小6内容の授業が始まりました。

 

この2月から7月までの授業内容は上位校の入試については大切な項目ばかりです。

気が抜けない単元ばかりと言えます。


算数では、比を使った図形全般と図形の移動そして場合の数。

理科では、計算が必要な化学単元と力学単元。国語では素材文のレベルがグッと上がります。


1週間の学習スケジューリングと共に中長期のスケジュールもお考えください。

特に弱点対策です。春の連休や祝日の利用や、少しでも負担が少ない週を上手に利用することを事前にプランニングしておいてください。

 

その視点から、早稲田アカデミーのNNアタックを考えてみます。


早稲田アカデミーのNN特訓は小6一学期のNNアタックと二学期のNN志望校特訓に分かれています。


予習シリーズを中心としたカリキュラムですから、それから外れるような問題を出す中学校を志望する場合は、NN特訓は必須です。麻布や開成の国語。

 

麻布の理科と社会。桜蔭や栄光の算数がそれに当たります。

 

特に国語の記述対策が必要な麻布や開成については、1学期から訓練を積み重ねることが必要ですし、この二校を狙っている子供たちは潜在能力も高いはずですから、1学期の通常カリキュラムとNNアタックの両立は可能でしょう。

(この両立が可能な子が合格するとも言えます。)

でも、それ以外を志望する子供たちにとっては、1学期カリキュラムを着実に消化していくことの方がずっと大切です。

 

NNアタックに参加して、平常授業の学習がおろそかになるようなら、NNアタックを中断する勇気が必要になることもあります。


標準的な発展問題を出題する、早稲田中・早実中・慶応三校は特に予習シリーズの二学期内容が大切です。

 

お子さんの学習の状態をしっかりと観察して判断してあげてください。