先週末から始まった、阪神間の入試。
すでに合格を手にしたお子さんもいることと思います。
また、これからさらに試験があるというお子さんは、もうひとがんばりです。
暖冬とはいえ1年で一番寒い季節、体調に気をつけてしっかり乗り切りたいですね。
さて、土曜、日曜には大阪、兵庫の主要な難関校の入試が行われましたが、中でも最も注目を集める学校の1つが灘中学校です。
灘中の入試は、結果が非常に詳しくホームページ上で発表されるのも特徴です。
今年も問題とともに結果を見てみました。
算数は、1日目も2日目も2019年にくらべて受験者平均点が高く、問題が易しかったことがわかります。
(1日目は2019年が38.5点、2020年が55.4点 2日目は2019年が44.5点、2020年が55.4点)
理科は計算分野の問題が難しかったので、これに苦しんだ受験生も多かったでしょう。
結果を見ても受験者平均(57.3点)、合格者平均(66.7点)とも、ここ5年の中で最も低い点数になっています。
志願者、受験者が多く、倍率も高かっった今年の灘中入試。
やはり日本有数の難関校だけあって、かなり厳しい入試だったと思います。
名門指導会では例年通り、関西の中学校の入試問題の分析を進めていて、私も灘をはじめ東大寺学園や大阪星光学院など、主要な学校の問題を解き始めています。
2月には結果を発表できるでしょう。
来年以降の受験生、親御さんにとっては、傾向や難度はとても気になるところだと思います。
楽しみに待っていてください。