■フジテレビ「フルタチさん」に出演しました
一昨日放送のフジテレビ「フルタチさん」の「古舘伊知郎がニッポンの今を考える!2017年もひっかかるSP!!」のコーナーに参加させていただきました。
放映されたのは、先日古舘伊知郎さんとともに、IQ130以上の子どもたちが通うという聖徳学園小学校にお邪魔した取材VTRです。
校舎の階段に1から無量大数までの数の単位が順に書かれていたり、元素の記号と名前が書かれていたり、様々なところに工夫がされている学校でした。
授業も独特で、公式が成り立つそもそもの理由を考えたり、立体の見え方やパズルなどを取り入れるなど、とてもユニークだと感じました。
■家庭でできるちょっとした工夫はたくさんある
私立の小学校は公立の学校にはない独自の工夫をしているところが多いですが、ご家庭でも意識して取り入れれば効果がありそうな工夫はたくさんあります。私は家庭教師という職業柄、お子さんがいるご家庭に毎日のように伺うわけですが、「これはいいなぁ」と思う工夫にたくさん出会います。
壁に日本地図を貼るのは定番ですが、立体のものを貼っておられるご家庭があるのです(しかもカレンダーとしても使える)。山地、山脈が正確に再現されていて、山地によって隔てられた太平洋側と日本海側の気候や環境の違いや平野部の広さ、地形そのもののダイナミックさ(あるいは平坦さ)などがリアルに感じられます。
また、資料やすべき事の整理法もご家庭それぞれ。ファイリングのしかたをお子さんに教え、分類したりファイリングしたり自分でさせているご家庭もあれば、1日の「今日やるべきこと」リストはお母さんがつくり、それにそってお子さんが済ませたものを「消し込み」していくという工夫をしているご家庭もあります。この「消し込み」がずいぶんお子さんに達成感を感じさせていたようです。
大切なのは、その子に合った方法、楽しくできる方法を見つけて続けること。
これができれば、中学受験にとどまらず「学び方」全般を身につけることができ、達成感や充実感から自己肯定感、自信を育むことができます。
2017年、「家庭学習にもひと工夫」をテーマにしてみてはいかがでしょう。