■関わらせていただいている書籍がどんどんできつつあります。
このところ著書だけでなく、監修や推薦といった形でいろいろな方の著作に関わらせていただく機会が増えました。
1つは「推薦」という形で名前を連ねさせていただいている書籍。
「頭がよくなる 謎解き算数ドリル」
「頭がよくなる 謎解き国語ドリル」
という書籍です。
昨年の年末に出版された
「頭がよくなる 謎解き理科ドリル」
「頭がよくなる 謎解き社会ドリル」
の算数、国語版です。
実は中学受験ポータルサイト「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」で主任相談員を一緒に務めさせていただいている先生方の書籍なのですが、昨年の理社のときに「いい本を作ったなぁ」と関心し、推薦に名を連ねさせていただいたのです。
その算数版・国語版ということで、完成を楽しみにしていました。
何がいいかというと、ちゃんとした内容(中学受験+αに対応)なのに徹底して「ハードルが低い」のです。
ハードルが低いとはどういうことかというと、ひとことで言ってしまえば「子どもがノッてくる」ということです。
■子どもがノッてくる授業・書籍とは
この5月から6月にかけて、上記の「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」主催の、算数、国語、理科の授業イベントが行われました。
残念ながら私は参加できなかったのですが、動画でその様子を拝見したのです。
5月20日(土)は算数、担当は前田昌宏先生。そして5月27日(土)の国語は担当が小川大介先生。理科の授業は6月3日(土)で辻義夫先生が担当。
いずれも同サイトの主任相談員を務めておられ、長く中学受験の世界で活躍してこたれた、その道のエキスパート。
ウェブサイトではお馴染みとはいえ、初めて教えてもらう先生の授業。
教室に入ってきた瞬間、お子さんたちは若干緊張気味であることが動画からも伝わってきます。
しかし授業が始まった瞬間から(正確には始まる前から先生方のトークによってお子さんたちの「緊張」は「期待」に変わっていたのですが)お子さんたちは授業を楽しみ、手をあげて活発に発言し、隣のお母さんと顔を見合わせて笑顔を見せる、という驚きの展開だったのです。
実は私はこの3人の先生方をよく知っているので、そう驚かなかったのですが。
では、何がそんなに楽しいのか。
それは、この3人の先生方、というよりは「良い講師」と呼ばれる人たちに共通なのですが、驚きのもとになる「ネタ」の宝庫なのです。
漢字の部首は覚えるだけでなく、その成り立ちを知っておくといいこと、計算は筆算だけでなく図形でも考えられること、植物や動物の名前はその由来から知っておくと忘れないこと、などなど。
「これを聞いてよかった」と子どもが感じられるものがたくさん授業の中にあれば、子どもたちは必死で授業を聞きます。
いや、お子さんたちだけでなく、いっしょに受けたお父さん、お母さんも同じくらい楽しんでいるように感じました。
算数のイベントに関しては、すでに「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」サイト上でレポート記事が掲載されているようです。
「試すと成績が上がる 最強の算数勉強法」講座レポート
■授業以外でも「驚き」は伝えられる
どうして3人の先生の授業の話をしたかというと、この3人の先生方こそ上記の「謎解きドリル」の著者なのです。
そして授業の中にあったような「驚きのもと」が、この書籍にはたくさん詰まっている、そう感じたから推薦者として名を連ねさせていただいたわけです。
「ドリル」という書名から、「作業の繰り返し」のようなものをイメージされる方がいるかもしれませんが、全く違います。
まるでクイズのような雰囲気で、しかも表紙がいい意味で「コミック」のようなデザイン。
ダイニングテーブルにポンと置いておけば、お子さんが「食いつく」可能性は高いようです(理社ドリルの感想で多かったのが、「自分から食いついてきた」というもの)。
ちょうど今日発売でキャンペーンもやっているようです。
興味がある方は覗いてみては。
監修させていただいた書籍も近々発売になるものがあります。
わかりやすい読み物、実戦的な問題集、いろいろありますが、また別の機会に触れたいと思います。
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