月: 2022年5月

中学受験 ~合同説明会イベントに参加しよう~

梅雨入りが近づいてきましたね。
中学受験生の皆さんは、「五月病」に負けず元気に過ごしていますか?

さて、5月15()に、都内私立中学校174校が参加する日本最大規模の中学説明会イベント『Discover私立一貫教育2022東京私立中学合同相談会』が開催されました。

当日の参加校は駒東、慶應中等部、早稲田、桜蔭、女子学院などで、コロナ禍を考慮し人数制限あり・1時間半ごとの完全入れ替え制でしたが、たくさんの受験生や保護者の方々が参加されたようです。

当日参加した生徒さんの中には、まだまだ志望校など考えたこともなかったという人もいたようですが、先生方のお話を聞いたり持ち帰ったパンフを見比べたりする中で、少しずつ中学受験の実感が湧いてきたのではないでしょうか。
親御さんに言われて何も分からず中学受験をすることに決めた、塾通いを始めたという生徒さんは意外と多いものですが、そういう皆さんにとって志望校選びはなかなか現実味を帯びず、難しいものですよね。
そういう場合はぜひ、このような合同説明会イベントに気軽に足を運んでみてください。

はじめは「校舎がきれいなところ」「制服が可愛いところ」「学食があるところ」などでも良いですから、たくさんの学校のブースやパンフレットを覗いて、少しずつ自分が行きたい学校のイメージを掴んでいきましょう。

また、このような合同イベントでは、各学校の個性も垣間見ることができます。
今回のイベントでも、それぞれの学校がブースを設置し、現職の先生による学校説明や資料配布が行われていましたが、その形態は様々でした。

資料や過去問をずらりと並べる学校、時間ごとにミニプレゼンを開催する学校、一人ひとりと話す時間を大切にする学校etc…

各学校のアピール方法や雰囲気からも、その学校のカラーが見えますので、ぜひ自分のフィーリングに合う学校、素敵だなと思える学校を探してみてくださいね。

ちなみに来月の合同イベントには以下のようなものがあります。


6月開催予定 中学受験合同説明会イベント
4
() 文京区にゆかりのある私立中学高等学校/進学相談会
7
() 東京・神奈川 私立女子中学に触れる会
12
() 東京私立男子中学校フェスタ
12
() 2022千葉私立中学進学フェア
19
() 神奈川私立男子中学校フェア2022
25
() 受験なんでも相談会
26
() 日能研/私学フェア

開催日は予定です。詳細は各ホームページなどでご確認ください

7
月、8月の夏休み近辺にもたくさんのイベントがありますが、その頃のイベントはどれも大変混み合い参加資格が抽選になるものも多いので、今のうちから足を運んでみるのがおすすめですよ。

中学受験を「自分事」として捉えられるようになることは、時には辛く苦しい中学受験生活を最後まで走り抜ける大きなモチベーションになります。

中学受験生の皆さんが「絶対ここに行きたい!」と思える学校や先生と出逢えること、中学受験が「親に言われたから」ではなく自分にとっての大切なチャレンジに変わり、努力の末に合格を勝ち取れる日が来ることを心から祈っています。

中学受験 ~夏休み前に各科目の総ざらいをしよう~

前回のコラムで、

「夏休みが受験の天王山」と言われるけれど、特に6年生は過度に夏休みに期待しないことが大切だということをお伝えしました。

夏休み中は毎日の夏期講習やそこで出される課題や宿題、模試もたくさんあります。

国語の漢字や語句、理科や社会の知識や算数の基礎など、本来コツコツと身につけなければならないものをその限られた時間だけで何とかしようというのは少々無謀だとは思いませんか?

実際、何でもかんでも「夏休みに頑張るから」と先送りにしていた生徒さんが、夏休み後に「結局終わらなかった……」と青ざめている姿は残念ながら毎年見かけます。

秋からは過去問演習や志望校対策が本格的になり、基礎の総ざらいなどをやっている時間はなくなりますから、そんな自体になってしまうことは避けたいですよね。

ゴールデンウィークを終えたら、夏休みまでに各科目(基礎)の総ざらいを一巡出来るようにスケジュールを練りましょう。

一人では無茶な計画を立ててしまいがちなので、その際は塾や家庭教師の先生にも相談してみることをおすすめします。

特に、国語の漢字や語句に関しては早めに対策しておきましょう。

中学受験に必要な国語の漢字や語句はかなりのボリュームで、分厚い参考書1冊分にもなります。

またこれらを正確に暗記し、自在にアウトプット出来るようになるまでにはある程度の時間や演習回数が欠かせません。

5月中旬~夏休み前までの2ヶ月間を使ってしっかり定着させておきましょう。

ここで、よく寄せられる漢字のお悩みについて少しお話しておきます。

まず、「漢字が覚えられない」というお悩み。

国語が嫌いな生徒さんに多いのですが、この場合以下のような覚え方をしていないか確かめてみましょう。

  • 知らない漢字や熟語の意味を確認せずひたすら書き写す
  • 答えが隠れる赤シートや単語帳を用いた暗記法(自分の手で書かない)
  • 問題集にあれこれ手を出す(同じものは1度解いたら終わり)
  • テスト直前に覚える&間違えてもそのまま

これらはどれもその場しのぎのやり方で漢字を定着させる工程が踏まれていないため、漢字が上手く覚えられず、覚えてもすぐに忘れてしまいます。

漢字を覚える際に有効なのは、意味を理解して覚えること、反復すること、間違えたものは直しを必ずすること、なるべく毎日やること。
意味もわからず書きまくるだけでは記憶に残りません。

