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コラム

クラスアップの壁 もう1つの視点

2011年5月19日 15:46

日能研・サピックスでも、早稲アカ・四谷でもクラスを上げていくのは大変です。


それは、学力を上げその結果として点数を上げないといけないという当たり前のことに理由があります。


学力を上げても点数が上がるとは限らないことが大切な視点なのです。


塾の学習で身につく学力とは、塾で習ったレベルの問題を解けるようになること、習ったレベルの解答精度が上がることです。
この、塾で習うレベルはクラス事に大きく違います。お子さんの宿題を一度ご覧ください。○ページの□番、△番・・・などと書かれていますね。サピックスのαクラス以外のお子さんの宿題には、デイリーサポートのE問題の宿題はほとんどありません。日能研のMクラスのお子さん以外の宿題には、本科テキストの練習問題の最後2問の宿題はほとんど出されていません。

一方、テストはどうでしょうか。
サピックスのクラスを決めるマンスリーテストは、1種類です。日能研のセンター模試も1種類です。また、クラス分けに影響があるカリテの共通問題も、1種類です。四谷大塚や早稲アカの週例テストは細かく分かれていますが、クラスを決める月例テストは1本です。
上のクラスのお子さんも、下のクラスのお子さんも同じ問題で競争することになります。そしてその問題の後半には、サピックスならばD・Eランクの問題が入り、日能研ならば、練習問題の後半の難問はもちろんのこと、テキストには入っていないような込み入った問題も出題されています。
 上位クラスのお子さんは、授業で習った問題と大差ない問題を解く事になりますし、下位クラスのお子さんは、授業で習ったことも無い難しい問題にいきなり挑戦することになります。同じ問題で競うことは、一見フェアーに見えますが、普段の学習レベルを考慮するとアンフェアーです。

クラスアップを図るには、基本的な(正答率50%以上)問題での失点を最小にすると共に、後半の難しい問題でも少しは点数を取る必要があります。日能研でAクラスからMクラスへ上がろうとする場合や、サピックスでアルファベットクラスからαクラスに上がろうとする場合は特にそうです。

勉強をしているお子さんが、「テストは塾で習った事が出る」と思っていたら、それは間違いです。「テストは、塾で習った事を利用して解く」ものだと思って欲しいのです。
「この勉強をやっつけたら遊べる!」「明日までの宿題だから何とかこなさないと!」と思って学習している場合は、せいぜい今目の前で解いている問題とそっくりな問題しか正解が出せません。
でも、そのようなことをお子さんに話をしても、わかってもらえることではありませんね。

次回は、各教科事にクラスアップに必要なプラスアルファの学習内容を、具体的にお知らせしたいと思います。

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西村則康プロフィール

日本初の「塾ソムリエ」として、活躍中。
30年以上中学・高校受験指導一筋に行う。
コーチングの手法を取り入れ、親を巻き込んで子供が心底やる気になる付加価値の高い指導が評判である。

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セミナー・講演会

▼2018年10 月25日(木)

東京都市大学付属小学校主催の文化講演会にて「中学受験―結果につながる 家庭学習&塾の活用法 〜日常生活の延長線上での受験〜」、というテーマで登壇させていただきました。

▼2018年6 月15日(金)

マイナビ家庭教師・「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」・名門指導会が共催するセミナー「夏を上手に乗り越えて、塾の成績を上げるための無料セミナー」にて、講師を担当させていただきました。

▼2018年5月19日(土)

総合芸能学院テアトルアカデミー・「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が共催するセミナー「習いごと・レッスンと中学受験成功を両立させるためにできること」にて、講師を担当させていただきました。

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