園にお通いの女のお子様です。
白陵志望ですが女子のハードルはかなり高く、かなり成績は安定してきたものの現状ではギリギリ危ないライン。
そのため、前受けとなる岡山白陵の受験を専願でしていただくようにお願いしていました。
11月いっぱいは志望校を変更することに難色を示していたご本人が12月になり態度を軟化し、
周囲の声に納得する形で専願受験に切り替えました。
受験校を急遽変更したため、現在、名門指導会で岡山白陵へ向けて猛特訓中です。
志望校の変更は、塾でも歓迎されたとのことです。
初心を貫くことは大切ですが、次の6年を過ごす環境を高いレベルで確実に手に入れることも大切。
先生方は将来性まで見込んでアドバイスをされていることが多いですよ。
・馬渕教室にお通いの男のお子様です。
元々は灘中志望でしたが、Nコースにはいる資格が取れず夏休み前に統一受験日は六甲を受験することに決めていました。
現在の第一志望校は西大和学園です。
馬渕教室は西大和に多数の合格者を出しているものの、阪神間の教室では継続して西大和の対策授業を受けることができません。
そこで、名門指導会で西大和対策をお引き受けすることになりました。
対策は順調ですが、併願校の選択については再検討されるようにご提案を差し上げました。
最初は、全て同じような高い偏差値の学校を並べて予定されていたのです。きっと、大きな魅力のある学校ばかりを選ばれたのでしょうね。
しかし、併願校にはいろいろな役割があるはずです。
受験に慣れるためや、合格をとって自信をつけるための前受け校。
万一第一志望校がダメだった時の次善の策、最悪の場合でも6年後に期待をつなぐための受け皿、日程上受験可能なチャレンジ校等々。
今、それぞれの学校に期待することを整理し直して併願校を再検討中です。
皆さん、様々な思いで受験校を決めていらっしゃいますね。
受験日の順番や学校への期待度など、細かく見ていけばそれぞれのお子様にあった受験パターンは異なります。
たとえば受験校のラインナップが決まっても、複数の受験日を持つ学校が多い現状では、
どの日の受験を選択するのかまで検討する価値があると思うのです。
納得のいく受験パターンが組めていますか?
願書の締め切りにはまだ少し日があります。納得がいくまで検討してみてくださいね。
お悩みの時には、名門指導会にご相談ください。お待ちしています。
(都関)