英文を覚える時に、単語の意味や文法、和訳を理解している方が覚えやすいのと同じで、漢字・熟語も部首や成り立ち、意味を理解している方が覚えやすいのです。

また、答えが隠れる赤シートや単語帳を用いた「目」だけの学習では、読みの暗記は出来ても、なかなか書けるようにはなりません。

漢字の読み書きをしっかり覚えるためには次々と問題集を変えたり、1度解いただけで終わりにしたりせず、これと決めた1冊にとことん向き合いましょう。

面倒で回り道のようでも、漢字や熟語の意味をきちんと理解し、実際に手を動かす演習を繰り返してみてください。

そして、それでもテストで間違ってしまったときは必ず間違い直しをすること。

きちんとノートに記録し、再度それを間違えた場合には印をつけていくと、自分が間違えやすい漢字が目に見えて判り意識できるようになります。(同音異義語が苦手、などのクセも見えてきますよ)

朝食前の5分間でも良いので、出来るだけ毎日取り組めると良いですね。

6年生で漢字が苦手な場合は『漢字マスター1095題 6年』(日能研)、基礎が身についている場合は『中学入試 でる順過去問 漢字 合格への2606問』(旺文社)などがおすすめです。

参考書としては、小学校で習うすべての漢字が学年別に収録されている『SAPIXの漢字学習字典 SAPI漢』(サピックス)も良いと思います。

イラスト付きで、漢字学習が楽しくなる知識も紹介されているので4年生でも使えますし、サピックスの校舎だけでなく書店などでも購入できますよ。

『小学漢字 1006字の正しい書き方』(旺文社)はポケットサイズで持ち歩きやすく、書き順が一画ずつ示されている上、熟語も豊富です。

すべての漢字に成り立ちに関するコラムもあり、こちらも大変重宝すると思います。

漢字学習は読み書きだけでなく、熟語・対義語・類義語などの知識や語彙力のアップ、ひいては国語力そのものの底上げに繋がるので、夏休みまでに特に終えておいてほしい基礎ざらいのひとつです。

受験生の皆さんがここからの2ヶ月を上手に使い、準備万端で夏休みを迎えられること、そして、各科目の総ざらいを通じて、コツコツ取り組んだ暁には大きな結果がついてくることの楽しみ、喜びを体感してくれることを大いに期待しています。

夏休みまでの計画を立てよう

ゴールデンウィークも終盤を迎えています。

 

 お子さん達は、充実した連休を過ごすことができたでしょうか。

ゴールデンウィークが終わると、夏休み前まで祝日のない日々が続きます。

 

大切な夏休みまで、モチベーションを下げることがないよう、工夫をして過ごしたいですね。

 

この5月から6月、7月の夏休み前にかけて、各学年非常に重要な時期になります。

例えばサピックスの5年生の算数では、5月から6月にかけて

 

・立体図形

・点の移動

・規則性、

 

そして算数において最重要単元の一つである「割合」の学習が続いていきます。 

日能研でも5月は集中的に図形を学習し、 6月に入ると夏休み前までにかけて「割合」に関する学習を何週にも渡って続けます。

 

まさに中学受験の勉強において算数の学習の大きな「山場」になる時期と言えるでしょう。

四谷大塚では4年生の時に「割合」の基礎を学習し、5年生でも2月、3月、4月と「割合」の学習を少しずつ進めてきました。

これから夏休み前にかけては「場合の数」などとともに算数の中でも最重要単元の一つである「速さ」に関する学習を進めていきます。

もちろん5年生に限らず、他の学年もそうですが、ここからの2ヶ月間は非常に重要な時期になります。

 

気温が高くなり、 梅雨に向けて湿度も高くなります。

 

そんな中、体調もモチベーションも万全な状態で学習に向かえるよう、日常の習慣としては、 やはり塾の復習をしっかり続けていただきたいと思います。

 

セミナーなど色々な場でお伝えしていることですが、塾から帰ってきたら「今日は塾でどんなことを習った?」と親御さんが声かけをしてあげてください。

 

居残りなどで宿題をできるだけ済ませる、という塾もありますが、宿題に取りかかれなくても授業の内容をざっと思い出して整理しておくだけでも、大変効果的です。

 

整理をしないまま寝てしまうと、次の日には前日に得た知識が随分曖昧になってしまうものですが、授業後に整理しておくだけで、宿題の進み方もかなり違います。

 

また基本的なことですが、朝学習などのルーティンもしっかり続けたいですね。

 

特に6年生は「夏休みが受験の天王山」と言われますが、逆にあまり過度に夏休みに期待しないことが大切です。

 

つまり、理科や社会の暗記、国語の漢字や語句など、コツコツと知識をつけなければならないものを、全て夏休みに回してしまうと大変危険です。

 

6年生は夏休みに夏期講習会で総復習をしながら、早い塾では過去問の演習も始まります( SAPIX では「銀本」と呼ばれる入試過去問集を配布され、そこから宿題が出ます)。

 

もちろん理科や社会、国語の知識など夏休みにも総復習に入りますが、 できれば夏休みまでに一巡しておくことが望ましいでしょう。

 

完璧でなくてもよいので、ある程度の知識を夏休み前に完成させておくことで、夏休みの学習の成果が大きく変わってきます。

 

ここから2か月、今習慣となっていないならすぐにでも、朝学習や就寝前の短時間の学習時間をルーティンとして設け、知識問題や漢字、 計算などに充ててみてください。

ゴールデンウィークの終わり、ぜひここから2ヶ月の過ごし方について改めて計画を立ててみてください。 

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