先日、あるお子さんの授業にうかがって”あれっ”と思いました。
先週まで多かった読み間違いや意味の取り違えがほとんどありません。
そして、問題文をしっかりと目が追っています。

近頃、”問題文をちゃんと読まない”子供が多いことは、このブログでも何度も取り上げています。そのような子供に共通な行動は、「問題文を一瞥しただけで解き始めてしまう」、
または「数字や漢字を眺めただけで考え始めてしまう」というものです。
そのような悪い癖が劇的に改善されているのです。
何があったんだろうと考えて、ハタッと気がつきました。春休み中の国語の授業です。

春休みを利用して、国語の家庭教師を2回だけお願いされました。
その授業終了後お母様から電話を頂きました。
「2回だけでしたけれど、すごく良かったです。どんなふうに読んでいけば良いかが本人にもよ~くわかったようです。」
嬉しいお電話でした。
普段私は算数と理科を教えに行っています。
その授業の中で、「なぞるように読む。」「なぞっている手の動きと視線の動きを合わせる」「何がわかっていて何が聞かれているのかを理解した上で解き始める」。
このような練習を繰り返していました。
少しずつ良くなっていたのですが、国語の授業の後の変化は劇的でした。

国語の文章の読み方は、「鑑賞するために読む」のではなく、
「正解が出るように」読むことです。
問われている事を咀嚼し、その答えが書いてありそうなところを読み直し、
これだという言葉を探し・・・。という読み方が正しいのです。

読んだ後の答えの導き出し方は算数とは違いますが、読むところまでは全く同じです。

このお子さんは、その国語の授業の後、教えてもらった方法で国語の問題を解く練習を
重ねたそうです。その練習の後が私の算数の授業だったわけです。

算数のミスが多いお子さんの場合は、国語の読み方をチェックすることが有効だということを
再確認しました。

先日、「アエラwithキッズ」の取材を受けました。
6月中旬発売だそうです。興味のある方は手にとってご覧ください。