小5の授業が始まりました。


進入会のお子さんにとって、何をいつまでに勉強すればいいのか、なかなか難しいですね。

 

算数だけをとっても、

テキストは「デイリーサポート+復習と演習」、

「デイリーサピックス」、

「基礎力トレーニング」があります。

 

そしてテストは、「デイリーチェック」、

「基礎力定着テスト」、

「マンスリーテスト」、

「入室選抜テスト」があり、その重要度も違います。

 


大混乱のうちに授業が始まったのではないでしょうか。

2月中はお母さんの方で、学習項目の交通整理が必要かもしれません。


各教科毎に、家庭学習としてやるべき事を書き出してみましょう。

これは宿題だけではありません。宿題以外の復習が必要なこともあります。


たとえば、理科の場合。

授業後に出される宿題はデイリーサピックスの問題を解くことです。

クラス毎に指示される問題番号が違うという親切さもあります。

 

ところが、理科の場合(特に知識単元の場合)は、問題を解いたからといって得点力がつくわけではありません。

 

知識単元の問題を解く目的は、”必要なことをちゃんと覚えたかどうかの確認”です。

ですから、まず「デリーサピックスの説明を隅から隅まで読んで」、「必要な事を覚えて」から宿題の問題を解く必要があるわけです。


このように、復習すべき項目、覚えるべき項目、宿題の項目を教科毎に全部書き出してください。どうでしょう、膨大な量になっていませんか。

入会したばかりのお子さんが、この量と種類を計画的にやりきることが難しい事をおわかりいただけると思います。


「何曜日」に、「どの教科」の、「何」を、「どれだけの時間」をかけて、「どの時間」にやるのかのスケジューリングが必要です。


今週は、スケジューリングのための情報収集に努めてください。


お子さんがサピックスから帰ってこられたら、
  「今日は何をやったの?」
  「宿題は何?」
  「宿題以外にやっておく方が良い事って無いの?」


と質問してください。

それを全部メモをして一週間分を集めてください。

そして、それをこなすのに今週お子さんが費やした時間も書き加えてください。